スペイン〜モロッコ上陸の旅?　2003.09

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スペインへ行きたい。それでもってジブラルタル海峡を越えてアフリカ上陸も果たしたい、、そんな旅をしてきました。
年一度の９連休を最大限使ってのプランニング。あまのじゃくな私は思いきってバルセロナをカット、マドリードからひたすら南下してジブラルタル（英国）を覗き、海峡を渡ってモロッコへ行くルートとした。

当初の日程は
?成田〜ＢＡヒースロー経由〜マドリード
?マドリード滞在
?〜コルドバ観光〜グラナダ
?グラナダ観光〜コスタデルソルのどこか白い町
?〜ジブラルタル
?〜モロッコ・タンジェへ
?〜アルヘシラスに戻る〜マラガ（パラドール泊）
?マラガ〜ＢＡヒースロー経由
?〜成田

事前にマドリードとグラナダの宿、またマラガのパラドールを予約していきました。あとは自由旅、最後にマラガへ帰ってくればよいということで・・

到着したマドリードでいきなりのロストバゲージ。でも空港係員も慣れたもので、専用カウンター（ちょっとした人だかり）に案内され、英語も大してできない自分だが言われるままに手続きをし（→ちゃんと翌日の昼に宿に届いていました）地下鉄で宿のとってある市内中心部プエルタデルソルへ。いきなり夜の町で治安も心配だったが、徒歩ですぐ近くに我々のオスタルを発見。

宿で落ち着いたら夕飯だ。様子見がてら軽装でマヨール広場周辺を物色してレストランへ。スペインへ来たらやはりパエリアでしょう、と注文したがその量と付け合わせのパンにびっくり。確かにうまかったが、二人でもとても食べきれないボリューム。パンもバゲット２本分くらいある。それまでにつまみ１皿とワインも１本飲んでいたし、初日から水も油も違う国でお腹を壊してもつまらないので痛恨の残し。でも隣のテーブルの老夫婦は全部平らげていた。うまい以上に酒も料理も安いのでうれしい悲鳴、食の国だなーと感じる。

翌日は一日のんびり周辺観光。街並みも良し、食事も安くおいしい。ただ、大笑いしたのは、朝食セットの中にwith Tea,or Coffee,or Beerと書いてあったこと。思わずビールブレックファストを食してしまいました。カフェでのんびりしながら過ごすマドリードの一日。もったいない気もするがこれはこれで贅沢な時間だった。

シエスタ。この国には昼寝の習慣があるらしい。確かに14:00くらいになると軒並み店を閉じ、人通りも若干少なくなっている。治安の悪い時間帯とも聞くが、あまり感じなかった。最近の若い者はシエスタしないのか？でも、17:00くらいになるとバルに人が集まり出すので、一体この人達はいつ仕事をしている？軽いカルチャーショックを覚えるが、現地の人たちがとても豊かで楽しい一日を過ごしているようでうらやましく思った。で、また飲んだ。

→　コルドバ、グラナダへ。