東欧の夏?～ターボル編

2006/07/13 - 2006/07/15

ブダペストから夜行バスでプラハに戻ってきました。
フローレンツ・バスターミナルに着いたので、その足でターボルに向かいました。エアコンなしの超庶民的バスに揺られ、着いたところは超フツーのバス停留所。炎天下の中、誰も通らない道をとぼとぼ歩きながら、ほんと悲しくなりました。これに懲りて、戻りは電車で。
ターボルは、フス運動の軍事拠点だったということで、敵の来襲に備えて入り組んだ迷路のようなつくり。中世そのまま！といった感じで、散策するにはいい街です。ただ、フス運動博物館の地下道ツアーが目当てだったのに、夕方のツアーしかなくて、ここで何時間も待つのはムダだと思って諦めました。残念。
行きのバスも、エアコンなし＆スシ詰めのせいかおばさんが倒れてしまい、救急車を呼ぶという事件があったため、1時間20分の予定が2時間半くらいかかりました。ロスタイム多すぎでもったいなかった！こんなことならクトナー・ホラにしとけばよかった！とか、ひとりでブツブツ言ってました。
でもこのバスでは、隣に座ったチェコの肝っ玉母さんがすごく優しくしてくれて、おやつをくれたり、ウトウトしてると肩をかしてくれたり、、、ほっこりしました。

エリア その他の都市(チェコ)

バスから降りてみると、「ここどこ？？」混乱。歩き方にはバスターミナルがあるようなことが書いてあるのに、なんかちょー地味な普通のバス停に降りてしまった！どどどどーしよーー！！と焦ったものの、田舎道の真昼間、誰も通りません。右に行くか左に行くか、、、とりあえず、大型スーパーらしき看板の矢印が右だったんで、右に。
しばらく歩くと、遠くに教会らしき塔とこんもりした街が見えた！たぶんアレだな！右にしてよかった、、、

目印が見つかったことで、ちょっと気持ちに余裕ができたのか、とたんに道草。
なにやら美味しそうな赤い実が、、パクリ。
うううーーースッパイ！！
やはりむやみに道にあるものを口に入れちゃいけませんな。（アホ）

街の方向はわかったものの、道は分からず。とにかくあっちの方へ、、
でもほんとにこの道か？のどか。

ほんとにこんな道を？？泣きそう。

どうやらここから旧市街の城壁内に入れそう。よかった、、

この教会を目指して歩いてきたのよ、、、（涙）

パイプオルガンの音色にひかれて中に入ってみたら、お客さん（？）はおばあちゃま一人。
お祈り中に写真撮ってごめんなさい。

教会の裏手に塔の階段がありました。パイプオルガンの音が響いてすごーい！クラクラします。

塔から街が見渡せます。
上から見ると、この街が如何に入り組んでいるかよくわかる。家自体が歪んでるもんね。

塔のてっぺんには小さな部屋があって、なぜかガラクタ？をたくさん売ってました。古いピンバッチとかおもちゃとか。

上から見たジシカ広場。
背の高いのはかつての市庁舎。今はフス運動博物館。１５２１年に建てられたルネッサンス様式の美しい建物。

歪んでるよ〜
中はどうなっているんだろう。家具がぴったり壁につかないじゃないか！

おお！裸のオッサンが犬の散歩中。

かわい〜
でもこんなちっさい家にあのでっかいチェコ人が住めるんだろーか、、、

まっすぐな道なんてないのです！

迷路、迷路。

暑いけどうろうろしちゃう。
こんな暑いときに出歩く物好きは他にはいない模様。

ごはんを食べたのは広場にあるレストラン。

チキンのステーキとほうれん草のソテー。
こっちの料理は肉ばっかりかと思ってたけど、けっこう野菜も出てきました。つけ合わせとはいえ、量が多いので。

モヒート！！
ミントざくざく、砂糖じゃりじゃり。
おいひ〜〜
生き返ったところで、プラハに戻るか。
インフォメーションのお姉さんが時刻表を打ち出してくれました。

ひとり『世界の車窓から』を満喫。

この旅行記へのコメント （1）

• sunnyさん 2006/10/29 13:55:58

  ターボルへ行きました。

  うちんさん、はじめまして！
  
  ターボルの旅行記を書いた後、こんなとこへ行った人他にいるのかなーなんて探していたらこちらにいらっしゃいました(笑)
  
  同じくプラハからバスで行きました。9月はそれほど暑くなかったのですがエアコンなしの現地の人しか乗っていないローカルバス。
  私の場合違う村で降りてしまいかなりのロスタイム。
  ターボルでは列車の駅のすぐ横のバスターミナルで降りたのが幸いで、駅のインフォメーションで地図もらって迷子にはなりませんでしたが。
  帰りも懲りずにバスで戻ってきました。
  
  教会の塔に登られたんですねー眺めいいですね。
  観光客もほとんどいないし、よほどの思い入れがない限り一日中いるのはけっこう辛いと思いました。
  
  あの迷路のような街を歩いた方がいらっしゃって
  嬉しくなって書き込みさせていただきました。
  
  sunny321