プラハ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
【旅程抜粋】<br />2004/7/17(土)<br />午前:プラハ(中央ボヘミア地方にあるチェコの首都)へ移動<br />午後:プラハ観光1日目(国立博物館)<br />夜:プラックライトシアター「The Best of Image」(イメージ劇場で)<br /><br /><鉄道でチェスケ・ブデヨヴッツェからプラハへ><br /><br />いよいよ本日は、旅程最終都市のプラハへ向かいます。鉄道で上京です。8時39分発のインターシティを予定しています。鉄道駅は、大通りを挟んでホテルの向かいにあるので、タクシー要らずです。ただし、荷物があるので、ホテルの目の前の地下道は通らず、ワンブロックほど先まで歩いて横断歩道を渡りました。近くても身軽ではないため、念のために早めにホテルを出ました。そうしたら、切符を買い終わった後でも、出発まで1時間も余ってしまいました。早すぎるので、出発・到着案内の電光掲示板に目当ての列車がまだ表示されません。壁に貼られた紙の時刻表で列車が来るホームは4番と確認できましたが、万が一、ホームが臨時に変更になったりしたらイヤなので(注:悪評高いイタリアでの過去の経験ゆえに、どこでもつい疑心暗鬼になってしまいます)、すぐにはプラットフォームに向かわず、しばらく駅舎のベンチで待ちました。土曜の朝だからか、人が少なく、静かで落ち着けます。でも、プラハではこうはいかないでしょうね。<br /><br />8時39分発の列車は8時30分に到着しました。空いていたので、スーツケースを頭上の棚でなく、足元に置きました。プラハ近くのタボール(Tabor)まではコンパートメントを一人で独占できました。列車の中ではうつらうつらしてしまい、残念ながら車窓の外の景色をほとんど楽しむことができませんでした。<br /><br />今日は天気がよくなりそうです。久しぶりに夏らしい夏の日を迎えることができるかもれません。でも実を言うと、写真撮影の点からいえば、天気がよくなるのなら、いままでのチェコ地方都市めぐりのときになって欲しかったです。プラハの観光名所は、自分が撮るのよりも美しい写真を、本やネットでいくらでもお目にかかれるから、私が何枚も撮っても「今さら」だからです。でも考えてみたら、逆に、写真が氾濫していて「今さら」なプラハでこそ、写真を撮るのによい天気に恵まれる方がいいかもしれないと気付きました。美しい写真を見慣れた「今さら」なプラハで、天気のせいで写真写りが悪かったら、もっとがっかりするでしょうから。<br /><br />10時53分にプラハに到着しました。タクシーについては悪評の高いプラハですが、やはりホテルまではタクシーを使わざるをえません。スーツケースを持ったまま、まだ勝手のわからないプラハの公共交通機関を乗り継いでホテルに向かう自信はありません。それに、日本から予約しているホテルの場所はガイドブックや観光案内所でもらった地図の欄外にあり、最寄り駅からの行き方を確認できていないのです。<br /><br />タクシーにはどうやったらボラれずにすむでしょうか。メーターを使うタクシーを使うこと、相場は調べてあるので、不当な請求には妥協しないようにがんばること―――できることはそんなことぐらいかなぁ、と考えながら、駅構内のタクシープールの案内を頼りに向かったところ、駅の出口手前に、外国人向け観光案内所のカウンターを見つけました。ホテルやチケットの手配だけでなく「TAXI」と大きく表示されています。どうやらここでは、タクシーの予約だけではなく、精算までしてもらえるようです。助かります。手配手数料が加算されているかもしれませんが、少なくとも正規の料金でしょうし、ボラれていないと確信を持つことができるのは、精神衛生上、とてもよろしい。カウンターでホテル名を告げてお金を払ったら、後はタクシープールで客待ちをしているタクシーの運転手に領収書を見せるだけです。行き先も領収書に書いてあります。カウンターの係員からは、すでに支払がすんでいるので、タクシーの運転手に何を言われても、これ以上払わないように、ときっちりアドバイスをいただきました。<br /><br />こうやってプラハでは、タクシー被害に遭う外国人を減らそうと努力しているのでしょう。こういうカウンターを設けるプラハのためにも、タクシーの悪評が消える日がいつか来るといいなと思います。<br /><br />タクシー代は、270チェコ・コルナ(1チェコ・コルナを2円安めに約5円で換算(2004年7月当時)し、約1,350円)でした。ホテルへは、5分足らずで着きました。この値段から考えると、テルチで、ホテルからバスターミナルへの1分程度のタクシー代が100チェコ・コルナだったのは、特にボラれたわけでもないのかもしれません。ホテルに来るまでの分も含まれているでしょうから。うん、そういうことにしておきましょう。もう過ぎた話ですし、よい方へよい方へと考える方が精神衛生上よいです。特に、タクシー代を、バスのような公共交通の切符代と比べてはいけませんね。バス代の方が異様に安いのです。1時間や2時間乗車する距離でも、マクドナルドで一食するよりも安くあがるのですから。<br /><br /><ホテルの話><br /><br />ホテルには、11時10分頃に到着しました。だけど、「チェックインタイムは14時から」とチェックインを拒否されてしまいました。いままで、特にこのような大型ホテルでアーリー・チェックインを拒否された経験はあまりなかったので、少しがっかりしました。しかも、レセプションの姉さんには、初っ端からうんざりした顔をされ、かんじ悪いと思いました。このホテルは団体客が大勢宿泊するらしく、見ると、中国人の思われる団体グループが、荷物を足元に、レセプションのソファでぐったり座り込んでいました。きっとこのレセプション嬢は、「チェックインタイムは14時からです」と何度も何度も言うハメになってのでしょう。しかし、だからといって、そんな事情を知ったこっちゃない新たな相手にまでうんざりした顔を見せるのは、マナー違反ではないでしょうか。<br /><br />14時までレセプションで待っているなんて時間がもったいないので、荷物だけ預けて、いったん街に出ることにしました。軽く昼食をとりたいし、プラハではナイトライフを満喫したいので、観光案内所かプレイガイドでチケットを手配したいのです。ところが、ホテルまでタクシーで乗りつけてしまったので、最寄りの地下鉄駅への行き方がわかりません。まずは地図をもらおうとしたら、件のレセプション嬢は、「地図は本当はタダではあげないよね。なんとかが閉まってるから(レジだったかな?)、特別にあげるわ」と、しぶしぶといった様子で渡してくれました。見ると、そんな、金をとるような立派な地図には見えません。やっぱりかんじ悪いなぁと思いました。<br /><br />でも情報は必要なので、地図を広げて、最寄りの地下鉄駅への行き方をめげずに尋ねたら、ホテルの目の前にトラム(市電)の停留所があるわよ、と、それだけ。このとき彼女は、ホテルのレセプション内に市内交通の切符販売機があることも教えてくれませんでした。聞かれないことは教えず、のスタンス。実は、私が地下鉄を使ってセントラルに行きたかった理由は、その肝心の切符を持っていなかったからなのです。何しろ到着したばかりなのですから。トラムの停留所は、いくつもの路線が交差するような大きなところ以外、たいてい切符販売機がないことを、私はいままでのチェコ旅行で学習していました。しかし、レセプション嬢はとりつくしまがありません。私は、彼女と話をするのがすっかり嫌になったので、とりあえずトラム停留所を確認してみよう、と外に出てみることにしました。<br /><br />このときのレセプション嬢に限らず、このホテルのレセプションの人たちは、概してビジネスライクでした。5泊した限りでは4人くらいで交代でカウンターに入っていたのを見かけましたが、女性は2人とも愛想がよくありませんでした。悪いとまで言い切りませんが、とてもビジネスライクで冷たく感じられました。件のレセプション嬢も、地図はタダではないのはホテルの方針であって、だからタダで地図をくれたのは彼女の好意といえるのかもしれません。ですが、すでに気分を害してしまった私には、言い方が少し恩着せがましく感じられました。うんざりしたような顔つき、うんざりしたような口ぶり、うんざりしたようなしぐさもいけません。まるで、たいした用でなければ話しかけるな、と言われているような気分になってしまいます。<br /><br />男性の方は、1人はいつも愛想よく応対してくれる人でした。もう1人は、もともとの顔つきのせいで、ニコリともしてくれないときは、古風な紳士タイプの厳しい教師にでも無言でにらまれているようでビビリましたが、愛想がよいときは、一転して雰囲気がガラッと変わって、優しそうな紳士に見えました。まあ、どちらかというとヨーロッパでは、自分がなんの用で話しかけられたかわかるまで、ブスッとしている人の方がふつう、って、わかっちゃいたんですけれどね。地方のホテルの人たちが愛想がよかったから、余計に比べてしまったかもしれません。<br /><br />ホテルは、レセプションを含め、支払った対価に当たるサービスはきちんとしてくれました。それは認めます。しかし、ホテルの顔であるレセプションは、それでよいというものではないでしょう。確かに、部屋はきちんとしていました。値段から期待したどおり、きれいで、シングルとしては十分な広さでした。アメニティはシャンプーと石鹸という最低限なのは、ヨーロッパのホテルにはよくあることなので、仕方がありません。5連泊もしたのに、1泊目にしか備え付けてくれない規則になっている、というのには驚きましたが、レセプションに言えば、余分にもらえました。ブュッフェ式の朝食メニューは、たっぷりというほどではありませんでしたが、そこそこ揃っていました。愛想のよくないレセプション嬢でも、タクシーの手配など、頼んだことはきちんとしてくれました。最終日は、チェックアウトした後、夕方の出国まで荷物を預ってもらえました。タダではなかったけれど。そう、きちんと対価にふさわしいサービスはしてもらったといえるのです。<br /><br />しかし、気持ちよくコミュニケーションできたかというと、どうでしょう。旅先ではいつもいつもいい気分ばかり味わってはいられないのは当然ですが、気分を害したとき、それを補っても有り余るいい思いをしない限り、悪い印象の方が強く残ってしまいます。このホテルは、やや郊外にあるせいか、日本から予約できる三ツ星ホテルにしては割安感があったので、値段につられました。でも、それがなければ、このホテルにまた滞在したいとは思いません。(余談:事実、翌年2005年7月のプラハ再訪のときも、このホテルは三ツ星のそれなりの規模と設備、そしてセントラルへのアクセスのよさからすると、あいかわらず値段的には申し分なかったのですが、再び予約する気にはなれませんでした。)<br /><br />(写真は、実際にはこのプラハ第一日目ではなく、翌日に撮りました。旧市街広場の旧市庁舎の塔から見下ろして撮ったうちの1枚です。細い路地から旧市街広場にたどり着くと、プラハ名物の天文時計が真っ先に目に入ります。)

2004年夏のブダペスト・ウィーン・チェコ旅行20日間 ハイライト写真(8)チェコ編その7(プラハ第1日目)

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2004/07/17 - 2004/07/17

4370位(同エリア4549件中)

2

7

まみ

まみさん

【旅程抜粋】
2004/7/17(土)
午前:プラハ(中央ボヘミア地方にあるチェコの首都)へ移動
午後:プラハ観光1日目(国立博物館)
夜:プラックライトシアター「The Best of Image」(イメージ劇場で)

<鉄道でチェスケ・ブデヨヴッツェからプラハへ>

いよいよ本日は、旅程最終都市のプラハへ向かいます。鉄道で上京です。8時39分発のインターシティを予定しています。鉄道駅は、大通りを挟んでホテルの向かいにあるので、タクシー要らずです。ただし、荷物があるので、ホテルの目の前の地下道は通らず、ワンブロックほど先まで歩いて横断歩道を渡りました。近くても身軽ではないため、念のために早めにホテルを出ました。そうしたら、切符を買い終わった後でも、出発まで1時間も余ってしまいました。早すぎるので、出発・到着案内の電光掲示板に目当ての列車がまだ表示されません。壁に貼られた紙の時刻表で列車が来るホームは4番と確認できましたが、万が一、ホームが臨時に変更になったりしたらイヤなので(注:悪評高いイタリアでの過去の経験ゆえに、どこでもつい疑心暗鬼になってしまいます)、すぐにはプラットフォームに向かわず、しばらく駅舎のベンチで待ちました。土曜の朝だからか、人が少なく、静かで落ち着けます。でも、プラハではこうはいかないでしょうね。

8時39分発の列車は8時30分に到着しました。空いていたので、スーツケースを頭上の棚でなく、足元に置きました。プラハ近くのタボール(Tabor)まではコンパートメントを一人で独占できました。列車の中ではうつらうつらしてしまい、残念ながら車窓の外の景色をほとんど楽しむことができませんでした。

今日は天気がよくなりそうです。久しぶりに夏らしい夏の日を迎えることができるかもれません。でも実を言うと、写真撮影の点からいえば、天気がよくなるのなら、いままでのチェコ地方都市めぐりのときになって欲しかったです。プラハの観光名所は、自分が撮るのよりも美しい写真を、本やネットでいくらでもお目にかかれるから、私が何枚も撮っても「今さら」だからです。でも考えてみたら、逆に、写真が氾濫していて「今さら」なプラハでこそ、写真を撮るのによい天気に恵まれる方がいいかもしれないと気付きました。美しい写真を見慣れた「今さら」なプラハで、天気のせいで写真写りが悪かったら、もっとがっかりするでしょうから。

10時53分にプラハに到着しました。タクシーについては悪評の高いプラハですが、やはりホテルまではタクシーを使わざるをえません。スーツケースを持ったまま、まだ勝手のわからないプラハの公共交通機関を乗り継いでホテルに向かう自信はありません。それに、日本から予約しているホテルの場所はガイドブックや観光案内所でもらった地図の欄外にあり、最寄り駅からの行き方を確認できていないのです。

タクシーにはどうやったらボラれずにすむでしょうか。メーターを使うタクシーを使うこと、相場は調べてあるので、不当な請求には妥協しないようにがんばること―――できることはそんなことぐらいかなぁ、と考えながら、駅構内のタクシープールの案内を頼りに向かったところ、駅の出口手前に、外国人向け観光案内所のカウンターを見つけました。ホテルやチケットの手配だけでなく「TAXI」と大きく表示されています。どうやらここでは、タクシーの予約だけではなく、精算までしてもらえるようです。助かります。手配手数料が加算されているかもしれませんが、少なくとも正規の料金でしょうし、ボラれていないと確信を持つことができるのは、精神衛生上、とてもよろしい。カウンターでホテル名を告げてお金を払ったら、後はタクシープールで客待ちをしているタクシーの運転手に領収書を見せるだけです。行き先も領収書に書いてあります。カウンターの係員からは、すでに支払がすんでいるので、タクシーの運転手に何を言われても、これ以上払わないように、ときっちりアドバイスをいただきました。

こうやってプラハでは、タクシー被害に遭う外国人を減らそうと努力しているのでしょう。こういうカウンターを設けるプラハのためにも、タクシーの悪評が消える日がいつか来るといいなと思います。

タクシー代は、270チェコ・コルナ(1チェコ・コルナを2円安めに約5円で換算(2004年7月当時)し、約1,350円)でした。ホテルへは、5分足らずで着きました。この値段から考えると、テルチで、ホテルからバスターミナルへの1分程度のタクシー代が100チェコ・コルナだったのは、特にボラれたわけでもないのかもしれません。ホテルに来るまでの分も含まれているでしょうから。うん、そういうことにしておきましょう。もう過ぎた話ですし、よい方へよい方へと考える方が精神衛生上よいです。特に、タクシー代を、バスのような公共交通の切符代と比べてはいけませんね。バス代の方が異様に安いのです。1時間や2時間乗車する距離でも、マクドナルドで一食するよりも安くあがるのですから。

<ホテルの話>

ホテルには、11時10分頃に到着しました。だけど、「チェックインタイムは14時から」とチェックインを拒否されてしまいました。いままで、特にこのような大型ホテルでアーリー・チェックインを拒否された経験はあまりなかったので、少しがっかりしました。しかも、レセプションの姉さんには、初っ端からうんざりした顔をされ、かんじ悪いと思いました。このホテルは団体客が大勢宿泊するらしく、見ると、中国人の思われる団体グループが、荷物を足元に、レセプションのソファでぐったり座り込んでいました。きっとこのレセプション嬢は、「チェックインタイムは14時からです」と何度も何度も言うハメになってのでしょう。しかし、だからといって、そんな事情を知ったこっちゃない新たな相手にまでうんざりした顔を見せるのは、マナー違反ではないでしょうか。

14時までレセプションで待っているなんて時間がもったいないので、荷物だけ預けて、いったん街に出ることにしました。軽く昼食をとりたいし、プラハではナイトライフを満喫したいので、観光案内所かプレイガイドでチケットを手配したいのです。ところが、ホテルまでタクシーで乗りつけてしまったので、最寄りの地下鉄駅への行き方がわかりません。まずは地図をもらおうとしたら、件のレセプション嬢は、「地図は本当はタダではあげないよね。なんとかが閉まってるから(レジだったかな?)、特別にあげるわ」と、しぶしぶといった様子で渡してくれました。見ると、そんな、金をとるような立派な地図には見えません。やっぱりかんじ悪いなぁと思いました。

でも情報は必要なので、地図を広げて、最寄りの地下鉄駅への行き方をめげずに尋ねたら、ホテルの目の前にトラム(市電)の停留所があるわよ、と、それだけ。このとき彼女は、ホテルのレセプション内に市内交通の切符販売機があることも教えてくれませんでした。聞かれないことは教えず、のスタンス。実は、私が地下鉄を使ってセントラルに行きたかった理由は、その肝心の切符を持っていなかったからなのです。何しろ到着したばかりなのですから。トラムの停留所は、いくつもの路線が交差するような大きなところ以外、たいてい切符販売機がないことを、私はいままでのチェコ旅行で学習していました。しかし、レセプション嬢はとりつくしまがありません。私は、彼女と話をするのがすっかり嫌になったので、とりあえずトラム停留所を確認してみよう、と外に出てみることにしました。

このときのレセプション嬢に限らず、このホテルのレセプションの人たちは、概してビジネスライクでした。5泊した限りでは4人くらいで交代でカウンターに入っていたのを見かけましたが、女性は2人とも愛想がよくありませんでした。悪いとまで言い切りませんが、とてもビジネスライクで冷たく感じられました。件のレセプション嬢も、地図はタダではないのはホテルの方針であって、だからタダで地図をくれたのは彼女の好意といえるのかもしれません。ですが、すでに気分を害してしまった私には、言い方が少し恩着せがましく感じられました。うんざりしたような顔つき、うんざりしたような口ぶり、うんざりしたようなしぐさもいけません。まるで、たいした用でなければ話しかけるな、と言われているような気分になってしまいます。

男性の方は、1人はいつも愛想よく応対してくれる人でした。もう1人は、もともとの顔つきのせいで、ニコリともしてくれないときは、古風な紳士タイプの厳しい教師にでも無言でにらまれているようでビビリましたが、愛想がよいときは、一転して雰囲気がガラッと変わって、優しそうな紳士に見えました。まあ、どちらかというとヨーロッパでは、自分がなんの用で話しかけられたかわかるまで、ブスッとしている人の方がふつう、って、わかっちゃいたんですけれどね。地方のホテルの人たちが愛想がよかったから、余計に比べてしまったかもしれません。

ホテルは、レセプションを含め、支払った対価に当たるサービスはきちんとしてくれました。それは認めます。しかし、ホテルの顔であるレセプションは、それでよいというものではないでしょう。確かに、部屋はきちんとしていました。値段から期待したどおり、きれいで、シングルとしては十分な広さでした。アメニティはシャンプーと石鹸という最低限なのは、ヨーロッパのホテルにはよくあることなので、仕方がありません。5連泊もしたのに、1泊目にしか備え付けてくれない規則になっている、というのには驚きましたが、レセプションに言えば、余分にもらえました。ブュッフェ式の朝食メニューは、たっぷりというほどではありませんでしたが、そこそこ揃っていました。愛想のよくないレセプション嬢でも、タクシーの手配など、頼んだことはきちんとしてくれました。最終日は、チェックアウトした後、夕方の出国まで荷物を預ってもらえました。タダではなかったけれど。そう、きちんと対価にふさわしいサービスはしてもらったといえるのです。

しかし、気持ちよくコミュニケーションできたかというと、どうでしょう。旅先ではいつもいつもいい気分ばかり味わってはいられないのは当然ですが、気分を害したとき、それを補っても有り余るいい思いをしない限り、悪い印象の方が強く残ってしまいます。このホテルは、やや郊外にあるせいか、日本から予約できる三ツ星ホテルにしては割安感があったので、値段につられました。でも、それがなければ、このホテルにまた滞在したいとは思いません。(余談:事実、翌年2005年7月のプラハ再訪のときも、このホテルは三ツ星のそれなりの規模と設備、そしてセントラルへのアクセスのよさからすると、あいかわらず値段的には申し分なかったのですが、再び予約する気にはなれませんでした。)

(写真は、実際にはこのプラハ第一日目ではなく、翌日に撮りました。旧市街広場の旧市庁舎の塔から見下ろして撮ったうちの1枚です。細い路地から旧市街広場にたどり着くと、プラハ名物の天文時計が真っ先に目に入ります。)

  • <セントラルへ向かう><br /><br />トラムの停留所は確かにホテルの目の前にあって、これは便利だと思いました―――切符さえ、事前に手に入れていれば。案の定、切符販売機は停留所にはありませんでした。このとき私は、レセプション内に切符販売機があることに気付かないでホテルを出てきてしまったのです。仕方がないので、やはり少し歩いてでも地下鉄駅を探そう、と、道を聞くために通行人を探しました。場所は閑静な郊外だったので、通行人もなかなか通りません。やっと1人の老婦人を見かけたので、話しかけてみました。彼女は幸い、英語が話せました。地下鉄駅の場所を聞くと、「遠いですよ!」と驚かれ、目の前のトラムの利用を薦めます。切符がないんです、と言うと、おばあさんは財布の中に1枚だけあった買いおきの切符を売ってくれました(1回券12チェコ・コルナ(約60円)で、1時間以内なら乗換え可の切符。ちなみに乗換え不可、30分あるいは地下鉄3駅有効という8チェコ・コルナ(約40円)の1回券もあります)。(価格・換算レートは2004年7月のもの)<br /><br />そこへ、ちょうど11番トラムがやってきました(ちなみに、この停留所には複数の路線がありました)。おばあさんは、「あれに乗ればセントラルに行ける」と教えてくれました。ほらほら、早く、と促されたので、彼女の手前、すぐに乗りました。本当は1本見送ってもいいから、停留所の時刻表を確認して、何駅目で降りれば観光に便利か、そもそもここはなんと言う停留所か、きちんと確認してから乗りたかったのですが。まあいいでしょう、もう乗ってしまったのだから、誰か乗客に聞くか、適当に降りるとしましょう。<br /><br />幸い、というか、他の都市でもそうだったので案の定、というべきか、車内に、このトラムが停車する駅名が載っていました。ただ、切符の刻印をすませて席に着くまでにすでに2〜3駅すぎていたので、どこから乗ったかはわからずじまいです。しかし、車内の路線図をじーっと眺めているうちに、地下鉄との接続駅は確認できました。路線図のトラムの停留所名から、だんだん、プラハの全体図が頭の中で重なり、自分がプラハ市内のだいたいどの辺を走っているか、漠然とわかってきました。<br /><br />あまりに長いことじーっと路線図を眺めていたせいでしょうか、視線を移動させたら、そのすぐ下に座っていた女性と目があってしまいました。その瞬間に、彼女は待ちかまえたように、「どうかしましたか?」と聞いてきました。日本語で。ほおーっ、さすがは大都市プラハです、プラハ在住のチェコ人か外国人かはわかりませんが、日本語を話す人がちゃんといるんですね。これ幸い、と、「今、どの停留所にいるのでしょうか?」と尋ねたところ、彼女はいちいちチェックしていなかったのか首を傾げ、代わりに「私はムゼウム (Muzeum) 駅に行きますが、あなたはどこに行きたいのですか?」と聞き返しました。どこって、正直言ってどこでもよかったんですよね、とにかくなんでもいいからプラハ観光さえ始めることができれば。でも、そう、できるなことなら、観光案内所やプレイガイドが密集している、ナ・プジーコピェ通りにまずは行きたいです。同時に、彼女が言った「Muzeum」駅のことを思い出しました。それは、確か、地下鉄が2線交わるキーポイント駅ではありませんかか! というわけで「私もムゼウムに行きたいです!」と言うと、彼女はニコッと笑って、それなら大丈夫ね、と言わんばかりにうなづきました。<br /><br />そうこうするうちに、窓から停留所の駅名をすばやく見るコツも会得しました(チェコ語が全然わからないので、停留所の看板のどこからどこまでが駅名なのか、慣れるまで見分けがつかなかったのです)。チェコ語ではありますが、車内放送の聞き方もコツもわかってきました。停留所が近づいてくると、まずは停留する駅名を述べた後、停まる前に次の駅も言うというパターンなのです。ロシア語の「次の駅」に似た単語を聞き取れましたし(チェコ語もスラブ語系なので、発音だけ聞けば似た単語がたくさんあります)、実際に窓から見た停留所の駅名と放送を照らし合わせて確認することもできるようになりました。それにしても、目当ての停留所に着く前に次の駅まで言うというまぎらわしい放送は、2000年の秋に旅行したロシア(モスクワとサンクト・ペテルブルク)の地下鉄もそうだったなぁとなつかしくなりました。<br /><br />件の日本語を話す彼女は、実際はムゼウムより2つ手前で降りました。ムゼウムではないことは停留所でも確認できましたが、てっきり彼女はムゼウムで降りるのかと思っていましたから、ちょっと戸惑ってキョロキョロしてしまいました。すると、今度は後ろの席にいたおじいさんに声をかけられました(英語で)。せっかくの好意に甘えて、ムゼウムに行って地下鉄に乗りたいのですが、ともう一度尋ねてみると、あと2つ先の駅であることと、トラム駅を降りてから地下鉄駅への行き方まで丁寧に教えてくれました。<br /><br />トラムを降りたときに、地下鉄駅はどっちへ行けばいいのか、とうろうろしていたのは私だけではありませんでしたが、さっきのおじいさんのおかげで、私は迷わずにすみました。降りた人の大半も地下鉄駅をめざしていたようで、その流れに続いて地下歩道を通り抜けたら、地下鉄駅の入口がすぐに見えました。ムゼウム (Muzuem) の駅名のとおり、そこは、国立博物館のすぐ裏でした。反対側は、プラハの中央駅が見下ろせました。<br /><br /><ムーステクからナ・プジーコピェ通りへ><br /><br />ムゼウムでトラムを降りた後、ナ・プジーコピェ通りに一番近いムーステク (Mustek) 駅まで一駅地下鉄を利用しました。この2つの駅は、プラハ観光ではよく利用することになる駅です。プラハには地下鉄がA線からC線までありますが、ムゼウムはA線とC線の、ムーステクはA線とB線の乗換え駅だからです。私がホテルから利用した11番トラムは、途中まで地下鉄A線が走っているヴィノフラスカー通りをずっと走っていました。ホテルの目の前の停留所から、ムゼウムまで18分。ムゼウムに出れば、後は、地下鉄を乗り継げば好きなところへ行けます。どうやってセントラルへ行けるものか、一時はとても途方にくれましたが、早速、プラハを一人で自由に歩く自信がつきました。行き当たりばったりに近かったのになんとかなるものだなぁ、と嬉しくなりました。レセプションでいやな気分になったのを帳消しにしてもよいほど、気分が良くなりました。<br /><br />ムーステク駅をナ・プジーコピェ通りに近い出口から出たところで、大通りの突き当たりに国立博物館がドーンとそびえて見えました。かっこいい〜です。国立博物館は少し小高くなったところにあるので、まるで台座の上にあるようで、ますます迫力が増しています。その目の前の大通りの方は、かの有名なヴァーツラフ広場です。広場というより、まさに大通り。どこか、パリのシャンゼリゼ通りを連想させます。といっても、シャンゼリゼ通りを歩いたのは10年以上前なので、比べるにはだいぶ記憶が薄れていますが……。そう、ヴァーツラフ広場は、かつてチェコスロヴァキア共産党の独自路線にソ連や他の東欧諸国が軍事介入した「プラハの春」の事件の際、21才の学生ヤン・パラフがそれに抗議するために焼身自殺したり、素手で立ち向かう市民をワルシャワ条約機構軍の戦車が蹴散らしたり等、壮絶な歴史の舞台であった通りです。でも今は、プラハのシャンゼリゼ〜などとたとえたくなるくらい、そんな歴史があったとは思えないようなお洒落な通りです。でも、きちんと歩いてみれば、たぶん、そこかしこにそんな歴史の爪跡が残っているのかもしれません。<br /><br />観光案内所とプレイガイドを求めてナ・プジーコピェ通りを歩いていると、両脇の歩道にやたら陶製のウシの置物が目に付きます。カラフルだったり、アート的だったり、珍妙だったり、いろいろ。足元の台座に刻まれているのは企業の名前のようです。そういえば2001年度の秋にベルリンを訪れたときも、カラフルで様々な陶製のクマが街中にあふれていました。このウシも、なにかのイベントでしょうか。しかし、ベルリンにクマなら話がわかりますが、プラハにウシというのは、どういうつながりがあるのでしょう。でもなかなか面白いので、いくつか写真に収めました。というわけで、プラハの最初の写真は、ウシになりました。<br /><br />帰国後、調べたところ、このときプラハでは「カウパレード2004」という企画が開催中だったようです。これは、在チューリヒのアーティストと企業の共同企画で、チューリヒで成功を収めた後、チューリヒだけではもったいない!―――ということで、世界18都市で開催されたそうです。その中には東京(有楽町あたり)もあったようですが、全く知りませんでした。<br /><br />(写真は、そのナ・プジーコピェ通りで撮ったプラハのウシの1枚です。ちょっと唇がアク趣味で印象的だったがゆえに、写真を撮ってしまいました。)

    <セントラルへ向かう>

    トラムの停留所は確かにホテルの目の前にあって、これは便利だと思いました―――切符さえ、事前に手に入れていれば。案の定、切符販売機は停留所にはありませんでした。このとき私は、レセプション内に切符販売機があることに気付かないでホテルを出てきてしまったのです。仕方がないので、やはり少し歩いてでも地下鉄駅を探そう、と、道を聞くために通行人を探しました。場所は閑静な郊外だったので、通行人もなかなか通りません。やっと1人の老婦人を見かけたので、話しかけてみました。彼女は幸い、英語が話せました。地下鉄駅の場所を聞くと、「遠いですよ!」と驚かれ、目の前のトラムの利用を薦めます。切符がないんです、と言うと、おばあさんは財布の中に1枚だけあった買いおきの切符を売ってくれました(1回券12チェコ・コルナ(約60円)で、1時間以内なら乗換え可の切符。ちなみに乗換え不可、30分あるいは地下鉄3駅有効という8チェコ・コルナ(約40円)の1回券もあります)。(価格・換算レートは2004年7月のもの)

    そこへ、ちょうど11番トラムがやってきました(ちなみに、この停留所には複数の路線がありました)。おばあさんは、「あれに乗ればセントラルに行ける」と教えてくれました。ほらほら、早く、と促されたので、彼女の手前、すぐに乗りました。本当は1本見送ってもいいから、停留所の時刻表を確認して、何駅目で降りれば観光に便利か、そもそもここはなんと言う停留所か、きちんと確認してから乗りたかったのですが。まあいいでしょう、もう乗ってしまったのだから、誰か乗客に聞くか、適当に降りるとしましょう。

    幸い、というか、他の都市でもそうだったので案の定、というべきか、車内に、このトラムが停車する駅名が載っていました。ただ、切符の刻印をすませて席に着くまでにすでに2〜3駅すぎていたので、どこから乗ったかはわからずじまいです。しかし、車内の路線図をじーっと眺めているうちに、地下鉄との接続駅は確認できました。路線図のトラムの停留所名から、だんだん、プラハの全体図が頭の中で重なり、自分がプラハ市内のだいたいどの辺を走っているか、漠然とわかってきました。

    あまりに長いことじーっと路線図を眺めていたせいでしょうか、視線を移動させたら、そのすぐ下に座っていた女性と目があってしまいました。その瞬間に、彼女は待ちかまえたように、「どうかしましたか?」と聞いてきました。日本語で。ほおーっ、さすがは大都市プラハです、プラハ在住のチェコ人か外国人かはわかりませんが、日本語を話す人がちゃんといるんですね。これ幸い、と、「今、どの停留所にいるのでしょうか?」と尋ねたところ、彼女はいちいちチェックしていなかったのか首を傾げ、代わりに「私はムゼウム (Muzeum) 駅に行きますが、あなたはどこに行きたいのですか?」と聞き返しました。どこって、正直言ってどこでもよかったんですよね、とにかくなんでもいいからプラハ観光さえ始めることができれば。でも、そう、できるなことなら、観光案内所やプレイガイドが密集している、ナ・プジーコピェ通りにまずは行きたいです。同時に、彼女が言った「Muzeum」駅のことを思い出しました。それは、確か、地下鉄が2線交わるキーポイント駅ではありませんかか! というわけで「私もムゼウムに行きたいです!」と言うと、彼女はニコッと笑って、それなら大丈夫ね、と言わんばかりにうなづきました。

    そうこうするうちに、窓から停留所の駅名をすばやく見るコツも会得しました(チェコ語が全然わからないので、停留所の看板のどこからどこまでが駅名なのか、慣れるまで見分けがつかなかったのです)。チェコ語ではありますが、車内放送の聞き方もコツもわかってきました。停留所が近づいてくると、まずは停留する駅名を述べた後、停まる前に次の駅も言うというパターンなのです。ロシア語の「次の駅」に似た単語を聞き取れましたし(チェコ語もスラブ語系なので、発音だけ聞けば似た単語がたくさんあります)、実際に窓から見た停留所の駅名と放送を照らし合わせて確認することもできるようになりました。それにしても、目当ての停留所に着く前に次の駅まで言うというまぎらわしい放送は、2000年の秋に旅行したロシア(モスクワとサンクト・ペテルブルク)の地下鉄もそうだったなぁとなつかしくなりました。

    件の日本語を話す彼女は、実際はムゼウムより2つ手前で降りました。ムゼウムではないことは停留所でも確認できましたが、てっきり彼女はムゼウムで降りるのかと思っていましたから、ちょっと戸惑ってキョロキョロしてしまいました。すると、今度は後ろの席にいたおじいさんに声をかけられました(英語で)。せっかくの好意に甘えて、ムゼウムに行って地下鉄に乗りたいのですが、ともう一度尋ねてみると、あと2つ先の駅であることと、トラム駅を降りてから地下鉄駅への行き方まで丁寧に教えてくれました。

    トラムを降りたときに、地下鉄駅はどっちへ行けばいいのか、とうろうろしていたのは私だけではありませんでしたが、さっきのおじいさんのおかげで、私は迷わずにすみました。降りた人の大半も地下鉄駅をめざしていたようで、その流れに続いて地下歩道を通り抜けたら、地下鉄駅の入口がすぐに見えました。ムゼウム (Muzuem) の駅名のとおり、そこは、国立博物館のすぐ裏でした。反対側は、プラハの中央駅が見下ろせました。

    <ムーステクからナ・プジーコピェ通りへ>

    ムゼウムでトラムを降りた後、ナ・プジーコピェ通りに一番近いムーステク (Mustek) 駅まで一駅地下鉄を利用しました。この2つの駅は、プラハ観光ではよく利用することになる駅です。プラハには地下鉄がA線からC線までありますが、ムゼウムはA線とC線の、ムーステクはA線とB線の乗換え駅だからです。私がホテルから利用した11番トラムは、途中まで地下鉄A線が走っているヴィノフラスカー通りをずっと走っていました。ホテルの目の前の停留所から、ムゼウムまで18分。ムゼウムに出れば、後は、地下鉄を乗り継げば好きなところへ行けます。どうやってセントラルへ行けるものか、一時はとても途方にくれましたが、早速、プラハを一人で自由に歩く自信がつきました。行き当たりばったりに近かったのになんとかなるものだなぁ、と嬉しくなりました。レセプションでいやな気分になったのを帳消しにしてもよいほど、気分が良くなりました。

    ムーステク駅をナ・プジーコピェ通りに近い出口から出たところで、大通りの突き当たりに国立博物館がドーンとそびえて見えました。かっこいい〜です。国立博物館は少し小高くなったところにあるので、まるで台座の上にあるようで、ますます迫力が増しています。その目の前の大通りの方は、かの有名なヴァーツラフ広場です。広場というより、まさに大通り。どこか、パリのシャンゼリゼ通りを連想させます。といっても、シャンゼリゼ通りを歩いたのは10年以上前なので、比べるにはだいぶ記憶が薄れていますが……。そう、ヴァーツラフ広場は、かつてチェコスロヴァキア共産党の独自路線にソ連や他の東欧諸国が軍事介入した「プラハの春」の事件の際、21才の学生ヤン・パラフがそれに抗議するために焼身自殺したり、素手で立ち向かう市民をワルシャワ条約機構軍の戦車が蹴散らしたり等、壮絶な歴史の舞台であった通りです。でも今は、プラハのシャンゼリゼ〜などとたとえたくなるくらい、そんな歴史があったとは思えないようなお洒落な通りです。でも、きちんと歩いてみれば、たぶん、そこかしこにそんな歴史の爪跡が残っているのかもしれません。

    観光案内所とプレイガイドを求めてナ・プジーコピェ通りを歩いていると、両脇の歩道にやたら陶製のウシの置物が目に付きます。カラフルだったり、アート的だったり、珍妙だったり、いろいろ。足元の台座に刻まれているのは企業の名前のようです。そういえば2001年度の秋にベルリンを訪れたときも、カラフルで様々な陶製のクマが街中にあふれていました。このウシも、なにかのイベントでしょうか。しかし、ベルリンにクマなら話がわかりますが、プラハにウシというのは、どういうつながりがあるのでしょう。でもなかなか面白いので、いくつか写真に収めました。というわけで、プラハの最初の写真は、ウシになりました。

    帰国後、調べたところ、このときプラハでは「カウパレード2004」という企画が開催中だったようです。これは、在チューリヒのアーティストと企業の共同企画で、チューリヒで成功を収めた後、チューリヒだけではもったいない!―――ということで、世界18都市で開催されたそうです。その中には東京(有楽町あたり)もあったようですが、全く知りませんでした。

    (写真は、そのナ・プジーコピェ通りで撮ったプラハのウシの1枚です。ちょっと唇がアク趣味で印象的だったがゆえに、写真を撮ってしまいました。)

  • (写真は、ナ・プジーコピェ通りで撮ったプラハのウシの1枚です。背中の紋章、どこかの貴族様のものかと思ったら……どうも、イタリアの有名なスポーツカーメーカー、フェラーリ社のエンブレムをパロったものようです。ちなみに、フェラーリのエンムブレムは「暴れ馬」で前足をあげた馬のデザインだそうですね。)<br /><br /><ナ・プジーコピェ通りのボヘミアチケットでチケットを予約><br /><br />ガイドブックに載っていたプレイガイド「ボヘミアン・チケット」を見つけました。カード払いはできず、現金決済のみです。しかも、1件ごとに手数料60チェコ・コルナとられます。これはちょっと痛い、と思いましたが、いちいち劇場を探す手間と天秤にかけて、妥協することにしました。<br /><br />まずは、とにかく日本を出る前から狙っていた、エステート劇場(スタヴォフスケー劇場)のオペラ「ドン・ジョヴァンニ」です。<br /><br />実は、プラハの3大劇場ともいうべき国立オペラ劇場、国立劇場、エステート劇場は、夏場はお休みだろうなぁとあきらめていました。ところが、日本を出発する直前くらいに、ネットで情報を検索していて気付いたのです。なんと、エステート劇場だけは、私がプラハ滞在中にモーツアルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を連日、上演中ということに!<br /><br />「ドン・ジョヴァンニ」は、正式なオペラ観劇経験はほとんどない私がいつか見たいと思っていた演目の一つです。オペラは、日本で観劇するとなるとチケット代で数万飛ぶので敬遠していました。でも、海外のリーズナブルな値段のチケットでなら、一度ちゃんとした劇場でちゃんと見てみたいと常々思っていたところでした。そして「ドン・ジョヴァンニ」は、ドン・ジョヴァンニがドンナ・アンナの父の幽霊に地獄へ引き込まれる最後のシーンだけ、どこかで見たか聴いたかしたのですが、背筋がゾクゾクッ!とするほどかっこいい〜と思ったことはよく覚えています。その上、上演する劇場が、プラハの由緒あるこれら3つの劇場の中でも、一番注目していたのはエステート劇場。というのも、ミロス・フォアマン監督の映画「アマデウス」のロケに使われた劇場として覚えていたからです。なのでこの組み合わせにも狂喜しました。<br /><br />プレイガイドでエステート劇場の「ドン・ジョヴァンニ」のチケットはあっさり取りれました。これに気をよくして、続いてブラックライトシアター(注)のチケットを2つ取りました。それこそ、手持ちの現金が尽きるまで、手配してしまいました。もともとブラックライトシアターは、プラハにいる間、1つや2つ、ぜひ見たいと思っていました。チェコ発祥の独特のパフォーマンス芝居で、プラハならではの芸術、ということなので。ブラックライトシアターの劇場が、旧市街広場からカレル橋界隈に集中しているのも幸いでした。慣れぬ街で、しかも夜の上演なので、やはりアクセスが悪いと、行くのは躊躇してしまいますからね。<br /><br />というわけで、手配したチケットはこうなりました。<br /><br />まずは、エステート劇場の「ドン・ジョヴァンニ」。せっかくだから一番良い席ということで、チケット代1,390チェコ・コルナ(約6,950円)+手数料60チェコ・コルナ(約300円)。予約はあさっての月曜日の公演にしました。というのも、月曜日はおそらくプラハで過ごすことになるからです。月曜日というのは、博物館や城といった見どころが休館のところが多いです。プラハ滞在中に1日か2日は近郊への日帰り旅行を入れたいと思っていますが、往復移動する上、その街へは1日しか割けられないのに、見どころが休館の可能性が高い月曜日にわざわざあてるつもりはありません。幸い、プラハなら、数多い博物館等の中には月曜日も開いているところもありますし、他にもさまざまな楽しみ方があります。<br /><br />ブラックライトシアターの方は、まずは今晩(土曜日)のために、イメージ・シアター (http://www.imagetheatre.cz/) の「ザ・ベスト・オブ・イメージ (The Best of IMAGE)」を予約しました。チケット代400チェコ・コルナ(約2,000円)+手数料60チェコ・コルナ。<br /><br />もう一つは、タ・ファンタスティカ・シアター (http://www.tafantastika.cz/) の「アースペスト・オブ・アリス (Aspect of Alice)」。チケット代620チェコ・コルナ(約3,100円)+手数料60チェコ・コルナ。プラハ滞在中の残りの曜日で上演しているのは火曜日しか残っていなかったので、火曜日の夜の予約です。<br /><br />「ドン・ジョヴァンニ」はともかく、ブラックライトシアターの方は、チケット代に比すると、手数料はかなり高いです。しかも、イメージ・シアターの方は座席指定なしです。つまりは、チケットを早く買ったもの勝ちではなく、早く劇場に着いたもの勝ちです。でも、まあ、日本でネットでのチケット手配に慣れた今や、手数料300円程度ならまだ安い方だと思えなくもありません。我ながらだいぶ手数料感覚に鈍らされた気がしなくもありませんが。それに、劇場に1つ1つ出向いてチケットを買えば手数料は取られませんが、やっぱり旅先ではその分の時間も、観光に当てたいです。時間と手間を金で買ったと思って妥協しました。<br /><br />残る夜は、明日の日曜日とプラハ最後の日である水曜日。プラハ出国は今週の木曜日ですが、夕方出発する便なので、早起きする必要がありません。つまり、水曜日は出国前の夜であっても、遅くまで出歩くことは可能です。とはいえ、プラハでナイトライフの予定をぎっしり埋めてしまうと、どの日も時間が気になって、近郊への日帰り旅行がしづらくなってしまいそうです。<br /><br /><豆薀蓄:ブラックライトシアターとは><br /><br />この耳慣れぬジャンルがどのガイドブックにもプラハのナイトライフのページに紹介されているとあれば、興味を引かないわけはありません。プラハならではの芸術、というのもいいです。「パントマイムに音楽、踊りを組み合わせ、ブラックライトによる演出を加えた、幻想的で美しい世界」(「地球の歩き方」のイメージシアター紹介文)、「暗い舞台を、ブラックライトで幻想的に浮き上がったマリオネットたちが縦横無尽に動き回る」(「地球の歩き方」のブラックライト・オールカラード・シアターの紹介文)―――などから判断するに、どうやら言葉の障害はないようです。ネットで調べると「映像と役者、音、光がうまく絡み合った世にも不思議なパフォーミング・アート」と評しているところもありました。世界各地のコメディフェスティバルでも絶賛されているそうです。夏はオペラ座のようなメジャーな劇場が休館であっても、マリオネット劇場やブラックライトシアターは上演されている可能性が高いとあれば、狙わないわけにはいかないでしょう。結果、今回のプラハ滞在では、プレイガイドで予約したイメージ・シアターの「ザ・ベスト・オブ・イメージ」とタ・ファンタスティカの「アースペクト・オブ・アリス」の他に、ブラックライト・オールカラード・シアターの「ファウスト」の3つを見て来ました。

    (写真は、ナ・プジーコピェ通りで撮ったプラハのウシの1枚です。背中の紋章、どこかの貴族様のものかと思ったら……どうも、イタリアの有名なスポーツカーメーカー、フェラーリ社のエンブレムをパロったものようです。ちなみに、フェラーリのエンムブレムは「暴れ馬」で前足をあげた馬のデザインだそうですね。)

    <ナ・プジーコピェ通りのボヘミアチケットでチケットを予約>

    ガイドブックに載っていたプレイガイド「ボヘミアン・チケット」を見つけました。カード払いはできず、現金決済のみです。しかも、1件ごとに手数料60チェコ・コルナとられます。これはちょっと痛い、と思いましたが、いちいち劇場を探す手間と天秤にかけて、妥協することにしました。

    まずは、とにかく日本を出る前から狙っていた、エステート劇場(スタヴォフスケー劇場)のオペラ「ドン・ジョヴァンニ」です。

    実は、プラハの3大劇場ともいうべき国立オペラ劇場、国立劇場、エステート劇場は、夏場はお休みだろうなぁとあきらめていました。ところが、日本を出発する直前くらいに、ネットで情報を検索していて気付いたのです。なんと、エステート劇場だけは、私がプラハ滞在中にモーツアルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を連日、上演中ということに!

    「ドン・ジョヴァンニ」は、正式なオペラ観劇経験はほとんどない私がいつか見たいと思っていた演目の一つです。オペラは、日本で観劇するとなるとチケット代で数万飛ぶので敬遠していました。でも、海外のリーズナブルな値段のチケットでなら、一度ちゃんとした劇場でちゃんと見てみたいと常々思っていたところでした。そして「ドン・ジョヴァンニ」は、ドン・ジョヴァンニがドンナ・アンナの父の幽霊に地獄へ引き込まれる最後のシーンだけ、どこかで見たか聴いたかしたのですが、背筋がゾクゾクッ!とするほどかっこいい〜と思ったことはよく覚えています。その上、上演する劇場が、プラハの由緒あるこれら3つの劇場の中でも、一番注目していたのはエステート劇場。というのも、ミロス・フォアマン監督の映画「アマデウス」のロケに使われた劇場として覚えていたからです。なのでこの組み合わせにも狂喜しました。

    プレイガイドでエステート劇場の「ドン・ジョヴァンニ」のチケットはあっさり取りれました。これに気をよくして、続いてブラックライトシアター(注)のチケットを2つ取りました。それこそ、手持ちの現金が尽きるまで、手配してしまいました。もともとブラックライトシアターは、プラハにいる間、1つや2つ、ぜひ見たいと思っていました。チェコ発祥の独特のパフォーマンス芝居で、プラハならではの芸術、ということなので。ブラックライトシアターの劇場が、旧市街広場からカレル橋界隈に集中しているのも幸いでした。慣れぬ街で、しかも夜の上演なので、やはりアクセスが悪いと、行くのは躊躇してしまいますからね。

    というわけで、手配したチケットはこうなりました。

    まずは、エステート劇場の「ドン・ジョヴァンニ」。せっかくだから一番良い席ということで、チケット代1,390チェコ・コルナ(約6,950円)+手数料60チェコ・コルナ(約300円)。予約はあさっての月曜日の公演にしました。というのも、月曜日はおそらくプラハで過ごすことになるからです。月曜日というのは、博物館や城といった見どころが休館のところが多いです。プラハ滞在中に1日か2日は近郊への日帰り旅行を入れたいと思っていますが、往復移動する上、その街へは1日しか割けられないのに、見どころが休館の可能性が高い月曜日にわざわざあてるつもりはありません。幸い、プラハなら、数多い博物館等の中には月曜日も開いているところもありますし、他にもさまざまな楽しみ方があります。

    ブラックライトシアターの方は、まずは今晩(土曜日)のために、イメージ・シアター (http://www.imagetheatre.cz/) の「ザ・ベスト・オブ・イメージ (The Best of IMAGE)」を予約しました。チケット代400チェコ・コルナ(約2,000円)+手数料60チェコ・コルナ。

    もう一つは、タ・ファンタスティカ・シアター (http://www.tafantastika.cz/) の「アースペスト・オブ・アリス (Aspect of Alice)」。チケット代620チェコ・コルナ(約3,100円)+手数料60チェコ・コルナ。プラハ滞在中の残りの曜日で上演しているのは火曜日しか残っていなかったので、火曜日の夜の予約です。

    「ドン・ジョヴァンニ」はともかく、ブラックライトシアターの方は、チケット代に比すると、手数料はかなり高いです。しかも、イメージ・シアターの方は座席指定なしです。つまりは、チケットを早く買ったもの勝ちではなく、早く劇場に着いたもの勝ちです。でも、まあ、日本でネットでのチケット手配に慣れた今や、手数料300円程度ならまだ安い方だと思えなくもありません。我ながらだいぶ手数料感覚に鈍らされた気がしなくもありませんが。それに、劇場に1つ1つ出向いてチケットを買えば手数料は取られませんが、やっぱり旅先ではその分の時間も、観光に当てたいです。時間と手間を金で買ったと思って妥協しました。

    残る夜は、明日の日曜日とプラハ最後の日である水曜日。プラハ出国は今週の木曜日ですが、夕方出発する便なので、早起きする必要がありません。つまり、水曜日は出国前の夜であっても、遅くまで出歩くことは可能です。とはいえ、プラハでナイトライフの予定をぎっしり埋めてしまうと、どの日も時間が気になって、近郊への日帰り旅行がしづらくなってしまいそうです。

    <豆薀蓄:ブラックライトシアターとは>

    この耳慣れぬジャンルがどのガイドブックにもプラハのナイトライフのページに紹介されているとあれば、興味を引かないわけはありません。プラハならではの芸術、というのもいいです。「パントマイムに音楽、踊りを組み合わせ、ブラックライトによる演出を加えた、幻想的で美しい世界」(「地球の歩き方」のイメージシアター紹介文)、「暗い舞台を、ブラックライトで幻想的に浮き上がったマリオネットたちが縦横無尽に動き回る」(「地球の歩き方」のブラックライト・オールカラード・シアターの紹介文)―――などから判断するに、どうやら言葉の障害はないようです。ネットで調べると「映像と役者、音、光がうまく絡み合った世にも不思議なパフォーミング・アート」と評しているところもありました。世界各地のコメディフェスティバルでも絶賛されているそうです。夏はオペラ座のようなメジャーな劇場が休館であっても、マリオネット劇場やブラックライトシアターは上演されている可能性が高いとあれば、狙わないわけにはいかないでしょう。結果、今回のプラハ滞在では、プレイガイドで予約したイメージ・シアターの「ザ・ベスト・オブ・イメージ」とタ・ファンタスティカの「アースペクト・オブ・アリス」の他に、ブラックライト・オールカラード・シアターの「ファウスト」の3つを見て来ました。

  • (この写真も、ナ・プジーコピェ通りで撮ったプラハのウシの1枚です。手前のウシがカワボーイみたいで、なかなかかっこいいので、気に入りました。)<br /><br /><ナ・プジーコピェ通りの両替所で><br /><br />現金決済でチケットを買いまくったせいで、あっという間に現金がこころもとなくなりました。今日は土曜日で銀行が利用できないことを考え、昨日のうちにこの週末分のために余分に換金しておいたのに、週末分の現金が半日もたたずにすっからかんになってしまいました。といっても、ここはプラハ。日曜日にやっている両替所もATMも豊富です。現地通貨換金用の日本円がまだあるので、両替所で換金することにしました。<br /><br />今から考えれば、プラハの繁華街中の繁華街、ナ・プジーコピェ通りで両替するなんて、ちょっとおバカでした。もう、現金があと小銭しかないっ!ということで頭がいっぱいになってしまって、目についた両替所にそのまま飛び込んだ私。繁華街はレートが悪い、という予備知識はさんざん仕入れていたはずだったのに。繁華街ではあっても、ちょっと横道を行けば、ぐっとレートがよい両替所があるはずだ、と知っていたはずなのに。せっかくのこういった有益なクチコミ、懐に余裕がなくなったせいで、私の頭からはきれいにすっ飛んでしまいました。<br /><br />案の定、その両替所は手数料要らずでしたが、今までの中で最悪のレートでした。もちろん、ちゃんと表のレート表を見たうえで妥協したのですが……正直、チケットの衝動買いの興奮で、やや頭がぽおっとしていましたし、お腹もすいて気力がなかったので、あちこち両替所を探す気になれずにすぐに妥協してしまったのです。というか、プラハにはあんなにあちこちに両替所があるなんて、このときには全く、思いもしませんでした。ほんとに、ほんの少し歩いだけで、まるで雨後のタケノコのように、両替所がぽろぽろ目につきました。すぐ近くにもっとレートのよい両替所があったのに、私ったら、何をあんなにあせっていたのでしょう。<br /><br />プラハでは、ナイトライフで贅沢をする代わりに、少し食事代を抑えようかと考え、昼食はマクドナルドに入りました(※注:このときは、マクドナルドのようなファーストフードは外資系なので、むしろ地元のレストランよりも高いかもしれない、という可能性に気付きませんでした)。バーガーにかじりつきながら、やっぱりプラハは都会だけあって、両替のレートが悪いよなぁ、などと自分がレートの良いところを探す努力を放棄したことを棚に上げながらレシートを眺めていたところ、両替所のカウンターに2万円出したはずなのに、レシートには1万円としか書かれていないことに気付きました。そうよ、そうよ、現金をもらったときも、2万円にしては異常に少ないと思ったんです。あれはレートの悪さだけでは説明がつきませんでした。なのに、後ろに1人並んでいたせいもあって、レシートどおりの現金があることだけ確認して、さっさと出てきてしまったのです。ああ、なんたること! 2万円出したのに、1万円分しかもらっていないなんて!<br /><br />すでに両替所のカウンターを離れてしまったので……しかも、しばらく時間がたっているので、抗議してもダメかもしれません。とは思いましたが、1万円のロスは痛いです。ダメでもともとの気持ちで、さっきの両替所に戻ってみました。カウンターのおじさんは、デスクの引き出しにしまってあった1万円札2枚をしげしげと眺め、それからキャシュアーの記録を見て、確かに1万円分しか渡さなかったと認め、あと1万円分のチェコ・コルナを出してくれました。「I’m sorry.  It’s my mistake」と言われて、どんなにホッとしたことか。最悪、カウンターをいったん離れてしまったら、そんなの知らないよ、としらばっくれられても仕方がないと思っていました。そうでなくても、換金レシートは1万円で切られていたし、時間がたってしまっていたのですから。おじさんの机の中に私が出した日本円が2枚しかなく、他に日本円で両替した人がいなかったのも幸いしたと思いますが、おじさんが良心的な人で、本当によかったです。

    (この写真も、ナ・プジーコピェ通りで撮ったプラハのウシの1枚です。手前のウシがカワボーイみたいで、なかなかかっこいいので、気に入りました。)

    <ナ・プジーコピェ通りの両替所で>

    現金決済でチケットを買いまくったせいで、あっという間に現金がこころもとなくなりました。今日は土曜日で銀行が利用できないことを考え、昨日のうちにこの週末分のために余分に換金しておいたのに、週末分の現金が半日もたたずにすっからかんになってしまいました。といっても、ここはプラハ。日曜日にやっている両替所もATMも豊富です。現地通貨換金用の日本円がまだあるので、両替所で換金することにしました。

    今から考えれば、プラハの繁華街中の繁華街、ナ・プジーコピェ通りで両替するなんて、ちょっとおバカでした。もう、現金があと小銭しかないっ!ということで頭がいっぱいになってしまって、目についた両替所にそのまま飛び込んだ私。繁華街はレートが悪い、という予備知識はさんざん仕入れていたはずだったのに。繁華街ではあっても、ちょっと横道を行けば、ぐっとレートがよい両替所があるはずだ、と知っていたはずなのに。せっかくのこういった有益なクチコミ、懐に余裕がなくなったせいで、私の頭からはきれいにすっ飛んでしまいました。

    案の定、その両替所は手数料要らずでしたが、今までの中で最悪のレートでした。もちろん、ちゃんと表のレート表を見たうえで妥協したのですが……正直、チケットの衝動買いの興奮で、やや頭がぽおっとしていましたし、お腹もすいて気力がなかったので、あちこち両替所を探す気になれずにすぐに妥協してしまったのです。というか、プラハにはあんなにあちこちに両替所があるなんて、このときには全く、思いもしませんでした。ほんとに、ほんの少し歩いだけで、まるで雨後のタケノコのように、両替所がぽろぽろ目につきました。すぐ近くにもっとレートのよい両替所があったのに、私ったら、何をあんなにあせっていたのでしょう。

    プラハでは、ナイトライフで贅沢をする代わりに、少し食事代を抑えようかと考え、昼食はマクドナルドに入りました(※注:このときは、マクドナルドのようなファーストフードは外資系なので、むしろ地元のレストランよりも高いかもしれない、という可能性に気付きませんでした)。バーガーにかじりつきながら、やっぱりプラハは都会だけあって、両替のレートが悪いよなぁ、などと自分がレートの良いところを探す努力を放棄したことを棚に上げながらレシートを眺めていたところ、両替所のカウンターに2万円出したはずなのに、レシートには1万円としか書かれていないことに気付きました。そうよ、そうよ、現金をもらったときも、2万円にしては異常に少ないと思ったんです。あれはレートの悪さだけでは説明がつきませんでした。なのに、後ろに1人並んでいたせいもあって、レシートどおりの現金があることだけ確認して、さっさと出てきてしまったのです。ああ、なんたること! 2万円出したのに、1万円分しかもらっていないなんて!

    すでに両替所のカウンターを離れてしまったので……しかも、しばらく時間がたっているので、抗議してもダメかもしれません。とは思いましたが、1万円のロスは痛いです。ダメでもともとの気持ちで、さっきの両替所に戻ってみました。カウンターのおじさんは、デスクの引き出しにしまってあった1万円札2枚をしげしげと眺め、それからキャシュアーの記録を見て、確かに1万円分しか渡さなかったと認め、あと1万円分のチェコ・コルナを出してくれました。「I’m sorry. It’s my mistake」と言われて、どんなにホッとしたことか。最悪、カウンターをいったん離れてしまったら、そんなの知らないよ、としらばっくれられても仕方がないと思っていました。そうでなくても、換金レシートは1万円で切られていたし、時間がたってしまっていたのですから。おじさんの机の中に私が出した日本円が2枚しかなく、他に日本円で両替した人がいなかったのも幸いしたと思いますが、おじさんが良心的な人で、本当によかったです。

  • (この写真も、ナ・プジーコピェ通りで撮ったプラハのウシの1枚です。蝶々と合体したウシ。「デビルマン」のデーモンの世界を連想しました@)<br /><br /><ナ・プジーコピェ通りでツアーを予約><br /><br />プラハ5泊5日のうち、2日くらいは郊外旅行に当てるつもりです。候補の筆頭はクトナー・ホラ。かつて銀鉱山で栄え、世界遺産の聖バルバラ教会や墓地教会のある街です。ゆっくりしたいので自力で行くつもりです。あとは、プラハ周辺には古城が多いので、これは現地ツアーでラクして回ろうと思います。メジャーなところで、カルルシュタイン城とコノピシュチェ城の2つ。半日ツアーの抱き合わせでもコンビネーションのツアーでもいいから、1日に2つくらいは回りたいです。<br /><br />と思い、観光案内所を覗いて現地旅行社のツアーパンフレットをもらったり、ナ・プジーコピェ通りの旅行社の呼び込みの話を聞いたりしましたが、結局、申し込んだツアーは、城ではなく、カルロヴィ・ヴァリになりました。南ボヘミアにあるチェコでも有数の高級温泉リゾート地を訪れる一日ツアーです。<br /><br />いやはや、チェコ旅行を決めてから、カルルシュタイン城はずぅーとずぅーと行こうと決めていたはずなのに。絵本の挿絵のよう、と評する人がいましたが、写真を見てうなづけました。14世紀半ばの中世に建てられたわりには、四角っぽくて可愛らしい城なのです。19世紀に改築されたからでしょうか。イギリスのチューダー様式の建物を連想させます。<br /><br />ただ、コノピシュチェ城の方は、どうしてもというわけでもありませんでした。もと城主は、サラエボで殺され、第一次大戦開幕のきっかけとなったハプスブルグ家皇太子フランツ・フェルディナンドです。下調べをしていたときに本などから拾った情報によると、城内には、狩猟好きの彼のたくさんの獲物の剥製があって、どうも、それが一番のハイライトように読めます。でも、プラハ周辺には名城が数多くあり、ドイツのドレスデンから続く古城街道の終点になっているくらいなので、プラハではぜひ、「城めぐり」をしたいと思っていました。「城めぐり」と言うからには、2つ以上、めぐらなくてはなりません。なので、人気ありそうなところを何ヶ所かチェックしました。だから、どうしても、というわけでもないこの城もターゲットにしました。それに、いまひとつ期待は抱けないとはいえ、お城はお城。それなりに楽しみでした。<br /><br />それなのに、ツアーパンフレットの中にカルロヴィ・ヴァリのツアーを見つけて、一ヶ月以上温めていた考えを、コロッと変えてしまいました。<br /><br />いや、カルロヴィ・ヴァリにも、もともと関心があったことはあったのです。ただ、私の旅行スタイルは、ゆっくりリゾートでお休みする、というのではなく、なるべくいろいろ見て回りたいと思う方なので、リゾートというところには惹かれませんでした。温泉も、特に興味はありませんでした(ちなみにヨーロッパは飲む温泉が主流で、ここもそうです)。カルロヴィ・ヴァリは、過去に訪れた著名人にモーツアルトだのゲーテだの著名中の著名人が目白押しで、彼らの縁のホテルだのが残っているそうですが、まあ、はっきり言って、私にとっては、それもどうでもよいことです。ではなぜカルロヴィ・ヴァリに惹かれたか、というと、ただひとえに、本で写真を見かけたその美しい街並みのせいです。あと強いて言えば、2年ほど前にチェコ旅行をした友人が、カルロヴィ・ヴァリは美しい街だと絶賛していたせいもあります。こういった体験者の話というのは、人それぞれとは思っていても、影響を受けやすいものです。<br /><br />ツアーパンフレットを眺めていて、不意に気付きました。カルロヴィ・ヴァリの目当てが美しい街並みなら、博物館・美術館が休みのことが多い月曜日に行くのもいいのではないですか。そうすれば、プラハ市内で月曜日でも開いているところを探して予定を立てるより、手っ取り早いです。それにツアーなら、ラクできます。カルロヴィ・ヴァリは今回の旅行で候補にいれていなかったので、事前にアクセス方法を調べていないため、いくら月曜日に行くのにちょうどよいからといって、自力で行く気にはなれまんせでした。これから鉄道やバスの時刻を調べたりするのも面倒くさくなってしまいましたし、時間のロスに思えました。ツアーなら、ガイドの話が聞けるのもいいです。1人でもくもくと博物館めぐりをするのが目当てではなく、街散策が一番の目当てなので、ガイドの話はぜひ聞きたいです。それに、こういう現地ツアーは、たいていその出発の街、つまりこの場合はプラハですが、その歴史や最近のニュース、場合によってはガイドが個人的なエピソードだの興味のある話題を提供してもらえることが多いです。それも一つの楽しみといえます。しかも、そういうのがないのは、ハズレはほとんどありません(言葉が聞き取りにくいガイドでない限り……)。<br /><br />ツアーパンフレットは、このとき手元にあったのは、ホテルのレセプションカウンターでもらったボヘミアトラベルサービス (Bohemia Travel Service) 社のものと、ナ・プジーコピェ通りでもらったプレミアント・シティ・ツアー (Premiant City Tour) 社のものとの二種類でした。どちらのカルロヴィ・ヴァリ・ツアーもランチ付で、No Audio Guideと明記してあります。同じカルロヴィ・ヴァリに行くツアーでも、前者は所要時間が7時間で、1,410チェコ・コルナ(約7,050円)。後者は所要時間は9時間で、1,590チェコ・コルナ(約7,950円)。後者のパンフレットには、泳ぎたい人は泳げると書かれてあります。自由時間の過ごし方として泳げる時間があるということでしょうか。別に泳ぐ気はありませんでしたが、代わりにその分、ゆっくり街の散策ができるかもしれないと気付きました。9時出発で所要時間9時間なら、18時にはプラハに戻って来れる計算になります。多少、予定が押して遅くなっても、20時から開演されるエステート劇場の「ドン・ジョヴァンニ」に遅刻するほど遅くなることはないでしょう。幸い、エステート劇場はツアー集合場所に近いので、帰りもこのあたりまで送ってもらえるでしょうし。というわけで、そのままナ・プジーコピェ通りで、プレミアント・シティ・ツアー (Premiant City Tour) 社のカルロヴィ・ヴァリのツアーに申し込みました。<br /><br />実は、この日の夜、ホテルに戻ったとき、レセプションで、別のもう1社、ベスト・ツアー (Best Tours, s.r.o.) 社のパンフレットを見つけましたが、そちらのカルロヴィ・ヴァリ・ツアーは、ランチ付・No Audio Guide、所要時間9.5時間で、1,390チェコ・コルナ(約6,950円)と一番安いものでした。また、別の機会に、プラハ観光ツアー (Prague Sightseeing Tours) 社のパンフレットも手に入れましたが、そちらのカルロヴィ・ヴァリ・ツアーは、同じくランチ付・No Audio Guide、そして所要時間10時間で、1,500チェコ・コルナ(約7,500円)でした。一番高いツアーと安いツアーと差額は200チェコ・コルナになります。この差額は、一体なんなのでしょう。<br /><br />結局、一番高いツアーを申し込んだことになり、ちょっくら早まったかな、と後悔しかけました。でも、ベスト・ツアー社やプラハ観光ツアー社のツアーは、その日の夜のエステート劇場でのオペラ観劇という予定を考えると、所要時間が9.5時間だの10時間だのは、プラハに戻るのが遅くなりそうで心配です。第一、もう、すでに申し込んだ後です。実のところ、あの場ですぐにツアーの予約ができることも、換金したばかりの現金を使わずカードで支払えることも魅力でした。だから、200チェコ・コルナの差額だけのことはあるツアー内容ではないだろうか、と期待するしかありません―――実際には、大差ないのかもしれないけれど。でも、試しにいくつも参加してみない限りには比べようがありませんから、知らぬが仏です。今度またチェコに来て、もう一度カルロヴィ・ヴァリを訪れたいと思っても、二度目となればツアーを利用せず自力で行きます。自分の選択が一番よかったと思うことにしましょう。<br /><br />ちなみに、夜、ホテルに戻る際に、地下鉄駅で市内交通機関乗り放題の1日券を買いました。70チェコ・コルナ(約350円)(2004年7月当時)。暦日で1日ではなく、初回利用の刻印のときから24時間有効というのは嬉しいです。今日の夜に買って刻印したから、明日の昼間のプラハ市内観光にも活かせます。ほかにオトクなフリーパス券としては、3日券、7日券、15日券もあります。でも、今回のプラハ滞在は、出国日の昼すぎまで観光できるので正味5日ですが、その間、あさっての月曜日はカルロヴィ・ヴァリへのツアーですし、出国日の前日、ナイトライフの予定がない日はクトナー・ホラへ日帰り旅行をするつもりなので、プラハ観光に当てられるのは、とびとびで正味3日となります。1日券を買い継ぎ、24時間は使わない半端なところは1回券を使うのがベストでしょう。

    (この写真も、ナ・プジーコピェ通りで撮ったプラハのウシの1枚です。蝶々と合体したウシ。「デビルマン」のデーモンの世界を連想しました@)

    <ナ・プジーコピェ通りでツアーを予約>

    プラハ5泊5日のうち、2日くらいは郊外旅行に当てるつもりです。候補の筆頭はクトナー・ホラ。かつて銀鉱山で栄え、世界遺産の聖バルバラ教会や墓地教会のある街です。ゆっくりしたいので自力で行くつもりです。あとは、プラハ周辺には古城が多いので、これは現地ツアーでラクして回ろうと思います。メジャーなところで、カルルシュタイン城とコノピシュチェ城の2つ。半日ツアーの抱き合わせでもコンビネーションのツアーでもいいから、1日に2つくらいは回りたいです。

    と思い、観光案内所を覗いて現地旅行社のツアーパンフレットをもらったり、ナ・プジーコピェ通りの旅行社の呼び込みの話を聞いたりしましたが、結局、申し込んだツアーは、城ではなく、カルロヴィ・ヴァリになりました。南ボヘミアにあるチェコでも有数の高級温泉リゾート地を訪れる一日ツアーです。

    いやはや、チェコ旅行を決めてから、カルルシュタイン城はずぅーとずぅーと行こうと決めていたはずなのに。絵本の挿絵のよう、と評する人がいましたが、写真を見てうなづけました。14世紀半ばの中世に建てられたわりには、四角っぽくて可愛らしい城なのです。19世紀に改築されたからでしょうか。イギリスのチューダー様式の建物を連想させます。

    ただ、コノピシュチェ城の方は、どうしてもというわけでもありませんでした。もと城主は、サラエボで殺され、第一次大戦開幕のきっかけとなったハプスブルグ家皇太子フランツ・フェルディナンドです。下調べをしていたときに本などから拾った情報によると、城内には、狩猟好きの彼のたくさんの獲物の剥製があって、どうも、それが一番のハイライトように読めます。でも、プラハ周辺には名城が数多くあり、ドイツのドレスデンから続く古城街道の終点になっているくらいなので、プラハではぜひ、「城めぐり」をしたいと思っていました。「城めぐり」と言うからには、2つ以上、めぐらなくてはなりません。なので、人気ありそうなところを何ヶ所かチェックしました。だから、どうしても、というわけでもないこの城もターゲットにしました。それに、いまひとつ期待は抱けないとはいえ、お城はお城。それなりに楽しみでした。

    それなのに、ツアーパンフレットの中にカルロヴィ・ヴァリのツアーを見つけて、一ヶ月以上温めていた考えを、コロッと変えてしまいました。

    いや、カルロヴィ・ヴァリにも、もともと関心があったことはあったのです。ただ、私の旅行スタイルは、ゆっくりリゾートでお休みする、というのではなく、なるべくいろいろ見て回りたいと思う方なので、リゾートというところには惹かれませんでした。温泉も、特に興味はありませんでした(ちなみにヨーロッパは飲む温泉が主流で、ここもそうです)。カルロヴィ・ヴァリは、過去に訪れた著名人にモーツアルトだのゲーテだの著名中の著名人が目白押しで、彼らの縁のホテルだのが残っているそうですが、まあ、はっきり言って、私にとっては、それもどうでもよいことです。ではなぜカルロヴィ・ヴァリに惹かれたか、というと、ただひとえに、本で写真を見かけたその美しい街並みのせいです。あと強いて言えば、2年ほど前にチェコ旅行をした友人が、カルロヴィ・ヴァリは美しい街だと絶賛していたせいもあります。こういった体験者の話というのは、人それぞれとは思っていても、影響を受けやすいものです。

    ツアーパンフレットを眺めていて、不意に気付きました。カルロヴィ・ヴァリの目当てが美しい街並みなら、博物館・美術館が休みのことが多い月曜日に行くのもいいのではないですか。そうすれば、プラハ市内で月曜日でも開いているところを探して予定を立てるより、手っ取り早いです。それにツアーなら、ラクできます。カルロヴィ・ヴァリは今回の旅行で候補にいれていなかったので、事前にアクセス方法を調べていないため、いくら月曜日に行くのにちょうどよいからといって、自力で行く気にはなれまんせでした。これから鉄道やバスの時刻を調べたりするのも面倒くさくなってしまいましたし、時間のロスに思えました。ツアーなら、ガイドの話が聞けるのもいいです。1人でもくもくと博物館めぐりをするのが目当てではなく、街散策が一番の目当てなので、ガイドの話はぜひ聞きたいです。それに、こういう現地ツアーは、たいていその出発の街、つまりこの場合はプラハですが、その歴史や最近のニュース、場合によってはガイドが個人的なエピソードだの興味のある話題を提供してもらえることが多いです。それも一つの楽しみといえます。しかも、そういうのがないのは、ハズレはほとんどありません(言葉が聞き取りにくいガイドでない限り……)。

    ツアーパンフレットは、このとき手元にあったのは、ホテルのレセプションカウンターでもらったボヘミアトラベルサービス (Bohemia Travel Service) 社のものと、ナ・プジーコピェ通りでもらったプレミアント・シティ・ツアー (Premiant City Tour) 社のものとの二種類でした。どちらのカルロヴィ・ヴァリ・ツアーもランチ付で、No Audio Guideと明記してあります。同じカルロヴィ・ヴァリに行くツアーでも、前者は所要時間が7時間で、1,410チェコ・コルナ(約7,050円)。後者は所要時間は9時間で、1,590チェコ・コルナ(約7,950円)。後者のパンフレットには、泳ぎたい人は泳げると書かれてあります。自由時間の過ごし方として泳げる時間があるということでしょうか。別に泳ぐ気はありませんでしたが、代わりにその分、ゆっくり街の散策ができるかもしれないと気付きました。9時出発で所要時間9時間なら、18時にはプラハに戻って来れる計算になります。多少、予定が押して遅くなっても、20時から開演されるエステート劇場の「ドン・ジョヴァンニ」に遅刻するほど遅くなることはないでしょう。幸い、エステート劇場はツアー集合場所に近いので、帰りもこのあたりまで送ってもらえるでしょうし。というわけで、そのままナ・プジーコピェ通りで、プレミアント・シティ・ツアー (Premiant City Tour) 社のカルロヴィ・ヴァリのツアーに申し込みました。

    実は、この日の夜、ホテルに戻ったとき、レセプションで、別のもう1社、ベスト・ツアー (Best Tours, s.r.o.) 社のパンフレットを見つけましたが、そちらのカルロヴィ・ヴァリ・ツアーは、ランチ付・No Audio Guide、所要時間9.5時間で、1,390チェコ・コルナ(約6,950円)と一番安いものでした。また、別の機会に、プラハ観光ツアー (Prague Sightseeing Tours) 社のパンフレットも手に入れましたが、そちらのカルロヴィ・ヴァリ・ツアーは、同じくランチ付・No Audio Guide、そして所要時間10時間で、1,500チェコ・コルナ(約7,500円)でした。一番高いツアーと安いツアーと差額は200チェコ・コルナになります。この差額は、一体なんなのでしょう。

    結局、一番高いツアーを申し込んだことになり、ちょっくら早まったかな、と後悔しかけました。でも、ベスト・ツアー社やプラハ観光ツアー社のツアーは、その日の夜のエステート劇場でのオペラ観劇という予定を考えると、所要時間が9.5時間だの10時間だのは、プラハに戻るのが遅くなりそうで心配です。第一、もう、すでに申し込んだ後です。実のところ、あの場ですぐにツアーの予約ができることも、換金したばかりの現金を使わずカードで支払えることも魅力でした。だから、200チェコ・コルナの差額だけのことはあるツアー内容ではないだろうか、と期待するしかありません―――実際には、大差ないのかもしれないけれど。でも、試しにいくつも参加してみない限りには比べようがありませんから、知らぬが仏です。今度またチェコに来て、もう一度カルロヴィ・ヴァリを訪れたいと思っても、二度目となればツアーを利用せず自力で行きます。自分の選択が一番よかったと思うことにしましょう。

    ちなみに、夜、ホテルに戻る際に、地下鉄駅で市内交通機関乗り放題の1日券を買いました。70チェコ・コルナ(約350円)(2004年7月当時)。暦日で1日ではなく、初回利用の刻印のときから24時間有効というのは嬉しいです。今日の夜に買って刻印したから、明日の昼間のプラハ市内観光にも活かせます。ほかにオトクなフリーパス券としては、3日券、7日券、15日券もあります。でも、今回のプラハ滞在は、出国日の昼すぎまで観光できるので正味5日ですが、その間、あさっての月曜日はカルロヴィ・ヴァリへのツアーですし、出国日の前日、ナイトライフの予定がない日はクトナー・ホラへ日帰り旅行をするつもりなので、プラハ観光に当てられるのは、とびとびで正味3日となります。1日券を買い継ぎ、24時間は使わない半端なところは1回券を使うのがベストでしょう。

  • <国立博物館><br /><br />国立博物館には、ホテルにいったん戻り、チェックインをすませた後に入りました。入場料100チェコ・コルナ(約500円)(2004年7月当時)。見学開始は16時15分ごろで、17時40分まで回りましたから、鑑賞時間は約1時間半というところです。閉館時間の18時ぎりぎりまで粘らず、40分という中途半端な時間で見学を終わらせたのは、実は2階のミュージーアム・ショップのアクセサリーが気になったせいです。<br /><br />結論からいえば、1時間半足らずでは全く足りませんでした。大急ぎで見学した、という印象が強く残りました。それに最上階の2階(ただし現地での数え方。日本式の数え方では地上階を含めると3階になります)にたどり着いたときは閉館時間30分を切っていたせいか、展示室に入れてもらえませんでした。仕方がないので、せめて、チェコの歴史エピソードを描いたと思われる天井画や豪華な内装をゆっくり眺めようと回廊を歩こうとしましたが、それすらゆっくり見させてくれず、追い立てられてしまいました。昼間、ナ・プジーコピェ通りであんなにのんびりするんじゃなかった、と後悔しました。<br /><br />とはいえ、この博物館の中での一番の目当ての鉱物部門の見学には、じっくり時間をかけることができました。この部門さえ見学することができれば、私にとってこの博物館に来た目的を果たせたのも同然です。なので、たとえ残りの展示室が回れなくてもよい、と時間を気にせずにゆっくり見学しました。だからこそ最上階の展示室は回れなかったわけなのですが……人間、一つの希望がかなうと、あきらめていた次の希望も、あわよくばかなえたいと思ってしまうものです。<br /><br />プラハ国立博物館の鉱物部門は、今回の旅行の半ばで訪れたウィーンの自然史博物館ほどではないだろうと思っていましたが、いやはや、あれに劣らぬすばらしいコレクションで、すっかり魅了されました。まあ、ウィーンのコレクションの方が、数がやや多く、よりカラフルな鉱物標本がたくさん展示されていたような気はしますけれど。あるいは、先に見学した博物館の方がいろいろあった気がする、という錯覚がないとはいえないかもしれませんが。<br /><br />鉱物の展示のネームプレートはチェコ語で表示されていますが、鑑賞にはそれほど困らずにすみました。というのも、スペルがチェコ語になっているというだけで、大半は、発音を思い浮かべれば聞いたことがある鉱物名ばかりだったからです。もちろん、それでも知らない鉱物もたくさんありました。あるいは、もしかしたらチェコ語だからわからなかったものもあったかもしれません。でもその場合は、名前に関係なくそのまま鉱物の形と色を楽しみました。その心は、現代アートを鑑賞するのに似ていると思います。ただし、こちらは自然が形作ったものである分、自然の驚異と奇跡の具現です。<br /><br />ここの鉱物部門にももちろん、宝石となる貴石の原石やカット石もありました。それら宝石の展示室は一番混んでいて、ウィーンの自然史博物館よりも見張りが厳しかったです。つい見入って、思わずガラスケースに寄りかかったら、早速、係員に注意されてしまいました。展示ガラスには「ガラスに触れないで下さい」と英語で書かれてありました。うーん、厳しいです。ガラスに張り付くぐらい、いいじゃない、と言いたくなってしまいます。<br /><br />国立博物館では約1時間半見学しましたが、鉱物部門だけで1時間過ごしました。それでも、閉館時間を気にしながらでしたので、せかされているようなかんじがして、後の方は気持ちよく鑑賞できたとは言い切れないのが残念です。鉱物部門の後、先史時代や地学、海生動物の展示は素通りしました。パネルにぎっしり説明があって面白そうでしたが、チェコ語だけなので、読めない私には豚に真珠です。<br /><br />それより、このあたりから、途中で見かけたミュージーアム・ショップが気になって仕方がなくなってきました。特に、ガーネットのアクセサリーが……。プラハではボヘミア・ガーネットのアクセサリーを買おうと決めています。でも、だからといって、ここで買わなくてもいいのに……と自分を何度も抑えようとしたのですが、結局、というか、やはり、というか、買ってしまいました。デザインが気に入ったものがあったので。街で同じデザインのものに出会えるとは限らないと自分に言い訳をして。でも、私は好みの範囲が広いので(要するにあまりうるさくないので)、同じデザインに出会えない代わりに、違うデザインでも気に入るものはすぐに見つかるとわかっているのです。単に我慢ができなかっただけなのです。<br /><br />いやはや、ナイトライフのチケットといい、カルロヴィ・ヴァリのツアーといい、初日でこの散財です。まったくプラハは、金を吸う街です。あるいは逆に、初めてのプラハで、旅程の最後だと思うからこそ、初日で浮かれて財布のヒモが緩みやすくなっているのかもしれません。そうだと思いたいです。であれば、2日目以降の散財は減るはずです(そうは問屋が卸さないだろうと自分でもわかっていますが)。<br /><br />国立博物館は、建物自体も美しい吹き抜けホールや豪華な内装で見ごたえありました。ただ、最上階の歴史エピソードの壁画はゆっくり見ることができなくて、本当に残念でした。<br /><br />(写真は、2004年7月当時の旅行では国立博物館のものを一切撮っていなかったので、その代わりです。プラハで買った写真集の国立博物館とヴァーツラフ広場の写真のあるページと、国立博物館に入るともらえる館内案内付のちらしを組み合わせてみました。)

    <国立博物館>

    国立博物館には、ホテルにいったん戻り、チェックインをすませた後に入りました。入場料100チェコ・コルナ(約500円)(2004年7月当時)。見学開始は16時15分ごろで、17時40分まで回りましたから、鑑賞時間は約1時間半というところです。閉館時間の18時ぎりぎりまで粘らず、40分という中途半端な時間で見学を終わらせたのは、実は2階のミュージーアム・ショップのアクセサリーが気になったせいです。

    結論からいえば、1時間半足らずでは全く足りませんでした。大急ぎで見学した、という印象が強く残りました。それに最上階の2階(ただし現地での数え方。日本式の数え方では地上階を含めると3階になります)にたどり着いたときは閉館時間30分を切っていたせいか、展示室に入れてもらえませんでした。仕方がないので、せめて、チェコの歴史エピソードを描いたと思われる天井画や豪華な内装をゆっくり眺めようと回廊を歩こうとしましたが、それすらゆっくり見させてくれず、追い立てられてしまいました。昼間、ナ・プジーコピェ通りであんなにのんびりするんじゃなかった、と後悔しました。

    とはいえ、この博物館の中での一番の目当ての鉱物部門の見学には、じっくり時間をかけることができました。この部門さえ見学することができれば、私にとってこの博物館に来た目的を果たせたのも同然です。なので、たとえ残りの展示室が回れなくてもよい、と時間を気にせずにゆっくり見学しました。だからこそ最上階の展示室は回れなかったわけなのですが……人間、一つの希望がかなうと、あきらめていた次の希望も、あわよくばかなえたいと思ってしまうものです。

    プラハ国立博物館の鉱物部門は、今回の旅行の半ばで訪れたウィーンの自然史博物館ほどではないだろうと思っていましたが、いやはや、あれに劣らぬすばらしいコレクションで、すっかり魅了されました。まあ、ウィーンのコレクションの方が、数がやや多く、よりカラフルな鉱物標本がたくさん展示されていたような気はしますけれど。あるいは、先に見学した博物館の方がいろいろあった気がする、という錯覚がないとはいえないかもしれませんが。

    鉱物の展示のネームプレートはチェコ語で表示されていますが、鑑賞にはそれほど困らずにすみました。というのも、スペルがチェコ語になっているというだけで、大半は、発音を思い浮かべれば聞いたことがある鉱物名ばかりだったからです。もちろん、それでも知らない鉱物もたくさんありました。あるいは、もしかしたらチェコ語だからわからなかったものもあったかもしれません。でもその場合は、名前に関係なくそのまま鉱物の形と色を楽しみました。その心は、現代アートを鑑賞するのに似ていると思います。ただし、こちらは自然が形作ったものである分、自然の驚異と奇跡の具現です。

    ここの鉱物部門にももちろん、宝石となる貴石の原石やカット石もありました。それら宝石の展示室は一番混んでいて、ウィーンの自然史博物館よりも見張りが厳しかったです。つい見入って、思わずガラスケースに寄りかかったら、早速、係員に注意されてしまいました。展示ガラスには「ガラスに触れないで下さい」と英語で書かれてありました。うーん、厳しいです。ガラスに張り付くぐらい、いいじゃない、と言いたくなってしまいます。

    国立博物館では約1時間半見学しましたが、鉱物部門だけで1時間過ごしました。それでも、閉館時間を気にしながらでしたので、せかされているようなかんじがして、後の方は気持ちよく鑑賞できたとは言い切れないのが残念です。鉱物部門の後、先史時代や地学、海生動物の展示は素通りしました。パネルにぎっしり説明があって面白そうでしたが、チェコ語だけなので、読めない私には豚に真珠です。

    それより、このあたりから、途中で見かけたミュージーアム・ショップが気になって仕方がなくなってきました。特に、ガーネットのアクセサリーが……。プラハではボヘミア・ガーネットのアクセサリーを買おうと決めています。でも、だからといって、ここで買わなくてもいいのに……と自分を何度も抑えようとしたのですが、結局、というか、やはり、というか、買ってしまいました。デザインが気に入ったものがあったので。街で同じデザインのものに出会えるとは限らないと自分に言い訳をして。でも、私は好みの範囲が広いので(要するにあまりうるさくないので)、同じデザインに出会えない代わりに、違うデザインでも気に入るものはすぐに見つかるとわかっているのです。単に我慢ができなかっただけなのです。

    いやはや、ナイトライフのチケットといい、カルロヴィ・ヴァリのツアーといい、初日でこの散財です。まったくプラハは、金を吸う街です。あるいは逆に、初めてのプラハで、旅程の最後だと思うからこそ、初日で浮かれて財布のヒモが緩みやすくなっているのかもしれません。そうだと思いたいです。であれば、2日目以降の散財は減るはずです(そうは問屋が卸さないだろうと自分でもわかっていますが)。

    国立博物館は、建物自体も美しい吹き抜けホールや豪華な内装で見ごたえありました。ただ、最上階の歴史エピソードの壁画はゆっくり見ることができなくて、本当に残念でした。

    (写真は、2004年7月当時の旅行では国立博物館のものを一切撮っていなかったので、その代わりです。プラハで買った写真集の国立博物館とヴァーツラフ広場の写真のあるページと、国立博物館に入るともらえる館内案内付のちらしを組み合わせてみました。)

  • <旧市街広場><br /><br />今晩のナイトライフのイメージ・シアターは旧市街広場にほど近いので、早めに行って広場をうろうろしました。19時ではまだ昼間のように明るいです。実はこの時には気付きませんでしたが、翌日の昼間の賑わいに比べると、いくら明るくても夜の旧市街広場はだいぶ人も少なく、そのためとても広く見えました。旧市街広場は美しい教会や宮殿に囲まれており、中央には、ヨーロッパ最初の宗教革命を起こすきっかけを作ったヤン・フスの像があります。没後500年を記念して1915年に建てられたものです。<br /><br />ここ旧市街広場は、旧市庁舎や聖ミクラーシュ教会、ティーン教会など見どころがたくさんあるので、今回のプラハ滞在中にまた来るつもりです。明るいので夜景の苦手なコンパクト・フィルムカメラでも大丈夫だろうと少し写真も撮りました。ただ、旧市庁舎の天文時計の写真はやめておきました。黄道十二宮図が描かれた15世紀の天文時計はプラハのシンボルとも言ってよいくらい有名ですが、だからこそは写真は、いまさらかな、と思ったのです。だいたい、家族・友人に宛てた出そうと買った絵ハガキは、どれもこの天文時計の写真入りのものにしてしまったくらいなのです。<br /><br />と言いながら、実は翌日再びこの広場に来たときに、天文時計の写真を撮ってしまいました。やっぱりプラハのシンボルですからね。自分のカメラで撮らずにはいられませんでした。<br /><br />ところで、プラハでは、ブラックライトシアターの他にマリオネット劇も見たいと思って、日本を出る前からネットで情報を仕入れておきました。マリオネット劇でポピュラーな演目はモーツアルトの「ドン・ジョヴァンニ」ですが、これはエステート劇場で人間によるオペラそのものを観劇する予定なので、できれば他の演目で見たいです。ネットで検索した結果、今回のプラハ滞在中は、「王の道のマリオネット劇場(マリオネット博物館併設)」で、「ドン・ジョヴアンニ」、「フィガロの結婚」「キャッツ」が毎晩上演されることがわかりました。「フィガロの結婚」は、生のオペラはもちろん、ビデオでも見たことがないので、ぜひ見たいと思い、日本を出る前にストーリーの予習もしておきました(ちなみに、「ドン・ジョヴァンニ」も、きちんと予習してあります)。<br /><br />その「フィガロの結婚」上演シアターは、その情報を得たサイトによると、旧市街広場12番のキンスキー・パレス・シアターとなっていました。確かに、旧市街広場の一角にはキンスキー宮殿があります。ただし、ガイドブックには、国立美術館・グラフィック部門とあって、マリオネット劇場のことはどこにも載っていません。まあ、行けばわかるでしょう。そう思ってやって来ましたが、甘かったです。目の前のこの建物がキンスキー宮殿だと思うのですが、すでに閉まっています。マリオネット劇を毎日17時と19時から上演しているというわりには、それらしい雰囲気がありません。ポスターも看板も何も見あたりません。<br /><br />仕方がないので宮殿の近くにあった屋台のようなボックス・オフィスのおばさんに尋ねてみたところ、マリオネットの「フィガロの結婚」は確かに毎晩上演されているが、場所はこのキンスキー宮殿とは全然違うし、上演時間も18時とのこと。とすると、ネットでヒットした情報は一体なんだったのでしょう、と思いつつ、明日の上演分のチケットがある、というので買うことにしました。これでプラハ5泊は、最終日を除いて全て、ナイトライフの予定で埋まりました。ちょっと欲張りかな、とも思いましたが、もうプラハでこの旅行は最後です。したいことはしておかないと後悔するってものです。<br /><br />チケット代は、大人450チェコ・コルナのところを、おばさんは学生割引400円(約2,000円)で売ってくれました。私は学生ではない、と正直に申告しましたが、おばさんはにっこり笑って「私にとってあなたは学生のようなものよ」。そうか、これでもやっぱりまだ学生みたいに若く見えるのかしら、うふふ、とちょっと気分がよくなりましたが、考えてみれば、ヨーロッパは、日本よりも大学生の年齢層はずっと広いです。おばさん学生だって珍しくなさそうです。ともあれ、どうせ劇場では、チケットもぎりのところで学生証の提示が求められるわけでもなかろうから、ありがたく割引で買わせてもらいました。<br /><br />(写真は、旧市街広場です。ブラハ第一日目に撮った唯一の、プラハらしい写真といえるかもしれません。あとはウシの写真ばかりでしたから。空がとっても青いですが、これでも夜の7時すぎ。ヨーロッパの夏の日照時間の長さには、旅行客として感謝・感激です@)

    <旧市街広場>

    今晩のナイトライフのイメージ・シアターは旧市街広場にほど近いので、早めに行って広場をうろうろしました。19時ではまだ昼間のように明るいです。実はこの時には気付きませんでしたが、翌日の昼間の賑わいに比べると、いくら明るくても夜の旧市街広場はだいぶ人も少なく、そのためとても広く見えました。旧市街広場は美しい教会や宮殿に囲まれており、中央には、ヨーロッパ最初の宗教革命を起こすきっかけを作ったヤン・フスの像があります。没後500年を記念して1915年に建てられたものです。

    ここ旧市街広場は、旧市庁舎や聖ミクラーシュ教会、ティーン教会など見どころがたくさんあるので、今回のプラハ滞在中にまた来るつもりです。明るいので夜景の苦手なコンパクト・フィルムカメラでも大丈夫だろうと少し写真も撮りました。ただ、旧市庁舎の天文時計の写真はやめておきました。黄道十二宮図が描かれた15世紀の天文時計はプラハのシンボルとも言ってよいくらい有名ですが、だからこそは写真は、いまさらかな、と思ったのです。だいたい、家族・友人に宛てた出そうと買った絵ハガキは、どれもこの天文時計の写真入りのものにしてしまったくらいなのです。

    と言いながら、実は翌日再びこの広場に来たときに、天文時計の写真を撮ってしまいました。やっぱりプラハのシンボルですからね。自分のカメラで撮らずにはいられませんでした。

    ところで、プラハでは、ブラックライトシアターの他にマリオネット劇も見たいと思って、日本を出る前からネットで情報を仕入れておきました。マリオネット劇でポピュラーな演目はモーツアルトの「ドン・ジョヴァンニ」ですが、これはエステート劇場で人間によるオペラそのものを観劇する予定なので、できれば他の演目で見たいです。ネットで検索した結果、今回のプラハ滞在中は、「王の道のマリオネット劇場(マリオネット博物館併設)」で、「ドン・ジョヴアンニ」、「フィガロの結婚」「キャッツ」が毎晩上演されることがわかりました。「フィガロの結婚」は、生のオペラはもちろん、ビデオでも見たことがないので、ぜひ見たいと思い、日本を出る前にストーリーの予習もしておきました(ちなみに、「ドン・ジョヴァンニ」も、きちんと予習してあります)。

    その「フィガロの結婚」上演シアターは、その情報を得たサイトによると、旧市街広場12番のキンスキー・パレス・シアターとなっていました。確かに、旧市街広場の一角にはキンスキー宮殿があります。ただし、ガイドブックには、国立美術館・グラフィック部門とあって、マリオネット劇場のことはどこにも載っていません。まあ、行けばわかるでしょう。そう思ってやって来ましたが、甘かったです。目の前のこの建物がキンスキー宮殿だと思うのですが、すでに閉まっています。マリオネット劇を毎日17時と19時から上演しているというわりには、それらしい雰囲気がありません。ポスターも看板も何も見あたりません。

    仕方がないので宮殿の近くにあった屋台のようなボックス・オフィスのおばさんに尋ねてみたところ、マリオネットの「フィガロの結婚」は確かに毎晩上演されているが、場所はこのキンスキー宮殿とは全然違うし、上演時間も18時とのこと。とすると、ネットでヒットした情報は一体なんだったのでしょう、と思いつつ、明日の上演分のチケットがある、というので買うことにしました。これでプラハ5泊は、最終日を除いて全て、ナイトライフの予定で埋まりました。ちょっと欲張りかな、とも思いましたが、もうプラハでこの旅行は最後です。したいことはしておかないと後悔するってものです。

    チケット代は、大人450チェコ・コルナのところを、おばさんは学生割引400円(約2,000円)で売ってくれました。私は学生ではない、と正直に申告しましたが、おばさんはにっこり笑って「私にとってあなたは学生のようなものよ」。そうか、これでもやっぱりまだ学生みたいに若く見えるのかしら、うふふ、とちょっと気分がよくなりましたが、考えてみれば、ヨーロッパは、日本よりも大学生の年齢層はずっと広いです。おばさん学生だって珍しくなさそうです。ともあれ、どうせ劇場では、チケットもぎりのところで学生証の提示が求められるわけでもなかろうから、ありがたく割引で買わせてもらいました。

    (写真は、旧市街広場です。ブラハ第一日目に撮った唯一の、プラハらしい写真といえるかもしれません。あとはウシの写真ばかりでしたから。空がとっても青いですが、これでも夜の7時すぎ。ヨーロッパの夏の日照時間の長さには、旅行客として感謝・感激です@)

  • <ブラックライトシアター「ザ・ベスト・オブ・イメージ」鑑賞(イメージ・シアター)><br /><br />開演は20時です。でも座席は早い者勝ちなので、15分前には扉の前で並んで待っていました。開場と共に劇場になだれ込み、6列目の真ん中の席をとることができました。並んでいるときは相当な行列に感じましたが、思ったより人はいなくて、なかなか良い席をラクにとれました。もっと前の席をとることもできましたが、最初の4列は段差がなかったのでやめました。他の人も同じことを考えたらしく、座席は段差の始まる5列目から埋まっていきました。さらに、私の前の席には小柄な韓国人女性が座ったので、舞台はとても見やすかったです。劇場は思ったより小さいですが、オフ・ブロードウェイの劇場がこんなかんじでしょうか(ニューヨークへは行ったことはないけれど)。でも、ブラックライト専門の劇場であることを考えると、規模は大きい方かもしれません。観客は、いかにも観光客といった人たちばかりです。でも、席はまだまだたくさん空いていて、これなら当日、上演の30分くらい前に劇場の窓口で直接チケットを買うのでも、全然大丈夫かもしれません。<br /><br />と思ったら、開演10分ほど前にひょいと劇場を見回してみたら、座席はぎっしり埋まっていてほぼ満席でした。なるほど、この混み具合からみても、人気あるシアターのようです。<br />(注:ちなみに翌年の2005年の夏のプラハ再訪のときにもこのイメージ・シアターで新しい演目を見ようと開演1時間ほど前に予約なしで出かけたら、満席で当日のチケットは取れませんでした。そんな直前でなければだいじょうぶかもしれませんが、ハイシーズンは少し余裕をもってチケットを取った方がよいでしょう。そのときも翌日のチケットなら取れました。)<br /><br />舞台は、なるほどこういうのがブラックライトシアターか、と楽しむことができました。イメージ・シアターで上演されるブラックライトシアターのことを、「地球の歩き方」では「パントマイムに音楽、踊りを組み合わせ、ブラックライトによる演出を加えた、幻想的で美しい世界」と紹介しています。真っ暗な中に、白い布だけがひとりでにひらひら舞ったり、暗闇から突然、出没するパフォーマーたち。布が巧みに使われていて、それもパフォーマンスの一部となっています。そして、真っ暗な何もないように見える空間から、いきなり人がスッと現れれてパフォーマンスを披露し、音楽も盛り上がり、終わるとスッと消えます。舞台の袖に引っ込むのではなく、その場で。布やパフォーマーの衣装の白も、照明の当て方で蛍光色に光ったり、レーザーで赤く輝いたり。確かに幻想的な仕上がりでした。惜しむらくは、席がかなり近かったせいで、暗闇の中もうっすら見えたせいで仕掛けの見当がつき、あんまり驚けなかったことですが、総合芸術の一種としてはすばらしいと思いました。演目のタイトルは「ベスト・オブ・イメージ」でしたが、いままでの演目のハイライトを集めた内容のようでした。<br /><br />カーテンコールのときに、演じていたのは全員で7人と判明しました。思ったより少なくてちょっと驚きました。うち2人は、パントマイム専門のピエロのような役割。あと1人、黒子のような役割の人でした。ピエロのパントマイムは、残念ながら私にとってはいまいち盛り上がれませんでした。ピエロのパフォーマンスを楽しむことに慣れていないせいもあります。何が演じられているのかよくわからないものもあれば、思わず吹き出したものも中にはありましたが、やや下品なネタが多かったので閉口しました。でも、観客はとても沸いていました。(注:翌年2005年のときに見た演目では、ピエロのネタは特に下品なものはなかったので、このシアターのピエロがいつも下品なネタばかり使っているというわけではないと思います。)<br /><br />使われていた音楽もどうやらオリジナルのようです。劇場でCDが売られていました。買いたいなぁとちょっと惹かれましたが、今日はさんざん散財したことを思い出し、やめておきました。<br /><br />終わったのは21時25分でした。外は薄暗いって程度で、まだ十分明るいです。地下鉄でムゼウム駅まで行ってトラムの停留所に着いたところ、ちょうど21時53分発のトラムが出ていったばかりで、次のトラムまで20分待ちとなってしまいました。タイミングが悪いです。22時ともなるとさすがにあたりが真っ暗ですが、停留所にはトラムを待つ人が何人もいたので、心強かったです。この分だと、夜に出歩くのが気楽にできそうです。といっても、すでにナイトライフで予定を埋めているので、出歩かざるをえないようにしてしまっていますけれど。ただ、もしこの時間にこの停留所で待っているのが私一人だったら、さすがに心細かったと思います。心細さのバロメーターは、明るさよりも人の存在ですね。今までの旅程を振り返ると、テルチでは人気がなくなるのが早かったので、18時頃であたりが明るくても心細かったものです。それに反して、プラハはなんとナイトライフ向きな街なのでしょう。嬉しい限りです。<br /><br />(写真は、このときのプラハ・ナイトライフのちらしです。左にあるFAUSTのちらしは、タ・ファンタスティカ・シアターのブラックライトシアターのものです。広げたちらしと、ヒヨコちゃんの下のちらしも同じです(3枚もらってました@)。右にあるちらしは、マリオネット劇「フィガロの結婚」のものです。真ん中にイメージ・シアターのちらしもチラッと見えています@)

    <ブラックライトシアター「ザ・ベスト・オブ・イメージ」鑑賞(イメージ・シアター)>

    開演は20時です。でも座席は早い者勝ちなので、15分前には扉の前で並んで待っていました。開場と共に劇場になだれ込み、6列目の真ん中の席をとることができました。並んでいるときは相当な行列に感じましたが、思ったより人はいなくて、なかなか良い席をラクにとれました。もっと前の席をとることもできましたが、最初の4列は段差がなかったのでやめました。他の人も同じことを考えたらしく、座席は段差の始まる5列目から埋まっていきました。さらに、私の前の席には小柄な韓国人女性が座ったので、舞台はとても見やすかったです。劇場は思ったより小さいですが、オフ・ブロードウェイの劇場がこんなかんじでしょうか(ニューヨークへは行ったことはないけれど)。でも、ブラックライト専門の劇場であることを考えると、規模は大きい方かもしれません。観客は、いかにも観光客といった人たちばかりです。でも、席はまだまだたくさん空いていて、これなら当日、上演の30分くらい前に劇場の窓口で直接チケットを買うのでも、全然大丈夫かもしれません。

    と思ったら、開演10分ほど前にひょいと劇場を見回してみたら、座席はぎっしり埋まっていてほぼ満席でした。なるほど、この混み具合からみても、人気あるシアターのようです。
    (注:ちなみに翌年の2005年の夏のプラハ再訪のときにもこのイメージ・シアターで新しい演目を見ようと開演1時間ほど前に予約なしで出かけたら、満席で当日のチケットは取れませんでした。そんな直前でなければだいじょうぶかもしれませんが、ハイシーズンは少し余裕をもってチケットを取った方がよいでしょう。そのときも翌日のチケットなら取れました。)

    舞台は、なるほどこういうのがブラックライトシアターか、と楽しむことができました。イメージ・シアターで上演されるブラックライトシアターのことを、「地球の歩き方」では「パントマイムに音楽、踊りを組み合わせ、ブラックライトによる演出を加えた、幻想的で美しい世界」と紹介しています。真っ暗な中に、白い布だけがひとりでにひらひら舞ったり、暗闇から突然、出没するパフォーマーたち。布が巧みに使われていて、それもパフォーマンスの一部となっています。そして、真っ暗な何もないように見える空間から、いきなり人がスッと現れれてパフォーマンスを披露し、音楽も盛り上がり、終わるとスッと消えます。舞台の袖に引っ込むのではなく、その場で。布やパフォーマーの衣装の白も、照明の当て方で蛍光色に光ったり、レーザーで赤く輝いたり。確かに幻想的な仕上がりでした。惜しむらくは、席がかなり近かったせいで、暗闇の中もうっすら見えたせいで仕掛けの見当がつき、あんまり驚けなかったことですが、総合芸術の一種としてはすばらしいと思いました。演目のタイトルは「ベスト・オブ・イメージ」でしたが、いままでの演目のハイライトを集めた内容のようでした。

    カーテンコールのときに、演じていたのは全員で7人と判明しました。思ったより少なくてちょっと驚きました。うち2人は、パントマイム専門のピエロのような役割。あと1人、黒子のような役割の人でした。ピエロのパントマイムは、残念ながら私にとってはいまいち盛り上がれませんでした。ピエロのパフォーマンスを楽しむことに慣れていないせいもあります。何が演じられているのかよくわからないものもあれば、思わず吹き出したものも中にはありましたが、やや下品なネタが多かったので閉口しました。でも、観客はとても沸いていました。(注:翌年2005年のときに見た演目では、ピエロのネタは特に下品なものはなかったので、このシアターのピエロがいつも下品なネタばかり使っているというわけではないと思います。)

    使われていた音楽もどうやらオリジナルのようです。劇場でCDが売られていました。買いたいなぁとちょっと惹かれましたが、今日はさんざん散財したことを思い出し、やめておきました。

    終わったのは21時25分でした。外は薄暗いって程度で、まだ十分明るいです。地下鉄でムゼウム駅まで行ってトラムの停留所に着いたところ、ちょうど21時53分発のトラムが出ていったばかりで、次のトラムまで20分待ちとなってしまいました。タイミングが悪いです。22時ともなるとさすがにあたりが真っ暗ですが、停留所にはトラムを待つ人が何人もいたので、心強かったです。この分だと、夜に出歩くのが気楽にできそうです。といっても、すでにナイトライフで予定を埋めているので、出歩かざるをえないようにしてしまっていますけれど。ただ、もしこの時間にこの停留所で待っているのが私一人だったら、さすがに心細かったと思います。心細さのバロメーターは、明るさよりも人の存在ですね。今までの旅程を振り返ると、テルチでは人気がなくなるのが早かったので、18時頃であたりが明るくても心細かったものです。それに反して、プラハはなんとナイトライフ向きな街なのでしょう。嬉しい限りです。

    (写真は、このときのプラハ・ナイトライフのちらしです。左にあるFAUSTのちらしは、タ・ファンタスティカ・シアターのブラックライトシアターのものです。広げたちらしと、ヒヨコちゃんの下のちらしも同じです(3枚もらってました@)。右にあるちらしは、マリオネット劇「フィガロの結婚」のものです。真ん中にイメージ・シアターのちらしもチラッと見えています@)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 萌愛さん 2006/08/21 11:22:41
    チェコって見所が多いんですよね♪
    まみさん、こんにちは。

    丁寧な解説の旅行記、拝見しました。読みながら「そうそう!」「へぇ〜!」「なる〜!」と頷いてしまいましたよ♪

    ホテルのアーリー・チェックインってブタペストのヒルトンでもダメでしたけどね。私の10回くらいの渡航でもまだ2つのホテルくらいですねOKだったのは…日本でも少ないみたいですね。プラハの方って、多分サービス業に不向きの人が多いんじゃないかなってのが、私の感想です。本来はそこそこ親切な方が多いのですが…でも、切符をくれた初老の婦人とか両替所のエピソードは、結構吃驚です。ラッキー♪でした。よかったですね。

    国立博物館の見学が1時間半ってのは、キツイ!。でも、まみさんは、カルロヴィ・ヴアリのツアーといい、エステート劇場の「ドン・ジョバンニ」の観劇、ブラック・シアターといい、上手に旅を堪能されていますね。私は、そころあたりがイマイチで、例えば美術館、博物館の見学を入れると観光のどれかは犠牲になります。プラハでも美術館は2日間通い、パリだと4日間通うハメになり、これでベルリンへ行こうものなら、どんだけの時間が必要か怖いって思いますもの!ツアーは、同行者が嫌がるのと私がトイレっ子なので未だに海外でツアーに入ったことないんですよ。ツアーも上手に利用すると旅の日程が短縮できますし、個人では行けない場所へ行ける特別な説明が聴けるなどのメリットも多いのですが…

    実は、私ウィーンで自然史博物館へ行けてないのです。心残りで…結局クリムトを置いているヴェルヴェデエーレ宮殿へ2回も行ってしまい…プラハでは国立博物館に行けて無いし…スメタナホールも挫折。私の場合は旅行期間が8日間くらいなので、よほど余裕をもたせないとというものありますが、オタク的感覚でとトロさで1箇所にかける時間が長い!!というのが難点です。今後の課題ですね。ウィーンとチェコとブタペストは再訪決定であります。

    ながながと脈絡のない文章を書きました。m(__)m テルチの旅行記は、ちょっと勉強してから、訪問させて頂きます。

    まみさんは、真面目って言うかマメですね。感激!ブログの原稿があるなんて凄いです。私はその時の感じたことと覚えているととだけくらいでコメント入れてますよお。反省しますう。

    まみ

    まみさん からの返信 2006/08/22 01:53:46
    RE: チェコって見所が多いんですよね♪
    萌愛さん、こんにちは。書き込みありがとうございます。
    長い長い旅行記も読んでいただいてありがとうございます@

    2004年の旅行記はどれも長いんですよ。日記に詳細に書いてあるエピソードに食えて、ガイドブックその他で調べた蘊蓄と感想を延々と述べたら収集がつかなくなってしまったかんじがあります。そこまで詳しく書く必要があるかって!
    でもコメントがあっさりの年もあるので、めりはりがあっていっか、なんて思っています。
    まめっていうか……いや、まめなんでしょうね、好きこそ、というやつで。
    もともと文章を書くのは好きで、創作に手を染めようとしたのですが、残念ながら創作の方はアイデアやストーリー展開がボンボンで、むしろ旅行記のような、関心がいつもあって実際に経験したものから文章を起こす方がまだ良いことがわかり、できれば毎年、旅行記をきちんとまとめたいと思っています。。。が、詳しく書き過ぎると挫折しますわ。
    このサイトはさくさくっと旅行記を作成するのにはすごくいいですね。そして今年からはデジカメがあるから、全てを文章でまかなわなくても、写真で説明つくところがあるんですもの。

    プラハもウィーンも、一度行くとその魅力にとりつかれます。
    私もウィーンは2003年に行って、翌年も再訪してますし、今年は2004年にちょこっと……といっても5日も過ごせたけど、まだまだ足らないと思ったハンガリーを再訪します。まだ見ぬ違う方面の国々へと毎回行き先をがらっと変えるのもいいですが、行きそびれたっ!、再訪したいっ!って気持ちの記憶が強いうちに出かけてますね、私。

    テルチもぜひ見てください。2004年の旅行の中では私の一番のお気に入りです@

    ところで、おばあさんの看病、たいへんですね。おつかれさまです。看病している側がまいっていまわないように、身も心もゆとりと気分転換をなんとか確保してくださいね。また、おばあさんがよくなるのをお祈りします。

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