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香港から高速船で1時間ほどのマカオ。かってはポルトガルの植民地でしたが、香港と同様中国に返還されました。以前は賭博ぐらいしかなかったマカオは、香港の繁栄の影の隠れて、取り残され、あまりパツとしませんでした。香港からの日帰り旅行か、香港からほんのついでに立ち寄るといった具合で、3泊も4泊もするところではありませんでした。<br /><br />しかし、いくつかの教会や遺跡が歴史地区としてユネスコの世界文化遺産(2005年7月)に登録されるなど、最近では訪れる観光客も増え、高層建築もどんどん建ち、香港と変わらなくなってきました。今回はそんなマカオを訪ねて、この都市の持つ古さと新しさを探訪してみたいと思います。<br />

Visiting Macau

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2005/08/18 - 2005/08/22

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Weiwojing

Weiwojingさん

香港から高速船で1時間ほどのマカオ。かってはポルトガルの植民地でしたが、香港と同様中国に返還されました。以前は賭博ぐらいしかなかったマカオは、香港の繁栄の影の隠れて、取り残され、あまりパツとしませんでした。香港からの日帰り旅行か、香港からほんのついでに立ち寄るといった具合で、3泊も4泊もするところではありませんでした。

しかし、いくつかの教会や遺跡が歴史地区としてユネスコの世界文化遺産(2005年7月)に登録されるなど、最近では訪れる観光客も増え、高層建築もどんどん建ち、香港と変わらなくなってきました。今回はそんなマカオを訪ねて、この都市の持つ古さと新しさを探訪してみたいと思います。

  • マカオは数百年もの間ポルトガルの植民地だったので、あちこちにその面影が残っています。建築物はそのひとつです。マカオで最も美しい所は中心地に位置するセナド広場ではないでしょうか。ポルトガルから職人を呼びよせて敷き詰めた美しいモザイク模様が広がる石畳の広場を中心にいくつものカラフルで、美しい建物が軒を連ねています。

    マカオは数百年もの間ポルトガルの植民地だったので、あちこちにその面影が残っています。建築物はそのひとつです。マカオで最も美しい所は中心地に位置するセナド広場ではないでしょうか。ポルトガルから職人を呼びよせて敷き詰めた美しいモザイク模様が広がる石畳の広場を中心にいくつものカラフルで、美しい建物が軒を連ねています。

  • セナド広場は噴水を中心にして、様々な建物が建っています。ピンク色や黄色などカラフルな色の南欧風の建物が見られます。この写真は、マカオ観光局やレストラン、お土産屋などの入っているビルです。どの建物もポルトガル風です。時々このような建物の壁面に中国語の看板がかかっていたりして、独特の雰囲気を醸し出しています。

    セナド広場は噴水を中心にして、様々な建物が建っています。ピンク色や黄色などカラフルな色の南欧風の建物が見られます。この写真は、マカオ観光局やレストラン、お土産屋などの入っているビルです。どの建物もポルトガル風です。時々このような建物の壁面に中国語の看板がかかっていたりして、独特の雰囲気を醸し出しています。

  • セナド広場を奥のほうに進んでいくと、突然目の前に華麗な教会が現れます。聖ドミ二ック教会です。中に入ると、多くの参拝者や観光客であふれています。17世紀に建てられたバロック様式の教会です。正面の重厚な彫りのある大きな扉を開けると、正面に聖母マリアとキリストの母子像ガ祀らています。<br /><br />教会にファティマ聖母の肖像があり、毎年5月13日に「ファティマ聖母マリアの行列」はここから出発します。裏手には博物館もあります。

    セナド広場を奥のほうに進んでいくと、突然目の前に華麗な教会が現れます。聖ドミ二ック教会です。中に入ると、多くの参拝者や観光客であふれています。17世紀に建てられたバロック様式の教会です。正面の重厚な彫りのある大きな扉を開けると、正面に聖母マリアとキリストの母子像ガ祀らています。

    教会にファティマ聖母の肖像があり、毎年5月13日に「ファティマ聖母マリアの行列」はここから出発します。裏手には博物館もあります。

  •       マカオの観光目玉と言えば、先ずこの「聖ポール天主堂」跡があげられますが、案外この天主堂の由来について知らない人が多いようです。もともとは1582年に完成した教会堂でしたが、何度も火災に遭い、修復を繰り返しました。1835年大火により正面ファザード(建物正面)と階段を除いて焼け落ちてしまいました。その後修復され、現在のような姿をしています。そのファザードは高さが19?あり、間近かで見ると迫力満点です。17世紀初め、キリスト教弾圧から逃れてマカオにやって来た日本人信徒も修復に加わったそうです。<br />

    マカオの観光目玉と言えば、先ずこの「聖ポール天主堂」跡があげられますが、案外この天主堂の由来について知らない人が多いようです。もともとは1582年に完成した教会堂でしたが、何度も火災に遭い、修復を繰り返しました。1835年大火により正面ファザード(建物正面)と階段を除いて焼け落ちてしまいました。その後修復され、現在のような姿をしています。そのファザードは高さが19?あり、間近かで見ると迫力満点です。17世紀初め、キリスト教弾圧から逃れてマカオにやって来た日本人信徒も修復に加わったそうです。

  • 「聖ポール天主堂」の裏側にも行ってみましょう。表の堂々とした姿に比べて、裏側は壁面を支える大きな支え棒があり、何となく醜い姿をさらしているみたいです。<br /><br />奥の方には天主教芸術博物館があります。マカオにおけるカトリック教会の歴史をたどることが出来ます。また、注目すべき点は、日本との関わりです。江戸時代初期の切支丹弾圧のため多くの日本人信徒がマカオに逃れてきました。この博物館にそうした日本人の足跡をたどることが出来ます。彼らの遺骨も残っていて、見ることが出来ます。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

    「聖ポール天主堂」の裏側にも行ってみましょう。表の堂々とした姿に比べて、裏側は壁面を支える大きな支え棒があり、何となく醜い姿をさらしているみたいです。

    奥の方には天主教芸術博物館があります。マカオにおけるカトリック教会の歴史をたどることが出来ます。また、注目すべき点は、日本との関わりです。江戸時代初期の切支丹弾圧のため多くの日本人信徒がマカオに逃れてきました。この博物館にそうした日本人の足跡をたどることが出来ます。彼らの遺骨も残っていて、見ることが出来ます。









  • 博物館の中に入ると、マカオのカトリック教会と日本の切支丹信徒たちの交流を示す多くの絵画や遺物が展示されています。<br /><br />その中でも、この一枚は日本の江戸時代に行われたキリシタン弾圧の一例を示すものです。長崎でのキリシタンとバテレンたちの処刑を描いたものです。

    博物館の中に入ると、マカオのカトリック教会と日本の切支丹信徒たちの交流を示す多くの絵画や遺物が展示されています。

    その中でも、この一枚は日本の江戸時代に行われたキリシタン弾圧の一例を示すものです。長崎でのキリシタンとバテレンたちの処刑を描いたものです。

  • 「聖ポール天主堂」跡から歩いてすぐ近くのところに、「&#21738;咤廟」(Na Tcha Temple)という道教のお寺があります。1888年に建てられた小さなお寺ですが、ユネスコの世界文化遺産に登録されて、大変興味のあるところです。

    「聖ポール天主堂」跡から歩いてすぐ近くのところに、「哪咤廟」(Na Tcha Temple)という道教のお寺があります。1888年に建てられた小さなお寺ですが、ユネスコの世界文化遺産に登録されて、大変興味のあるところです。

  • 「&#21738;咤廟」の天井を見上げた写真です。渦巻状の大きな線香が吊り下げられていますが、これは中国のお寺に行くと必ず目にするものです。寄贈された人の願いを書いた赤い紙が付けられていますが、ちょっとこの写真では分かりませんね。

    「哪咤廟」の天井を見上げた写真です。渦巻状の大きな線香が吊り下げられていますが、これは中国のお寺に行くと必ず目にするものです。寄贈された人の願いを書いた赤い紙が付けられていますが、ちょっとこの写真では分かりませんね。

  • 「&#21738;咤廟」のすぐ脇にある土壁に道路名が中国語とポルトガル語で書かれています。<br /><br />この道路標識はポルトガルのアズレージョ(絵タイル)で出来ており、マカオの道路標識はすべてこのアズレージョ製です。注目したいのは、この道路標識が示す名前です。「フランシスコ・ザビエル通り」と書かれていますが、この人物は日本に伝道のために訪れたイエズズ会の宣教師です。彼は日本に大きな足跡を残しました。

    「哪咤廟」のすぐ脇にある土壁に道路名が中国語とポルトガル語で書かれています。

    この道路標識はポルトガルのアズレージョ(絵タイル)で出来ており、マカオの道路標識はすべてこのアズレージョ製です。注目したいのは、この道路標識が示す名前です。「フランシスコ・ザビエル通り」と書かれていますが、この人物は日本に伝道のために訪れたイエズズ会の宣教師です。彼は日本に大きな足跡を残しました。

  • 商店街を歩いていると、こんな黄色い色をした建物に気がつきました。いかにもポルトガル風ですね。独特の雰囲気が気に入りました。<br />

    商店街を歩いていると、こんな黄色い色をした建物に気がつきました。いかにもポルトガル風ですね。独特の雰囲気が気に入りました。

  • ポルトガル料理を食べに「Military Club」へ行ってきました。ここはマカオでも大変評判のレストランです。建物全体がライトアップされて、きれいですね。

    ポルトガル料理を食べに「Military Club」へ行ってきました。ここはマカオでも大変評判のレストランです。建物全体がライトアップされて、きれいですね。

  • 「Military Club」のレストラン内部です。落ち着いたインテリアときびきびとした従業員の態度に好感を感じました。ここはもちろんポルトガル料理が中心でしすが、マカオ料理もなかなか評判です。

    「Military Club」のレストラン内部です。落ち着いたインテリアときびきびとした従業員の態度に好感を感じました。ここはもちろんポルトガル料理が中心でしすが、マカオ料理もなかなか評判です。

  • 注文したのはもちろんマカオ料理として知られる「アフリカン・チキン」です。このレストランの名物料理です。マカオ料理は、ポルトガル料理、マレイ料理、中国料理がミックスされたもので、素材を生かし、その上、様々なスパイスを使った点が大きな特徴です。ワインはポルトガルのものがたくさんあり、選ぶのに困るほどです。

    注文したのはもちろんマカオ料理として知られる「アフリカン・チキン」です。このレストランの名物料理です。マカオ料理は、ポルトガル料理、マレイ料理、中国料理がミックスされたもので、素材を生かし、その上、様々なスパイスを使った点が大きな特徴です。ワインはポルトガルのものがたくさんあり、選ぶのに困るほどです。

  •  この公園は南湾公園(San Franscisco Garden)です。全体的に中国風な公園で、落ち着いた雰囲気があり、疲れた時など、しばしホッとすることが出来ます。

    この公園は南湾公園(San Franscisco Garden)です。全体的に中国風な公園で、落ち着いた雰囲気があり、疲れた時など、しばしホッとすることが出来ます。

  • 南湾公園内の蓮池に咲く蓮の花です。花が露にぬれて、一層美しさを増しています。

    南湾公園内の蓮池に咲く蓮の花です。花が露にぬれて、一層美しさを増しています。

  • 「ギア灯台・要塞」近くにある「松山防空壕」(1931年建設)の入り口です。地下に掘られた防空壕ですが、かなり広く作られているのには驚きました。<br />

    「ギア灯台・要塞」近くにある「松山防空壕」(1931年建設)の入り口です。地下に掘られた防空壕ですが、かなり広く作られているのには驚きました。

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