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 イタリアは14年ぶりだった。前は10日間、友人と3人での旅で、ミラノ・フィレンツェ・ローマを駆け足でまわり写真と革製品の買い物に明けくれていたような気がする。(友人はブランド物で・・よく分からないが、良い物が安いといって僕から金を借りてまで、スーツケースを一杯に膨らませた。)<br /> 今回の旅は15日間、一人で(もっとも僕の旅の基本は一人であるが)フライトチケットは、ミラノ到着、ローマ発である。国内の移動は鉄道を中心にしていつものように好き勝手に、スケッチをしながら歩くことにした。<br /> 朝、ブレラ美術館に向かった。14世紀から19世紀の絵画が五百近く?あったような・・・ここで、丸一日かけて絵画をゆっくりと眺めた。入り口が2階で、建物の1階は美術学校である。ラファエロの絵画はさすがという感じ・・・その辺はただのミーハー的感覚かも知れない。宗教画が多く・・・さすがカトリックの国である。もっとも僕はモジリアニの作品の前で多くの時間を過ごしたのだが・・<br /> サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会の隣にはドメニコ派修道院の食堂だった場所があり、中に「最後の晩餐」があるのだが・・・・<br /> 鉄道の切符は勿論 駅で売っているのだが、購入までが大変だった。行列が出来ているし、その行列を無視して横から手を出す奴もいる。売る奴も売る態度ではないし・・でも料金は安い・・特急だって・・・日本が高すぎるのだろうか?<br />ミラノの駅はまるで公園みたい。こんな駅が日本にもあれば・・・と思う。こから一時間三十分かけてベローナに。1世紀末に造られた古代ローマの円形劇場に足を運ぶ。44段の階段席に2万人以上が集うことができるなんて?夏には野外オペラだとか・・・次ぎにロミオとジュリエットの世界を探索・・ジュリエットの家の中庭にはジュリエットの像、バルコニーもあってなんか変な気分。<br /> 小さなボートは、僕とアメリカ人の老夫婦だけ・・・こんなにも水が多いなんて驚き・・・水の上に建物がある。地球の歩き方を見ながら、サンマルコ広場からベネチア市街を巡る。路地を入ったベネチアングラスの店に寄り目の保養、奥のチョコレート店で、明日の朝食を買う。今日はベネチアでの宿泊。ゴンドラを橋の上から眺め・・・感動。ゴンドラは乗る物ではなく見る物・・・だと思った。<br /> フィレンツェまでの道のりは正直遠かった。いい気になって確認もしないで交通機関を利用したのが痛かった。フィレンツェの駅舎の横の芝生で暫し睡眠をとる。何時間眠ったろう。駅舎正面右にある観光案内所、ここにいる人は何カ国語を話すのだろうか・・ホテルを紹介してもらった。旧市街にある古くさい感じのそこは重厚な感じはするがシャワーはチョロチョロだった。<br /> 次の日、天気は最高・・気分の良い一日になりそうである。<br />丘に向かった。観光バスが何台も次々と来る。スケッチをしていると日本人が寄ってきて話しかける。「何年くらいフィレンツェにいるんですか?」同じような質問を4時間で5回。やっぱり日本人に見えるのか・・ちょっと変に悲しかった。嘘つき小父さんの僕は「そうですね。もう6年目くらいですか。」と、すると必ず相手は「良いですね。」的なことを言う。何がいったい良いのか?分からないけれど・・・多分、日本人に見えることが「ちょっと変に悲しかった」程度の事かも知れない。<br /> でもこの街は退屈しない。何処に行っても芸術品に溢れている・・・道路に止めている車も芸術的・・ただ物価は安くはないような気がした。<br /> 行き当たりばったりの旅は面白い。ホテルで知り合ったフランス人の夫婦(多分)と一緒に2泊3日を過ごした。彼らは車を持っていた。自分の車かレンターカーかどうかは分からないが、おかげでこちらは大助かりであった。行きたい所などないから、連れてもらうだけで感動・感激・感謝。ただ言葉が通じない。勿論自分の英語力がないからなのだが、彼の話す英語が早い。フランス人は英語が苦手だと思っていた僕は全くそれが違うことを実感した。ただ奥さんは親切だった。僕と話す時は英単語の赤ちゃん言葉で? 相手をしてくれた。彼女は日本に興味があると言っていた。僕は日本の広報マンになり京都・奈良・東京・福岡・札幌を語る。最後に貴女一人なら僕は日本のどこでも案内しますよ。などと適当なことを言って、日本語の名刺を渡した。<br /> ローマはいたるところが遺跡である。テルミニ駅から日本でいう「はとバス」みたいなバスに乗り観光スポットを巡る。勝手に降りて勝手に乗れ、非常に重宝した。<br /> 14年振りに再会したバチカンはやはり荘厳だった。以前は観光施設的に眺めていたそれが、今回は観光地というより、カトリックの総本山・・・比叡山や高野山よりは何倍も何十倍も賑やかであるが空気の重さはそれら日本の仏教の総本山や同じだった。建物一つ一つが彫刻の一つ一つが語りかけてくる。広場の真ん中に立つと不思議に力が漲る気がした。表面の道を下り振り返ってみたサンピエトロ寺院は神の棲む館に思えた。自分がこんなにも宗教心があるとは思わなかった。<br /> 最終日、トレビの泉・・・(分かりづらい場所にあるのだが)でコインを投げた。今度は何時になるのか・・・・

宗教心に溢れてしまった・・・・

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2003/09 - 2003/09

40667位(同エリア42409件中)

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8

おじんさん

 イタリアは14年ぶりだった。前は10日間、友人と3人での旅で、ミラノ・フィレンツェ・ローマを駆け足でまわり写真と革製品の買い物に明けくれていたような気がする。(友人はブランド物で・・よく分からないが、良い物が安いといって僕から金を借りてまで、スーツケースを一杯に膨らませた。)
 今回の旅は15日間、一人で(もっとも僕の旅の基本は一人であるが)フライトチケットは、ミラノ到着、ローマ発である。国内の移動は鉄道を中心にしていつものように好き勝手に、スケッチをしながら歩くことにした。
 朝、ブレラ美術館に向かった。14世紀から19世紀の絵画が五百近く?あったような・・・ここで、丸一日かけて絵画をゆっくりと眺めた。入り口が2階で、建物の1階は美術学校である。ラファエロの絵画はさすがという感じ・・・その辺はただのミーハー的感覚かも知れない。宗教画が多く・・・さすがカトリックの国である。もっとも僕はモジリアニの作品の前で多くの時間を過ごしたのだが・・
 サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会の隣にはドメニコ派修道院の食堂だった場所があり、中に「最後の晩餐」があるのだが・・・・
 鉄道の切符は勿論 駅で売っているのだが、購入までが大変だった。行列が出来ているし、その行列を無視して横から手を出す奴もいる。売る奴も売る態度ではないし・・でも料金は安い・・特急だって・・・日本が高すぎるのだろうか?
ミラノの駅はまるで公園みたい。こんな駅が日本にもあれば・・・と思う。こから一時間三十分かけてベローナに。1世紀末に造られた古代ローマの円形劇場に足を運ぶ。44段の階段席に2万人以上が集うことができるなんて?夏には野外オペラだとか・・・次ぎにロミオとジュリエットの世界を探索・・ジュリエットの家の中庭にはジュリエットの像、バルコニーもあってなんか変な気分。
 小さなボートは、僕とアメリカ人の老夫婦だけ・・・こんなにも水が多いなんて驚き・・・水の上に建物がある。地球の歩き方を見ながら、サンマルコ広場からベネチア市街を巡る。路地を入ったベネチアングラスの店に寄り目の保養、奥のチョコレート店で、明日の朝食を買う。今日はベネチアでの宿泊。ゴンドラを橋の上から眺め・・・感動。ゴンドラは乗る物ではなく見る物・・・だと思った。
 フィレンツェまでの道のりは正直遠かった。いい気になって確認もしないで交通機関を利用したのが痛かった。フィレンツェの駅舎の横の芝生で暫し睡眠をとる。何時間眠ったろう。駅舎正面右にある観光案内所、ここにいる人は何カ国語を話すのだろうか・・ホテルを紹介してもらった。旧市街にある古くさい感じのそこは重厚な感じはするがシャワーはチョロチョロだった。
 次の日、天気は最高・・気分の良い一日になりそうである。
丘に向かった。観光バスが何台も次々と来る。スケッチをしていると日本人が寄ってきて話しかける。「何年くらいフィレンツェにいるんですか?」同じような質問を4時間で5回。やっぱり日本人に見えるのか・・ちょっと変に悲しかった。嘘つき小父さんの僕は「そうですね。もう6年目くらいですか。」と、すると必ず相手は「良いですね。」的なことを言う。何がいったい良いのか?分からないけれど・・・多分、日本人に見えることが「ちょっと変に悲しかった」程度の事かも知れない。
 でもこの街は退屈しない。何処に行っても芸術品に溢れている・・・道路に止めている車も芸術的・・ただ物価は安くはないような気がした。
 行き当たりばったりの旅は面白い。ホテルで知り合ったフランス人の夫婦(多分)と一緒に2泊3日を過ごした。彼らは車を持っていた。自分の車かレンターカーかどうかは分からないが、おかげでこちらは大助かりであった。行きたい所などないから、連れてもらうだけで感動・感激・感謝。ただ言葉が通じない。勿論自分の英語力がないからなのだが、彼の話す英語が早い。フランス人は英語が苦手だと思っていた僕は全くそれが違うことを実感した。ただ奥さんは親切だった。僕と話す時は英単語の赤ちゃん言葉で? 相手をしてくれた。彼女は日本に興味があると言っていた。僕は日本の広報マンになり京都・奈良・東京・福岡・札幌を語る。最後に貴女一人なら僕は日本のどこでも案内しますよ。などと適当なことを言って、日本語の名刺を渡した。
 ローマはいたるところが遺跡である。テルミニ駅から日本でいう「はとバス」みたいなバスに乗り観光スポットを巡る。勝手に降りて勝手に乗れ、非常に重宝した。
 14年振りに再会したバチカンはやはり荘厳だった。以前は観光施設的に眺めていたそれが、今回は観光地というより、カトリックの総本山・・・比叡山や高野山よりは何倍も何十倍も賑やかであるが空気の重さはそれら日本の仏教の総本山や同じだった。建物一つ一つが彫刻の一つ一つが語りかけてくる。広場の真ん中に立つと不思議に力が漲る気がした。表面の道を下り振り返ってみたサンピエトロ寺院は神の棲む館に思えた。自分がこんなにも宗教心があるとは思わなかった。
 最終日、トレビの泉・・・(分かりづらい場所にあるのだが)でコインを投げた。今度は何時になるのか・・・・

  • 下は運河

    下は運河

  • うるさい日本人1

    うるさい日本人1

  • うるさい日本人2

    うるさい日本人2

  • それでも地球は動いている。

    それでも地球は動いている。

  • 古い街並み

    古い街並み

  • 神の棲む家

    神の棲む家

  • 祈り

    祈り

  • 死んでも良い?

    死んでも良い?

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