2006/09 - 2006/09
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Ritzさん
★数世紀ぶりの家族旅行★
たくさんあった行き先候補の中から、あたしの独断で高野山へ。
両親は、ただの山だろうと見くびっていた様子。
山道を登りきり、高野山の町に着いておどろく。
日本の山の頂上に、こんな静かな密教の町が開けているとは。
雰囲気はまるでインド北部、ダライラマ邸があるダラムサラのよう。
かの有名な空海が自ら真言密教の修行の地として開いた高野山。
仏教徒ではないあたし達家族。でも
泊まったお寺で参加した朝のお勤めにはすっかり心が洗われた。
俗世間に帰ってくると、またすぐに汚れちゃうんですが...
-
The Gate Of The Holy Okuno-In
「一の橋」
奥の院への入り口。
千年杉と言われる貫禄のある木が所狭しとそびえている。
ここから先は聖域だ、というエネルギーを感じる。 -
The Road Of Tombstones
一の橋〜燈篭堂
有名な歴史上の人物から一般庶民の墓標まで
今にも崩れそうなほど朽ち果てた墓石から
建てたばかりのピカピカの墓石まで
その数は数十万基。 -
Accommodation
泊まったのは宿坊「大円院」
平日のせいか他の宿泊客はいない。
食事は精進料理。
質素なイメージとは程遠く、ボリュームがありとても美味しかった。
「こういう食事をしていたら生活習慣病に怯えることなんて無いね」
一同しみじみ。 -
Morning In Koya-Town
朝のお勤めに出るため、めったにしない早起きをした。
おかげで朝食は美味しいし、朝の空気もおいしい!
高野町は緑が多いのに枯葉ひとつ落ちていない。
ほうきを持った町の人々やお寺のお坊さん達が
せっせと奥の院を掃除している。
町も同じように清潔に整備されている。
気持ちいいー! -
Danjyo-Garan
予備知識を何も持たずに訪れた高野山。
大円院の部屋に置いてあったマンガ「空海」を読んで少し勉強。
「空海がここ高野の地に修行の場として最初に開いた壇上伽藍は...」
行くしかないでしょう! -
Daito
高野山の象徴とも言える「大塔」
塔の中は、大日如来を中心にした曼陀羅をカラフルで立体的に表現した
いわば3Dマンダラの世界が広がる。
このマンダラについて「空海」のマンガ本で少しは理解していたので
実物を見て圧倒される。
高野山年中行事のほとんどが行われるという金堂には
平の清盛が自らの額を割った血で描いたとされる「血マンダラ」がある。 -
Nyonin-Doh
高野山を去る前の最終地点として、女人堂まで歩く。
町の中心から結構な距離。しかもひたすら登り。
かつて高野山が女人禁制だった頃
女性がこのお堂から先には入ることは許されなかった。
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