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アラビアのロレンスのことは本でも映画でも皆さんよく知っているだろう。このワディ・ラムはロレンスがベドウインらと活躍し、またその映画撮影もされた場所なのだ。<br /><br />それで、ワディ・ラムにはロレンスゆかりの地やなじみの名前の名跡が多数ある。中でも、「ロレンスの泉」と言えば何となくロマンチックな響きがする。20数名の参加者があったが、多くはもう砂山登りで疲れすぎたか、この泉がちょっと高いところにあり、例のごとく、まともな登り道も無い崖山を登らなければならない所為か、ロレンスの泉まで登った人は7〜8名しかいなかった。ぱぶさんを除いては、皆元気のある若い連中ばかりであった。「○○の高のぼり」もここまで徹底すれば芸術か!?<br /><br />

ワディ・ラムで遊ぼう (4) 最終回 砂山のぼりとロレンスの泉

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2006/05/12 - 2006/05/13

130位(同エリア157件中)

4

15

ぱぶ

ぱぶさん

アラビアのロレンスのことは本でも映画でも皆さんよく知っているだろう。このワディ・ラムはロレンスがベドウインらと活躍し、またその映画撮影もされた場所なのだ。

それで、ワディ・ラムにはロレンスゆかりの地やなじみの名前の名跡が多数ある。中でも、「ロレンスの泉」と言えば何となくロマンチックな響きがする。20数名の参加者があったが、多くはもう砂山登りで疲れすぎたか、この泉がちょっと高いところにあり、例のごとく、まともな登り道も無い崖山を登らなければならない所為か、ロレンスの泉まで登った人は7〜8名しかいなかった。ぱぶさんを除いては、皆元気のある若い連中ばかりであった。「○○の高のぼり」もここまで徹底すれば芸術か!?

  • 9:10に持ち物を全部持って、キャンプ地を出発する。これからは帰路であるが、先ず、カザリ渓谷と言うところにある、ナバテア人の残した壁画を見る。岩の裂け目(シクと言う)に入り、中をよじ登るようなところにも狩の模様を描いた壁画が見える。ここは砂漠だけど岩の裂け目には水溜りもある。

    9:10に持ち物を全部持って、キャンプ地を出発する。これからは帰路であるが、先ず、カザリ渓谷と言うところにある、ナバテア人の残した壁画を見る。岩の裂け目(シクと言う)に入り、中をよじ登るようなところにも狩の模様を描いた壁画が見える。ここは砂漠だけど岩の裂け目には水溜りもある。

  • この様に岩に木が生えている光景も見られた。

    この様に岩に木が生えている光景も見られた。

  • 更には外の岩の様子も何千年もの風や嵐が刻んだと思われる何ともいえない文様が不思議な風貌を醸し出している。

    更には外の岩の様子も何千年もの風や嵐が刻んだと思われる何ともいえない文様が不思議な風貌を醸し出している。

  • シクに入らなかった画伯はここでも一人スケッチブックを広げている。

    シクに入らなかった画伯はここでも一人スケッチブックを広げている。

  • 他の観光客を乗せて来て、シクの外で休憩中の3匹のラクダさんもいる。

    他の観光客を乗せて来て、シクの外で休憩中の3匹のラクダさんもいる。

  • 土漠盆地には誰が積んだかこの様な石積の塔もあった。

    土漠盆地には誰が積んだかこの様な石積の塔もあった。

  • 次に向かったのは、凄くきめ細かな赤茶けた色の砂山と言った場所である。素足になると気持ち良いとの事であったが、砂はもう可なり熱くなっており、靴を履くのが正解であったようだ。

    次に向かったのは、凄くきめ細かな赤茶けた色の砂山と言った場所である。素足になると気持ち良いとの事であったが、砂はもう可なり熱くなっており、靴を履くのが正解であったようだ。

  • 砂に足が取られるので、なかなか砂山登りは大変だ。それでもやっと上までたどり着きやれやれ一休みである。

    砂に足が取られるので、なかなか砂山登りは大変だ。それでもやっと上までたどり着きやれやれ一休みである。

  • これが赤茶けた細かな砂山の頂上からの風景である。

    これが赤茶けた細かな砂山の頂上からの風景である。

  • 降りるのは草スキーの様に上手に滑り降りることであるが、これがなかなか難しい。結局は砂煙を立て走り降りることにしかならなかった。<br /><br />

    降りるのは草スキーの様に上手に滑り降りることであるが、これがなかなか難しい。結局は砂煙を立て走り降りることにしかならなかった。

  • 後はワディ・ラム入り口から2Kmほどのロレンスの泉に向かう。ここでもぱぶさんは、かなりの高いところにあるこの泉を見に崖地を登る。もう結構疲れた所為か、登る人は少なく、実際なかなか大変であった。7〜8合目辺りから回りにとても心地よいミントの香りが漂ってきた。この辺りに自生しているミントが発しているものである。<br /><br />(ロレンスの泉は岩山と岩山の間を上った8〜9合目くらいのところにある)

    後はワディ・ラム入り口から2Kmほどのロレンスの泉に向かう。ここでもぱぶさんは、かなりの高いところにあるこの泉を見に崖地を登る。もう結構疲れた所為か、登る人は少なく、実際なかなか大変であった。7〜8合目辺りから回りにとても心地よいミントの香りが漂ってきた。この辺りに自生しているミントが発しているものである。

    (ロレンスの泉は岩山と岩山の間を上った8〜9合目くらいのところにある)

  • やっとロレンスの泉にたどり着き、一休みする。このロレンスの泉の場所から下を見下ろす。この写真を拡大すれば判るのだけど、水呑場近くの土漠には一本の木があるのがちょっと不思議に見える。

    やっとロレンスの泉にたどり着き、一休みする。このロレンスの泉の場所から下を見下ろす。この写真を拡大すれば判るのだけど、水呑場近くの土漠には一本の木があるのがちょっと不思議に見える。

  • 泉そのものはとても小さくまた岩陰によどんでいる水溜りの様にも見えた。

    泉そのものはとても小さくまた岩陰によどんでいる水溜りの様にも見えた。

  • ここからパイプで下の水汲み場に水を供給していて、馬やラクダさんの水呑場も作ってある。ここからも細心の注意を払いゆっくり降りる。何しろ浮石と言ったものも多く、とても危険だったからでもある。

    ここからパイプで下の水汲み場に水を供給していて、馬やラクダさんの水呑場も作ってある。ここからも細心の注意を払いゆっくり降りる。何しろ浮石と言ったものも多く、とても危険だったからでもある。

  • このワディ・ラムで色々お世話になったジープと言うか軽トラックでバスのところまで帰りつく。ワディ・ラム ツアーのアリさんと記念撮影などして、バスに移る。アリさんは日本語を勉強した初めての Wadi Rum のベドウインだそうである。(なお、アリさんは今年2006年3月の日本語スピーチ大会で「10年後のワディ・ラム」を語り、2位に輝いた。)これからこられる日本人のかたのツアー・ガイドとして最高のワディ・ラムを見せてくれるだろう。ぱぶさん達に示してくれた様なアラビック・トリート(アラブのおもてなし)のツアーが楽しめること請け合いである。本当にアリさん有難う!なお、この素晴らしいツアーを取りまとめてくれた日本語教師のK嬢にも有難う!<br /><br />(このスナップはアリさん=Ali Zala Bieh さん=079-681-2263を囲んで撮ったものである。)

    このワディ・ラムで色々お世話になったジープと言うか軽トラックでバスのところまで帰りつく。ワディ・ラム ツアーのアリさんと記念撮影などして、バスに移る。アリさんは日本語を勉強した初めての Wadi Rum のベドウインだそうである。(なお、アリさんは今年2006年3月の日本語スピーチ大会で「10年後のワディ・ラム」を語り、2位に輝いた。)これからこられる日本人のかたのツアー・ガイドとして最高のワディ・ラムを見せてくれるだろう。ぱぶさん達に示してくれた様なアラビック・トリート(アラブのおもてなし)のツアーが楽しめること請け合いである。本当にアリさん有難う!なお、この素晴らしいツアーを取りまとめてくれた日本語教師のK嬢にも有難う!

    (このスナップはアリさん=Ali Zala Bieh さん=079-681-2263を囲んで撮ったものである。)

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  • karasukkoさん 2014/01/09 13:45:55
    はじめまして。
    ぱぶさん

    はじめまして。
    それから、旅行記の閲覧、投票ありがとうございました。

    ぱぶさん、というペンネームからお察しするに、お酒がいける口なのかな?

    さすがの演出ですね。一つの枠に複数枚の写真を取り込み、コメント入れ、と4トラでこんなこともできるのか、と驚きでした。

    特別なソフトとかをお使いなのですか?
    ちょっと、興味がわきました。

    それにしても、砂漠が好きな私。ワディ・ラムも訪れたい場所の一つです。テントで見る夜空もさぞかし素敵なのだろうなぁ、と想像が巡ります。

    また、訪問させていただきます。

    karasukko

    ぱぶ

    ぱぶさん からの返信 2014/01/09 23:13:40
    RE: はじめまして。
    karasukkoさん:

    ぱぶさんのヨルダン、ワディラムの旅行記の一つを訪問され1票もありがとうございました。ワディラムはぱぶさんが訪問した後に世界遺産に登録されました。土漠の底地に座り、赤い夕日が地平線の彼方に沈むのを仲間と眺めた時の感動は忘れません。また、がけ地の丘に登り、朝日を向かえたのも大自然を味わい、こちらも忘れえないシーンです。

    ぱぶさんは欲張りなので、一つの画像枠の中に沢山のスナップを適当に切り貼りしてコラージュにし、文章も付けて、一枚の画像でその場の感動やシーンを忘れないように Fix したものです。これは Photoshop Elements と言うソフトで簡単に出来ます。

    ぱぶさんはヨルダンに1年滞在した経験があり、その時の数々のエピソードを20編位に 4travel では纏めています。ヨルダンのお花見や温泉、ゴルフ、アカバでのダイビング、ペトラや死海と言った歴史上に有名な場所等当時のシニアー・ボランティアーの仲間や若い青年協力隊の仲間達とご一緒できたことは本当に何ものにも変え難い経験でした! (*^_^*)

    karasukko

    karasukkoさん からの返信 2014/01/12 14:45:46
    ありがとうございました。
    ぱぶさん

    写真編集のこと、教えていただいてありがとうございました。
    また、ダイビングの楽しい様子も拝見いたしました。海中のお写真あり、イラストあり・・とこれまた多彩な編集に脱帽です。

    ダイビングしながら、美しい海の中の写真を撮るのは難しそうですが、ぱぶさんにとっては、朝飯前なのでしょうね。

    私は、最短のダイビングコースを受けて以来、一度も潜っていないので、もうすっかり約束事とか忘れてしまいました (@_@);

    karasukko

    ぱぶ

    ぱぶさん からの返信 2014/01/12 22:12:26
    RE: ありがとうございました。/また、返事します!
    karasukkoさん:

    ダイビングの時の自分のスナップはもちろん自分で撮れる訳無いので
    一緒に潜ってくれた仲間がきれいに撮ってくれたものです。感謝。

    karasukkoさんもダイビングのサーティフィケット持っているとのこと、
    ぜひ色々なところに出かけ海の中の世界を愉しまれると良いですよ。
    カラフルなサンゴ礁の洞窟、透明度最高、魚の乱舞、本当に竜宮城の様な
    景色がありますよ!(*^_^*)

    なお、karasukkoさんも沢山の素晴らしい旅行画像を増やしていますが、
    その内、本にでも纏めては如何?ぱぶさんは108件の旅行記から
    上下2巻に纏めてみんなに押し付け配ってしまいました。
    本としても買えるよう、 Amazon.com にあげています。
    (1冊税込¥1260、送料無料) 興味ありましたらチェックください。

ぱぶさんのトラベラーページ

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