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ワディ・ラムは別名、月の谷(Valley of the Moon)とも呼ばれている。この谷の中には沢山の岩山や1,754mのラム山もある。天に掛かる橋の様な Rock Bridge も2つある。谷底は風紋を残す土漠盆地で容易に方向を見失う。岩山にも Rock Bridge にも正規な登り道等無い。岩の裂け目や壁には先住民のナバテア人が描いた狩の状況を示す絵やクルードな線画、刻印と言ったものをあちこちに見ることが出来る。<br /><br />この様なワディ・ラムの Rock Bridgeによじ登り、まわりの景色を見、そのど真中とも言うべき土漠盆地にすわり、赤い夕陽が静かに沈む状況を見ることが出来たのはとても素晴らしいことであった!この様な大自然と一体となって無邪気に遊んだのがこの旅の良さである。<br />

ワディ・ラムで遊ぼう (2) 月の谷(Valley of the Moon) と夕暮れ

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2006/05/12 - 2006/05/13

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ぱぶ

ぱぶさん

ワディ・ラムは別名、月の谷(Valley of the Moon)とも呼ばれている。この谷の中には沢山の岩山や1,754mのラム山もある。天に掛かる橋の様な Rock Bridge も2つある。谷底は風紋を残す土漠盆地で容易に方向を見失う。岩山にも Rock Bridge にも正規な登り道等無い。岩の裂け目や壁には先住民のナバテア人が描いた狩の状況を示す絵やクルードな線画、刻印と言ったものをあちこちに見ることが出来る。

この様なワディ・ラムの Rock Bridgeによじ登り、まわりの景色を見、そのど真中とも言うべき土漠盆地にすわり、赤い夕陽が静かに沈む状況を見ることが出来たのはとても素晴らしいことであった!この様な大自然と一体となって無邪気に遊んだのがこの旅の良さである。

  • 険しい Rock Bridge を降りてから砂漠を更に進み、今度はロレンスの住んでいた住居跡と言うところに来る。岩の木陰にブロックの廃墟がある。ふ〜ん、ロレンスはこんなところに住んでいたのか?位の表現しか無い。壊れたブロック囲いの内外をちょっと勝手歩きし、また車に戻る。

    険しい Rock Bridge を降りてから砂漠を更に進み、今度はロレンスの住んでいた住居跡と言うところに来る。岩の木陰にブロックの廃墟がある。ふ〜ん、ロレンスはこんなところに住んでいたのか?位の表現しか無い。壊れたブロック囲いの内外をちょっと勝手歩きし、また車に戻る。

  • その後、こんな風景のところを走る!

    その後、こんな風景のところを走る!

  • ワディ・ラムを走る四輪駆動。

    ワディ・ラムを走る四輪駆動。

  • どこまでも土漠大平原を行く。

    どこまでも土漠大平原を行く。

  • こりゃどうだ!

    こりゃどうだ!

  • 大平原の月の谷をはしり、今度はナバテア人が残したと言う4,000個にも上る岩壁に描かれた壁画と言うか、当時の狩や、生活の一部を表現した落書きの様な絵を沢山見る。

    大平原の月の谷をはしり、今度はナバテア人が残したと言う4,000個にも上る岩壁に描かれた壁画と言うか、当時の狩や、生活の一部を表現した落書きの様な絵を沢山見る。

  • もうかなり夕方近くとなり、皆の陰も長引いてきた。今度は先程の天の橋をちょっと小型化した別の Rock Bridge に来る。ここでも「○○の高のぼり」で上に登る。

    もうかなり夕方近くとなり、皆の陰も長引いてきた。今度は先程の天の橋をちょっと小型化した別の Rock Bridge に来る。ここでも「○○の高のぼり」で上に登る。

  • 皆子供のように岩の上ではしゃぎ、スナップにおさまる。このスナップも上の Rock Bridge の上なので、下を見るとちょっと怖いかな?

    皆子供のように岩の上ではしゃぎ、スナップにおさまる。このスナップも上の Rock Bridge の上なので、下を見るとちょっと怖いかな?

  • 岩山を降りると、砂漠地に咲く可憐な白い花が目に付いた。このワルダの花の名前は「テルベ」と言うそうである。

    岩山を降りると、砂漠地に咲く可憐な白い花が目に付いた。このワルダの花の名前は「テルベ」と言うそうである。

  • 基地のテントに戻り、日没の景色を砂漠盆地の真っ只中に座って見ようと、少し歩いて場所を品定めする。やがて、赤い夕陽が砂漠地に照りかえり、いよいよその時がやってきた!<br /><br />(このスナップとトップの「夕陽の沈むのを待つ!」および「山入端に沈む太陽」はこのワディ・ラムのぱぶさんの傑作!まあ、大好きなスナップです。何ともいえない大自然に包まれて、幸せな一瞬かな。(*^。^*)・・)

    基地のテントに戻り、日没の景色を砂漠盆地の真っ只中に座って見ようと、少し歩いて場所を品定めする。やがて、赤い夕陽が砂漠地に照りかえり、いよいよその時がやってきた!

    (このスナップとトップの「夕陽の沈むのを待つ!」および「山入端に沈む太陽」はこのワディ・ラムのぱぶさんの傑作!まあ、大好きなスナップです。何ともいえない大自然に包まれて、幸せな一瞬かな。(*^。^*)・・)

  • なんとも言えない素晴らしい静寂と1日の残滓の瞬間が来た。刻一刻と日が山入端(やまのは)に沈み、19:20に全て、完了した。沈んじゃったね。

    なんとも言えない素晴らしい静寂と1日の残滓の瞬間が来た。刻一刻と日が山入端(やまのは)に沈み、19:20に全て、完了した。沈んじゃったね。

  • ほのくらい砂漠盆地をキャンプサイトのテントに戻る。そこではか細き焚き火が電気の無い自然を照らし出していた。

    ほのくらい砂漠盆地をキャンプサイトのテントに戻る。そこではか細き焚き火が電気の無い自然を照らし出していた。

  • 8時半に犠牲の小羊を地中のなべに入れて蒸し焼きにした料理が配られ、マンサフを愉しむ。サラダや諸々のご馳走もある。

    8時半に犠牲の小羊を地中のなべに入れて蒸し焼きにした料理が配られ、マンサフを愉しむ。サラダや諸々のご馳走もある。

  • やがて食事の後は、空には北斗七星をはじめ、数々の星がさんざめくきれいな夜空が見える。若者はキャンプ・ファイアーの周りでギターやフルートや打楽器を奏で、寝る前のひと時を enjoy する。そして、年よりは、シュラーフに入り、ベドウイン・テントのあいた片側から夜空の星を眺めつつ眠りにつく。(今日一日の大自然の歓迎に有難う。明日も宜しく。Good Night!)

    やがて食事の後は、空には北斗七星をはじめ、数々の星がさんざめくきれいな夜空が見える。若者はキャンプ・ファイアーの周りでギターやフルートや打楽器を奏で、寝る前のひと時を enjoy する。そして、年よりは、シュラーフに入り、ベドウイン・テントのあいた片側から夜空の星を眺めつつ眠りにつく。(今日一日の大自然の歓迎に有難う。明日も宜しく。Good Night!)

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