2006/07 - 2006/07
113位(同エリア178件中)
マリリンさん
スペイン旅行を終え、一路飛行機はバルセロナからパリCDGへ。7ヶ月振りのフランス。私にとっては、辿り着く場所へ戻ってきたという安堵感と懐かしさで胸が一杯ですヽ(^o^)丿入国後は足早に、予約手配しておいた(英語ナビ付き)車を借りにカウンターへ向います。少しは慣れた?フランスですが、レンタカー&運転は初めて。4泊5日のドライブ旅行は、さぁ、上手くいくでしょうか。ワクワク、ドキドキです♪
旅程:CDGパリ→シャルトル→ラモット・ブーヴロン→ロワール(古城巡り)→アランソン→ヴィトレ→フージェール→モン・サン・ミッシェル→ルーアン→パリ→CDG
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- エールフランス
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*レンタカー*フランスの街中の細い路地や駐車場では小回りの効くコンパクト車が最適です。今回お借りしたのはOPEL(5ドア・オートマ)とオプションでナビゲーション・システムをリクエストしました。これで、怖いものなし♪勿論MICHELINのルートガイドマップは必需品。予めルートや所要時間等は日本でMAPPYでも確認をしていますよ。http://www.mappy.com/direct/mappy/accueil♪そう!AF搭乗者には割引あり。
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*シャルトル大聖堂が・・*〜ふぅ、汗。渋滞していたパリの環状線でやや回り道したものの、何とか高速道路を飛ばしています。途中、並行して走るTGVに追い抜かされ(勿論です!)知らずに走っていた追い越し車線では、バッシング?を受け(当たり前です!)、慣れないナビの音声において行かれ・・・(悲しいです!)それでも、何とか2時間かからずで、車はシャルトルの街へ無事に入りました。大聖堂が見えてきて、ひとまず安心♪
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*世界遺産・シャルトル大聖堂*4世紀には既に教会があったと言われる場所に新たな大聖堂が建てられ始めたのが12世紀。戦火を逃れた、この左右の塔、建築時代も異なります。まず右の12世紀のロマネスク様式は旧鐘塔、左は16世紀ゴシック様式は新鐘塔です。
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*シャルトル・ブルー*大聖堂は保存状態のよい彫刻や絵画で飾られています。無論、それらは他の教会と同様に聖書の言葉や物語を表現していますが、一番この教会を有名にしているのは、172あるステンド・グラスは総面積2600?、美しい青のステンドグラスです。12世紀、青色の発色に成功した時から”世界で一番美しい青色”と讃えられ、その発色は現在の技術でも至難の業だそう。そんな街にはステンド・グラスを研究している国際機関がある程です♪
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*別名・聖母マリア教会*マリアが纏っていたヴェールが奉納されている事から、古くからマリア信仰の巡礼地としても有名です。教会内は信仰心の高い参拝者の方も多く見かけました。多様な伝説の残る、黒いマリアについても興味深い方もいらっしゃるのではないでしょうか♪
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*12史の時計*とても気になった12動物たちが一時間事に記されています
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*D18*シャルトルから、パリ方向へA11もしくはN10をやや逆戻りする形となります。シャルトルから20分少々で、D18を左折♪しかし、田舎道はわかりずらい!ナビ君のおかげよん♪
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*あ、ここだわ〜*村とは呼べないような小さい集落を進むと、大きな森を囲むような壁に、シャトーの看板が。この門を抜け、更に奥へと林の中をしばし走ると、目の前に見事なシャトーが現れました♪
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*今日のお泊り*以前から憧れていたこちらの古城。想像していた以上に、素敵な佇まいで、夢のよう♪
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*Francois de la Rochefoucauld*1543年、トゥールの大司教が建設させたのがこのお城の始まりです。のちに、かのシュヴェルニー城(後ほど訪れます)の伯爵Philippe Huraultが1580年に所有しますが、一族の子孫が絶えた後、Bullion家→Montmorency-Laval家→へと受継がれ、最後の所有者Laure de Mailly-Nesleと繋がります。現在は伝統ある古城を他にも所有するLes Grandes Etapes Francaisesに属しています♪
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*納得*フランソワ・ド・ラ・ロシゥフコーが、”私にとってこの城は最高の喜び”と刻んだ言葉があるように、白鳥が泳ぐ池、広大な60ヘクタールの庭と森、石橋、ルネッサンススタイルの搭、全てに均等された美しさあります。なんて貴族的な優雅な気分なのでしょう♪そういえば、ホテルのプランで”熱気球に乗りながらディナー”なんていうのもありましたよ←私は、でも止めておくかな(^_-)-☆
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*流石*お庭には、ヘリコプターが駐機していました。一体どんなセレブが泊まっているのかな♪
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*部屋*ホテルは,本館のchateau,見張り塔guard tour,庭園の離宮trianon,アパートlodgeの形式に分かれています。私の切なる希望は”シャトー本館で、庭園が綺麗に見える部屋”であったため為Superior Room(@290ユーロ)をお願いしました。最上階3階ですが、内装は可愛らしく、広々とし、バスルームも大理石で、清潔・快適でした。
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*気分は*何処の窓から外を眺めてみても、シャトーの塔やお庭が見えて、ああ、自分は本当の由緒あるお城に、綺麗なお城に泊まっているんだわという贅沢なお姫様気分を改めて感じます。歴史あるお城で、快適にゆっくりと過ごせるなんていう事は、余りあることではないのでしょう。フランスのシャトーというカテゴリーが余りにも広すぎて、ただただ、大きくて集客数がありすぎるホテル紛いのようなシャトーや内装が古臭くてやや神経質になってしまうシャトーは幾つもあります。でも、こちらのシャトーは、全てが程よくて、これまで幾つか泊まった中でも、最も良いシャトーでした♪またこちらも必ず来ます!
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*誓い*シャトー内の食事のサロンは2つ。こちらは昨晩は貸切だったサロン。いつかの日か、そう遠くない内に、このサロンを借りましょう!と心に決めた私(^_-)-☆
*とか言いながら、貸し切りはしてないもののその後2012年に再訪することに。 -
*クラッシックからモダンまで*お食事はナチュラルフード・オーガニックな食材を使用し、多彩なメニューは1人@64ユーロ〜(ちなみに朝食は@23ユーロ)
ワインは400種以上フランス全土の物があります。またレストラン・スタッフもとても笑顔が素敵な感じの良い方ばかり。素敵なディナーを頂きました。あ、そうそう、ディナー最中、お庭で大きな打ち上げ花火が上げられ、歓迎ムードたっぷり♪素敵な夜でした(^・^) -
*美しい野に咲く花々*何が嬉しいと言って、フランスの田舎で、こんな風景が沢山あることです。自由な旅は、いい空気といい自然といい風景に、不意に会えること。幸せ♪
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*ホテル・タタン*Lamotte BeuvronへはA10、A71と高速を走り、オルレアンを抜け、1時間少々122kmで到着です♪小さな街、Lamotte Beuvronにあるホテル・タタン。パリからも100km程度です。こちらは着た理由はフランスのアップル・パイ。その発祥とも言わているタルト・タタンです。以前雑誌で見かけて、機会があったら・・・と思っていたのです。
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*タルト姉妹*料理の凄腕を持った働き者の姉と、その美貌と愛嬌から給仕の担当をしたいた妹。ある日、タルトを作っていたお姉さんは、タルトの手順・焼き方等を間違えてしまいました。相談した二人は、仕方なくタルトの体裁を整え、お客様にお出しした所、なんと皆が絶賛し、噂は街中に広がったそうです。そのタルト・タタンを現在まで調理方法を伝授し守り続けているホテル・タタン。公式サイトはこちら
http://www.tarte-tatin.com/english/page/sommaire-en.html -
*お庭で頂きました*ホテルの格調あるカフェレストランでも頂くことができますが、せっかくお天気が気持ちよいので裏庭にあるオープンカフェレストランでも良いかと尋ねると、勿論ですという答えが返ってきました。タルトタタン@7ユーロ、カフェ・オ・レ@4ユーロでしたよ♪
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*タルト姉妹がいたキッチン*今も使用していたオーブンもキッチン中にあるそうです。
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*Maxim de parisが認めたデザート*ハイ、では、もう一度。あ〜ん、パイ生地はとても薄く甘く、程よく焦げ目がついたアップルは伝統的で古典的な味がします。このタルトに美食家キュルノンスキーは惚れ込み、そのタルト・タタンという名をパリに初めて紹介しました。そして、かのレストランMaxim de parisが初めてデザートのメニューに加えたのです♪
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*地図にない田舎道*次に目指すは、シュヴェルニー。途中道を間違えたら、ナビ君は最短距離で指令を出してきた。車一台分しか幅のない道、石がころころ、道はガタガタ、ここはル・マンじゃない!のら(+_+)
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*シュヴェルニー城*ロワール=エ=シェール県にある(Cheverny)有名な古城のひとつ。昨年の夏、外観しか観る事が出来なかった為、再度訪れる事に。http://www.chateau-cheverny.com/
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*食堂*これほどまで、城内の室内装飾にも手入れが行き届いているお城は他には少ないのではないでしょうか?17世紀の当時の様子をそのまま伝える、豪華な調度品や家具、絵画、タピスリー、武器等は各部屋に揃い、天井画や廊下もぬかりがない極めて保存状態の良いお城です。というのも、実際、お城の建造者アンリ伯爵の子孫、ユロ家がこのお城に現在も住んでいるからでもあります。17世紀〜の各世代の城主はこの城の美しさと特色をそのままに、今日の時代には更に磨きがかかっているようです♪
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*子供部屋*小さなお部屋は、小さな馬乗りの玩具や人形・ベット、ミシン等のおもちゃが置かれ、とても可愛いお部屋です♪
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*家族用ダイニングルーム*部屋の小さに、まずは驚きました。10畳あるかないか、テーブルに皆、着席したと想像すると、かなり狭いお部屋です。初めは、この大きなお城にこのダイニング?と疑いました。しかし、実際、家族がお互いの顔を見て会話を楽しむ貴重な時間の食卓に、広さは必要ないものだったのでしょうね。離れていては見るものも見ることが出来ません。大切な基本となる家族のダイニングを見た気がしました。きっと仲の良い素敵な家族だったのでしょうね♪
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*タンタンの冒険旅行*ベルギー作家の漫画、タンタン。原作はフランス語ですが、何カ国後にも訳され、世界中で愛されています。漫画に出てくるムーランサール城は、このシュヴェルニー城がモデルになっています。また付属の建物では、タンタン展を常設し、漫画タンタンの世界を再現しています♪
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*あじさい*フランスでも、こんな綺麗に咲いています。雨が少ない場所で咲いていると言う事と、日本から西洋に渡り品種改良されてた西洋アジサイの見事な寄せ植えに、心嬉しくなる♪
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