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「アムステルダムの道は迷いやすい。<br />道に迷ったときは、老父老婆女性に聞くんだよ!!!」<br /><br />そう忠告をいただき、アンネ・フランクの隠れ家、ゴッホのミュージアム、Rijksmuseum、土産に頼まれたOililyの服(とってもかわいい子供服が多いのだ!)を求めてアムステルダムに向かった。<br /><br />そして初っぱなから道に迷った私。<br /><br />仕方ない、老父老婆女性に聞こう!<br /><br />しかしそこには老父老婆はおらず。<br />女性達はせかせか歩いて、聞けるような雰囲気ではない(そのとき私はSPUISTRAAT?にいたらしい)。。。<br /><br />すると、ゆっくり歩いている髪の長いスカートを履いた女性発見!<br /><br />すいません、Oililyの店探しているんですが・・・・<br /><br />と、その女性が振り向いてビックリ。<br />化粧の濃い男性だった!!!(よーするにニューハーフ?)<br /><br />「あら〜〜 子供服のお店よね? どこにあるのか知らないの。ごめんなさいね。私が子供をうめる身体だったら知ってたと思うんだけど(そこでウィンク)あははは、残念ながら見ての通りなの。ふふふふ。」<br /><br />に、逃げよう<br /><br />咄嗟にそう思い、笑顔で「サンキュー!」とだけ言い残し私は去った。<br /><br />こ、怖い・・・・ 食われるかと思った。。。。。<br />オランダ人はとても背が高い。その彼(彼女?)も190はゆうに超えていただろう。。。<br /><br /><br />そうこうしていると、今度は自分が何処にいるのかさえわからなくなってしまった。<br /><br />うむ。わからん。右も左も北も南もわからん。<br /><br />だけどむやみに地図を開いて一人で旅をしていることを周囲に知られたくない。(←過去のある出来事でトラウマになっている・・・。)<br /><br />どうしよっかな〜〜<br /><br />と思っていると、どこからともなく視線を感じた。<br />アジア人女性がこっちをみてる。<br />彼女は地図を持っていた。<br />どう見ても彼女は中国人。<br />彼女は私が中国人かどうかうかがっているらしい。<br />すると、中国語で話しかけられた。<br /><br />「道に迷ったんだけど・・・」(IN中国語)<br /><br />げげ、どうしよう。<br /><br />私中国人じゃないの、英語で話せる?(IN中国語:私は大学で習った程度の中国語なら少〜しだけ話せる)<br /><br />英語を話せるというので、彼女の地図を見てまず一言。<br /><br />今私何処にいるのかしら?(IN英語)<br /><br />その中国人女性はビックリしている。<br />当たり前だよね(笑)。<br />でも親切に教えてくれた。<br />彼女はSarphatiparkに行きたいといっているので、私の持っているトラムのマップを見せて乗るべき番号を教えてあげた。<br /><br />彼女は「サンキューサンキュー」と喜んで私の手を握り、私も「(私が何処にいるのか教えてくれて)サンキューサンキュー」と言って握りかえし、わかれた。<br /><br />そこからは(トイレ事件はあったものの)順調に目的地をまわり、難なく駅まで戻ってくることができた。<br /><br />と、そこで問題発生。<br />チケット買うところ、どこ?<br />私の視界に入ったのは全てオランダ語で書いてあるチケット発券機。<br /><br />げ、どうしよう。わからんし!!<br />・・・でもやるしかない?<br /><br />勘で押してみる。<br />1とか2とか3とか書いてある・・・恐らく(1等とかの)ランクを言っているんだろう・・・。適当に2で。<br />イエスかノーかって聞いているのかな、適当にノーで。<br />こんな感じで最後まで押してみる。<br />すると、行きと同じ金額が請求された!!<br />成功か!!<br /><br />切符を手にすると、何となく不安がこみ上げてきた。<br />・・・・インフォメーションのお姉ちゃんに聞こう(←最初っからそうすればいいのに)。<br />お姉さんは「何も問題無いわよ。」<br />おお、私ってすごい!<br />姉さんに乗るべきホームの番号を聞いて、「サンキュー♪」。<br /><br />ホームに着くと、ふと、また不安がよぎった。<br />とまっている列車に行き先が書かれていない。<br /><br />どうしよう、、、 これでいいのかな。<br />て、適当に乗っちゃえ!<br /><br />誰も乗っていない・・・。本当に・・・大丈夫か・・・。<br />すると日本人っぽいおばさんが乗ってきて、おっきなお菓子をぼりぼり食べながら私の前に座った。<br />今度は私が今日の中国人女性のようにその女性を見る。<br />日本人か?中国人か?それとも韓国人・・・?<br />この列車で良いのか聞きたいけど・・・聞けない。<br />するとイタリア人女性5人が息を切らせて乗ってきた。<br /><br />すると大声で「これ○○に行く列車?!」<br /><br />げ、私に聞いてる??・・・わからんし(涙)!!<br />おばさん無視してお菓子を食べてるし(涙)<br /><br />私もわかんないけど、た、たぶんそう・・・だと思います。。。<br /><br />そう答えた瞬間、列車が発車してしまった。<br /><br />どうしよう、間違ってたらどうしよう(涙)・・・!!<br /><br />不安の波が押し寄せる。。。。<br /><br />すると、私の目的地に着いた。<br />ほっ。良かった。一応私は無事に着くことはできた。<br /><br />出る間際にイタリア人女性達が私に笑顔で「サンキューサンキュー」と手を振る。<br />私は電車を降り、笑顔で手を振って彼女たちを見送る。<br />おばさんはまだ菓子をほおばってた。<br /><br />彼女たちが無事についたかどうか、私は知らない。。。(←なんて奴!!ごめんなさい!!!)<br />すべてはあのおばさんが知っているはず・・・・。<br /><br />

アムステルダムでの「サンキュー」:なんちゃない一日?

2いいね!

2005/12 - 2006/12

2161位(同エリア2864件中)

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m&amp;m

m&amp;mさん

「アムステルダムの道は迷いやすい。
道に迷ったときは、老父老婆女性に聞くんだよ!!!」

そう忠告をいただき、アンネ・フランクの隠れ家、ゴッホのミュージアム、Rijksmuseum、土産に頼まれたOililyの服(とってもかわいい子供服が多いのだ!)を求めてアムステルダムに向かった。

そして初っぱなから道に迷った私。

仕方ない、老父老婆女性に聞こう!

しかしそこには老父老婆はおらず。
女性達はせかせか歩いて、聞けるような雰囲気ではない(そのとき私はSPUISTRAAT?にいたらしい)。。。

すると、ゆっくり歩いている髪の長いスカートを履いた女性発見!

すいません、Oililyの店探しているんですが・・・・

と、その女性が振り向いてビックリ。
化粧の濃い男性だった!!!(よーするにニューハーフ?)

「あら〜〜 子供服のお店よね? どこにあるのか知らないの。ごめんなさいね。私が子供をうめる身体だったら知ってたと思うんだけど(そこでウィンク)あははは、残念ながら見ての通りなの。ふふふふ。」

に、逃げよう

咄嗟にそう思い、笑顔で「サンキュー!」とだけ言い残し私は去った。

こ、怖い・・・・ 食われるかと思った。。。。。
オランダ人はとても背が高い。その彼(彼女?)も190はゆうに超えていただろう。。。


そうこうしていると、今度は自分が何処にいるのかさえわからなくなってしまった。

うむ。わからん。右も左も北も南もわからん。

だけどむやみに地図を開いて一人で旅をしていることを周囲に知られたくない。(←過去のある出来事でトラウマになっている・・・。)

どうしよっかな〜〜

と思っていると、どこからともなく視線を感じた。
アジア人女性がこっちをみてる。
彼女は地図を持っていた。
どう見ても彼女は中国人。
彼女は私が中国人かどうかうかがっているらしい。
すると、中国語で話しかけられた。

「道に迷ったんだけど・・・」(IN中国語)

げげ、どうしよう。

私中国人じゃないの、英語で話せる?(IN中国語:私は大学で習った程度の中国語なら少〜しだけ話せる)

英語を話せるというので、彼女の地図を見てまず一言。

今私何処にいるのかしら?(IN英語)

その中国人女性はビックリしている。
当たり前だよね(笑)。
でも親切に教えてくれた。
彼女はSarphatiparkに行きたいといっているので、私の持っているトラムのマップを見せて乗るべき番号を教えてあげた。

彼女は「サンキューサンキュー」と喜んで私の手を握り、私も「(私が何処にいるのか教えてくれて)サンキューサンキュー」と言って握りかえし、わかれた。

そこからは(トイレ事件はあったものの)順調に目的地をまわり、難なく駅まで戻ってくることができた。

と、そこで問題発生。
チケット買うところ、どこ?
私の視界に入ったのは全てオランダ語で書いてあるチケット発券機。

げ、どうしよう。わからんし!!
・・・でもやるしかない?

勘で押してみる。
1とか2とか3とか書いてある・・・恐らく(1等とかの)ランクを言っているんだろう・・・。適当に2で。
イエスかノーかって聞いているのかな、適当にノーで。
こんな感じで最後まで押してみる。
すると、行きと同じ金額が請求された!!
成功か!!

切符を手にすると、何となく不安がこみ上げてきた。
・・・・インフォメーションのお姉ちゃんに聞こう(←最初っからそうすればいいのに)。
お姉さんは「何も問題無いわよ。」
おお、私ってすごい!
姉さんに乗るべきホームの番号を聞いて、「サンキュー♪」。

ホームに着くと、ふと、また不安がよぎった。
とまっている列車に行き先が書かれていない。

どうしよう、、、 これでいいのかな。
て、適当に乗っちゃえ!

誰も乗っていない・・・。本当に・・・大丈夫か・・・。
すると日本人っぽいおばさんが乗ってきて、おっきなお菓子をぼりぼり食べながら私の前に座った。
今度は私が今日の中国人女性のようにその女性を見る。
日本人か?中国人か?それとも韓国人・・・?
この列車で良いのか聞きたいけど・・・聞けない。
するとイタリア人女性5人が息を切らせて乗ってきた。

すると大声で「これ○○に行く列車?!」

げ、私に聞いてる??・・・わからんし(涙)!!
おばさん無視してお菓子を食べてるし(涙)

私もわかんないけど、た、たぶんそう・・・だと思います。。。

そう答えた瞬間、列車が発車してしまった。

どうしよう、間違ってたらどうしよう(涙)・・・!!

不安の波が押し寄せる。。。。

すると、私の目的地に着いた。
ほっ。良かった。一応私は無事に着くことはできた。

出る間際にイタリア人女性達が私に笑顔で「サンキューサンキュー」と手を振る。
私は電車を降り、笑顔で手を振って彼女たちを見送る。
おばさんはまだ菓子をほおばってた。

彼女たちが無事についたかどうか、私は知らない。。。(←なんて奴!!ごめんなさい!!!)
すべてはあのおばさんが知っているはず・・・・。

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  • アムステルダムで良く見る風景1

    アムステルダムで良く見る風景1

  • アムステルダムで良く見る風景2

    アムステルダムで良く見る風景2

  • すべてがかわいいね。

    すべてがかわいいね。

  • 必殺斜め撮り

    必殺斜め撮り

  • オイリリー

    オイリリー

  • オイリリーはカラフルな服がいっぱい。日本で買うとめちゃめちゃ高い。オランダでも結構高いけど、この日は50%割引でたくさん買っちゃいました(私のバックも)。

    オイリリーはカラフルな服がいっぱい。日本で買うとめちゃめちゃ高い。オランダでも結構高いけど、この日は50%割引でたくさん買っちゃいました(私のバックも)。

  • 子供達がスケートをしてました。

    子供達がスケートをしてました。

  • トラムが走ってます。そういえば!!トラムと言えば!!!!ある時トラムに乗らなければいけない事態が起こって初めて乗ったのはいいけど、乗っている人たちに爆笑された事が・・・。カバンを触られないようにカバンの上からコートを着ていた姿が、腰辺りがぼっこりしてておかしかったらしい。「そんなにおかしい?」とみんなにいったら「おかしい、おかしい」と言われた・・・。その笑いが乗っている人達みんなに伝わって、前に座っている人までもが振り返って私の姿をみて笑っていた・・・。むぅぅ、そんなにおかしいのか??で、私が「このチケットどうやって使うの?」とトラムのチケットを見せると、「俺がしてあげる」と青年が私の代わりにチケットを入れてくれた。そしたら、わけ分からない所に印がついてしまった!!またもやみんな大爆笑。その青年は実はベルギーから遊びに来ているだけで、本当は使い方知らなかったらしい。困った私を見るに見かねて助けてくれた黒人の優しい青年、有難う(涙)。でも、ベルギーの青年も、分からないのに助けてくれて有難う!

    トラムが走ってます。そういえば!!トラムと言えば!!!!ある時トラムに乗らなければいけない事態が起こって初めて乗ったのはいいけど、乗っている人たちに爆笑された事が・・・。カバンを触られないようにカバンの上からコートを着ていた姿が、腰辺りがぼっこりしてておかしかったらしい。「そんなにおかしい?」とみんなにいったら「おかしい、おかしい」と言われた・・・。その笑いが乗っている人達みんなに伝わって、前に座っている人までもが振り返って私の姿をみて笑っていた・・・。むぅぅ、そんなにおかしいのか??で、私が「このチケットどうやって使うの?」とトラムのチケットを見せると、「俺がしてあげる」と青年が私の代わりにチケットを入れてくれた。そしたら、わけ分からない所に印がついてしまった!!またもやみんな大爆笑。その青年は実はベルギーから遊びに来ているだけで、本当は使い方知らなかったらしい。困った私を見るに見かねて助けてくれた黒人の優しい青年、有難う(涙)。でも、ベルギーの青年も、分からないのに助けてくれて有難う!

  • こ、これか??これに乗っていいのか??

    こ、これか??これに乗っていいのか??

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