2006/07/01 - 2006/07/05
18位(同エリア25件中)
ひろかずさん
(2006年7月 初めてのアイルランド・2回目のイギリス旅行)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- アシアナ航空
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最終日は、21時発のアシアナ便で帰るのですが、それまでロンドンフリータイム。
せっかくウィンブルドン選手権期間中に、ロンドンにいるので、ウィンブルドン選手権を観に行くことにしました。この日は2週目の火曜日で、女子シングルスの準々決勝が、センターコートと1番コートで開催されました。
アールズコート駅から、ウィンブルドンへ向かいました。お天気は、今日も晴れで暑い!。今までの旅行で、雨に泣かされたことが多かったので、何よりでした。 -
ウィンブルドン会場へは、「ウィンブルドン駅」ではなく、手前の「サウスフィールズ駅」で降りること。と予め調べていました。
「サウスフィールズ駅」は、すっかりウィンブルドン選手権の雰囲気になっていました。 -
「サウスフィールド駅」からてくてく歩くこと10分。どうやらウィンブルドン名物「queue(キュー・行列)」の最後尾に到達したようでした。この時点で朝8時45分ぐらい。
ウィンブルドンのチケットは、前売り券と当日券がありますが、前売り券は、前の年までに応募しないとダメ。しかも、前売りチケットを手に入れるのは、宝くじに当たるようなものらしいです。
しかし、開催中は、当日券が用意されるので、開催当日に、朝早くからこの「queue」に並んで、チケットを手に入れるとのこと。なので、熱狂的なファンは、センターコート・1番コート等の当日券を手に入れるために、テントを張って「チケット入手生活」をするとか。
・・・まずは「queue card」(行列に並んだ証明書)をもらいました。これが無いとqueueに並んだことになりません。
番号は1140番。センターコートや1番コートは無理かな。でもまあ、グラウンドチケットを買って、ウインブルドンの雰囲気を味わえれば十分と、この時点では思っていました。 -
「queue card」と一緒にもらった、「選手権の【行列】のガイド」と、「私は2006年ウィンブルドンの行列に並びました」というシール。
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これが「queue(キュー・行列)」。
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入場口まで、あと400ヤードという看板。
ん?、意外と短いんじゃないの?。 -
queueに並ぶこと、わずか1時間。9時45分頃、セキュリティチェックを受け、そこからは入場口&チケットブースまでサクサク歩けました。
おお、とうとうウィンブルドンに着いたな。 -
チケットブースで、チケットを買おうと思ったときに、後ろから、
「センターコートのチケットは無い。☆×△・・・」
とかいう声が聞こえたので、ああ、センターコートはダメなのね。でも、もしかすると1番コートなら・・・と思い、とっさに窓口の人に、
「Do you have a NO.1 Court Ticket?」
と尋ねました。
すると、返事は何と!「Yes」!!
えぇーーーー!!\(◎o◎)/!。女子シングルスの準々決勝の日に、8時45分と遅めの到着&行列開始から、たった1時間の行列で、何と、「いともあっさりと」1番コートのチケットを手に入れてしまいました!!。
54ポンド(約12000円)支払い、チケットを受け取ると、全身がガクガク震えてしまいました。何せ、テニス界の最高峰、ウィンブルドン選手権。開催中、数百枚しか販売されない、センターコートと1番コートの当日チケットを手に入れるということは、プロ野球開幕戦の外野自由席や、競馬の日本ダービーや有馬記念でゴール前の場所を確保するのに、徹夜で並ぶのと同じくらい、気合を入れて並ばないとまず無理で、チケット確保はヒジョーーーに困難だということを前もって承知の上、グラウンドチケットを買って、場内の雰囲気だけでも味わえれば、それで十分!と決めていたから・・・。
価格は、テニス4大大会、それも最も格式の高い大会にしては、かなりリーズナブルだと思います。NFLのレギュラーシーズンのチケットが、あまりよくない席でも100米ドルはしましたし、トロントでのNHLのレギュラーシーズンのチケットも、150カナダドル以上しましたから。
おそらく入手できた要因は・・・、
1:女子より男子の方が人気が高い?。(実際、翌日の男子シングルス準々決勝のチケットを手に入れるための行列ができていました。)
2:サッカーW杯の準決勝が、この日の夜に行われる?。
3:意外とグラウンドチケットを買う人が多かった?。
4:1番コートのチケットを買うだけのキャッシュを持っている人が少なかった?(ウィンブルドンのチケットは、キャッシュオンリーです。)
おそらく熱狂的なテニスファンなら、センターコートでの観戦が憧れなのでしょうが、自分はそこまで拘りは無いですし、1番コートでも女子シングルスの準々決勝は開催されるので、大ラッキーでした!!。 -
ウィンブルドンのプログラム。
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この日に開催される、対戦カードの掲示板。
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1番コート。会場内は当然、混雑していました。でも、競馬場でもう慣れているから・・・。ただ、競馬と違って、地元の人はもとより、いろんな国からここへやってきたんでしょうね。日本人もかなり多かったでした。
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こちらがセンターコート。
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ウィンブルドン名物、「ストロベリー&クリーム」屋さん。
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これがウィンブルドン名物、「ストロベリー&クリーム」
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イギリスの夏のお酒、「ピムス」屋さん。
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「ピムス」というイギリスの夏のお酒を堪能。甘いお酒です。
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ここが、「ヘンマンヒル」といわれる丘。皆、ピクニック気分ですね。
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一通り会場内をブラブラした後、いよいよ1番コートの中へ。
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指定された席に着く・・・。えっ!?、こんなコートから近いの?。
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横から見るとこんな位置です。
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さあ、時計は13時を回り、いよいよ女子シングルス準々決勝スタート。第1試合は、第3シードのエナン=アーデン対、ノーシードながら、4回戦では杉山愛を下し、ここまで勝ち上がってきた、ブレモンドという選手。
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第1試合の選手が入場してきました。
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試合前のコイントス
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エナン=アーデンです。
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エナン=アーデン(2)
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対する、ブレモンドです。
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ウォーミングアップ
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そして、試合開始。
写真はコートチェンジ後の、エナン=アーデンのサーブ。試合中は写真をあまり撮らず、観戦に集中しました。 -
試合は、6-4、6-4で、エナン=アーデンのストレート勝ち。
実は、テニス生観戦って初めてなんです。初めてのテニス生観戦がウィンブルドン!。
微動だにしない審判や、キビキビした動きのボールボーイ・ボールガールを見て、日差しギラギラで暑い中、よくがんばっているなぁ・・・と思いました。 -
大きな拍手を受けながらコートを去る、エナン=アーデン
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続いて第2試合、第1シードのモレスモ対、第9シードのミスキナ。
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ミスキナです。
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ミスキナ(2)。
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対する、モレスモです。
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第2試合開始前の様子
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コートチェンジしたあとのモレスモなんですが、生でみて、「すごい体つきと顔つきだな。」と思いました。
腕・肩・背中の筋肉がすごいです。「女ランボー」と呼ばれているらしいですね。 -
モレスモのサーブ
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試合はフルセット行い、6-1、3-6、6-3で、モレスモの勝利でした。
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大きな拍手を受けながらコートを去る、モレスモ
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女子シングルス準々決勝の1番コートでの2試合を堪能して、時間は16時半。18時にはヒースロー空港に到着し、21時発のアシアナ便まで、余裕がありすぎるぐらいの時間でした。
この日は、センターコートで珍事があったそうで、全裸男が乱入したとか・・・。
帰国後、準決勝・決勝をテレビで観ましたが、自分が見た1番コートで勝った、エナン=アーデンとモレスモが、決勝進出を決めたので、尚うれしかったでした。そして、優勝はモレスモでしたね!。 -
ヒースロー空港の「bmiラウンジ」。「非冷房」に閉口。まだ空調の利いている、待合所のほうがマシでした。
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たった3泊5日の旅行でしたが、アイリッシュダービー観戦・ウインザー競馬場に、ウィンブルドン選手権観戦と、非常に充実した旅行でした・・・。
もうグロッキー状態だったので、帰りのアシアナ便ではほとんど眠っていました。こういうとき、ビジネスクラスはラクでいいです。
・・・帰国後、無事アシアナのマイルがANAに加算され、2007年度のANA「プラチナ」をゲットしました!!。
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この旅行記へのコメント (2)
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- naniwa ladyさん 2006/07/08 08:16:02
- はじめまして 8(*^o^*)8サザエ
- おはようございます。ウインブルドン、見せていただきました。ほんとラッキーでしたね!!こちらまでその興奮が伝わってきました。そしてその理由もピンポンだと思います。息子が大学のテニス倶楽部で、毎日、テレビで試合を見ています。もちろん夜中でも・・昨日は男子の準決勝だったのかなぁ・・雨で前日のシャラポア
の試合を流していましたが、遅れて始めたのかしら。私はもう寝てしまいました。テニスはあまり興味がなかったのですが、私もその影響を受けて、見るようになりました。今までポイントがいまいちわからなかったのですが、説明してもらったら、よくわかって楽しく見れますね。でもみんな運動能力がすごいですね。現地で見られたなんて、このサイトを息子に見せたら羨ましがるだろうなぁ。。
- ひろかずさん からの返信 2006/07/08 11:21:44
- RE: はじめまして 8(*^o^*)8サザエ
- naniwa ladyさん、初めまして!。ご訪問ありがとうございます!。
スポーツ観戦は、一部競技を除いて、ほとんど好きなのですが、テニスは、私も今まで関心があまり無く、正直、出発前にウィンブルドンのことを調べるまでは、現役選手は、数人しか知りませんでした。テレビでもあまり観ず、ましてや生観戦は初めてでした。ルールは昔、テレビゲームをやって、覚えました。
実際に生観戦して、トッププレイヤーのプレイに酔い、「テニスって面白いスポーツなんだ!」と再認識しました!。
これから、積極的にテニス観戦したいな・・・と思っています。8月の全米オープンは是非テレビ観戦したいですね。スカパーに加入しているので、観れると思います。
競馬のハーツクライとディープインパクトの海外挑戦や、日本のプロ野球終盤戦、それにNFL(アメフト)開幕もあるので、これからかなり夜遅くまでテレビにかじりついてしまうのではと思います・・・(^_^;)。
それでは!。
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