男46歳　行き当たりバッタリ旅

2006/09/23 - 2006/09/24

週末金曜夜、いつもの飲み屋で中学時代からの同級生「K」と飲んでいる時、両者ともに土日は奥様方がダンスの練習で野放しになる事が判明。
久しぶりに二人で何処かへ行こうと話していたが、夢は膨らむばかりで具体案無し。
もう一人先輩を誘おうと連絡を取ると、「ちょっと遅いが山梨へブドウ狩りに行こう」とお誘いが。
そこで、山梨まで車に乗せていってもらい、適当に下ろしてもらったところから旅をしようと言う事になったが・・・。
中年親父二人旅となりました。

エリア 長野

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル

9/23　朝8：30頃、やや遅れで先輩が自宅まで迎えに来てくれました。
この先輩は、今年の夏、一緒にハワイ島へ行った方であります（本当にお世話になります）。
相方の「K」はすでに乗車済。
社内で、突然、富士吉田へ「うどん」を食べに行く事を告げられました。

御殿場から富士吉田までは若干渋滞。
でも、ちょうど11：30頃には吉田にてうどん屋さがし開始。先輩がネットで調べて来た店を見に行ったところ、すでにバイクツーリングの方々が待ち状態です。
で、結局、無難そうなに入ったが、普通のそば・うどん屋さんといった感じで「肉そば」を食す。麺は硬めで、やはり吉田うどんということでしょうか？
その店を出て少し走ると、写真の立ち食い的な建物のうどん屋さんを発見。初心者にちょうどよさそうなので、ハシゴで二食目。今度は、「よしだうどん」というベーシックそうなうどんを注文しました。
麺は硬めで、汁も結構好み・・。
うどんも、トッピングも食券機で券を買う方式で、とっつきやすい感じです。
（仕事途中の人とか、家族連れとかで混んでました）

いつも、大体、春秋年２回訪れる、美里園さん。
桃もぶどうも、とっても美味しいです。
あと、ほめると出てくるお茶うけのお母さんお手製漬物。
今回は、家に帰ってからご飯と食べられるように、わざわざおねだりして、いただいて帰りました。

ぶどうの方は、美里園さんの話しでは、やや終わりぎみということでしたが、まだまだ、たわわに沢山ぶらさがっております。
「K」と私は、運転手さんには悪いけど、ワインで一杯開始。そうとうヒンシュクをかって、「ここでリリースするぞ！！」と脅されてしまいました。
（いやっ、こんなとこでリリースされても・・・。美里園さんの休息所でキャンプかい！）

勝沼の「ぶどうの丘」へ行ってみましたが、駐車場が大渋滞だったので、さっさとあきらめて、石和温泉方面へ移動。
そこで、石和温泉駅で降ろしてもらう事になりました。
駅で降りるまでに石和温泉に泊まるか、どうするか、「K」と話しあったのですが、とりあえず、電車に乗って移動しようという事になり、諏訪方面と決めました。

石和温泉駅でカップワインを購入。電車に揺られながら、ちびちび飲みました（けっこうまったりした味で美味し）
年齢がら二人とも温泉に入りたいので、やはり諏訪まで行く事にしたのですが、上諏訪が良いのか、下諏訪が良いのか判らず、結局、料金は同じなので、乗って行って上諏訪の雰囲気を見て決める事となりました。
この後、八ヶ岳を見ながら、ワインをちびちび。周りの高校生からはちょっと痛い視線が・・・。

検討の結果（？）、下諏訪まで来てしまいました。
今度は宿さがしです。18時近くだったので駅の観光案内がやっているか心配だったのですが、おじいさん一人でやっておりました。「温泉に入れる宿」というと、おじいさんは「今日はやぶさめがあったからねぇ。結構人が出てるんですわ」と心配になるご発言が。でも、電話一本で即決定。よかった〜。

写真は下諏訪駅。宿ではありません。写真には写っていませんが、駅前にはご存知「御柱」が立っております。

問題（？）の「やぶさめ」ポスター。
しっていればもっと早く来て見たのに。

こちらが、本日の宿、「おくむら」さん。
なつかしい感じのお宿です。風呂は、小さめですが、綺麗なお湯がタップリ（ちょっと深い）で気持ち良いです。
ちなみに、宿に着く前に下諏訪駅前をうろつき、ビールと日本酒をゲット。でもコンビニすら無いので結構大変でした（つまみが見つからず）

夕飯は、
馬刺し、わかさぎフライ、コイの切り身のから揚げ、きのこ、ヒメマス塩焼き、肉味噌ナス
等々、結構沢山で満足です。
仲居のおねーさん（って73歳と言ってけど）と話しをしていたら、我々の住んでいる街に親戚がいて良く来たそうで驚きました（30年も前らしいです）
このおねーさんに、御柱の事や、明日の電車の時刻なんぞも教えてもらいました。

9/24　朝、前の晩に結構飲んだ割に早寝だったせいか、ちゃんと6時に起きれました。
風呂・ビール・朝飯とこなし、8：30に宿を出発。
宿の前まで見送ってくれたおかみさん・おねーさんに諏訪湖への行き方を聞くと「徒歩20分」と言う事だったので、言われたとおりに歩きはじめました。
ところが、駅を越して20分近く歩いても湖面は見えず。で、結局、9：26の電車に乗るためあえなくUターン。
飯田線経由豊橋行きに乗り込みました。
豊橋には、何と、16時台の到着。気が遠くなりそうです。

まだ、1/3も来てない？でも、お尻が痛い。

途中、居眠りしてしまったのですが、何かひらめきを感じ目があきました。すると駒ヶ根の手前。周りの風景から「千畳敷へいこう」とひらめき「K」へ提案すると、即OKでした。で、途中下車慣行。
でも、ここらへんでも、まだ、1/3ぐらいの所。この先大丈夫か？

駒ヶ根駅前からバスでロープウエイ駅まで（￥1000でした）。そして、ロープウエイで7分。標高2620ｍ（らしい）までいっきにやってきました。
夏休みにマウナケアで4200ｍを経験してきましたが、でも、やっぱり何となく空気が薄い。

それでは、相方、「K」に登場してもらいましょう。

決して、「さだまさし」さんではありません。
（黒塗り状態だと似てるかも）

ビールが美味かったです。

ピンクの建物がロープウエイ駅です。
この後、すぐに雲がかかって来てしまったので、さっさと下山しましたが、「K」はホシガラス（鳥です）が沢山いたので喜んでました。

14：30頃、駅に戻ってきたところで、ちょうど上り電車が出てしまいました。一時間に一本しかなく、おまけに豊橋まで行くのは3時間後です。乗り換えすれば行けるのかすら判りません。
でも、腹が減ったので、駒ヶ根名物の「ソースカツ丼」を食べに行くこととしました。

くどいようですが、まだ、1/3程度しか来ていません・・・。

ソースカツ丼。美味かったです。
ソースカツ丼を食しながら、携帯で調べると、どうやらこの先、「天竜峡」行きに乗り、乗り換えで豊橋まで行けるのが判りました。
16：05分発で21：26豊橋着。長いです。

ソースカツ丼屋さんから出て、駒ケ岳方面を見た駒ヶ根駅前。
駅前には高校生らしき人達がわらわらとたむろしていました。この辺はデートスポットが駅前広場ということはないですよね？何か魅力的な物がある場所だったのか？親父二人には解りませんでした。

ゆられ、ゆられて、ようやく飯田です。天竜峡は近い（って、単に乗り換えだけなのですが）

天竜峡で乗り換え、ごとごと進みます。
駒ヶ根で買った酒もようやく飲み始め、あっというまに空です（この先、長いのにどうするんじゃ）
当初、この「ひらおか」に駅温泉があるというので、ここで下車予定でしたが、千畳敷2600ｍに変わってしまいました。

JR九州のポスターが、長い車中、やたら目に入りました。白い犬が良い味を出しているポスターです（微笑ましいです）
飯田線はこの後、一瞬、わが街（浜松市です）に入るのですが、かすめるようにして愛知県へ突入。
で、ようやく、21：30頃、豊橋着。
駅前の焼き鳥屋で夕飯（飲みですが）を取り、23：15発浜松行きで家へ・・・。豊橋〜浜松間35分。う〜ん、ギャップがありすぎだよ。

また、男二人でブラブラと出かけたいです。