2012/07/06 - 2012/07/08
52位(同エリア2703件中)
GATさん
昨年11月からエモンズへ再トライを計画していたのですが、冬場の北風の影響でキャンセル16回!!
2月末に1度だけ南風の日があり潜れると思いきや船故障で潜れず(涙)
3月末に内地へ転勤で諦めていましたが、沖縄の梅雨が明ける7月上旬を狙いリベンジしてきました。
7月6日 SKY527便 羽田0130発→那覇0420着
高速バス 空港0610発→名護0755着
睡眠不足で水深45mの減圧ダイブを2本!
7月7日 前日ガッツリ寝て再び減圧ダイブを2本
7月8日 高速バス 名護0850発→空港1030着
JAL910便 那覇1245発→羽田1510着
U.S.S. EMMONS(DMS-22)とは、1941年12月5日にグリーブス級駆逐艦の23番艦DD-457として完成し1944年11月15日に高速掃海駆逐艦DMS-22に改装される。
排水量2050t 全長106.2m 最大速力35kt(65km) 乗員は208名+α 主要兵装はMk.30 5インチ両用砲×3 533mm5連装魚雷発射管×1 20mm機銃多数と機雷処分用の掃海具。
1945年3月から開始された沖縄戦(連合軍側アイスバーグ作戦)に従事中の4月6日、古宇利島北方において5機の神風攻撃を同時に受け大破、翌日自沈処分され水深45mの海底に眠っています。
今回も今帰仁のダイビングサービス シチを利用です。
最近は那覇のダイビングショップも遥々潜りに来ているみたいですがホームページには戦艦(この大きさで戦艦か?)、掃海艇(この大きさで艇なの?)等、デタラメばかり書かれています。ガイドの説明もデタラメだろうな...。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ スカイマーク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
駆逐艦時代のEMMONS(DD-457)
掃海駆逐艦に改装時には後部の4番砲が撤去され機雷処分用具が搭載されました。
沈没状態は右舷を下に50度程傾いて着底していて艦橋、マスト、前部煙突、後部煙突、特攻機が突入した後部甲板は破壊されています。 -
高速バスで2時間爆睡したのみで睡眠不足のまま水深45mへ!
今回は船尾のブイから潜行開始。
潜水時間28分、最大深度41.5m、水温24.3m、透明度15m程
水深15m付近から薄っすら船体が見えてきます。 -
後甲板は神風の突入とその後火災で無残に破壊されています。
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左舷のプロペラ。
人と比べても意外と小さいですが、最大速力は35ノットと高速を出せます。 -
破壊された船尾から前側に向かいます。
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海底に転がっている掃海具のフロート部分。
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こっちも掃海具のフロート部分。
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神風の5機同時突入を防げなかった後部付近の40?連装機銃または20mm連装機銃。
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砲身が俯角状態のMk.30 5インチ両用砲の3番砲。
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中部付近の構造物。
ご覧のとおり煙突はありません。 -
中部付近まで来て後部に戻ります。
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中部付近からの1枚。
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先ほどの40?連装機銃または20mm連装機銃。
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後部付近に搭載されている掃海具。
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先ほどの40?連装機銃または20mm連装機銃。
67年前から時間が止まっています。 -
先ほどのMk.30 5インチ両用砲の3番砲。
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角度を変えてもう1枚、Mk.30 5インチ両用砲の3番砲。
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艦尾のロープに戻り浮上開始。
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窒素を抜きながらゆっくり浮上です。
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1度、港に戻り3時間休憩です。
ホテル・ベルパライソ横のお店で昼飯&爆睡(笑) -
2本目は艦橋付近のセンターブイから潜行開始。
潜水時間34分、最大深度40.3m、水温24.7m、透明度12m程。
本日は大潮!で1本目は潮止まりでしたが2本目は徐々に流れ始めていました。しかも陸から沖への流れなので透明度も少し濁り気味。 -
自沈時に破壊された艦橋構造物。
手前の丸い棒はマストです。 -
艦橋があった場所から前部側をパチリ。
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丸窓が多数ある残骸は艦橋の一部分です。
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20mm機銃または12.7mm機銃を幻想的に...。
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船体の割にはデカい前部5インチ両用砲。
人も小さく見える?
この付近から潮の流れが強くなり前へ進まない!? -
左舷を指向したままの1番5インチ両用砲。
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角度を変えてもう1枚パチリ。
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イチオシ
1番5インチ両用砲から2番5インチ両用砲をパチリ。
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人を入れてもう1枚。
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振り向いて1番5インチ両用砲をパチリ。
艦尾側より艦首側の方がやはり迫力アリ。 -
戦死者が記入されたプレートの上に新たに設置されたプレート。
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流れがかなり速くなってきたので浮上開始
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しかし水深40mから急いで浮上することはできず...。時間とともに勢います流れ(汗)
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ご覧のとおり鯉のぼり状態(笑)
ロープから手を放したらどこまで流されるのかな?試す勇気はない(笑)
フィンキックも無意味。
水深5mで安全停止中オーナーからオクトパス渡される。ん?自分の残圧計は10前後!
スリリングなダイビングを終え何とかボートへ這い上がる事が出来ました。
ボート上から見ると流れが速すぎて艦首と艦尾の係留用ブイが水没していました。 -
2日目は昨日に引き続きエモンズ。
朝6時30分に宿を出発し8時37分から潜行開始。
潜水時間31分、最大深度43.0m、水温24.0m、透明度12m程
今回は艦首ブイからです。 -
艦首の先からパチリ。
透明度が悪く両用砲の砲身がボンヤリ見える? -
イチオシ
左舷を指向したままの1番5インチ両用砲。
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今日はもう一人のお客さんとともに、ほぼ自由行動。
少人数制の特権! -
もう一人お客さんのカメラ装備は凄かった。
カメラはデジカメではなく銀塩式! -
艦橋付近まで海底を進んだら少し浮上し左舷の船体上を進み艦首へ戻ります。
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艦橋上部に設置されていた射撃指揮装置Mk-37
海底にほぼ原形を留めたままの状態で横になっています。
この射撃指揮装置と両用砲から発射する近接信管付きの砲弾の組み合わせにより日本機はバタバタと撃ち落とされた。 -
艦橋があった場所から前部側をパチリ。
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艦橋付近の現状。
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戦死者が記入されたプレート。
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左舷を指向したままの1番5インチ両用砲。
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少し浮上し2番砲も入れてもう1枚。
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そして浮上開始。
昨日とは違い鯉のぼり状態にならず安心して浮上です。 -
残圧計も30ほどあり安心安心?
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1本目の後は港に戻りエモンズ希望のお客さんをピックアップし古宇利島北のビーチ沖でチェックダイブ。
その間に古宇利島へシュノーケルへ出発!はたして珊瑚は...。 -
ん〜珊瑚イマイチ。
恩納村よりは珊瑚あるけど。 -
どれも小ぶりの枝珊瑚ばかり。
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船から300mほど泳ぎ北のビーチの東側に上陸。
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ワイドレンズ最高!
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北のビーチには観光客がチラホラいましたがこっちは誰もおらん!
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ん〜静か。
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30分ほどボケ〜っとして船に戻ります。
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珊瑚見るなら近くの水納島へ。
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本日2本目はセンターブイから潜行開始。
潜水時間27分、最大深度42.0m、水温23.7m、透明度10m程。
昨日ほどではないですが潮が流れ始めていました。
さすがに4本目となるとあちこち目が向きます。
船体にはウミウシもいました。まぁ写真は撮りませんでしたが...。 -
前部へ移動。
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艦橋付近の20mm機銃または12.7mm機銃。
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1番5インチ両用砲と魚のショット。
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下から見上げてパチリと1枚。
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海底に正立状態の20mm機銃または12.7mm機銃。
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破壊された艦橋構造物。
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透明度は一番悪かった。
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浮上開始!さらばエモンズ。
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翌日は買い物も観光もすることなく空港へ直行。
で那覇空港をワイドレンズでパチリ。
また来年!お終い
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