2006/08/14 - 2006/08/16
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KAKU-SANさん
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8月14日朝、ほとんど徹夜の状態で、大阪より屋久島へ向け出発。
新大阪06:50発ひかりレールスターで09:35博多着。ひかりレースターはグリーン並なので快適そのもの。
ただ、お盆の時期なので、子供連れが多すぎて、喧しいので、熟睡とはいかない。
博多からは、10:10発のリレーつばめ&つばめで12:29鹿児島中央駅着。
リレーつばめが満席なんだけれど、つばめの方はガラガラ。リレーつばめの座席数が足りないんじゃないかな。
決して悪い列車ではないんだけれど、レールスターとつばめの座席が良すぎて、悪く感じてしまう。
つばめは、木の座席の新幹線です。JR九州は列車のデザインで遊ぶのが好きな会社のようです。
鹿児島中央駅でお弁当を買って、タクシーで鹿児島港へ。時間がないかなって、僕は焦ってたけど、タクシーの運転手は余裕たっぷり。
実際、かなりギリギリでも乗船できるみたい。
鹿児島港13:10出航で、14:55屋久島(宮之浦)着です。
港から、宿の民宿八重岳まで近いと思っていたけど、炎天下で多少坂道でもあるので、宿に着く頃には汗が噴き出してきて、顎から汗が流れ落ちて、いまからこんな調子ではどうなるのかなと不安になってしまった。
僕が泊まったのは、この民宿八重岳の裏にあるビジネスホテル八重岳。離島だけど設備的にはビジネスホテル。2食付で7,500円と手頃な値段だけれど、夕食はすごく充実している。
1泊目には、名物のトビウオや天然カンパチの刺身とかも出たが、運動していないこの日に食べきれる量ではなかった。
8月15日
屋久島の日帰りハイキングコースで一般的なコースに、縄文杉の10時間コース(バスは朝5時半出発、登山口7時着。登山口夕方5時発、6時半帰着というハードコース)と「もののけ姫の森」4〜5時間コースの2つあって、僕はもののけ姫の森コースを選択。宮之浦からバスで30分、500円のお手頃コースでもある。
昨日の暑さで、へばってしまうのではとの行く前の不安なんてうそみたいに、登って行くにしたがって、どんどん元気に。すっかり、アスリート気分になって、サンダル履きでも行けるような、もののけ姫の森コースだけでは我慢できなくなってしまって、縄文杉コースへ抜ける峠の回廊を突破しようかと野望がむくむく。
宿で頼んだ弁当を食べてて、不思議に思ったのは、登山の最中は唐揚など肉類よりも、ふりかけの掛かったおにぎりが一番美味しく感じる。体が欲しているんだろう。
日頃食べないキャンディもこのときばかりは美味しい。
弁当を食べて後は、おとなしくなるところか、ますます野心的に。
確かに、天候はちょっと暑いけど、標高800mなので、汗は出てくるけど、へばるような暑さじゃないし、天気は最高で雨の心配なし、一人だから自分の体調だけで行けるという恵まれたコンディションだ。
峠越えはちょっと怖かったけど、「出でよアドレナリン!あふれよドーパミン!」と自分を勇気付けて峠を突破。
途中、何匹も屋久鹿に遭遇。全く逃げようというそぶりもない。
縄文杉ルートに出てからはトロッコ道の緩やかな上り坂を時速6キロくらいで駆け上って行きました。 これは、もう何かが壊れているとしか考えられません。
でも、縄文杉の1時間手前のウィルソン株に到着する手前から、折り返しの団体とすれ違って行って、これ以上進んだから、バスに乗れないと思われたので、結局、ウィルソン株で折り返しました。
その帰り道、トロッコ道の枕木の上を延々2時間あまり歩き続ける(登りは3時間とか)という、退屈かつ苦痛な道のりで、枕木に歩幅をあわせて歩くのは、苦痛そのもの。
僕は結局、縄文杉まで行けなかったけれど、もう一度、あのトロッコ道を歩かなくては行けないのであれば、見なくても良いって思ってます。
縄文杉ルートの登山口より、5時のバス(1日1往復だけ)に乗って、6時半に宮之浦に到着。
この日の夕食は、残さず食べることができました。
8月16日
台風が近づいて来てるので、この日、島に泊まる予定を切り上げて、鹿児島へ。
翌日のトッピをキャンセルして、夕方のロケット(ジェットホイル)の予約を取っていたので、のんびりと構えていたのだけど、
あっさりと裏切られて、13:20の予約なしで乗れるフェリーで帰ることに。
それまでの3時間弱をレンタカーで観光することに、結局、2つの滝と海中温泉を見るだけで、温泉に入る時間もなかった。
さて、このフェリー。2時間後に出発するロケットよりも鹿児島到着が遅く、値段はロケットより高い。
普段なら、ドライバーは別として、乗る人はいないんじゃないかと思う。地元の人は回数券で安く乗っているそうだが。
しかし、この日は特別のよう。狭い船内に600人が乗っていた。予約なしで乗れるとは書いたけれど、ギリギリに来た人はキャンセル待ちになったようだ。
で、海はというと、乗り物酔いしやすい私が全く気分が悪くなることもないほど、静かなものだった。
こうして、鹿児島港へ着き、そこからバスで天文館へ。
天文館ではまず、ネットカフェを探し、そこからホテルを探すこととなった。
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