和紙人形で作った源氏物語の世界

2006/09/08 - 2006/10/18

美濃市にある美濃和紙の里会館では、『源氏物語の世界』が開催されていています。源氏物語絵巻が、そのまま立体化したようなジオラマで物語が展示されていて大変見ごたえのある作品になっています。

エリア 美濃市(岐阜)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

御殿や庭木などがしつられられたジオラマ作品は大変見ごたえがあります。

視線を低くしてみると、まるで舞台を見ているかのような臨場感があります。

六条の御息所、のろいをかけているシーン。すべての作品には顔がありませんが、それだけに自分だけの顔を想像することができます。この人形も神の乱れや鬼気迫る姿から、恐ろしい形相まで見えてくるようです。

こんなみやびやかな世界も展開されます。

浮舟の入水シーンは、百年前に漉かれた極薄の美濃和紙を重ねて、水に沈みゆく浮舟の悲劇を表現しています。

ラストは、愛する人をみんな失ってしまった晩年の光源氏の立ち姿。

この旅行記へのコメント （2）

• syaku34さん 2006/09/18 09:18:39

  ゾクゾク

  わんやさん、はじめまして
  syakuと申します
  
  写真を拝見して、六条の御息所に
  ゾクゾクきてしまいました
  見たい！でも岐阜は遠い…(￣_￣|||)
  
  雅な世界に、和紙ってあいますねぇ
  あぁ、見たいなぁ…
  （しつこい）
  
  楽しませていただきました
  ありがとうございます！

  わやんさん からの返信 2006/09/18 13:51:03

  RE: ゾクゾク

  ようこそおいでませー。
  なかなかすごい人形なのですよ。ご覧いただけたら嬉しいですが、全国的にいろんなところで展覧会をされていますので、お近くであったらご覧ください。
  また、おいらのページをのぞいてくださいねー。
  ありがとうございました。