2006/08/29 - 2006/08/29
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4nobuさん
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昨日訪問したムルテンと共にスイス史上で有名なグランソンに行く。その後スイス宗教史上で有名なロマンモティエに回る。
幸い滞在するヌシャテルのホテルのフロントがインテリでいろいろな質問に適切に答えてくれ、不明なところはネットで調べてプリントしてくれる。
この町には城の他に聖ヨハネ教会も見るべきところだったのだがその時には知らずに城だけの見物で他所に回ってしまって残念。
グランソン城の概要:
ブルゴーニュとスイス同盟軍とのムルテンでの決定的な戦いの80日前にグランソンの戦いといわれる前哨戦があった(正確にはグランソン北東のコンシーズだが)。当時ここはブルゴーニュ公が所有しベルンとスイス同盟軍と対峙したが命令の齟齬が原因で敗退した。この戦いがムルテンの戦いのきっかけだ。
この城が形になったのは11世紀でその後幾度か改修された。特に15世紀のこのブルゴーニュ戦争の頃には所有者の変遷と破壊・改修の繰り返しが続いた。その後8月の平和条約によってここはベルンとフリブールの共同支配となり破壊された城も完全に修復される。ある本によるとスイス最大の城としているのがあったが、それはちょっと大げさ。
ここを訪れるには小さな駅で1時間に1本の普通列車しか停まらないグランソン駅から歩く方法もあるが坂道を1kmほど歩かねばならない。
急行の停まる隣駅のイベルドンから1時間に1〜3本あるバスの利用をホテルで勧められる。これだと城の前で停車する。
- 同行者
- 一人旅
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城内のブルガンディー戦資料室でこの城を巡る戦いのスラドを興味深く見る。そのスクリーンから撮った16世紀の(戦後の)グランソンの城と町。
右端がヌシャテル湖畔のグランソン城。
左端の湖畔に近い黒い建物がおそらくはサン・ジャン・バティスト教会。その上の褐色の大きな建物がおそらくはベルンとフリブールから派遣された代官の屋敷。 -
グランソン城の俯瞰。元湖畔は右方に後退し現在は線路がある。城の左を通るのがヌシャテルに向かう道路。城の手前の駐車場の右奥にレストラン兼の管理事務所。これもスライドを撮ったもの
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城とそこから(教会の)バットレスのように張り出したやぐらを湖畔から見た映像。
城との橋の下を鉄道が通る。 -
バス停留所の前の駐車場から見たグランソン城。そそり立った城壁が護りの堅固さを物語る。
行く時に同じバスに乗ってた老人に帰りのバス待ちで再会。お土産にといってチョコレートを呉れ、近くのカフェに行こうと誘われるが丁重に断る。だってこれからまだ二つの町に行くんだから -
レストラン兼管理事務所で切符を買い、城壁を見上げる。
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入口のよこに城壁の上段と下段の間の露地に入る門があり、その門の飾りが優雅なので城の塔を背景に撮る
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城壁に沿って坂を上がって行くと城の小さな入口がある。
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城に入ってすぐのところの礼拝堂。16世紀の絵”バラを持つ聖女”がある。今は宗教的な行事、結婚式などに使われている。
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騎士の間。1610年のサインのあるルネッサンス様式の聖職者用椅子が飾ってある。本来教会の内陣にあるべきもの
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同じく騎士の間の一角
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城主の個室?
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武器の展示室。鉄製の弓
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展示室にはスイスの城の模型がならんでいる。そこに2003年に行った水城ハルヴィルがあったのを見つけて撮る。
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資料室にあるグランソンの戦いの様子を描いた絵
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地下牢。床の穴はひそかに囚人を殺すための投げ込み穴
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拷問室といろんな道具。車輪様のは18世紀の拷問道具だが非常に稀なものだそうな
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城壁の回廊から中庭を見る
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中庭を見下ろす
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中庭の井戸
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狭間からグランソンの町を見る
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塔からヌシャテル湖を見ると。下に線路とそれを跨いで張り出した櫓が。
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バスでイベルドンへ帰る。イベルドン駅前の市。
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