2006/08/22 - 2006/08/24
328位(同エリア454件中)
すいさん
アールトやノキア、アラビアなどのおしゃれなデザインから、ずっと憧れを抱いていたフィンランド。
実際に旅して思うのは、自分の抱いていたイメージはフィンランドのごく一部であったということ。
雄大な自然と親切でフレンドリーな人々。苛酷な冬に耐え、それを楽しみに変える豊かなライフスタイル。
フィンランドには物質的なものだけではない、たくさんの魅力がありました。
旅の前半の拠点はロヴァニエミ。
サンタクロース村やアールトの建築を訪れつつ、のんびりとラップランドでの休日を満喫しました。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- フィンランド航空
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前日20時間のフライトでまだふらふらなのに、今日はさらにロヴァニエミまで移動。
空港内は国際線はにぎわっているものの、国内線は閑散とした雰囲気。
売店で500mlのエビアンを買ったら2.3ユーロ! フィンランドの物価の高さを実感。 -
小さな飛行機に乗り込む。席は決められておらず、先着順に好きなところに座る。
ロヴァニエミ行きの飛行機が「自由席」というのは本当であった。 -
ロヴァニエミ空港に到着。これでしばらく飛行機とはおさらば。やった〜!
バゲッジクレームではユキヒョウ?やキツネのぬいぐるみが、ラップランド気分を盛り立ててくれる。 -
早速、サンタもおでむかえ〜。
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空港を出ると真正面にはトナカイのオブジェ。いやー遠いところまでよく来たなぁ。
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ロヴァニエミはケミ川とオウナス川という二つの川の合流地点に位置する。雄大な景色にただただ見とれるばかり。
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宿泊ホテルは「ランタシピ・ポホヤンホヴィ」
この名前が言えるようになるまで二日間くらいかかった。 -
チェックイン後、まずはアルクティクム・ハウス目指し、のんびりお散歩。
天気もよくて気分がいい。旅行に来る前日までの、仕事漬けの怒涛の日々からはまるで夢のよう。
ホテル前のマンションは、ベランダがガラス張り。冬の厳しさが思いやられる。 -
道すがら、タンポポの綿毛のようなものがいっぱい飛んでいた。初めて見る植物。
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アルクティクム・ハウス到着。
ここで北極圏の人々の生活や文化についてひととおりお勉強。
トナカイがいかにラップランドの人々にとって重要な生き物であるかを知る。
のんびりしすぎて、ポラリウム・シアター(オーロラのビデオが上映されるらしい)がクローズしてしまったのが残念。
いつか本物を見に来るぞ! -
アルクティクム・ハウスはガラス張りの建物。
建物の大半が地下に潜り込んでいるものの、光が射し込んで内部の回廊はとても明るい。
8月なのに、もうすっかり秋の風景。 -
川沿いに散策しながらホテルへ戻る。川はなぜか塩の匂いがした。不思議だ。
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本日の夕食はホテルで。
なんとポタージュにオリーブオイルまでたらしてある。
ここまで油を摂取しないとラップランドでは冬が越せないのであろうか? -
フィンランドといえば、丸いライ麦パン。
これが食べたかったのよ〜。
かめばかむほどしみじみするいいお味。 -
お待ちかね、トナカイのステーキ。
娘は「トナカイを食べるとサンタがこなくなる」とこの時点ではまだ信じていたのでチキンで我慢。
あはは、子供にウソを教えるのは楽しいなぁ。 -
これもラップランド名物チーズのデザート。
モッツァレラチーズにミルクをかけて、砂糖をかけてオーブンで焼いたもの(らしい)。
クラウドベリーをかけて食べる。もうこの時点で、お腹がはちきれそう。 -
翌日はサンタ・ヴィレッジに出発。ホテルのすぐ近くからバスが出る。往復5.6ユーロ
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サンタ・ヴィレッジは基本的に土産物屋と郵便局がメイン。
サンタさんはオフィスにいて一緒に写真を撮ると17ユーロ。オフィス内はカメラ禁止であった。
娘には「全世界の子供にクリスマスにおもちゃを届けるにはお金が必要でしょ。だからサンタさんはクリスマス以外はここでお金を稼いでいるのよ」と説明。すんなり納得。
郵便局で絵葉書をあちこちに書いて送る。 -
サンタ・ヴィレッジ内に北極圏を示す北緯66度33分のラインがある。
北極圏到達の瞬間?をパチリ。 -
バスを待つ間、サンタ・ヴィレッジ内の遊び場で遊ぶ。
ちなみにロヴァニエミには公園遊具で有名な「AXIOM」の本社がある。
フィンランドの子供たちは、小さいころからデザイン性に優れた遊具になじんでいるのだろう。 -
ロヴァニエミの街に戻り、スーパーでアイスを買う。
リコリスで表面がコーティングされ、中にもリコリスの粒が入った真っ黒けアイス。娘は食べられなかったが、意外と私は好き。以前オーストリアで買った咳止め薬の味がした。 -
ロヴァニエミは大戦時に壊滅状態となり、その復興にアールトが携わったことでも知られる。
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ラッピアハウスはアールトが亡くなる前に竣工した最後の建物とのこと。私が行った時には映画が上映されていた。
冬には上の曲線部分がライトアップされるそう。見たかったなぁ。 -
図書館
ラッピアハウス、図書館、市庁舎は隣り合っているので、アールトの建築を見たい人には都合がよい。
市庁舎と図書館は自由に中も見学できる(ということを帰国後知る。あ〜あ)。 -
市庁舎。
アールトの建築をひととおり見たら、ロヴァニエミで見るものがなくなった。
こんなに大自然の中なのに、ロヴァニエミの街中をうろちょろしているだけではもったいない。国際免許証を持たずにきたのがつくづく悔やまれる。
明日はPYHA-LUOSTO国立公園まで足をのばすことに急遽決定。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ymymさん 2006/09/17 00:13:54
- フィンランド!
- すいさん、こんばんは。
フィンランド良いですね〜〜!
一度本気で行くことを考えてガイドブックに目を通していたのですが、
その時気になった場所がロヴァニエミだったので、まさにその場所のお写真が見れて嬉しいです!!
私は結局フィンランド旅行はできませんでしたが、またそのうちです。
いつか行けたら良いなあ〜!(笑)
それにしても空が青いですねーっっ
空気も澄んでいそうで、本当に遠い国という感じがします。
ベリーソースはフィンランドでは定番なのでしょうか?
以前ムーミンカフェ(日本の)で食べましたよ!
おいしいけど、なんか不思議な感じの。。。
あとリコリスのアイスというのはめずらしいですね!
リコリス味はグミで食べたことがあって、
その奇妙な味に面食らいました(笑)
旅行紀の続きも楽しみにしていますね。それでは!
- すいさん からの返信 2006/09/17 10:31:32
- RE: フィンランド!
- 早速ロバニエミの旅行記をご覧いただいたのですね。ありがとうございます!
今回のフィンランド旅行は本当にいいお天気に恵まれました。
現地の人に「unusual」だと言われたので、かなりラッキーだったのでしょう。ふだんは雨女なんですが。
ベリーソースはトナカイのステーキには必ずついていました。
ソースが濃いので、ベリーの酸味で中和する意味があるのかも。
リコリスアイスは楽勝でしたが、サルミアッキは……手強かったです。
さて、お気に入り登録もしていただき、ありがとうございます。
年に一度しか旅行らしい旅行をしないので、あまりネタが持続しませんが、これからもおつきあいくださいね。よろしくお願いいたします!
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