2005/07/23 - 2005/07/23
149位(同エリア157件中)
自由美さん
写真:「氷河急行の車窓から」2005/07/23撮影(スイス、オーバーワルト)
チューリヒから時計と逆周りに巡る今回のスイスの旅、最後のハイライトは氷河急行 Glacier Express です。
ツェルマットを出発してサンモリッツまで、終点から終点まで約 280km を1日かけて走り抜けます。平均時速 35km/h!
出発前の朝、駅前で山羊の行列と遭遇。朝と夕方、地元の子供たちに連れられて駅前を通る観光行事です。
山羊は慣れたもので、黒山の観光客やカメラのストロボ光に驚く様子もなく通り過ぎていきます。最後にチョコチョコ走ってついて行く子ヤギがかわいい!
これで見納めのマッターホルンをたっぷり堪能してから列車に乗り込みました。来るとき同様、街から少しでも離れてしまうとチラとも見えないのです。
また、会いに来たいな、マッターホルンに、ツェルマットの街に。
氷河急行のユニークなところは、名所に差し掛かると車内アナウンスが入るところ。ビューポイントを前もってチェックできるので助かります。
ブリーク Brig を過ぎて景色が開けてきたところで、食堂車からお呼びがかかりました。
今年2005年で最後といわれている氷河急行の食堂車。せっかくだからと予約を入れておいたのでした。
この食堂車両、ランチタイムのときだけ氷河急行に連結されます。木目調の内装に真っ白テーブルクロス、ピカピカのグラスがいかにもヨーロッパ風。座席は思ったより狭かったです。
新フルカトンネルからアンデルマット Andermatt の辺りでお食事をいただきました。
ウェイトレスさんの配膳の手際よさに感心。名物のアルコールの流しつぎ(?)も披露してくれ、陽気な欧州人は大喝采でした。
起伏の多い区間で列車は結構揺れるのですが、なぜかお皿やグラスが滑らない。不思議です。
残念だったのは、食事中に通過した地点は食べるのに夢中で景色を楽しむ余裕がなかったこと。
車両連結のため、途中止まる駅での光景。すぐ後ろに山を背負ったスイスの駅はホームが広く、その一角にカフェがあって、列車を待つ人もそうでない人もゆっくりくつろいでいる。
何気ない日常の風景なのだろうけど、ここにはゆったりと時間を楽しむ心の余裕があって、本当に羨ましく思ってしまいました。
数え切れない数の駅と、緑の街ごとに必ずある教会の風景を通り過ぎ、列車はクール Chur 手前で右に折れて南下。
いよいよあの有名なランドヴァッサー橋に差しかかるのですが、実はあっという間でよく見えませんでした(^^;) この橋は、車内から見るより外から見る方がいいみたい。
列車はループを描きながら(乗っているとよくわからないけれど)、サンモリッツ St. Moritz へ登って行きます。
どこまでも広がる緑の絨毯に点在する家々と遠くの山並。こういう風景が本当にスイスらしくて素晴らしいです。
渓谷を抜けて行きますが、マッター谷と違って、こちらは緑が多く広い清流で日本の渓谷に似ています。
夕刻、サンモリッツに到着。天気はあいにく曇り&雨となってしまいましたが、長いながらも全く飽きることのなかった氷河急行の旅でした。
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