2005　オーストラリア旅記　0603-03

2005/05/29 - 2005/06/08

実はさらに１０分ほど直進したらハーツはあったのだが、上り坂で先が見渡せないので、あちきは途中で左折してしまった。
左手にいろいろと商店が見えたので、雰囲気的にこちらじゃないかと曲がってしまったのである。
もちろん、あるわけないので途中でさらに意味もなく右折する。

しばらく進むと大きなホテルが見えてきた。
ホテルには何故か日本の国旗が掲揚されている。
まあ、これも何かの縁だろうとホテルに行ってみた。

そこのレセプションでハーツレンタカーを尋ねる。
するとホテル周辺の地図に現在位置とハーツまでの順路を教えてくれた。

ありがとう。
お礼にホテルの全景写真掲載します。＾＾

その地図を頼りに進む。
最初に駅で言われたとおりのところにあるのだが１０分というのはうそである。
絶対に２０〜３０分コースである。
つまり、タクシーコースである。

可愛さにダマサレテハイケナイ。

ハーツで車を１２時から借りる予定にしていた。
そうすれば明日の１２時までの２４時間が貸出料金１日分で計算されるのである。

だが、もうすぐ１１時になろうとする時間なので早すぎる。
とりあえず時間をつぶすために無駄にハーツのあるブロックを一周してみた。
戻ってくると１１時・・・。

面倒だから借りちまえ！

営業所に入ると先客が何やらハーツのスタッフと話しこんでいる。
雰囲気からして長引きそうなので、ゆっくり席で待たせてもらった。
時間にして１０分後に順番が回ってきた。
プリントアウトした予約の確認票を渡す。

カウンターには年配の先輩女性スタッフと、まだ名札もない若くてきれいな女性スタッフがいた。
先輩スタッフがその新人らしい子に、やってみる？と言われて彼女はうなずいた。
まったくの新人ではなく、何度か業務を行っているようである。
ぎこちなかったがすんなりと手続きはできた。

いい仕事である。
あちきの店でも雇いたい。

あちきは、次に乗り捨てるワーナンプールのハーツがどこにあるか尋ねてみた。
ちょうどその場に通りかかった年配のメカニックの方が地図を引っ張り出して説明してくれる。

もちろん英語なんてわかんないのだが、なんか込み入った話をしているようだった。
ガソリンスタンドがどうとか、とにかく目印はガソリンスタンドのようである。

外に案内されて借りる車の前まで連れて行かれる。
今度の車は、トヨタ車でコロナである。
前に借りた車よりやや大きくマニュアルである。
料金ケチってマニュアルにしたんだっけ。

今回はジーロンで借りてワーナンプールで乗り捨てる。
ワンウェイの追加料金もかかっているので、ウルルで借りるより高くなっている。
鍵を受け取って運転席に乗り込んだ。

久しぶりのマニュアルである。
なぜか頭の中のイメージで、ドライバーズグローブを装着する。

今度のドライブは、地方ではあるが街を走るので緊張する。
まずは駅に戻って荷物を回収しなくてはならない。

慎重に車を走らせてオーストラリア流の運転を見て道路の作りを覚えつつ走らせる。

問題なく駅に着くと、まず荷物をロッカーから出してトランクに載せた。
戻って売店でサンドイッチとコーラと春巻きを買う。

駐車場に停めた車の中で春巻きとサンドイッチを一切れ食べて道路地図を確認する。
向かうグレートオーシャンロードは、街を歩いていたときにもわかりやすくロードサインが必ず出る。
観光地なので迷うことはないだろう。

行くぜ、今日からあちきの相棒の「森の妖精号」。

そして駅を後にして車を走らせた。

エリア オーストラリア

ジーロンのハーツ営業所。

ジーロン駅。

ひとり旅って、こんなんばっかやねん。