2006/09/13 - 2006/09/18
45位(同エリア183件中)
りょーこ♪(りょん/LYON)さん
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阪急交通社のトラピックスのツアー『スペシャル九寨溝・黄龍・重慶・大
足6日間』、第3日目です。
3日目の旅程は『ホテル→重慶発→黄龍着→宝石店→黄龍到着(迎賓彩池盆景池・明鏡倒影池・争艶彩池・映月彩池・五彩池)黄龍出発→九寨溝泊』
いよいよ本命の黄龍に入ります。到着日からのハードスケジュールで睡眠時間もままならない状態での黄龍。私は飛行機に乗ると耳なりがしたり、昔から長距離走とか大の苦手で、腹式呼吸も自信がないので、高山病がとても心配です。でも、絶対上まで登りたい!!!
黄龍は1992年にユネスコの世界自然遺産に登録され、四川省松藩県の黄龍郷にあります。万年雪を抱く岷山山脈の主峰・雪宝頂(5588M)を望む玉翠峰の麓にある峡谷です。樹海に覆われた渓流に、石灰岩層が露出し、ブルーやグリーンの水をたたえた大小の池となって段々畑のように折り重なった独特の風景が幅30〜170メートル、36キロにわたって続きます。黄龍の総面積は700平方キロメートルになります。(阪急のパンフより抜粋)
本当に素晴らしかったです。是非、又、行きたいです。ただ、今回は常に忙しく余裕がなかったので、今度は、絶対ゆっくりまわりたいです。出来るなら個人で行った方が良いスポットだと思いますが、一般の人にはまだ難しいみたいです。この辺りをまわるツアーは、かなり強行日程のツアーが多いです。値段的にも結構お高く、ワンランク上のツアーと数万円しか違わない事もよくあります。比較検討される事をお勧めします。ここも、あそこもと欲張らず、予定表が寂しいくらいの旅行を選んだほうが楽しめると思います。最初は日程表をみて(一箇所しかまわらないので)物足りないと思うかもしれませんが、本当は朝から晩まで一日満載のツアー日程だったりします。例えば今日の旅程をみてみましょう。予定表は『ホテル→重慶発→黄龍着→宝石店→黄龍→九寨溝泊』とあるだけかもしれませんが、実際は、黄龍の中に『迎賓彩池・盆景池・明鏡倒影池・争艶彩池・映月彩池・五彩池』があり、一日中大忙しで、朝4:30から夜22:30ぐらいまでフル稼働の旅程です。
*今回はガイドブックを購入しなかった為、主にネットをからの情報収集で作成しております。情報の間違いも多少はあると思いますので御容赦下さいます様お願い致します。
<<参照・関連サイト>>
阪急交通社: http://www.hankyu-travel.com/
---黄龍の参考にさせて頂きました---
『旅巧館』さん: http://www.gorinkan.org/journey/wnj/cn0909.html
次郎さんの『血の色はワイン色』: http://www.gulf.or.jp/~houki/travel/kouryu.html
哲(TETSU)さんのホームページhttp: http://homepage1.nifty.com/tetunakaya/indexnatu20060805.html http://homepage1.nifty.com/tetunakaya/indexnatu20060806.html
HYACさんのAirmal from HYAINTHUS: http://www.asahi-net.or.jp/~qs9m-hys/index.html
『人民中国』さん: http://www.peoplechina.com.cn/maindoc/html/guanguang/yichan/200501/yichan.htm
<<ツアー全旅程>>
1日目:成田空港発→上海浦東国際空港着→逸和龍柏飯店泊
2日目:ホテル→上海外灘→上海浦東国際空港発→重慶江北国際空港着→大足宝頂山石刻→海徳大酒店泊
3日目:ホテル→重慶江北国際空港発→九寨黄龍空港着→宝石店→黄龍(迎賓彩池・盆景池・明鏡倒影池・争艶彩池・映月彩池・五彩池)→新九寨賓館泊
4日目:ホテル→九寨溝(諾日朗瀑布・鏡海・箭竹海・五花海・樹正瀑布・長海・五彩池・老虎海・九寨溝民族文化村・樹正樹海・臥龍海・火花海・盆景灘)→新九寨賓館泊
5日目:ホテル→九寨黄龍空港発→重慶江北国際空港着→三峡博物館→鵝嶺公園→総合土産物店→重慶江北国際空港発→上海浦東国際空港着→逸和龍柏飯店泊
6日目:ホテル→上海浦東国際空港発→成田空港着
1〜2日目の旅行記: http://4travel.jp/traveler/first-step/album/10092544/
4日目の旅行記:http://4travel.jp/traveler/first-step/album/10094432/
5〜6日目の旅行記: http://4travel.jp/traveler/first-step/album/10092622/
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
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今日のモーニングコールは4:30、5:30ホテル出発で、再び重慶江北空港へ向かいます。当然、荷物も自分で運びます(^_^;) 6:50発の中国国際空港CA4453便で黄龍九寨溝へ向かいます。黄龍九寨溝空港へのフライトは約一時間です。重慶のガイドさんが、そのまま同行します。
朝早すぎるので、朝食はお弁当です。パンが2種類、卵、水です。卵は味無しです。皆さんに教えて頂いたので、行きの国際便から塩をもってきたので、美味しくいただけました。機内に乗り込んでお弁当を食べ終わった頃、機内食でハム&チーズの温かいサンドイッチが出ました。お弁当食べなきゃ良かった(T_T) こういうのって事前に簡単にわかる事なんじゃないのかなぁ?添乗員さん、ガイドさん、教えてよぉっ! あったかい食べ物好きの私、結局こっちも食べちゃった(^^ゞ食べすぎです(笑) -
上空から撮影(黄龍九寨溝空港付近)
眼下には岩のような切り立った山が連なります。山岳地帯に来たと実感します。重慶を出る時、あまりお天気が良くなかったのですが、黄龍九寨溝空港近辺では晴れ間が!とっても嬉しいです♪
黄龍九寨溝空港は中国で二番目に高いところにある空港なんだそうです。私達のツアー一向は大丈夫でしたが、空港で倒れる人もいるそうです。
荷物が来るのを待っていると添乗員さんにトイレに行くよう促されたので、皆でトレイに向かいます。利用者数に比べてトイレの数が少ないので、機内で行っておくほうが良いです。同行者は私より先にトイレから戻ったのですが、添乗員さんに荷物は取ったので向こうへ集まって下さいと指示されたそうな。しかし、彼女の荷物は取り残されていて、ターンテーブルで1つだけ、ぽつんと回り続けていたそうです。チェックインした後に名前のタグがとれてしまったようです。「タグが無かったので判らなかった」と添乗員さんは言い訳してましたが、この人、チェックインした荷物の総数も数えてないのね。本当、この人、やばいかも(^_^;) -
携帯酸素ボンベ
空港を出てバスに乗り込み出発します。先ず、黄龍に向かう途中にあるらしい宝石屋に向かいます。せっかく朝早く出てきたのに、なんでわざわざ宝石店に寄るかなぁ???高地になれる為なのかしら(?_?) 宝石の本物と偽者の見分け方を説明していたけど、全く興味のない私達。買い物時間に入ると、即ソファーに座り込んで置いてあったお茶で一服してみました(笑)
お店の外にはチベット族の方が開いているお土産屋台がたくさん出ています。寝不足と疲れもあり、私は既に“けだるい感”にさいなまれ、行きませんでしたが、買いに行った人から「民族雑貨が安く売っていた」と後から聞いて、とても残念に思っいました。
再びバスに乗り込み、宝石店を出発します。車内で一人に一本づつ酸素ボンベ(ツアー代金に含まれている)が配られました。白い蓋を横にして取り付け吸引口にします。蓋の上部の穴にボンベの先を差込み、その接続部を上から押すと酸素が出てきます。
(酸素ボンベの写真は黄龍登山中にへばって小休憩をしている時に撮影したものです。) -
標高4007M地点
宝石屋を出発して少し行くと峠になります。山あいのくねくね道を行くと、少し開けた場所にでます。この標高4007M地点で写真撮影の時間をとりました。写真左側にも写っていますが、チベット族の方が馬(←もしかしてヤク?!)に乗らないかと営業しにきます。左の石に「雪山梁」、右の石には「雪宝鼎」とあります。雪山染は4328M、雪宝鼎は5588Mの山みたいです。「雪宝鼎」は雪宝頂ともいうそうです。手前の石の「4007」はここの標高のことなんだそうです。「雪山梁」とも書いてあるように見えます。ここもその一部なのかしら(?_?)不明です。雪宝頂山をみた記憶がないです(^_^;)写真の撮影場所を間違えたのかしら(^_^;)それとも雲が多くて見えなかった??? -
写真の右に少しだけ写っている石の塔が上の写真の右手のほうにありました。チベット族の方が信仰している宗教(ナマ教?)に関する石塔みたいですが、詳しくはわかりません。カラフルな布が旗のように一杯ついていました。
朝、バファリンを飲んでいたのですが、少し前から、ちょっと頭痛が。。。(-_-;) この後、早速、酸素缶を使用しました。バスの中で、持ってきていた風船を利用して風船療法(富士山の山小屋などで行われている風船を利用した腹式呼吸の練習法)にトライしてみましたが、かえって疲れただけでした(^^ゞ 最初、全く風船を膨らませる事ができず、びっくりしました。でも、同行者は余裕でプク〜ゥと。その後は、私も膨らませるようになったので、単に最初が硬かっただけなのかも。。。 -
黄龍の地図(阪急パンフレットから抜粋)
10:30頃、華龍山荘(黄龍入り口脇にあるホテルの1つ)に到着しました。華龍山荘でトイレに行って、黄龍国際大酒店の左手にある資料館に移動。黄龍の模型を地図に、簡単な道順の説明を受けました。下り道から登り、上り道から下るようガイドさんから指示をうけました。下山に要する目安の時間は2時間との事でした。
黄龍の入り口から五彩池までの片道は約4.1KM(3.7kmという説有)です。この地図上で「下山道」(右側)となっている所が現在の上り道です。地図上の池の周りを通る道(左側)が現在は下山道となっています。
黄龍の標高は入り口で約3080M、黄龍寺では約3430M、五彩池の展望台では約3650Mもの標高になります。人によっては高山病になる恐れがあります。高地では水分補給や腹式呼吸を心がけ、走ったり急いだりは禁物です。健康状態に左右される事も多いので事前の健康管理が大切です。お酒や入浴は控えたほうが無難なようです。高山病は酸素吸入で症状の軽減が計れる場合があります。道中にも酸素小屋がたくさん設置されていますが、心配な方やお時間の限られている方は、簡易酸素ボンベを携帯されるほうが手軽かもしれません。又、短時間で下山された事で下山直後に体調悪くなる事例も多いそうです。ご注意下さい。
参照:http://4travel.jp/overseas/area/asia/china/huanglong/qa/?QID=3310
高山病:気圧の低下や酸素の欠乏などが原因で生じる息切れ・めまい・動悸(どうき)・頭痛・吐き気・耳鳴り・難聴など。山岳病。比較的短時間のうちに高山へ登ったときに起こりやすい。(Yahoo辞書 大辞林より)
(追記)非常に個人差があり、全くかからない人もたくさんいらっしゃるそうです。年齢や性別には関係が無いと言われていますが、若い人のほうがかかりやすいと聞きました。 -
黄龍の入り口
10:45頃、いよいよ出発です。簡易酸素缶2本(一本は標高4007Mで開封済)と500mLのお水2本(一本は日本から持ってきた酸素包含量8倍とかいうお水)、バファリン(朝の分は服用済)もリュックに詰めました。さぁ、頑張って上までいくぞぉ\(^o^)/
本来、ツアーで予定されているハイクは4.5時間なのですが、ガイドさんのご好意で約5時間に。15:30華龍山荘集合となりました。お昼は帰ってきてから華龍山荘で取るとの事で、添乗員さんがおやつをくれました。ツアーによって出発前にお昼を頂く場合もあるようです。
酸素缶は空港で買おうと思っていたのですが、時間が無く購入できなかったので、バス中でガイドさんから1缶(50元)追加で購入しました。普段から気圧の変化に弱く、持久力にも乏しい私。到着日からの寝不足と、強行旅程による疲れもあり、高山病がかなり心配です。
以前は籠屋さんが活躍していたそうですが現在は見あたりません。開通したロープウェイに乗るつもりだったのですが、現地ガイドさんは、今のところロープウェイを使わせたくないようです。ロープウェイを使っても3K近く歩かなくてはならないと案内され、結局入り口から歩いて登る事になりました。 -
下り道〜迎賓彩池の間
上り道と下り道の分岐(合流)地点から下り道に入り少し登って行くと、だんだん周辺に小川や小池が現れます。本来は分岐点右手が上り道、左手が下り道で、上の地図とは逆になります。入場者が多い日は通行規制がしかれ、逆順に進む事は出来ないそうです。この日はそれほど混んでいなかったようで、逆行する事ができました。運が良かった(?)みたいです。
下り道は主に木道です。木道に横木が打ち付けてあるので、多少歩きにくい感があります。滑り止めなんだと思います。一方、本来の上り道は土の道です。木道に比べ歩きやすいですが、その道程のほんとどが林の中です。視覚の刺激に乏しいので、高地での「登り」が負担になりやすいかもしれません。本来の上り道(土道側)では池が見れる場所は数箇所しかありません。本来の下り道(木道側)と同一のものを違う場所(対岸)から見るような地形です。本来の下り道(木道側)の方が抜群に見ごたえがあります。山道なので木道道も土道も多少の階段は有ります。
(11:05) -
迎賓彩池 Welcome pool 標高3199M
下山道から登っていくと最初の大きな湖沼群になります。迎賓彩池のお水はエメラルドグリーンに輝いていました。写真には写っていませんが、この手前にベンチがあり、写真を撮ったり休憩したりできるようになています。案内板には「入り口の涪源橋より632M。350あまりの小池から成る総面積9600平方メートルの小沼群。テラス(ひな壇)状に広がる小池の上を、遠方より訪ね来る友を快く歓迎する音楽を奏でるように水が流れる」というような説明が書いてあったようです。 -
迎賓彩池 Welcome pool 標高3199M
上の写真の上部です。棚田のように石灰岩の小池が連なっています。今年は水が少なかったそうで、水が無いところもあり、石灰岩がむき出しになっていました。水が多いほど、綺麗そうです。残念。
阪急のガイドブックに「黄龍一帯は古い地質をもつ場所で紀元前1万年前頃に地上に現れたと推測される。石灰分(炭酸水素カルシウム)が溶け込んだ水が流れており、水分中の石灰分が長い歳月を通して枯れ葉や枝などに付着し石灰華(トラバーチン)となり、次第に水をせき止めていった。この石灰華に覆われた底をもつ湖沼が階段状に連なり、現在の景色となった。湖沼の縁の白くなった部分は、沈殿した石灰華が地上に露出した部分で、黄龍の独特の風景はこの石灰華によってを創りだされたものである。」とありました。
*トラバーチン:温水・湧水中で化学的沈殿として生成された平行な縞状の細孔を持つ無機質石灰岩 -
迎賓彩池 Welcome pool 標高3199M
更に上部になります。最初の池だったのでウキウキして写真撮影に時間を費やしてしまいました。今思うと、これが失敗。元気なうちに、歩けるうちに、時間と距離を稼いでおかないと、上での時間がなくなります。観たいのはアクアブルー(シアン?)の湖沼群、パールブルーの水面ですっ!!!先は長いのです。ここでの撮影は少なめにして、歩を進めましょう♪
(11:15) -
飛瀑流輝下流
少しいくと、又、池がでてきます。写真中央上部が飛瀑流輝です。流れる水はとても澄んでいて、底までクリアに見えます。ここのお水は迎賓彩池よりブルーがかっていたので、又、浮かれ気味に(笑)
ここでも写真撮影に時間を費やしてしまいました(^_^;)急ぎすぎても高山病の危険がありますが、チャキチャキ登らないと頂上で時間が無くなってしまうんです。この辺りはショット数を抑えて、軽快にいきましょう!(11:20) -
飛瀑流輝の案内板
中国語、英語、日本語で案内されています。変な日本語だけど、中国語がわからないので助かります。日本語と英語から解る範囲で説明文を取り出してみました。日光の加減で上手く撮影できず読めない事もありますが、案内板を撮影しておくと後で写真を整理する時ラクです。黄龍では忙しくて、撮影し忘れたり、見落としたりで、何処がどこだか不明の写真が多発(^_^;)
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飛瀑流輝 Golden Flying Waterfall 標高3233M
涪源橋より857M。高さは14メートル、幅は68メートルのトラバーチンの滝。石灰華の隆起にそって水が流れ落ち、階段状に連なったいくつもの小さな滝作りだしている。金色の石灰華が日光に輝く様は壮観である。
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涪源橋って入り口の所にあるみたいなんだけど、どこだったのかな(?_?) -
飛瀑流輝 Golden Flying Waterfall 標高3233M
この滝は私的には、遠くて、水も少なめで、寂しい感じがしました。一応、晴れていたんですが、輝いていて美しいっ!と感じられなかったのは感性の衰えでしょうか(^_^;)私には金色が「おうど色」に見えてしまう(笑)小さな滝が一杯っていうのは、小さな水の流れが一杯できているってことなんでしょうか。。。観る場所が悪かったのかもしれません。写真の右側のほうがよかったのかな。それとも二つ上の写真の下流辺りも全部含めてのことなのかしら(?_?)
阪急のガイドブックでは『石灰岩の堆積によって形成された高さ14Mの梯子上の滝。上流から流れてきた水が幅広く、いく筋にも分かれて流れ落ちる滝である。落差は低いが三段に分かれて落ち、迫力がある。飛び散った水の飛まつが太陽の光に当たって輝く事から命名された』とあります。これなら納得できるきがします。
(11:22) -
瀲灔湖 案内板
瀲灔湖 Pool of Tiny Waves
涪源橋まで943M。湖面積は2000平方メートル。水底の藻類植物が、透明な水を通して、鏡のように忠実に映し出される様は、とても興味深い。 -
瀲灔湖 Pool of Tiny Waves
藻が一杯で緑色ですが、確かに水は澄んでます。
ハイク時間5時間という事で気持ちに余裕があり、ここでも写真撮影に興じてしまいました。今はこれを悔いています(T_T)
目指すはアクアブルー(シアン?)の湖沼群、パールブルーの水面ですっ!!!ここでのショットも少なめに、距離と時間を稼ぎましょう♪
(11:25) -
蓮台飛瀑 案内板
蓮台飛瀑 Lotus Basin Waterfall 標高3267M
涪源橋より1121M。滝の総長は167M、高さ45M、高低差19Mの滝。滝の落下地点の岩が、まるで仏教で幸運の象徴とされる蓮台のような形になっている。銀色に輝く水のカーテンに囲まれた金色の蓮台は自然が作り出した素晴らしい一品である。 -
蓮台飛瀑 Lotus Basin Waterfall 標高3267M
う〜ん、どれが蓮台なんだろう(?_?) 右側のボコボコしたところかな? 写真撮る場所間違えたのかな(?_?)
でも、ここは飛瀑流輝に比べると、近くて、流れが強く、マイナスイオン感があり、気持ちよかったです。
私はこの辺りでも既にちょこちょこ酸素缶をすっていました。
(11:30) -
洗身洞案内板
洗身洞 Body-rinsing Grotto 標高3281M
涪源橋より1273M。幅40M、総高10Mで、滝裏の壁に洞窟がある。仙人達は、この流れ落ちる水で身を清め、洞窟に入り瞑想したと言い伝えられている。又、不妊症の女性が、ここで身を清める事により、子宝に恵まれるとも言われている。 -
洗身洞 Body-rinsing Grotto 標高3281M
修行みたいな感じで滝に打たれるイメージだったのですが、単にかぶる程度なのかもしれませんね。妊娠しようとする女性が滝に打たれるのは、ちと厳しいですものね。洞窟、どこにあるんだろう?右の木(葉がある)の上に葉が落ちている木がある辺りが、それっぽいですね。なるほど、左に移っている中国人の方はその洞窟を写真におさめていたのかも(^^)b ここでは、ほとんど立ち止まらなかったので、ちょっと残念。もう少しちゃんと観察したです。左手上に見える木道を進んできます。
黄龍溝の中を流れ落ちてきたトラバーチンの流れはこの洗身洞で急に落ち込み、高さ10メートル、幅40メートルのトラバーチンの壁を造っているそうです。これは世界最長のトラバーチン壁だとか\(◎o◎)/!
(11:40) -
はっきりとはわからないけど、おそらくここは。。。
金沙鋪池 Golden sand on Earth
写真左のように金沙鋪池の脇にある木道をずっと登っていきます。黄流はこの金沙鋪池の景色から名付けられた名前だそうです。この辺りのうろこ状の黄色い石灰岩が龍の鱗のようにみえたのか、黄龍を全体的にみてなのかは、よくわからないけど、金色の龍に見えたので「黄龍」なんだそうです♪
(11:42) -
ここはどこ(?_?) 湖面がアクアブルー(シアン?)になってきました\(^o^)/ とっても綺麗です。写真を撮るのに忙しくって案内板の撮影を忘れました。なので何処だかわからなかったのですが、多分、盆景池なのではないかと(笑)
盆景池 Bonsai Pool 標高3307M
水の中に木が生えています。結構大きな木です。水生植物には見えないけど、水の中でも枯れないで生きていられるのですね。根はどうなっているんでしょう?石灰岩を貫いているのかしら?!盆景池は約330の小池から成湖沼群で、その殆どに木が植生しているそうです。 -
きっと、ここは。。。
盆景池 Bonsai Pool 標高3307M
阪急のガイドブックには『草花や木々が岩が、小池を囲み、まるで盆栽のように凛としており、まるで1つの景色を作り出しているような風景が美しい。黄龍の自然の素晴らしさは湖沼群だけでなく、周囲は3000Mの山々で、生い茂るモミや松などの樹林も素晴らしい。木々が湖面に于写りこみ四季折々の風景を楽しむ事もできる』とあります。
(11:52) -
きっと、ここも。。。
金沙鋪池 Golden sand on Earth
盆景地を抜けると、又、金沙鋪池(?)でした。水が斜面をゆっくりと流れ落ちてゆく中で、その底面に黄金色のトラバーチンがうろこ上に固まり、この渓流になったそうです。同じような地質構造のトラバーチンの中でも、最も良い状態で残され、最も広くて長く、さらには最も色彩に富んでいる地表トラバーチンなのだそうです。ネットで闇雲に調べた感じでは、正面の山は玉翠山(5160m)らしい。多分。。。
(11:57) -
きっとここも。。。
金沙鋪池 Golden sand on Earth
少し行った所に東屋がありました。小休憩です。かなりキツイです。酸素吸引して、もってきたお菓子(グミ・チョコレート・飴)食べて、酸素吸って。。。
よしっ、行くぞぉっ!
未だ未だ金沙鋪池は続きます。
(12:05) -
明鏡倒映池 案内板
明鏡倒映池[投影湖] Mirror Pool
涪源橋より2019M。180の小池からなる総面積3600平方メートルの湖沼群。風からも守られ(風が少なく)、水流も非常に緩やかな為、水面は乱される事無く、静かに佇んでいる。透明な水は周囲の木々や空、さらには雪山を水面に写しだし、美しい自然の鏡となって訪れた人々の目を魅了する。己の姿が湖面に映し出されるのを見つけるのも、又、楽しい。 -
明鏡倒映池[投影湖] Mirror Pool
この辺りは、薄めのアクアブルー(シアン?)の湖面でした。確か、写真左手に結構大きい東屋が設置されていて、写真を撮ったり休憩できるようになっていました。東屋は湖沼群の中に作られていて、湖沼群が見渡せるようになっています。水が少なくて、写真左手にあるような感じで、石灰岩がむき出しになっている所が多かったです。東屋の手前側のこの周辺は、なんとか水をたたえていました。水が多いときは、相当美しい景色が眺められるのでは無いかと思います。 -
明鏡倒映池[投影湖] Mirror Pool
不思議ですね。近くで撮影すると色がほとんどなくなります。底の石灰岩のくすんだ色が見えすぎて、いまいち私達好みではありませんでしたが、綺麗でした。
この付近に来た時は、もうかなりのお疲れモード。同行者は写真を取る元気も無くなっていました。道中、ずっと「五彩池まで○○M」と距離を示す標識がたっていますが、なかなか距離が縮まりません(T_T) 五彩池までは、まだまだです。頑張るぞ♪
(12:13) -
娑夢映彩池 案内板
娑夢映彩池[つつじ湖] Rhododendron Pool 標高3391M
涪源橋より2136M。400あまりの小池から成り、湖沼群の総面積は6840平方メートルにもなる。数種のつつじが小池の周辺に生息し、春の終わりから夏の初めには、赤・紫・ピンク・白の色とりどりの花を咲かせ、この地を彩る。
って、肝心の写真が無いぃ!ソンナ。。。_| ̄|○ もしやシャッターの押し忘れ(-_-;) 秋は水が無く枯池になっているという噂も。だから撮らなかった???
体力的にきつくなってきているばかりか、時間的にも厳しくなってきて、休憩してゆっくり眺めるという余裕がありません。ただただ、五彩池目指して登っていきます。
(12:20) -
争艶彩池 [争艶湖] Glamourous Pools 標高約3400M
涪源橋より2447M。658の小池が集まる総面積20900平方メートルの湖沼群で、黄龍溝最上部の五彩池につぐ大きさです。個々の小池は、それぞれ其の深さや水底の石灰岩の色・形状が違います。その違いが、日光を受け、微妙に異なる色彩を作り出します。微妙に異なる色彩をたたえた湖沼群が日光の下、輝く様子は、まるで美しさを競うコンテストのようです。
阪急のパンフには「650以上もの池が織り成す、千枚田のような彩池。その名の通りそれぞれの池がお互いの艶やかな色を競い合っています」とありました。 -
争艶彩池 [争艶湖] Glamourous Pools 標高約3400M
本当、素晴らしいです。青い空、白い雲、雄大な周囲の山々、木々は緑を蓄え、アクアブルー(シアン?)の湖面は日光に輝いてキラキラしています。水は本当に透明で、澄んでいます。めちゃくちゃ綺麗ぃ〜\(^o^)/ 写真をとって、しばし美しさに浸たり。。。と言いたいけれど、残念ながらゆっくり眺めている時間はありません。五彩池は未だ未だ。登らなくっちゃ。あぁ、もっと観ていたいよぉ。。。(T_T)
この辺りでは、距離と時間を見比べて五彩池までいけるか、かなり心配になってきていました。 -
争艶彩池 [争艶湖] Glamourous Pools 標高約3400M
ここで2時間弱です。私が遅いのでタラタラと登ってきてはいますが、ほとんど休憩はしていません。あっというまです。通常の4.5時間ハイクだったら、私達もここで引き返さなければならなかった事になります。5時間で本当に良かったです。それでも時間が足りなくて、ここでゆっくりする事も出来ませんでした。ある意味、ここで割り切ってポケラァ〜とこの風景を満喫するのも良策かもしれません。
とは言え、この時、私達が最後尾でした。もともとの運動不足&持久力ナシに加えて、初日からの寝不足もあり、私の体力は中の下、あるいは下の上だったと思われます。大半の方は、私より早く登れると思いますので、安心して下さい。現に老若男女(中高年多し)を含むツアー28人中、70台の女性2(3?)人を含む20人以上が私達より前を行っていましたし、皆、五彩池まで辿り着きました。あまり心配せず、でも着々と五彩池を目指して下さい。
(12:30)
この辺りぐらいから、「少し歩いてちょっと休憩、少し歩いてちょっと休憩」を繰り返すようになりました。休憩すれば直ぐラクになるのですが、歩き始めると直ぐキツくなります。特に階段がきつかったです。そんなんで、なかなか思うように前に進みません(T_T)
少し行くと上り道と下り道が合流して、上下混合の一本道になります。その付近のベンチでたまたま一緒になった帰り道の九州からの団体さんに、「未だ3分の2位の所で、ここからが本命」と聞き凹みました。なかなか厳しいですっ(^_^;) その辺りで、私は一本目の携帯酸素缶を吸い尽しました(笑) -
中寺 Middle Temple
涪源橋から3456M。明の時代に建築された、面積は500平方メートルのた仏教のお寺。元は、霊観殿、彌勒殿、天王殿、大仏殿、観音殿の5つの仏殿があった。古くから伝わる美しい建築物は道教と仏教、両方の特徴を兼ね備えている。
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中寺 Middle Temple
ハアハアいいながら進んでいくと左手にお寺が見えてきます。一階部にお寺の周囲を囲むようにたくさんのマニ車が設置してありました。私もマニ車を回しにいきたかったのですが、帰りによる事にして、とりあえず五彩池を目指しました。行き掛けに舗道から撮影した写真です。ちなみにマニ車は時計回りに回すそうです。あまりはっきり覚えていないのですが、黄龍中寺は玉翠彩池と映月彩池の間にあるようです。
相当、お疲れモードの私達。休憩と休憩の間の移動距離は、だんだん少なくなってきます(^_^;) 酸素を吸い吸い登っていました。同行者は、いきおいで山登りや階段を登るタイプで、いつも私より何倍も元気なんですが、珍しくへばり気味で動悸がすると言っていました。私は動悸はしませんでしたが、ちょっと頭が痛かったです。
(12:57) -
黄龍のロープウェイ(阪急の旅行パンフより)
はっきり場所は覚えていないのですが、五彩池から500Mぐらいの所で、黄龍古寺や五彩池へ続く直進の道に、左手から下って合流してくる道があります。合流地点に道標があり、そこには「ロープウェイ2500M」とありました。かなりの人がそちらから、歩いてきていました。
現地ガイドさんは「ロープウェイの搭乗場所は別の所で、搭乗時間は約5分。降りたら五彩池があるわけではなく、そこから又約3KMを歩かなくてはならない。電力事情が悪く停電の危険性がある」ので、ロープウェイを使わず、歩いて登るよう勧めて(こちらに選択のチョイスは殆ど無かったですが。。。)いました。
恐らくロープウェイからこの合流地点迄が2500M、合流地点から五彩池が500Mで計3KMということなんだろうと思います。この画像は阪急の旅行パンフレットから抜粋したものです。これが正しい図であれば、ロープウェイは黄龍の左手(下側)の山頂に到着するようです。その山を下ってこの合流地点に合流するのではないかと思います。そうだとすると、道は殆ど下りになりそうです。下りなら、2.5Kはそれほど、きつくない筈です。ロープウェイで上って、帰りは歩いて下るというプランを想定して池の周りを進む木道のほうを下り道にしたのではないかと想像します。と、すると、やっぱりロープウェイを使うほうが楽そうです。もちろん、あくまで想像ですが。。。早くロープウェイが安定して、ツアーに使えるようにしてもらいたいものです。
さて、この辺りの私達の状況はというと、本当にきつかったです。休憩の度、酸素を吸っていました。休憩間の移動距離は一層短くなり、10〜20M進むか進まないかのところでキツクなります。次のベンチを目指して登っていくような感じで、進んでは座って、進んでは座ってと、登っていきました。 -
黄龍古寺 案内板
黄龍古寺 Ancient Huanglong Temple 標高3430M
涪源橋より4126M。この地の神である黄龍真人を祀った道教のお寺。古来より当地の人々の信仰の中心であった。明代の拡張で、現在の大きさとなった。岷山山脈の麓に佇む寺の姿は壮観である。山門の額は正面から見ると「黄龍古寺」、左に「飛閣流丹」、右に「山平水碧」と見える。この寺は歴代道教文化の発展と変化を今に伝える重要な地であり、伝説の四川北西部高原治水事業を考案した古代大禹王の記録でもある。
阪急のパンフには「伝説上の王朝、禹王のの船に乗せて運んだと伝えられる黄龍を祀っています」とありました。 -
黄龍古寺 Ancient Huanglong Temple 標高3430M
黄龍古寺までやっと辿り着きました\(^o^)/中寺からここまでの道のりが一番きつかったです。同行者はあいかわらず、動悸がすごいと言っていました。私はここでも動悸は無かったです。でも、息があがってましたし、頭痛は相変わらずでした。次のベンチまで来ては休み、次のベンチに来ては休むという感じで、それこそコツコツ登ってきました。酸素も頻繁に吸引していたので、今にもなくなりそうです。
この古寺は道教のお寺で、手前にあった中寺は仏教のお寺になります。約500メートルの間に異なる二つの宗教の寺院が建てられていますが、今まで上手に共存してきたそうです。道教と仏教が融合し、黄龍独特の宗教的な特徴を創り出している象徴なのだそうです。私達は時間が無くて見逃しましたが、ここには黄龍洞[Huanglong Cave]という鍾乳洞もあるそうです。
時間に余裕も無いので、とりあえず五彩池に向かいます。道標には五彩湖は左とあったので、左手に進みました。この時は知らなかったのですが、右手に行って更に高台のほうに登っていけば展望台に着きます。黄龍古寺に辿り着いた時に未だ元気であれば一気に展望台まで登ってしまうのも良いかもしれません。
(13:25) -
五彩池 Multi-coloured Pool 標高3576M
涪源橋より4166M。693の小池からなる、総面積21056平方メートルの黄龍溝最大の湖沼群。階段状に連なった浅い小池が一面に広り、絶え間ない水流が湖面を潤しています。。翡翠皿のような湖沼群が織り成す光景は、目に焼きつくように美しく、日光の下、各々の小池が濃淡様々にターコイズ、ブルー、或いはグリーン(日本語では赤や紫)に輝やく姿は正に美の極限です。黄龍の冬は厳しく、全てが雪に覆われます。しかし、谷の最上部に位置するこの五彩池だけは、冬でも深い青さを携え、凍結する事が無く美しく輝いています。古来よりこの地は神聖な地、地上のパラダイスと考えられきました。
阪急のパンフでは「黄龍で最も美しく最も不思議な風景をもつ池。水は透明ですが、見る場所や時間によって青、緑、黄、白など皆もが様々に色に変化します」と紹介されていました。 -
五彩池 Multi-coloured Pool 標高3576M
やっとつきましたぁ〜\(^o^)/ いよいよ五彩池です。最初はこんな感じの小池が現れます。更に木道を進んでいきます。
ここで、服装の話を。この日は晴天でした。私は暑がりです。黄龍の入り口は寒かったので、半袖Tシャツの上にシャツを着て、少し寒い感じでした。寒がりの同行者は更にウインドブレーカーを来ていました。歩き始めると暑くなって、私は途中から半袖Tシャツ一枚でした。その所為もあって、かなり日焼けしました。15年ぶりくらいに、日焼けで腕の皮が向けました。ツアーの一行も皆、日焼けで赤い顔をしていました。同行者は登山中は半袖Tシャツ&シャツで通していました。帰り道は本来の上り道(土道)を下りました。下りで運動量が減る上、日陰だったので、寒くてシャツを着ました。同行者はウインドブレーカーも着ていました。ツアーの方の中にはトレーナーや厚手のニットアンサンブルを着ている方、ジャンバーを着ている方もいました。暑がりか、寒がりか、運動したとき直ぐ発熱するタイプか否か等、いろんな要素が考えられますが、重ね着にするのが良いと思います。
(13:28) -
五彩池 Multi-coloured Pool 標高3576M
木道を少しいくと、輝くばかりのアクアブルー(シアン?)の湖沼群が現れます!!!本当に美しいです。出発してから、五彩池に到着するまで、そして到着しても、ずっと急ぎ足でした。もっとゆっくり景色を楽しみながら歩きたかったです。本当に残念でなりません。時間が全然足らなかったです。時間を止めて欲しいよぉぉぉ。。。(T_T)
今考えると、最初からお昼を食べないつもりでいれば良かったと思います。「帰ってこなかったら、先に食べてて下さい。お昼はパス(放棄)するつもりです」と。そうすれば、少なくとも後15分は、気兼ねなく五彩池でゆっくりできただろうし、来た道(木道)をもう一度戻って、黄龍を満喫する事もできたのになぁと思います。せっかく登ってきたのに、本当に勿体無い事をしました。失敗です(T_T)
(13:29) -
五彩池 Multi-coloured Pool 標高3576M
上の写真同様、木道から撮影しました。五彩池を挟んだ向こうの高台に展望台があります。この辺りの木道は写真渋滞になっていました。中国の方は観光地で写真を撮影するのに、やたら時間がかかります。他の人が入らないように撮影したがるくせに、操作が遅いです。皆さんの旅行記で拝見していたのですが、こちらも時間制限がある為、余裕がなく、正直イライラしてきました。「アングルや設定をきめてから撮れっ!!!」と言いたくなります。途中から「負けてられないっ!」と思い始め、私も中国の方のマネをする事にしました(笑) この件を含め、この旅行で中国語が話せたらもっと楽しい旅になるだろうなと思いました。
(13:32) -
五彩池 Multi-coloured Pool 標高3576M
この辺りが五彩池の最上部です。正面に見えるのが黄龍古寺です。水面はちょっと緑気味です。側面のほうが美しいアクアブルー(シアン?)でした。集合時間まで二時間を切り、展望台に登るか、五彩池のまわりを回るか迷いました。結局、展望台を選びましたが、あのアクアブルー(シアン?)の水面が輝く姿を間近に眺めて過ごすのも良かったかもしれません。本当に、もっと時間が欲しかったです。左手に少し行くと分岐点があります。私達は階段をあがって展望台へ向かいました。他の道は五彩池の畔を一周する木道や龍王廟のほうに向かう木道なのではないかと推測しますが、不明です。
(13:35) -
五彩池展望台(五彩池最上部側) 標高3650M
Multi-coloured Pool from Observation Deck near Top of the Pool
上の写真から少し登った場所にある展望台から撮影しました。それほど距離は無いので、すぐ登れます。左手に写っているのは黄龍古寺です。五彩池を囲むように木道の遊歩道が設置されていますが、右手の人が一杯いるほうから歩いてきました。左手の上の道(五彩池の側)が五彩池の畔を進むコースで下の道(外側)が龍王廟に向かう道なのではないかと推測しますが、時間が無くていけなかったので不明です。この展望台の左手(黄龍古寺側)にもう1つ展望台があったので、そちらに向かいます。集合時間まで二時間をきったので、気持ちがあせってきます(^_^;)
(13:40) -
五彩池展望台間の遊歩道
上の写真の展望台(五彩池最上部側)から黄龍古寺側の展望台に向かう遊歩道でズームで撮影しました。五彩池は黄龍の「目」と言わ(喩えら)れているでそうです。五彩池が輝く様は、まるで一つ一つの小池に碧玉をはめ込んだようと称えられてきたそうです。
冬でも凍らないというのは、不思議なものです。九寨溝は一年中観光できるけれど、黄龍は雪で覆われる為、4〜10月までなんだとガイドさんが行っていました。
(13:43) -
五彩池展望台間の遊歩道
これも上の写真同様、黄龍古寺側の展望台に向かう途中の遊歩道から撮影しました。上の写真を撮影した場所の少し左側です。これもズーム撮影です。左手手前に写っているのは、龍王廟です。向こう側に移っている木道を最初に通ってきました。高台からみる五彩池も素敵だけど、間近で見るほうが感動は大きい気がします。
五彩池についてからは、美しさに魅了され、時間が無い事もあり、疲れを忘れていました。ただ、展望台に登る階段などで酸素は時々吸っていました。2本目の携帯酸素ボンベも殆ど無くなってきており、もう一本もってくれば良かったと思いました。←吸い過ぎだろ(笑) ちなみに、2本目は下山している途中に無くなりました。確か五彩池でお昼分のバファリンを飲みました。
(13:46) -
五彩池展望台(黄龍古寺側) 標高3650M
Multi-coloured Pool from Observation Deck near Ancient Huanglong Temple
黄龍古寺側の展望台からの撮影です。五彩池は最上部(右手)の湖面は緑がかった色になっていました。私達は下流(左手)のアクアブルー(シアン?)の湖面がお気に入りです。なので、五彩池最上部側の展望台よりこちらの展望台(黄龍古寺)からの眺めのほうが好きでした。右手前は「龍王廟」、「禹王廟」とも書くようです。 -
五彩池展望台 標高3650M
五彩池展望台(黄龍古寺側) 標高3650M
Multi-coloured Pool from Observation Deck near Ancient Huanglong Temple
黄龍古寺側の展望台から撮影しました。五彩池の中(?)に石塔鎮海池と呼ばれているところがあるそうです。明代(1368〜1644年)に建てられた石の家と石塔があって、その辺りを特にそう呼ぶそうです。その石の家と石碑の大部分は石灰華の堆積によって埋もれていて、今は石屋根と塔の先端しか見えないそうです。石塔鎮海池に出会わなかった気がするのですが、いったいどこなんでしょう(?_?) 右手前「龍王廟」の屋根の反り返っている場所のすぐ上あたりの池に塔があるように見えなくもありません。このあたりなのかもしれません。 -
五彩池展望台(黄龍古寺側) 標高3650M
Multi-coloured Pool from Observation Deck near Ancient Huanglong Temple
同じく、黄龍古寺側の展望台からズームで撮影しました。写真には写っていませんが左手に黄龍古寺、右手側が五彩池の最上部です。本当は五彩池や争艶彩池の畔で、もう一度ゆっくりアクアブルー(シアン?)に輝く小池を眺めたかったのですが、時間がありません。
名残惜しい気持ちを抑えて帰路につきます。左手に進み、階段を下りてゆくと黄龍古寺の脇(向かって右)に出てきます。
黄龍は本当に素晴らしかったです。もう一度、行きたいです。今回は常に忙しく、全然余裕がなかったので、今度は、絶対ゆっくりまわりたいです。出来るなら個人で行った方が良いスポットだと思いますが、中国語もできない私には難しそうです。 -
黄龍の入場券
時間が無いので、帰りに見ようと思っていた黄龍古寺も中寺も素通りして下山します。下山はガイドさんから指示があったとおり本来の上り道を帰りました。上り道は土道の上、この時間なので人も少なく歩きやすかったですが、道中は殆ど林の中なので寂しかったです。上り道も争艶彩池と思われる湖沼群を眺める展望台があるのですが、下り道のほうが広々としていたように思います。アクアブルー(シアン?)に輝く小池を満喫したかった私達は、もとの道を戻っちゃえば良かったかなと、ちょっと後悔しています(ーー;)
黄龍の入場券は絵葉書になっています。園内にポストがあって送れるそうです。印刷されている切手は国内送料分だとガイドさんが言っていました。帰りに追加分の切手を買ってAirMailを送ろうと思っていたのですが、遅刻気味だったので立ち寄れず、送る事ができませんでした。とっても残念です。園内のゲートから上り道と下り道に分かれる分岐点の間の道沿いに郵便局らしきブース(入場時は左側、下山時は右側)がありました。そこから送るのかな???
急いで下山したにもかかわらず、それでも出口(入り口と同じ)に戻ったのが15:40、華龍山荘の集合場所に到着したのは15:45過ぎと、ちょっと遅刻してしまいました。私達のほかにも5名程遅れてきた方がいましたが、皆さん間もなく到着し、華龍山荘のレストランで遅い昼食をとりました。私は大丈夫でしたが、同席の方達の多くには不評でした。匂いがダメとかご飯に芯があるとか、おっしゃっていました。味付けはあっさりめでした。
ツアーの方のお話では、四川省の平均年収は約2,000元なんだそうです。日本円で考えると、月収約30,000強です。
お昼を終えて、トイレをすませ、16:30頃、黄龍をを出発します。 -
黄龍〜九寨溝の地図(お土産屋さんのパンフから)
今日の宿がある九寨溝にむかいます。黄龍から九寨溝までは約130K、来た道を戻って九寨溝へ向かいます。行きがけに写真撮影に停まった標高4007Mの峠を、又戻ります。連日の寝不足と疲れに高地ハイク疲れ、峠道と悪条件が重なり、気分が悪くなった方もいて、ゆっくりバスを進めました。私も気分が悪くなったので、もう一缶簡易酸素ボンベ(50元)を購入し吸引しました。本日3本目(笑) バスの最前列の席に移動させてもらって幾分ラクになりましたが、乗り物酔いも加わって、ホテルへの道はかなりつらかったですorzシンドイ。。。
バス中、ガイドさんからマッサージのオプションの案内がありました。足裏&膝下(40分200元/¥3000)、全身(40分230元/¥3500)、コンビ(各30分¥5000)でした。同行者がコンビにしようとしていたのですが、よく計算すると損なので全身マッサージをお願いしました。私もやりたかったのですが、疲れていたので早く寝たかったのでやめました。 -
新九寨溝賓館(阪急の旅行パンフレットより)
ホテルに到着したのは19:20頃。ホテルのレストランで20:00より夕食を頂きました。ここの料理は黄龍のお昼より美味しかったように思いますが、お昼が遅かったので、あまり食べれず、又、失敗でした。本当にお昼をパスして観光したほうがよかったな。。。(T_T)
同行者はホテルについてから具合が悪くなり夕食とオプションをパスしようとしたのですが、もうオプションのキャンセル料をとるとの事。「勿体無いから、頑張ったら!?」と言ったら、少し休んで復活した事もあり、夕食もマッサージも参加しました。彼女は強いマッサージが好きです。全身マッサージは物足りなかったそうです。足裏をやった人は良かったと言っていたそうです。マッサージホテル内では無かったので21:00にロビーに集合してバスで行ったそうです。部屋に帰って来た時はもう22:30頃でした。それからお風呂に入ったりして、この日も就寝は12時前になってしまいました。
ホテルの近くにコンビニやお土産屋さんがあったそうで、ツアーの方の何人かはこの日に買い物にいったそうです。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- けちゃたびたび(NaokoSaimi)さん 2006/09/28 14:25:07
- こんにちは。同じ頃同じ所にいましたね!
- こんにちは。私も同じ頃九寨溝・黄龍旅行をしていました。私は後半頭痛に悩まされて辛い旅だったのですが、景色だけはスゴイと思ったのと、苦楽を含めて友達に語るのにブログを参照してもらうと良いなと思ったので、初ブログに挑戦中です。りょんさんとは、同じペースで更新しつつあるな〜と思って、親近感が涌きます。ただ、私は九寨溝・黄龍は曇り時々小雨だったんですよ。りょうさんは真っ青な空の写真が続いていて、羨ましいです。では、旅行記完成までお互いがんばりましょう!
- りょーこ♪(りょん/LYON)さん からの返信 2006/09/28 23:01:15
- RE: こんにちは。同じ頃同じ所にいましたね!
- けちゃたびたびさん、こんばんわ
コメントありがとうございます。
私も、この前、偶然けちゃたびたびさんの旅行記を拝見しました。
実は、山の名前を探していて他の方の旅行記をみていたら、新作があったんで、拝見した次第です。
けちゃたびたびさんは、私達よりもっと高地に行く旅ですから、かなり大変だったんじゃないかと思います。
黄龍は辛かったけど、本当に素晴らしかったです。
もし、九寨溝か黄龍に住んでる人から結婚してくれって言われたら、自由にしていいならという条件つきですが、きっとOKしちゃいます。
もちろん、キライじゃないっていう前提ですが(笑)
黄龍は、是非とも、もう一度行きたいです。
今度は、ゆっくり、丸一日いたいです。
けちゃたびたびさんがいらした日は曇り時々小雨との事ですが、やっぱりぜんぜん違いますか?
うちはADSLではあるんだけど、いまいち処理が遅いので、旅行記を作るのが大変です。
なかなか動いてくれないので、しょっちゅうイライラしています。
書いたものが全部消えて、泣きたくなったりしています。
でも、先に書くの、なんか苦手なんです(^_^;)
特に今回は、このまま黄龍で燃え尽きそうな感じがしています。
九寨溝はしばらく出来上がりそうもありません。
きっとここから私はペースダウンしちゃうと思いますが、なんとか頑張ります。
けちゃたびたびさんは、頑張って完走してくださいね。
それでは、お互い頑張りましょう♪
- けちゃたびたび(NaokoSaimi)さん からの返信 2006/10/04 13:45:52
- こんにちは。同じ頃同じ所にいましたね!
- うひゃ〜
結婚していいです・・だと?
そんなこと言ったら申込殺到ですよ。
- りょーこ♪(りょん/LYON)さん からの返信 2006/10/07 11:12:25
- RE: こんにちは。同じ頃同じ所にいましたね!
- はは、殺到しないっすよぉ(笑)(^^ゞ
トイレも綺麗だったし、景色も素晴らしかったし、いいですよねぇ〜♪
日本人一杯来るだろうし(笑)
私もどうにか終わりそうです(^^)v
なんとなく、やっと旅が終った気がしてきました(笑)
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