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昨日、お店情報があれこれ載っているマップで、ホテルに近いマリーナにあるBarで、ワイヤレスインターネットがつなぎ放題という宣伝を見た。<br />夫のPCは会社のワイヤレス接続を利用できるのだが、自分のPCからやりたいこともあるので、朝ご飯がてら出かけてみることにした。<br />無事ネットに接続できて、あれこれ作業ができて助かったが、冷房がないのには閉口した。<br />陽が高くなるにつれ、蒸し蒸ししてくる。<br />店は基本はバーなので、食べ物はあまり種類がなく、クロワッサンやチーズとハム入りのパン、ペストリーがあるだけだ。<br />でも素朴な味でおいしくて、軽い朝食にはぴったり。<br />私の住むオランダも焼き菓子がおいしいけれど、ポルトガルも昔から日本にパンなどを伝えているから、日本人には味になじみがあるのかしらん?<br /><br />今日は3時半にまたこのマリーナに集合して、ファミリーフィッシングツアーに参加することになっている。<br />参加場所を確認し、部屋に戻り、お昼はまたまた持参のご飯を炊きレトルトカレーを食べることにしたので私は食事の支度、夫と娘はホテルのプールへ。<br />ご飯が炊けてから、私もプールでひと泳ぎ、水が冷たくて気持ちがいい。<br /><br />部屋に戻り、お昼を食べ、いよいよ夫が楽しみにしていた釣りツアーに参加。<br />ボートに乗り込む前の桟橋から、けっこう大きな魚が泳いでいるのが見える。<br />ボラの一種らしい。<br />ツアー参加者は全部で20名くらい、小さい子どもからお年寄りまでさまざまな年齢だが、イギリス人が多い。<br /><br />ボートが動き、さて、何が釣れるのかなぁ、釣れなかったら今日の食事はなしだよ、などと軽口を叩いているうち、ボートが停まった。<br />湾の中で、岸からさほど離れていない。<br />クルーが錨を下ろし、釣竿を配って歩くのを待つ間、娘と私は昨日の夜PCで観た『ディープ・ブルー』を思い出し<br />「この船がサメに襲われて船底が破られたら!」<br />などとサメごっこで盛り上がる。<br /><br />タッパーに入ったエサが配られた。<br />ゴカイやミミズではなくて、イカの切り身だったのでちょっとほっとする。<br />クルーが実演しつつ、釣り方を説明してくれた。<br /><br />針にエサのイカを繰り返し刺して、端っこは内側に入れること。<br />針を沈めるときは、おもりがまっすぐ下に沈むように、リールを途中で止めて様子を見つつ、海底におもりが着いたら少しだけリールを巻く。<br /><br />夫は一応釣りが趣味で、そのくらいのことは知っていたらしいのだが、私と娘はめったにないくらい真剣に説明を聞いた。<br />クルーは釣竿を夫に渡しながら<br />「多分、今、かかってると思うけどね」<br />え?!<br />夫が<br />「今、もうかかってるの?」<br />聞き返すと、頷く。<br />慌てて夫がリールを巻くと、本当にかかっていた。<br />体長15センチ強で灰色をした、タイの一種らしい。<br />うちが竿を渡されたのが一番最後だったのだが、他に釣れている様子はなくて、一番乗り!<br />夫は自分で釣りました、という実感がなかったようだけれど(笑)<br />支給されていた海水の入ったバケツに針からはずした魚を入れると、くるっと逆さを向いてしまい、まっすぐに戻れずバタバタしている。<br />娘がぴぃぴぃ<br />「死んじゃう〜〜〜」<br />などと騒ぐので、おいしく食べてあげようねと言い、口を封じる。<br /><br />うちは家族で2竿借りたので、釣りは夫と娘に任せ、私は写真を撮る係に。<br />夫にも娘にもすぐ引きがあり、釣れたのはサバで、25センチくらいある。<br />跳ね回る魚にきゃーきゃー言いつつ写真を撮った。<br />すぐにもう数匹釣れ、夕食の心配がなくなり、ほっとする。<br />小鯛は弱いのかすぐ死んでしまうようだが、サバは割と元気で、バケツの中で力強くはねている。<br />釣れ過ぎて写真を撮るのも飽きて、サバの生き腐れっていうけど今日の夜に食べるならまだ大丈夫だよねなどと、暇な私は余計な心配をしてみたり。<br /><br />小鯛は10数メーターほど下の海底の近くで、サバは海面下4,5メートルくらいのところで釣れると聞いたが、夫はサバも海底に糸と垂らしているときに釣れたという。<br />食い意地の張ったサバが、針が下りていく途中で食いついているのかも知れないな。<br /><br />最後の方で私も釣ってみたが、あれほどよく釣れていたのが嘘のようにぱったり引きがなくなってしまった。<br />むー。<br />そのうちクルーが網に魚の切り身を詰めたものを海水に浸し、撒き餌を始めた。<br />水の透明度が高いので、小さめのサバの群れが集まり、エサをつけた針を垂らすとサバが食いつくところが見える。<br />そうやって私も2匹ほど釣ったけれど、釣堀での釣りのようで、つまらん。<br />私が飽きるくらいだから、夫はすぐにそんな釣り方に飽きて普通に釣っていたが、さほど釣果は上がらないまま2時間ほどが経ち、帰りの時間になった。<br /><br />最後はいまいちとは言え、数えて見ると、小鯛6匹、サバ13匹の大漁だった。<br />途中、釣れたものの、針をはずそうとしている時に跳ね、海に脱出していったのが3匹いたので、釣ったのは合計22匹ということになる。<br />今晩食べられる分だけ持って帰ることにして、小鯛全部と大きめのサバを4匹選び、もらったビニール袋に入れ、残りはクルーに渡して下船。<br /><br />スーパーに寄ってしょうがや肉を買い足して部屋に戻り、さっそくBBQの用意をした。<br />小鯛はうろこを取り、はらわたを取って3枚におろし、身は刺身に、中の骨は焦げる程焼いて骨せんべいに。<br />サバははらわたを取ってから軽く塩をして、焼いた。<br />これがまた、おいしくておいしくて・・・。<br />醤油とわさびを持ってきたことを、心から感謝。<br /><br />食べているうちにまた真っ暗になってしまったけれど、今日もまた、満足な一日でした。

ラゴス4日目

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2006/08/11 - 2006/08

24位(同エリア30件中)

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13

マミさん

昨日、お店情報があれこれ載っているマップで、ホテルに近いマリーナにあるBarで、ワイヤレスインターネットがつなぎ放題という宣伝を見た。
夫のPCは会社のワイヤレス接続を利用できるのだが、自分のPCからやりたいこともあるので、朝ご飯がてら出かけてみることにした。
無事ネットに接続できて、あれこれ作業ができて助かったが、冷房がないのには閉口した。
陽が高くなるにつれ、蒸し蒸ししてくる。
店は基本はバーなので、食べ物はあまり種類がなく、クロワッサンやチーズとハム入りのパン、ペストリーがあるだけだ。
でも素朴な味でおいしくて、軽い朝食にはぴったり。
私の住むオランダも焼き菓子がおいしいけれど、ポルトガルも昔から日本にパンなどを伝えているから、日本人には味になじみがあるのかしらん?

今日は3時半にまたこのマリーナに集合して、ファミリーフィッシングツアーに参加することになっている。
参加場所を確認し、部屋に戻り、お昼はまたまた持参のご飯を炊きレトルトカレーを食べることにしたので私は食事の支度、夫と娘はホテルのプールへ。
ご飯が炊けてから、私もプールでひと泳ぎ、水が冷たくて気持ちがいい。

部屋に戻り、お昼を食べ、いよいよ夫が楽しみにしていた釣りツアーに参加。
ボートに乗り込む前の桟橋から、けっこう大きな魚が泳いでいるのが見える。
ボラの一種らしい。
ツアー参加者は全部で20名くらい、小さい子どもからお年寄りまでさまざまな年齢だが、イギリス人が多い。

ボートが動き、さて、何が釣れるのかなぁ、釣れなかったら今日の食事はなしだよ、などと軽口を叩いているうち、ボートが停まった。
湾の中で、岸からさほど離れていない。
クルーが錨を下ろし、釣竿を配って歩くのを待つ間、娘と私は昨日の夜PCで観た『ディープ・ブルー』を思い出し
「この船がサメに襲われて船底が破られたら!」
などとサメごっこで盛り上がる。

タッパーに入ったエサが配られた。
ゴカイやミミズではなくて、イカの切り身だったのでちょっとほっとする。
クルーが実演しつつ、釣り方を説明してくれた。

針にエサのイカを繰り返し刺して、端っこは内側に入れること。
針を沈めるときは、おもりがまっすぐ下に沈むように、リールを途中で止めて様子を見つつ、海底におもりが着いたら少しだけリールを巻く。

夫は一応釣りが趣味で、そのくらいのことは知っていたらしいのだが、私と娘はめったにないくらい真剣に説明を聞いた。
クルーは釣竿を夫に渡しながら
「多分、今、かかってると思うけどね」
え?!
夫が
「今、もうかかってるの?」
聞き返すと、頷く。
慌てて夫がリールを巻くと、本当にかかっていた。
体長15センチ強で灰色をした、タイの一種らしい。
うちが竿を渡されたのが一番最後だったのだが、他に釣れている様子はなくて、一番乗り!
夫は自分で釣りました、という実感がなかったようだけれど(笑)
支給されていた海水の入ったバケツに針からはずした魚を入れると、くるっと逆さを向いてしまい、まっすぐに戻れずバタバタしている。
娘がぴぃぴぃ
「死んじゃう〜〜〜」
などと騒ぐので、おいしく食べてあげようねと言い、口を封じる。

うちは家族で2竿借りたので、釣りは夫と娘に任せ、私は写真を撮る係に。
夫にも娘にもすぐ引きがあり、釣れたのはサバで、25センチくらいある。
跳ね回る魚にきゃーきゃー言いつつ写真を撮った。
すぐにもう数匹釣れ、夕食の心配がなくなり、ほっとする。
小鯛は弱いのかすぐ死んでしまうようだが、サバは割と元気で、バケツの中で力強くはねている。
釣れ過ぎて写真を撮るのも飽きて、サバの生き腐れっていうけど今日の夜に食べるならまだ大丈夫だよねなどと、暇な私は余計な心配をしてみたり。

小鯛は10数メーターほど下の海底の近くで、サバは海面下4,5メートルくらいのところで釣れると聞いたが、夫はサバも海底に糸と垂らしているときに釣れたという。
食い意地の張ったサバが、針が下りていく途中で食いついているのかも知れないな。

最後の方で私も釣ってみたが、あれほどよく釣れていたのが嘘のようにぱったり引きがなくなってしまった。
むー。
そのうちクルーが網に魚の切り身を詰めたものを海水に浸し、撒き餌を始めた。
水の透明度が高いので、小さめのサバの群れが集まり、エサをつけた針を垂らすとサバが食いつくところが見える。
そうやって私も2匹ほど釣ったけれど、釣堀での釣りのようで、つまらん。
私が飽きるくらいだから、夫はすぐにそんな釣り方に飽きて普通に釣っていたが、さほど釣果は上がらないまま2時間ほどが経ち、帰りの時間になった。

最後はいまいちとは言え、数えて見ると、小鯛6匹、サバ13匹の大漁だった。
途中、釣れたものの、針をはずそうとしている時に跳ね、海に脱出していったのが3匹いたので、釣ったのは合計22匹ということになる。
今晩食べられる分だけ持って帰ることにして、小鯛全部と大きめのサバを4匹選び、もらったビニール袋に入れ、残りはクルーに渡して下船。

スーパーに寄ってしょうがや肉を買い足して部屋に戻り、さっそくBBQの用意をした。
小鯛はうろこを取り、はらわたを取って3枚におろし、身は刺身に、中の骨は焦げる程焼いて骨せんべいに。
サバははらわたを取ってから軽く塩をして、焼いた。
これがまた、おいしくておいしくて・・・。
醤油とわさびを持ってきたことを、心から感謝。

食べているうちにまた真っ暗になってしまったけれど、今日もまた、満足な一日でした。

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  • マリーナ

    マリーナ

  • カエルの親子

    カエルの親子

  • こんな船なら豪華だったんですが・・・

    こんな船なら豪華だったんですが・・・

  • 鳥だって船に乗りたい

    鳥だって船に乗りたい

  • 通りすがりの方々

    通りすがりの方々

  • サバはすごくはねます

    サバはすごくはねます

  • こんなに釣れました<br /><br />しかしこれって、<br />動物の写真なのかな?<br />食べ物の写真なのかな?

    こんなに釣れました

    しかしこれって、
    動物の写真なのかな?
    食べ物の写真なのかな?

  • 芸術写真  by  娘

    芸術写真  by  娘

  • 最後にはこんな姿に

    最後にはこんな姿に

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