2005/06/25 - 2005/06/27
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mozartianさん
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カナダ・アラスカ旅行 第4日目
昨夜貸切に近い列車でハーストに着いて、17世紀に開設された毛皮貿易の基地「ムースファクトリー」を探訪する現地ツアーに参加するため、一日一往復の早朝バスでコクレーン(Cochrane)を訪れました。
コクレーンはこの地方の鉄道の要衝として発展してきましたが、雇用の衰退で現在の人口は5500人、これといった産業もなく北極熊(ポーラーベア)の町として売り込もうと観光に力を入れています。
州都トロントからオンタリオ・ノースランド鉄道が旅客列車をハドソン湾岸の町ムースニーまで走らせていますが、直通列車は無く、ここコクレーンで乗り継ぐ必要があります。
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早朝4時前のまだ開いていないハーストのバスターミナルです。蚊が多くて参りました。
この旅行計画を考えた4月上旬の調査では私が利用予定のバス時刻は午前5時の発車でした。
前日予約してあったモーテルに遅く着いて、フロントに明朝4時30分にタクシーを依頼して早々にベッドにもぐりこみました。眠りかけた頃フロントから電話があり、バスの時刻は5時ではなく4時に変わったといます。止むを得ないのでタクシーは3時30分に予約してもらい眠りにつきました。
これは後から解ったのですが、このバスが連絡する列車の時刻が変更になったため、其れに合せて4月25日からバスの時刻も変更されていたのでした。モーテルが気を利かせて知らせてくれなかったら他に交通機関はないから、300km近くをタクシーでもチャーターしなければならない羽目になるところであった。外国で便数の少ない交通機関を利用するときには、時刻の再確認が必要であるという教訓でした。
3時40分に来たタクシーでバスターミナルへ行ったが開いていません。蚊が群がってくるので用意してあった防虫スプレーを取り出して身体に振り掛けるが効き目はなし。そこへバスが奥から出てきて蚊が多いから乗れと言いいます。運転手が自分のコーヒーを買いに行くために出してきたバスに乗せてくれたという次第でした。その後、他の乗客の話題も蚊の話であったからこの日は特に多かったようです。バスは客4人を乗せて4時15分に発車。
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ハーストからコクレーンまでの約300kmを走る一日一往復のバス。途中のカプスカシンのターミナルで。ここも早朝のため開いていません。
北海道を思わせる雄大な広野を、途中でも時間調整をしながら走り、7時にコクレーン駅に到着しました。乗車券は車内でも途中でも買えず、結局降りてから購入することになりました。このバスの運転手とは、翌朝も、翌翌朝も駅で顔を合わせてヤーと言い合いました。 -
こじんまりとした綺麗なコクレーンの駅舎。ホテルとレストランを併設。
鉄道会社の本社の担当とEメールで予約してあった本日の宿泊から始まる2泊3日の現地ツアーと、明後日のトロントまでの列車のチケットを、ここで受け取ることになっていたのですが、一寸したトラブルがありました。
私のチケットが見付からないのです。持参したメールのコピーも見せました。見付からない筈です。私のチケットは7月のファイルに入っていたのでした。6月25日を間違えて、7月25日としていたのです。列車も、宿泊設備も、バスツアーも、食事も、タクシーも夫々が一枚のバウチャーになっているのですが、ご丁寧にもタクシーのバウチャー6枚の内4枚は6月であり、その内さらに2枚は無関係な6月2日と3日なのでありました。結局全16枚のチケットとバウチャーの中でタクシーバウチャー2枚だけが正しかったという次第です。おまけに時間スケジュールにもミスがあり、日本ではまず考えられないことでした。
窓口でのやり取りを聞いていた従業員に、明日乗車予定の「ポーラーベア急行」乗務員のTamara Shorttがいました。彼女が引き取って、後は全て自分がフォローしてあげると言うのです。これがピークシーズンだったら簡単にはゆかなかったかも知れませんが、宿泊も、列車も全ててきぱきと処理してくれたので全てがOK となりました。そして、今ホームに入っていて間もなく発車する自分の乗務する列車に乗れと言うのです。しかし、急に言われても後のスケジュール等を考えている余裕もなかったのでこれは断って、予定通り明日乗車する事にしました。 -
仕事熱心で親切だったチャーミングなタマラ・ショート。
Tamaraは仕事熱心な女性で、翌日の列車内では多くの客に感想を聞いて廻ったりしており、帰りの車内では私の所にも来て30分余りバスツアーの感想、食事や宿泊設備のことまで細かく意見や感想を聞いてメモしていました。予約担当者のミスは実害もなかったことだし、Tamaraの仕事熱心に免じて許すことにしました。 -
列車とバスの時刻変更を知らせる張り紙。
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ポーラーベア・ハビタット(The Polar Bear Habitat)
コクレーンの町は、ポーラーベア急行とともにポーラーベアの町として売り込もうとして、世界にただ一つという「ポーラーベア・ハビタット」を2004年に開設しました。劣悪な動物園、サーカス、個人飼育、野生などから引き取った行き場のない熊を社会復帰させるというもので、リハビリ終了後は老いた行き先のない熊はここに残し、若い熊には世界中から条件の良い新しい行き場所を見つけるという機能を持つ非営利組織であります。
ただ、19.26$という高い入場料を払って中に入っても、パンフレットは勿論、森林で見渡しもできない広い園内に案内地図も何もありません。熊の絵の矢印があるだけです。一度足を踏み出したものの、どこへ行けばよいのか、何があるのかすらも判りません。一旦事務所に戻って俺はどこへ行けばいいんだと文句を言うと、若い女性職員を付けてくれました。
連れて行ってくれたのは、3頭の熊がいる、いわば動物園の白熊棟です。熊が泳ぐプールにはガラスで隔てられた人間のプールがあって、そこで泳ぐと、熊と一緒に泳いでいるような感覚が得られるようになっています。“熊と一緒に泳ごう”のキャッチフレーズでPRに努めているせいか、かなりの親子連れが泳いでいました。餌のニシンを与えられてそれを器用に食べる姿も観察できます。
次に少し離れたところに、昔のこの地方の生活を展示した、いわば小規模な歴史村があります。親切に案内してくれるのはいいのだが、どこにでもあるようなものを見せられて矢つぎ早に何か質問はないかと聞かれるのは少し閉口でした。趣旨は結構なのだが、もう少し何かやり方があるのではないかと思いながらここを後にしました。 -
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駅前の土手の上にある列車そのものが展示室になった鉄道博物館。行ったときはなぜか閉まっていて入れませんでした。
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駅近くの池のほとりの住宅地。
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