1986/12/28 - 1987/01/12
919位(同エリア1591件中)
アリヤンさん
灼熱のクウェート首長国駐在員のお正月休み。
1987年のお正月はエジプトで過ごすこととした。
*1985年-1988年の2回目のクウェート駐在では、毎月クウェートからビジネスでカイロやアレクサンドリア、タンタなどに出かけていたので馴染みは深かった。
クウェート・エアーでクウェートからエジプト・カイロへ家族で始めての正月休み旅行でした。
カイロ、アレクサンドリア、そしてスエズ運河を見に行った。
子供中心(当時息子=クウェート日本人学校小3、娘=幼稚園)の旅行なので、多少教育的なところを巡りました。
エジプトに行けば、ピラミッドでしょう、スフィンクスでしょう、ラクダでしょう、ミイラでしょう、、、、、で、まずピラミッドでラクダに乗って、ファラオニック・ヴィレッジでファラオ時代にタイムトリップして、国立博物館でミイラを見て、アレキサンドリアで海を見て、イスマイリアでスエズ運河を見て、我が家の課外授業を終えてクウェートに帰りました。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- エジプト航空
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イチオシ
ラクダの乗り方。
1.しつこい乗せ屋さんとまず値段交渉。
相場不明のため他の人たちがいくら支払っているかしばらく観察すること。
2.ヒトコブラクダです。
座っているラクダの背に乗るのは簡単です。
3.立ち上がるときが問題です。前足から、グワーッっと後ろに倒れます。それでまずビックリ!
4.後ろ足を立てるときも問題です。今度は前にグワーッ!息つぐヒマもなくグワーッ、グワーッ、で子供たちは泣くか、喜ぶかのどちらかです。
イヤー、面白いです。
乗せ屋さんに注意:
1.乗せたらラクダを歩かせます。別料金!
2.写真を撮ってあげよう、って言います。別料金! -
国立博物館。
ミイラが一杯。お墓が一杯。掘り出し物が一杯。
なにを見たかって?
あんまり沢山すぎて、なにを見たのか覚えていないのです。
タダ疲れたのが印象的でした。
パリのルーブル博物館や、大英博物館のほうが、エジプト文明を理解し易く、良かった。
でも、ここの「ツタンカーメン」のコーナーだけはサスガ!
でした。 -
次の日、朝早くファラオニック・ヴィレッジへ。
エジプトといえども、冬なので結構寒いのです。
ナイル河のほとりに島を作って、その上に古代エジプト時代の村、町を再現したオープンセット。
農民、大工、石工、漁師、神官、など昔の人たちが、昔のままの生活をしています。
(どれも演技ですが)
3000年前にタイムスリップするわけです。
子供にはオモシロイかも。 -
パピルスが一杯生えています。
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オオッ! アモン神像!
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3000年前の水くみ。
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3000年前の農耕。
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3000年前の農村風景。
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3000年前の魚とり。
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3000年前の石像づくり。
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イチオシ
3000年前の女性たちの小麦脱穀作業。
子供たちが手に持っている長いものはパピルス草です。
記念に持ち帰り、今も日本の我が家にあります。 -
3000年前のロバ!?
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お昼ごはんはレストランでホブツ(パン)とオリーブ漬物と飲み物。
あとはファラオニックヴィレッジにはアヒル、ガチョウ、ウシ、ロバ、ヒツジ、ウマがいたり、3000年前の生活をしている家々があったりして、大変面白いものでした。 -
ナイル河には、セーヌ川のバトームーシュみたいな船が行き来しています。
今日はそのバトームーシュに乗りたくてラムゼス・ヒルトンホテルの真下あたりの船着場にきました。
乗ってみて初めて分かったのですが、ここのバトームーシュは見かけはバトームシュですが、観光船ではなく、庶民が足として使う渡し舟というか水上バスでした。
どおりで10円/一人で安い!
ハズです。 -
イチオシ
乗組員たちは皆親切で気のいいエジプト人。
子供たちに運転させてくれました。
この船で少し川をさかのぼった地区に行きました。
帰るのに少し苦労したが、 -
今日はバスに乗ってアレキサンドリアへ。
この当時は、ナイル・ヒルトンのウラにバスターミナルがあって非常に便利だった。 -
やっぱり冬のアレクサンドリアはあまり良くなかった。
天気がもうひとつで、海の色が良くなかった。
アレクサンドリアでは海岸沿いの「メリディアン・ホテル」に泊った。
さすがメリディアン、アレキサンドリアの雰囲気が十分でていた。 -
アレクサンドリアの街中。
カイロよりは随分落ち着いた町でした。 -
今日は二日契約でタクシーをチャーターして、紅海側入り口にあるイスマイリアという町にきました。
*ラムゼス・ヒルトン ホテルの1階にある旅行社に運転手付きタクシーの手配をしてもらった。
イスマイリアの町は、スエズ運河が地中海から入ってきて紅海へ出る、出口です。 -
イスラエルとの戦い(第5次中東戦争)で使用された戦車。
イスマイリアへの途上の砂漠地帯で、所々にこうした戦争の残骸が放置されていたのが印象的でした。 -
スエズ運河。
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はじめてスエズ運河を目の当たりにした。
大きな船がすぐ間近に見えます。
運河を何個にも仕切って高低差をつけて船を渡す。
ドエライものをスエズさんは作ったものだ。
この運河のおかげで喜望峰まで回らなくて済んだのだから。
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