★南アフリカ周辺ドライブ旅（１１） −ケープタウン経由でHOUT BAYへ

2005/05/04 - 2005/05/04

前日、アフリカ大陸最南端のアガラス岬を感傷と共に眺めた後、そこからは大西洋側になる海辺の町の一つハマナスに泊まったSUR SHANGHAIとその旦那。
ハマナスでは悪天候で、その日巡り会った雰囲気のいい宿でのんびり。

もうケープタウンも目の前。
ゆっくりお昼頃の出発で、この日はケープタウンを目指す。

ケープタウンは、小さい頃からその名の響きと共に心に刻まれていた地名。
アフリカ大陸の南端、大西洋、喜望峰、インド洋、ヴァスコ・ダ・ガマ、テーブル・マウンテン、ロベン島、ネルソン・マンデラ、アパルトヘイト…などの言葉がいっしょくたになって、奇妙なイメージが出来上がっていた南アフリカ共和国の都市。

この日はまず、ケープタウン周辺を見て回るための宿探し。
ケープタウンをちょっとかすって、ケープ半島にある小さい港町HOUT BAYへ。

表紙の画像は、昔の砦から見えるHOUT BAY

エリア ケープ半島周辺(南アフリカ共和国)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー

ハマナスからしばらくはR４３号線、R４４号線でケープタウン方向へ。

ケープタウン郊外からまた高速道路にもなっている２号線で市内へ向かう。
道筋には、一目で低所得者層が住むと分かる地区が延々と続く。

ある程度の大きさの街はずれでは、規模はさまざまでも必ず見かける光景。

ヨハネスブルク、首都プレトリア、ダーバンでもそうだった。

さっそくケープタウンの影の部分を見た思い。

あれが、テーブル・マウンテンか！
ちょっと雲を被った姿。

ケープタウンにいる間に、その姿を全部見てみたい。

街が近づいてきたという証拠に、道には車が増えて、発電所もある郊外。

はじめは、市街地に泊まろうか、なんて二人で言って宿探し。

どこもなんかちょっと希望と違うなあ。

せっかくだから海のそばにしようよ、とケープタウンを大西洋側の６１号線で出て、ケープ半島方面へ。

これはテーブル・マウンテンの向かいにある変わった形の山。

この辺は瀟洒な住宅地。

さっき、ケープタウンに入って来る時に見た地域とはまるで趣が違う。

これも人の世か…。

ケープタウンを出てくる６１号線、６２号線が６号線に合流する辺り。

車で１０分くらいの所にある、山の眺め海の眺めもいいCAMPS BAYの町が見えてきた。

ここにしようか。

う〜ん、CAMPS BAYは宿も多かったけど、ちょっと賑やか過ぎた。


SUR SHANGHAIと旦那は、今度は６号線になった道でさらに南下。

ケープタウンから３０分ほどで、ケープ半島の西の付け根のHOUT BAYに到着。

あ、ここは宿も結構あるけど、静かでいいね。

HOUT BAYに泊まることに決定。

二人が泊まると決めたのは、４つ星の≪SEACLIFFE LODGE≫。

家族用の部屋で広さがある。


で、いつも思うんだけど、なんでちょっといいホテルのベッドにはこんなに枕類が置いてあるんだろう？

浴室も大きくてゆったり。これに朝食が付いて一泊二人でR５００。

窓からの眺めは特にいい立地ではありませんでしたが、朝夕には近くの波止場や浜辺を歩くのも気持ちよかったです。

所在地：２ SEACLIFFE RD.，HOUT BAY
http://www.seacliffelodge.com

この日はもう夕方も近くなったので、ケープタウンに戻るのはやめて、HOUT BAYの辺りを見て回る。

HOUT BAYの南寄りの町外れには昔の砦跡があった。

あれ、いつの間にかお昼過ぎまでの濃い海霧も消えていい眺め。

明日はテーブル・マウンテン日和になるといいなあ。

HOUT BAYを見下ろす砦跡。

砦の窓からはHOUT BAY向こうの山も見える。

SUR SHANGHAIの旦那が、ちょっと気取ったポーズで座る砦の上。


う〜ん、絵になるなあ…、


…砦のある風景が。(^○^)

ちょっと離れた崖の上には砲台数基。


実際に使われた事はあったんだろうか。

HOUT BAYに取った宿近くの波止場。アシカ？オットセイ？も遊びに来てました。

そばには浜辺もシーフード・レストランもある小さな港町。

HOUT BAYでの食事は、海産物を食べられるレストランでどうぞ。

その中でも≪MARINER’S WHARF≫は地元の人にも人気みたい。
船の内部を髣髴とさせるインテリア。すぐ外には上の画像の波止場や砂浜もあるので、食前食後のお散歩もいいですよ。
食事のボリュームがあるので、サラダなどはシェアするのが○、です。

画像は、お店のパンフレットからとったもの。


さあ、明日はテーブル・マウンテンを見られるのか？