2006/09/08 - 2006/09/08
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reiaiさん
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6時頃 近所の鶏の鳴き声で目を覚ます(しつこい)。外を見るが真っ暗。結局7:30まで真っ暗、そしてその後突然明るくなる。少しだけだが青空も見える。一人で島内観光をすることにした。朝食後、レンタルバイク店に行き、8時間のレンタルをお願いする(40$)。スクーターは30$。実はギア付きのバイクは乗ったことがない。でも前日島内観光したときに島内は相当な悪路であることも十分知っていたし、日本ではギア付きバイクを乗るチャンスはないと思い、オフロード・バイクを借りた。国際免許証の番号が必須であった。
【写真】一日観光に利用したバイク
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今日は北周りルートにチャレンジ。海岸線に沿ってバイクを走らせる。途中すごい悪路だ。初めはギアの入れ方も知らなかったが、試行錯誤しているうちに何とかマスター。エンストは数知れず。1時間ぐらいゴツゴツとした相当な悪路を走る
【写真】海岸線から見た波打ち際 -
北周りルートの終着点には、7体のモアイが海を向いて立っている。7対のモアイの見つめる先は、春分、秋分の日に太陽が沈む方向と一致しているという。このシーズンは観光客が少なく、誰もここにはいなかったのでモアイの前に座り込んで、出発前に買い込んだパンとハムで一人っきりで簡単な昼食を取る。これで立っている島中のモアイは全て見た事になる。このままバイクを返すにしても4時間も残っている。そこで全く、島の反対側になるが前日雨でじっくり見る事ができなかった、モアイ製造現場へ行くことにした。途中でガス欠にならないかな?というのも心配だった。何しろガソリンスタンドはダウンタウンに一軒あるだけである。
【写真】ランチを一緒にとった7体のモアイ -
途中、博物館に寄った。来る途中でも寄ったがシエスタという昼食&昼寝時間(12:00-14:30)のため見学できなかった。入館料 2 USD。受付のお姉さんが館内の展示パネルや展示物を詳細に説明した日本語ガイドを渡してくれた。これはイースター島に在住の日本人の方が翻訳、作成してくれたらしい。かなり分厚い。でも結局、展示物を一つ一つ見ながら日本語ガイドを全ページ読みきった。館内には展示パネル、展示物含めて30ぐらいの展示物しかないが一つ一つが興味深いものであったため結局1時間ぐらいいたと思う。ここで今まで知らなかった事などを新たに知り、これまでとは違ったモアイの見方を知ることができた。
【写真】博物館の前のオブジェ(館内は撮影禁止) -
太陽も傾きかけてきた。急いでモアイ製造現場ラノ・ララクへ。ダウンタウンからバイクで20分ぐらい走り到着。途中、牛や馬が何度も前を横切ったりする全く人や車には動じない。前日ガスがかかり、よく分からなかった製造現場全体をゆっくり観察。そして非常に珍しい正座したモアイも見ることができた。
【写真】正座したモアイ -
道が続いていたので何となく前を進み丘の裏側に回ってみる。そこには火山口があり、この場所が以前火山であった事を示すものであった。何ともこちら側にも製造中のモアイがあるではないか。来て良かったと思った。
【写真】火口 -
遠くのほうに目の入ったモアイがある。行って見たい。行くには山の頂上経由が近そうだ。
【写真】裏山のモアイ達 -
山の頂上付近まで行った時にさすがに観念した。この先、”登山の世界”。万一、足でも滑らせてしまったら・・・誰も見つけてくれないだろうなと思い断念。帰路、海岸線でポツンと立っている小型モアイを見つけて撮影
【写真】ポツンと立っている小型モアイ -
最後に畑の奥深くに帽子をかぶった4体のモアイを見つけて撮影。無事ダウンタウンに戻り、バイクを返却し前日と同じバーガ・ショップで簡単な食事をして宿に戻る。宿に戻ってからはスーパーで買った、チリ産ワインを飲みながら荷物のまとめをして時間を潰す
【写真】畑の中のモアイ -
イースター島出発
念願のイースター島ともいよいよお別れ。ただ、これだけ何もないところだと、島内観光に2日間も費やせば十分すぎるぐらいである。
6:30 近所の鶏の鳴き声で目が覚めるが真っ暗だし、やることもない。朝食の準備ができるまで再びベッドへ。朝食のテーブルでは同じく世界一周をしているフランス人と一緒になった。食事を終えて清算を済ませて部屋に戻り飛行機出発時間まで荷物のまとめとブログをオフラインで作成。
宿のご主人であるマルティンさんに空港まで車で送ってもらい。搭乗手続きを済ませ。出発時刻まで待つ。飛行場内にはお土産屋数軒あるのみ。飛行機はSantiago出発の折り返し便。今日もたくさんの観光客が下りてきた。予定より30分遅れてSantiagoに向けて出発。 -
最後に一口メモ
・モアイ倒し戦争のため、島内の全てのモアイは一度は倒された
・現在立っているモアイは全て20世紀に入ってから立て直された
・立っているモアイの数 : 288
・ラノ・ララクで製造途中のモアイの数 : 397
・運搬途中のモアイの数 : 92
・島内ではUSDがどこでも問題なく利用可能(1USD=500ペソ)
・ホテルや商店でクレジットカードが使えるが、10%の手数料が必要
・現金の引き出しは、マスターカードATMが島に一台あるだけ
・日本円は一切換金できず
・電気プラグは、3ピンタイプのためコンセント変換プラグ必須
・かっぱ、傘があった方がよい
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