2006/09/10 - 2006/09/10
831位(同エリア997件中)
がちゃこさん
今年2度目の飛鳥路サイクリングは、いつもお世話になっているトラベラーTedさんをお迎えしての プチオフ会。
Tedさんのリクエストで 岡寺を中心に 初秋の飛鳥を巡ってきました。
- 交通手段
- 私鉄
-
待ち合わせは 近鉄大和八木駅。Tedさんは プロフィール写真そのままの 笑顔が素敵で知的でお話し上手な方でした。すぐに意気投合!
サンフランシスコ在住のTedさんと 奈良の 私にとってはめっちゃ 地元!って所でお会いしているのが なんだか不思議なカンジ。人と人との縁って本当に不思議です。
橿原神宮前駅に移動し 駅前でレンタサイクルして 明日香村へ。
ゆるやかな上り坂を よいしょ よいしょ と 上がって行くと 10分位で 明日香村の入口に到着です。 -
稲穂の緑が 目に鮮やか〜!
のどかな田園風景が嬉しい!
目の前に 甘樫の丘も見えます。
この時はまだ 良いお天気だったんだけどなぁ…。 -
気になる路地があったので 1本入ってみた所、なんだか曰くありげな建物を発見!
太子山向原寺 と書いてある。
ここは 蘇我馬子のお父さん 蘇我稲目の屋敷があった所なのだそう。
稲目が大臣として権力を揮っていた頃 百済から 日本に初めてお釈迦様の像が贈られて来たのだとか。宮中では この像をどう扱うか?議論が別れ 蘇我稲目は その当時のアジア情勢を考えて仏教を認めるようにと進言し 神道派の物部尾輿と中臣鎌子は 異国の神を退けるようにと 進言しました。
で 困った欽明天皇は『じゃ〜 稲目に この像を預けましょう』と。
自分の屋敷に釈迦像を持って帰り安置した稲目は やがてそのお屋敷をお寺に変えます。それが この向原寺。
と言う訳で ここが日本初の仏寺があった場所になるのだとか。 -
所が その後疫病が流行り、『異国の神を奉ったから 日本古来の神々がお怒りになられたのだ〜!』っと主張した 物部守屋の父親 物部尾輿が 向原寺に押し入り、お寺のお隣にある この難波池に仏像を投げ捨て お寺を全焼させてしまったのだとか。
蘇我氏と物部氏。馬子と守屋以前の 父ちゃん’Sの時代から もう 根深く諍いを起してますね〜。 -
で 投げ捨てられて沈んでいた釈迦像は およそ100年後 信濃の国からたまたま都に来ていた本多善光によって発見 保護されたのだとか。この 日本最古の釈迦像を大事に背負って持ち帰った本多善光が 釈迦像を祀る為に建てたお寺が なんと!善光寺詣でで有名な 善光寺となります。
いや〜 蘇我氏と物部氏の諍いが 善光寺詣でに繋がるとは!
歴史って ほんと ミステリーだぁ。
路地に寄り道したおかげで 一つ トリビアの種を拾いました。 -
さてさて 今日のランチは 茶粥懐石が食せる 『懐石 神籬(ひもろぎ)』にて。
奈良を訪れたからには 名物のお茶粥を食べて帰って貰わなきゃね〜 と言う 私の一方的な主張により チョイスさせて頂いたお店です。
明治時代の民家を改装したお店で 入口はこじんまり。だけど 中は広〜い スペース。 -
お洒落な箱庭が見渡せるお席に案内して頂きました。
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季節の素材を使用した 懐石料理。
彩り美しく 器にも遊び心があります。 -
季節野菜の天麩羅と あんかけ茶碗蒸し。
この前に お刺身も出て来たんだけど 楽しくお話ししつつ食事をしている間に 写真撮り忘れちゃいました。 -
メインは 店主のお母様がこれだけは と炊き続けていらっしゃると言う お茶粥。
奈良の名物と言えば やっぱり 奈良漬とお茶粥でしょう。
私もお祖母ちゃん家に泊まったり 遊びに行ったりして 良く茶粥をご馳走してもらいました。これに あられを散らして食べるのが 奈良流? かな〜。
お祖母ちゃんの味! と言えば お茶粥! と答える位には 奈良を象徴する食べ物なんだと思います。
Tedさんにも 気に入って頂けたみたいで 良かった良かった。 -
お庭は こんなカンジ。
大人の隠れ家的なお店ですね。 -
お腹一杯になりました。美味しかった〜〜。
ご馳走様☆ -
ランチ後は お店の目の前にある 飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)へ。
この神社、奇祭がある事でとても有名なんだけど 訪れた事がなかった所。
こんなに こじんまりした神社だったのか〜っとちょっと意外に思ったりして…。
そして 目のやり場に ちょっと困る神社でした。 -
入口は 普通(笑)
芙蓉の花が 美しく咲き誇ってます。 -
新しくて 綺麗な社殿は 数年前にダムの底に沈む筈だった 吉野の丹生川上神社上社から 移築されたものなのだそう。
-
えっと〜〜〜。
だから 目のやり場に ちょ〜っと困るんだって。
こちらの神社の敷地内には 『結びの神様』と呼ばれる陽石が ずらずらずら〜っと 沢山並んでいます。本当に これでもか〜!って位 並んでいます。しかも その全てに ご丁寧に 注連縄が張られていて 絶大な存在感をアピールして下さいます。
五穀豊穣や夫婦和合、子宝授受の有難い 神様なのだそうです。
こちらで 毎年2月に行われる 『おんだ祭』。
何故 奇祭と呼ばれているのかは… ご想像にお任せ致します。 -
味のある 狛犬クン。
ニコニコニコと 笑ってます〜。 -
万葉の里 飛鳥らしく 万葉歌を記した 石碑もありました。
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インパクトありありだった 飛鳥坐神社から お次は 飛鳥寺へと移動。
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相変わらず 穏やかな表情で美しい 飛鳥大仏様にご挨拶して来ました。
鞍作止利によって作られたと言われる 日本最古の仏像さま。でも実際に 止利仏師が作った部分で現存しているのは お顔と左耳、右手の指 3本だけなのだとか。 -
飛鳥寺は 平城京遷都に伴い 建物が現在の奈良市に移築されました。『ならまち』 と呼ばれる町屋街に残る元興寺が その 移築されたお寺。飛鳥時代の瓦が残っているお寺として有名です。
現在 飛鳥寺 と呼ばれているこちらのお寺も 本来は 元興寺 或いは 法興寺 と呼ばれていたのだそうです。 -
飛鳥寺のお庭。この時 雨が降り出しました。
あんなに良いお天気だったのに…。 -
『へい! お待ち!!』と言っているのか いないのか…(←いる訳ないだろ!とセルフツッコミ)
飛鳥寺伽藍跡から出土した 藤原京時代の像も展示されています。
かなり素朴なカンジ。 -
雨が本降りになる前に 本来の目的地 岡寺に行ってしまいましょう!と 飛鳥寺から 必死に岡寺に向かって自転車を漕ぐも 無情にも 激しく雨が降りしきり。
岡寺駐車場に自転車を停めた頃には びしょびしょに…。
かなりきつい坂道が続いているんですよね〜。岡寺への道。
暫く 駐車場のお土産物屋さんで雨宿りさせてもらい お寺巡り再開! -
仁王門を入って 正面にいらっしゃる お地蔵様。
なんか ほのぼの〜。 -
厄除けの鐘のアップ。
厄年なんで 念入りにお参りお参り。 -
ご本尊の厄除け観音様
弘法大師様が作られたって言うのが 何度聞いてもちょっとビックリです。 -
ここで お坊さんが夕方のお勉めをされているのを 見学させていただきました。
しとしとと雨が降る中 静かに流れる般若心経に心洗われました。
と 読経ライブをお聞かせ頂いている間に からっと雨が上がって 良いお天気に。 -
境内にある稲荷社に向かって お散歩。
神仏融合ですね。 -
雨上がりの道を照らす 西日が まぶしく美しい。
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こんな 力の抜けたカンジの 素敵なお地蔵様もいらっしゃいます。
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同じく 境内にある 仏足石。
雨水が溜まっているのも 趣きがあります。 -
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岡寺三重塔。
雨が埃を洗い流してくれたので 目に写る緑が濃いです。 -
三重塔の傍らには 珍しい黄色の曼珠沙華が咲いていました。
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三重塔から眺めた 飛鳥の里。
真下に橘寺が見えました。 -
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岡寺 仁王門。
閉門まで ゆっくり見学させて頂きました。 -
雨上がりの 飛鳥の里。
山から立ち上る靄が 神秘的なイメージを醸し出してくれます。 -
レンタサイクルを返却しないといけないので 大急ぎで飛鳥駅に向かって ちゃりんこで疾走!でも 途中 亀石にご挨拶をしました。
今日もニコニコと 旅人を送り出してくれています。 -
鬼の雪隠 と呼ばれる石像物にも立ち寄りました。
本当は古墳の石室の蓋なのだそうですが この角度で見ると 本当に男性用のお手洗いに見えます。鬼の雪隠とは よく言ったもんだ。 -
鬼の雪隠の近くに居た お散歩中のわんこ。
カメラ向けたら 伏せ〜ってしてくれました。
道路 まだ濡れてたのに…ゴメンね!
こんなカンジで 初秋の飛鳥路 プチオフ会は無事終了〜。
Tedさん 色々とお世話になりました!とってもとっても楽しかったです。次回はゆっくり 飛鳥路巡りしましょうネ!又 一緒にサイクリングしましょう!
そしてそして Tedさんは 飛鳥路サイクリングの翌々日から ブラジル イグアスの滝へと旅立たれたのでした…。本当に世界中飛び回っていらっしゃっいますね〜。素敵です。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- けーしちょーさん 2006/10/27 23:18:53
- がちゃこは〜ん♪
- ワクワク奈良訪問。
その為の準備運動?として、
すでにトラベラーTedさんとオフ会されているという旅行記を
覗き込んだりしてウォーミングupしているけーしちょーデス。
どれもこれも写真がステキ♪
奈良は、私の中の地図ではまっちろけのけ〜。
でも、なんだかステキな古都の魅力が、この旅行記からバシバシ☆
伝わってきましたよ〜。
さらに楽しみが加速してます。一票♪
昨晩はヤギさんがお手紙を食べてしまいまして。
それとも、凶暴なシカが、頭突きを食らわせたのか?
原因はナゾのまんまです。
ごめんなさい。
これからさっそくメッセージに再チャレンジしてみまつ。
フン♪フン♪フン♪
- がちゃこさん からの返信 2006/10/30 16:50:25
- 鹿の頭突き!
- けーしちょーはん
ウォーミングアップ篇をご覧頂いて 有難うございます。
奈良県は 兎に角 古い、頑固 と言うイメージの所ですが
歴史が好きな方には魅力ある場所だと思います。
けーしちょーはんにも 楽しんで頂ければ 嬉しいなぁ。
奈良オフ会 マジ楽しみにしていま〜す。
そうそう 本当に鹿の頭突きには 要注意ですよん。
鹿は 結構頭が良いんですよね。
昔 トリビアの種で 馬と鹿 どっちが本当に馬鹿なのでしょうか?
と言うのをやっていて 『馬の方が賢いやろ』と思ったら
結果は鹿の方が賢い になってました。
鹿せんべい屋さんの前で 涎を垂らしつつ でもじっと我慢の子 で
せんべいを見つめている鹿さん 結構います。
決して お店に突進はしない。
でも せんべい買った 『カモ』には 遠慮なく突進。
これが 神の御遣いのなせる業なんですねぇ。
あ〜ほんと 私もわくわくしてます。
早く土曜日になあれ!
がちゃこ 拝
-
- Ted@CiscoTours comさん 2006/09/27 20:17:30
- 念願の岡寺
- こんにちは、がちゃこさん
飛鳥サイクリング楽しかったですね(^^)
早速旅行記アップしてくださってありがとうございます。
どの写真も被写体を見る目のの温かさが伝わってきて素敵ですね。
半日でしたが、あっという間の思い出に残る飛鳥サイクリングでした。
太子山向原寺、よく調査されましたね。そうだったんですね。飛鳥から善光寺に繋がるとは。歴史は廻る。
岡寺、飛鳥坐神社は、行ってみたいと思いながら行く機会が無かったので、案内していただいた感謝しています。やはり地元の方に案内していただけると一味も二味も違う素顔を見る事が出来たと思います。
ひもろぎの茶粥会席美味しかったですね。
今度は、もっとゆっくり廻りたいですね(^^)
ありがとうございます。
Ted
- がちゃこさん からの返信 2006/09/28 17:22:44
- RE: 念願の岡寺
- Tedさ〜ん! お疲れ様です。
遅くなりましたが 飛鳥プチオフ会の写真を upしてみました。
>太子山向原寺、よく調査されましたね。そうだったんですね。飛鳥から善光寺に繋がるとは。歴史は廻る。
そーなんです。あの立て看板見て 何ゆえ善光寺に繋がるのだろう…?と ふと疑問に思いまして。調べてみたら 『そー来るか!』って言う繋がりを発見しました。歴史は廻る 本当にそんなカンジです。
うふふ 私達も あの路地に呼ばれたのかもしれませんね〜。
>岡寺、飛鳥坐神社は、行ってみたいと思いながら行く機会が無かったので、案内していただいた感謝しています。やはり地元の方に案内していただけると一味も二味も違う素顔を見る事が出来たと思います。
わ〜 そう言って頂けると とても光栄です。飛鳥坐神社は 奈良県に長い事住んでいても 訪れた事がなかったので 逆に Tedさんが 飛鳥に来て下さったから 行く事が出来た場所だと言えます。こちらこそ 有難うございます。
サイクリング ほんと楽しかったですよね〜。次回は ほんと 朝からゆっくり 飛鳥巡りしましょうね!
がちゃこ 拝
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