沖縄海中紀行～備瀬崎編～

2006/07/19 - 2006/07/19

美ら海水族館がある海洋博公園の近くに、備瀬崎って場所があります。　観光名所として人気の『備瀬のフクギ並木』を抜けると見えてくる備瀬崎。　集落の雰囲気や陸からの眺めもイイ感じですが、海の中もなかなかのもんです。　潮通しが良く透明度が高く、サンゴや魚類層も豊富。　水深も浅いので、気軽にスノーケリングできるスポットとして観光客にも人気の場所です。　うちのお宿のツアーでもよく利用しています。　「ここならセダカギンポ（魚）も居るんじゃない？！」　沖縄生活４ヶ月にして、ようやくセダカギンポとの再会を果たすことができるかも？！　ドキドキワクワク、期待を胸にいざ備瀬崎の海中世界へ。。。

エリア 美ら海・本部・今帰仁(沖縄)

これがウワサの「備瀬のフクギ並木」。
亜熱帯の常緑樹であるフクギは、葉が肉厚で丈夫なことから、防潮林・防風林として屋敷の庭に植えられてきたそうです。
今ではコンクリート塀が主流となってきたため、この規模でフクギ並木が残っている備瀬集落は大変貴重な場所です。

道沿いに続く緑の壁を抜けると見えてくる、青い海・青い空♪

干潮時にはかなり干上がってしまう備瀬の海。
タイドプール好きにはウハウハの場所ですね。

天気のイイ日は伊江島もくっきりキレイに見ることができます。

ここがスノーケリングポイントとして人気の場所。
干潮時には大きなタイドプールとなります。

海の中はご覧の通り、サンゴがポツポツ。
透明度もなかなかです。

もちろん亜熱帯地域特有のカラフルな魚たちもいっぱい☆

ルリスズメダイのブルーは、
サンゴ礁の海でホントよく映えますね。

トゲチョウチョウウオ。
チョウチョウウオ系の魚もたくさんいます。

チョウチョウウオ系の中でもバツグンのシブさを誇るチョウハン。

初めて見たウミヅキチョウチョウウオ。
まん丸模様が可愛らしいですね♪

好奇心旺盛なキリンミノが、ジーッとこっちを見てました。
私が彼らを観察してるのと同じように、
彼らもこっちを観察してるんですね〜。

もちろんイソギンポ科魚のチェックも欠かしませんよ。
人気のイシガキカエルウオ。

沖縄の海ではすっかりお馴染み、ヤエヤマギンポ。
パッと見地味に思うかもしれないけど、じっくり見てると
その可愛らしさにクギ付けになっちゃいますよ。

２尾が同じポーズをとってました。
カ〜ワイｨ〜♪

サザナミヤッコの幼魚。久々に見ました。
そう言えば、サザナミヤッコの研究をしていた同期のYou君が、先月パパになったんですよね。口永良部島で一緒に研究生活をおくってた頃のことを思い出しながら、ちょっとシミジミ。。。

今回もっとも私を興奮させたのがコイツ♪
ヒレグロコショウダイの幼魚。

クネクネと泳ぐ姿がとってもキュートで胸キュンです☆

結局、ここの海でもセダカギンポには出会えませんでした。
感動の再会はまた次回、次の海に持ち越しですね。
それでもまた一つ、
備瀬崎っていうステキな海中世界を堪能できて大満足♪
ありがとう備瀬崎！また潜りにくるね〜☆