カナダとアラスカ極北の自然と歴史を鉄道と船で訪ねる一人旅(その５) オンタリオ・ノースランド鉄道

2005/06/27 - 2005/06/27

カナダ･アラスカ旅行 第６日目

オンタリオ州最後の行程です。オンタリオ・ノースランド鉄道が土曜日を除く毎日運行している唯一の旅客列車「ノースランダー号」で７５３ｋｍの車窓風景を楽しみながらトロントに行き、明朝の飛行機に乗るため空港近くのホテルに移動します。

この鉄道の沿線はコクレーンからしばらくは田園地帯ですが、アルゴンキン国立公園の西端に位置するテミスカミング湖など、見飽きることのない変化のある湖水地帯です。

エリア カナダ

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス

今朝の朝食までが現地ツアーに含まれる内容でした。朝食は駅舎に併設されているホテルのレストランで摂りますが、今朝はフレンチ･トーストにしました。

乗車する列車を牽引する機関車。

連結車輌は、座席車２輌に食堂車の３輌編成です。僅か２輌の列車に食堂車が付いているのがすごいと思う。ただ残念ながら、ここで料理は作っておらず、出来合いのものを暖めてくれるだけである。

コクレーンを発車したときは僅かの乗客で、このような状態が終着駅まで続くのかと危惧したが、途中から徐々に乗客が増えてきてかなりの乗車率であった。この辺りは交通の便が悪いためか、この列車はこの地方の人たちの足として命脈を保っているようでした。

座席車

食堂車
奥にある売店で買ってきて(暖めてはくれる)ここで食べる

途中駅ノースベイ。
ここまでがオンタリオ・ノースランドの路線で以南はカナディアン・ナショナルの路線であるため、ここで乗務員交代です。

１時間２０分遅れてトロント・ユニオン駅に到着。

堂々としたトロント・ユニオン駅