金沢2005 その３

2005/12/29 - 2005/12/31

2005年年末は金沢で過ごしました

エリア 金沢(石川)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ

尾山神社に来たら既に初詣の準備が済んでいました

家紋の梅鉢がぱちっと門にくっついているワン

門がなんとなくエキゾチックよね〜。
和風のような中華風のような洋風のような。
昔は灯台の役目もしたんだって！

もともとは利家公は卯辰八幡社に祀られていて、その八幡は昨日行った宇多須神社に名前が変わってて、その後こっちにお引越ししたらしいのだワン。
本堂は純和風でした。

樋の水が凍ったまま・・・・
さっさぶいっ。
急に雪や雨が降ってきますワン。ほんとに天気が変わりやすいところだワン。

利家公だワン。
母衣（もこ）っていうのを背負っているのだワン。
こんなに目立って大丈夫なんでしょうか、戦場で。

説明文を読んで納得。
目立つ役目であると同時に狙われるキケンな役目。
やだなーこんな仕事、とタンタンは思うのであった。
おまつの方の記念碑もありました。ここに夫婦で祀られてるんだワン。

あんまりにも寒かったので逃げ込んだ香林坊１０９にて。紀男カフェ。
金沢市民の川本紀男氏がフレンチからイタリアン、和食、カフェまで大展開。吉祥寺のサムタイムグループを思い出すタンタン。
カフェのシュークリームとコーヒーは普通でした。ランチプレートを隣が食べていたのですがおいしそうだったな。

１０９から百万石通をてけてけ歩いて、犀川大橋に出たワン。犀川を渡るよ〜。

昨日の浅野川と同じくらいさぶいなー。
タンタンファー付コート着て正解だワン。

らくがんの諸江屋さんにきました。
その前に金沢久谷真栄堂でぐい飲みに絵付けをしてましたワン。焼きあがるまで周辺のお寺を見たりお買い物。忍者寺が有名ワン。今回はパス。

諸江屋さんで買ったお菓子の一つ。
かわいい箪笥に落雁がいっぱい！

いろんな種類が入っていて楽しい。同じ落雁でも甘みや舌触りが微妙に違うのを発見！

再び犀川を渡りさっきお茶した１０９の向かい側、香林坊アトリオへ。ここでランチ。
「魚半」（ぎょはん）の鴨治部煮定食2,100円なり。鶏肉だともちょっと安いけど、旅先なのでなにもかもが鷹揚に。
ご飯がとってもおいしい！お米もいいんだなー。

鴨治部煮アップ。麩も入っててとろりとした汁をたっぷり吸っていて、体があったまるぅ〜。
わさびがとっても利いてます。
そして隣のテーブルではコンロを出しておにーさんが卵焼きを焼く、焼く、焼く、焼く・・・。
人々が卵焼きを続々と買いに来る。年末30、31日しか売ってないのだそうで新年のごちそう用ってことなのかなあ。甘い香りの、大好きなタイプにたまらず購入。お箸もらってホテルで食べようワン！

はぁ〜、あったまるぅワン。
味がよくしみるように「すだれ麩」っていうのが使われてますワン。栄養満点。

香林坊からちょっと歩けば長町界隈。この辺は武家屋敷跡。

冬なので雪から壁を守るために「こも掛け」がしてあるワン。雪で壁が削れちゃうんだって！
この辺のお屋敷は博物館になってるのもあるけど普通に住んでる人も多いんだワン。

武家屋敷の壁の構造。はんちく工法だそうで。

こもに札がついてました。
金沢市がやってるそうだワン。個人でやろうとすると大変なんだろうなあ。

こも掛けた壁はこんなカンジ。これが街中続いてるワン。

大野庄用水。金沢最古の用水路。
ここを使っていろいろ運んだんだなー。

用水路にそって大きな武家屋敷がありますワン。
もうちょっと先に行くと野村家がありお屋敷跡を見ることができますワン。

では野村家におじゃましてみましょう！

このおうちを10倍の年収にした野村伝兵衛さんが合戦で一番槍を果たしたときの鎧がお出迎え。
お、重そう・・・

野村家のお庭は昔よりだいぶ小さくなってしまっていますが日本庭園ランキング第三位だそうで。
ほんとは縁側に座って鑑賞したいところだったけどさぶくてさぶくて。。。こういうお屋敷に来ると昔の家は寒かったんだなあとつくづく思うワン。

野村家を出たら吹雪だった！ちょっと歩いて前田土佐守家資料館と金沢市老舗資料館へ避難。
ところがこの二つが意外とおもしろくて長い。土佐守資料館では加賀八家について学び、まつさんの人質時代のかわいそうなお手紙を拝見。老舗記念館では花嫁のれんと豪華な水引が見れてカンゲキ！

香林坊、片町方面へ戻りお酒など買って再び犀川のほうへ向かい、大橋の手前のおでん屋「赤玉本店」へ。
おでん盛り合わせでまずはあったまろう。
麩もちゃんと入ってたよー。薄味でいくらでも食べられそう！

一緒に牛スジもお願いしました。とろとろでおいしー！これにご飯入れて食べたい・・・。
おいしいお刺身も食べられるそうなので楽しみだー！
この日が年内最後の営業日。お客さんもひっきりなし。おでん鍋の前のご主人がこわーい顔つきで働いてるのだが・・負けずに注文を叫ぶのであった。

ぶりぶりの寒ブリを厚切りでいただいて、噂どおり「刺身のおいしいおでん屋」を実感。
湯豆腐のオーダーが多かったのでタンタンも注文。うほっ、見た目より味付け上品です。

タクシーで宿に戻って、ホテルの温泉に入ってから酒盛りです。今日作ったぐい飲みに日本酒を入れ、卵焼きを頂きますワン。他にデパートで買った甘エビの塩辛。柿の葉寿司も用意して、さあ酒盛りだワン！