2006/06/24 - 2006/06/27
407位(同エリア597件中)
ヒデールさん
バンコクの西約80kmの場所にラーチャブーリーというのどかなローカルタウンがあります。ここは歩き方を始めガイドブック等にはほとんど載っていません。なぜならダムヌン・サドゥアク水上マーケット以外は特別有名な観光地がないからです。でもわたしはこういう田舎町にこそ、この国本来の姿があるんじゃないかと思っていました。そして実際訪れてみるとそこには本当に素晴らしい出会いがいくつも待っていたんです。
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バンコク滞在2日目、AM6:00起床。
今日も昨日同様の曇り空。太陽もっとがんばれ!
昨日寝る寸前までシーラチャーに行こうかラーチャブーリー行こうか散々迷った結果シーラチャー行きを決めた。
さァ 行くぞー! -
AM7:15.国鉄フゥアランポーン駅に到着。ペチャブリーからここまではMRT1本で来れるのでとっても便利。
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フゥアランポーン駅の向かい側に汚いような綺麗なようなちょっと不思議な味のあるアジアン・ビューティーな建物があった。
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駅舎はドでかい体育館を思わせる広さ。雨季の日曜日だからかそう混んではいない。切符は正面向かって左側の窓口で買える。わたしは窓口へ行き「 ヤーッ チャパイ スィーラーシャー / シーラチャーへ行きたい 」と告げると窓口の職員が英語でこう言った「 Only Weekday 」 なにっ!? シーラチャー行きの列車は平日のみの運行だとおー どーしてもシーラチャーに行きたけりゃエカマイにある東バスターミナルから長距離バスで行く手段もあるが、全くそこまでのこだわりがないわたしはすぐさま気持ちを切り替えてもうひとつの行きたかった場所ラーチャブーリーを選択した。
「 パイ ラーチャブーリー! 」 -
コレがラーチャブーリーまでの切符。
1号車の26番シート、料金は337B。日本円にして¥1090程。 -
ホームに入るとめちゃめちゃ異国のホーム情緒たっぷり。
「カックイー!」 思わずシャッターを切る。 -
ラーチャブーリー行きの列車のりばは10番ホーム。
どんな列車が入って来んのか楽しみ。クーラーなしだって乗る覚悟は出来てるぞ。 -
おー 来たー (列車の外観はあとで載せてます)
中は思ってたより全然キレイ。クーラーも付いてるしシートも悪くないし...よーし「世界の車窓から」気分を味わいますかあ -
「 ........ 」
オレんとこ 窓 ないんだけど... -
AM7:48出発。定刻より3分しか遅れなかったヨ。 It’s a Miracle!
では、これからはちょっと障害物が気になりますが「世界の車窓から」をお楽しみ下さい。
AM8:05. バンコク郊外。 -
AM8:17. スラム街が見える。
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AM8:18. 大きな川を渡る。
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AM8:20. 川を渡ると景色が急変。
天気も晴れてきた。 -
AM8:23. 熱帯そのものの原風景。
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AM8:45. 田園風景が広がる。
この後、とある駅から乗ってきたタイ人のお兄さんがわたしの隣に座った。しばらくしてわたしが地図を見てると日本人だとわかったらしく彼は英語で話しかけてきた。彼が言うには彼の親戚が日本人と結婚したとかで日本に興味を持ってるんだとか。彼の名はソンタム、大学の講師だ。(彼と撮った写真は出来が悪いのでUPはひかえておきます。)彼からは「 ゲンマン!=Good! 」というタイ語を教えてもらった。そして彼がいなかったらわたしは乗り過ごすとこだった。 -
というのもタイの鉄道は次に停車する駅のアナウンスがないのでちょいデンジャラス。一応前もって車掌に聞いておいたんだけどなんか言ってたのと違ってたような...まぁソンタムが知らせてくれたので事なきを得たが...
あと驚いたのは車内サービスがあってケーキとコークがもらえる。最初女性がワゴンを押して現れた時にはてっきり車内販売かと思い勧められても「No」て言ったんだけど他の人のを見てるとみんなタダでもらってんじゃん! 慌ててコークだけもらった。
あとはバンコク市内周辺は線路が市民の生活の場となってたりするんでちゃりんこ並みに遅かったこと。 -
AM10:00.ラーチャブーリー駅に到着。
予定より18分遅れ。全然マイペンライ! -
駅を出てまずチャーターするタクシーかソンテウを探そうと思ったが全くいそうにない。ただバイク数台とその傍らには5〜6人のタイ人がいる。「 ティクシー ミー マイ / タクシーはいないの? 」と尋ねると「 オレらはタクシードライバーだ 」みたいコトを言ってきたんで早速地図を見せオレが行きたいルートを説明する。 ここまでは何時間かかるんだ? ここはキレイか? どっちのバスターミナルからバンコク行きのバスが出てんだ?(このやり取りの中で初めてポーンユップをわかってもらえた。そりゃー地元民だもんナ。) 少しのタイ語と地図を使って大まかなコースを決め、あとは料金交渉。この時わたしは持ってくるべき金をホテルのセーフティーボックスに忘れてきたコトに気付いた。「やべっ、こりゃー値切らねーと」...交渉の末約5時間チャーターで1600Bで手を打つ。交渉成立の握手。
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駅前にあった市内地図。
ちなみに駅はタイ語で「サタニー・ロッファーイー」、バスターミナルは「サタニー・コンソン」、市庁舎は「サーラカン」。 -
彼の名はティー。オレンジのベスト着てるからまずタクシードライバーに間違いないだろ。どうも彼の話によるとタクシー自体は彼の同僚の家に置いてあるらしい。彼のバイクのケツに乗りそこまで行く ... でもこの時万が一の事を考え「家には入らねーぞ」と決めていたが家の近くまで行くと同僚がタクシーを運転して現れたので道端で乗車。警戒心これにて消滅。
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この町に恵みをもたらすメークローン川を渡り、本格的なわたしのポーンユップへの旅が始まった。
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15分ほど走ったところで「バンカ」という場所に寄る。
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この僧侶はドライバーのビシャーの知り合いらしく、彼のコトを刺青が入ってるんで「ヤクザ」とか言ってわたしに紹介してくれた。「よくそんな日本語知ってるなー」 とにかく彼が日本人だったらあり得ない2ショット。
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木陰で僧侶がなにやらゲームに興じてた。今日が日曜日だからか、ここが田舎だからかなんとも和やかな情景だ。
あとここを出発する間際に1人僧侶が車に乗ってきた。たぶんオレと行き先がダブってるから乗ってきたんだろう... -
なんかあそこにエアーズロックみたい岩の塊が見えるなあ...
「 ジョーット ティニー、 ノーン アライ? / ここで停まって、あれは何? 」ビシャーに尋ねると「 あれはカオ・ヌーだ 」と教えてくれた。今から行ってくれるそうだ。Yeah! -
バンカから12〜13分ほど走ってちょい坂を上った所にやって来た。「 どこだここは?カオヌーじゃないぞ。はーん、さてはさっき乗ってきた僧侶はここで降りるんだな 」 そう勝手に思い込むも「 ヒデも降りてくれヨ 」みたいコトを言われ 言われるがままに下車。なんたってドライバーのビシャーはオレの仕事の得意先のM社長にちょっと似てるからなんか逆らえなくてさァ。(笑)
写真中央がそんなビシャー氏&左が正体不明の僧侶ミスターT(この時点では) -
階段の上り口で迎えてくれたキングギドラも真っ青、9つの頭を持つ蛇。
スゴいセンス。 ...怖い 怖い -
そこいらにいた少年。
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階段を上がり右奥の立派な建物に入ってみると...
「 でけー 」 巨大な大仏様が鎮座されています。その足元にはちっちゃな仏様もありますね。
そういえばビシャーがわたしに「 ヒデは仏教徒か? 」みたいコトを聞いてきたんで「 シャーイ / そうだ 」て言ったら安心した顔をしてたっけ。 -
ここは「 ワット ノン ホイ 」という名のお寺で高台にあって眺めが素晴らしい。 スアイ!
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なんか飾り付けがカラフルー
祈りを捧げる人の横でくつろぐ人がいたりして、ここはスゴく庶民の匂いがするお寺だな。 -
うーん だからこのセンス ...怖い 怖い
まさかこの蛇、滑り台じゃないよね?...だとしたらもっと怖いヨ。 -
AM11:30.ワットノンホイから7〜8分走ったところでランチターイム。
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ミニッツメイドのボトルって珍しくない? そしてなぜか日本でひと昔前にちびっこの間でハヤったベイブレードのおもちゃが下に落ちてたんで拾って一緒にパシャリ。
で同乗してる僧侶なんだけどさっきビシャーに聞いたら友達なんだって。(なら初めに紹介しろヨ)たぶんオレが日本人で珍しいのと暇なら一緒にドライブしないか くらいの感じで呼んだんでしょ。そういえば最初車の中で誰かと電話しててその会話の中にやたら「 コン イープン / 日本人 」て出てたもんな。 -
ヘヘヘ 麺だぜ
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テーブルにはお約束のトッピング4種+1種。ちなみにつまようじはタイ語で「 マイチンファン 」...なんとなく笑える。
彼らが食ってる料理をひとくちづつ味見させてもらい「 ペッ マー / ちょー辛い 」というリアクションをした辺りからやっと僧侶とも慣れた感じに。彼の名はトゥーイ。
昼めしはビシャーがおごってくれた。コップン クラッ。彼はここでも店の人に「 コン イープン 」を連発し上機嫌だ。ホント日本人が珍しいんだろうなあ。みんなからの熱い視線を感じる。 -
PM12:00.さっき遠くに見えてた岩の塊「 カオ ヌー 」に到着。
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ここの駐車場でサルにやる餌のコーンとバナナを売る少年。ドラえもんのパンツがまぶしい。年を聞いたら11歳だって。小学生じゃん! でもタイじゃ普通のことなんだよね。
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駐車場の一角に群がるサルの集団。ちっこいサルにも餌をやろうとすんだけどボスザルにびびって食べよーとしない。無理にやろうと近づくと「キーっ」て怒りやがる。好きにしろーい!
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近くの池で泳ぐこっちはサルではなく人間。でもこの池、眺めはいいんだけど近づいて見ると水がかなり汚れてんだよねー
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次なるポイントはビシャーのお勧め「 タム カオ ビン 」 ...て名前だけじゃどんなトコかさっぱり想像も付かない。
カオヌーから20分ほど走って着いたのがここ。
洞窟だあ...けっこう観光客もいるじゃん。 -
ここ「タムカオビン」はちゃんとガイドの人が説明しながら案内してくれる。でもタイ語だからオレにはちっともマイカオチャーイー/わかんねー するとビシャーがタイ語&ボディーランゲージでもって「あの岩は人の顔の形に見えないか?」みたい説明をしてくれた。「!」 なるほど。横顔に見える、見える。
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なんだか写真がぶれちゃっててすいません。
せっかくキレイな鍾乳洞なのに... -
これもかなりブレ ブレ 。
この岩は説明不要。誰が見たって鳥ですね。 -
コレなんだかわかりますか?
中央に出来た影らしきものが「 寝ているブッダ 」だそうです。 なるほど! -
それにしても暑いタイで洞窟に入ると少しは涼しいのかと思いきや 激暑! サウナの中を歩き回ってるようなもの。タオルで拭いても拭いても汗が吹き出てくる。タイ人のビシャーでさえ暑い つーくらいだから相当な高温だと思います。痩せたい人にはいいかも。
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所要時間は20分ほど。
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ニオってきそうな写真でコーットー。
ここのトイレは有料3B。払おうとしたら「 ヒデはいいんだ 」と言ってトゥーイが面倒を見てくれた。 -
コレ見てると、大なんかしたくなったら大変だろうなあ...
念のためトイレットペーパーはバックパックに入ってるけど...そういう状況にならないことを願います。 -
タムカオビンを後にしポーンユップへ向かう途中、ある町の一軒の店先で車は停まった。ビシャーは車から降りてなにやら短い竹の筒を買っている。
なんだアレ? さっき車の中で音楽の話をして盛り上がってたから楽器? -
店の女の人の娘さんと思われる女のコ。
カメラを向けると照れちゃった。 -
困惑するオレを尻目にビシャーは得意気に竹を真っ二つに割る。「 おー 」 なんと竹の中にはご飯が詰まってるじゃないか! ビシャーに勧められ手掴みでパクリ。 「 なかなかイケるぞー 」 もうひとくち、更にはひとくち...と食べてくうちにハマってきた。「 アロイ! 」 この食べ物は「 タオラーム 」といって日本でいうちまきに近い感覚。でも食感は赤飯だナ。甘味があってマジうまい。腹も減ってなかったのに即行完食。トゥーイが「 ヒデ、まだ2本あるぞ 」って食えるか!(笑)
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PM1:50.バンコクから7時間10分かけて(あちこちたーっぷり寄り道をしていますが)ついに目的地のスワンプン郡は「 ポーンユップ 」にたどり着いた。あっちに見える雲がかかった山の向こうはもうミャンマーだ。国境まで距離にして約26km。
...ところでポーンユップはどこにあんの? ビシャーに聞くと「 あっちだ 」と言うが、なんとなくわたしが思い描いてる規模のものがこの一帯にあるとは想像しにくい雰囲気が漂っている... -
駐車場から1分も歩かないうちにその場所に着いた。
これがポーンユップ( Pong Yup )だ。 -
確かにわたしがNetで見たのと同じ景色だ。 ...でもちっこいな...
「 プチ・カッパドキア 」って感じ。 -
この形になるまでいったいどれだけの年月がかかったんだろう?
大地の侵食や陥没により出来た自然の芸術品。 -
まるでタイのピナクルス。
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せめてあと3倍の大きさがあったら、ここ有名になってるだろうなぁ...
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地面にはこのように所々穴が開いているのでよそ見は禁物。
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この2人(ビシャーとトゥーイ)が高い所にいると迫力あるよなー
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崖っぷちにて。
落ちたって3〜4m位だから余裕のポーズのオレ。 -
わたし以外に観光客は10人ほどのおばちゃんグループがいただけ。観光客より圧倒的牛の数の方が多い。
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ビシャーに「 ヒデ、ここキレイかあ? 」て聞かれ、ちょっと1拍置いて「 スアイ 」と答えたオレ。でも本心はすこーしがっかりかナ。 もうちょっと大きいモノを想像してたんで... ただここへ来たことを失敗だなんてコレっぽっちも思ってないですよ。ここへ来るまでの道中、ビシャーとトゥーイを始めいろんな人と会い、いろんな物を見て、いろんなことを感じて、1秒足りとも無駄な時間なんてないくらいホント充実した旅を送れてる気がしてます。
そんな充実した旅はこのあと思わぬ展開をみせ更につづいていくのだった...
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