2005/06/28 - 2005/06/30
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mozartianさん
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カナダ・アラスカ旅行 第7,8,9日目
州都ウイニペッグから、夏でも雪の降ることのあるポーラーベアとシロイルカ(ベルーガ)が遊ぶハドソン湾に面した人口1,000人の極北の町チャーチルまで、1,697kmを2泊3日で結ぶVIAの「ハドソンベイ号」が週3往復走っています。これはカナダでは横断鉄道に次ぐ長距離路線であり、北米大陸最北端の定期列車です。プロペラ機でも2時間半のこの小さな町までなぜこの列車が走っているのか、原野の中をゆったりと走る列車の中から確かめたいと思いました。
この鉄道は、五大湖付近からヨーロッパへの穀物の法外な当時の輸送費を安くするのが目的で、既に開通していたザパァからチャーチルまでの路線が1929年に開通しました。凍結のため年に数ヶ月しか使えないチャーチル港もモントリオールよりもはるかに北ヨーロッパに近いのです。
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ウイニペッグ駅の待合室
横断列車が着いたときにはかなり人がいましたが、今は10人くらいが居るだけです。この待合室の向こうには、横断列車用の一等待合室もあります。 -
ウイニペッグ駅の列車の発着表示
とにかく列車本数が少ないのでこれで間に合ってしまいます。 -
ハドソンベイ号の路線(VIAホームページより)
トンプソンが中途にあるよう示されていますが、実際には支線を50キロほど入った行き止まり地点にあります。
The Pass・Pukatawagan間については後の写真説明を参照ください。 -
これから2泊する寝台車内部です。シングル9室とダブル6室の合造車となっており、シングルは通路を挟んで両側に、ダブルは窓側が通路になっています。JRのB寝台よりはかなり広く使いやすくできていて、昼間に使用できるトイレも付いています。シャワー室は別にあります。
ちなみに、この日の寝台車の客は私一人だけで、何とも贅沢な3日間の貸切車輌となりました。 -
個室内の昼間の座席とトイレ(次の写真)
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個室内のトイレ
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車窓から見た大平原(プレーリー)の日没です。
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列車の編成は、座席車2輌、寝台車1輌、食堂車1輌、荷物車1輌の5両編成で、最後尾が寝台車でした。
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カナディアン・ナショナルとハドソンベイ社(アメリカの会社)の境界駅The Pas。
ザパスと発音するのかと思っていたが、乗ってきた地元の人に聞いたら、ザ・パォァとフランス語風の発音でした。 -
食事は当然食堂車以外に摂るところはないので、4食(朝、昼、夕、朝)を食堂車で食べました。メニューは数種類から選べて味はまあまあ。値段は安く、私の4食はチップは別で40$に満たない金額でした。
ここも寝台を入れても僅か3輌の列車にコックが乗務する正式な食堂車が営業しているのが素晴らしいと思います。 -
この列車の運転手と転轍手を除く乗務員は、ポーラーベアのシーズンには2〜3人増えるそうですが、今日はこの二人だけです。 女性はベトナム系のJan Phan さんで、食堂のコック兼寝台車のメード、男性は車掌兼食堂のウエイターです。
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車内の朝食
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11時15分にThe Pasを発車する週2往復のみの支線Pukatawagan 行き列車です。
折角ここまで来るなら、ついでに人けがなく、いずれ廃止されるであろう支線(この年もPukatawaganの先Lin Lakeまでの140kmが廃止)を2日かけて味わってみたかったので、トラベル・マニトバに相談してみたのですが、終点は先住民の集落で宿泊設備がないということで断念しました。
この写真を登録するに当って、VIAホームページで確認しました(2006年10月)。路線地図と時刻表は表示されますが、検索結果が表示されません。運転が休止されている可能性があります。 -
私の席まで遊びに来た赤ん坊です。
寝台車は広いといっても窮屈で、反対側の窓が見えないので、昼間は座席車で過ごしました。 -
車内を走り回って遊んでいた子供たち(1)
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車内を走り回って遊んでいた子供たち(2)
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“ボク の 旅”VIAが子供の乗客に配っている、言わば乗車記念絵日記帳。孫にやるからと言ってせしめてきました。内容は安全知識、お話し、塗り絵、パズル、列車の写真などだが、16ページもあり必要なことは手を抜いていません。 この他にもボール紙で組み立てる列車の模型も配布していました。日本でも航空会社ではちゃちなおもちゃ等を配っているようだが、ここには将来の乗客を育てようとする熱意が読み取れました。JRなども真似てもいいことだと思います。
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鉱山開発で賑わっているという、支線行き止まりのトンプソン駅。
ここでは1時間半の停車予定を25分で発車。ここから北には舗装路はないので、列車は冷凍装置のついたピギーバックカーを連結します。 -
3日目の朝、ツンドラの夜明けです。
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夜が明けると、そこはもう高い樹木の育たないツンドラの地でした。
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小雨降る終着駅チャーチルに着いた「ハドソンベイ号」
数時間遅れるのはざらとのことでしたが何と定刻に着きました。 -
チャーチル駅
8月でも雪が降ることがあるというチャーチルですが、寒いという感じはありません。雨を避けて駅の軒下に集まっている乗客への配慮かどうかは分かりませんが、客を降ろした列車はバックして、先頭の荷物車を乗客の前にもってきてストップしました。 -
2泊3日を過ごした“貸切”寝台車と、後尾に連結されたピギーバックカーです。
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正面から見たチャーチル駅です。
スペースの大部分は“パークスカナダ”の施設となっており、この地方の自然に関する情報を得ることができ、展示スペースもあります。
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