Ceska Republika　?　プラハ城～カレル橋

2006/05/25 - 2006/06/03

チェコアート・チェコ映画・チェコアニメ・チェコ雑貨に魅せられ、
チェコに恋焦がれる日本人女子２名のはじめてのチェコ旅。

目的は、チェコ人の友人の結婚式。

KLMオランダ航空利用でアムステルダム乗り継ぎ。

合計・約15時間のフライト。

まずは、プラハから。

エリア プラハ(チェコ)

地下鉄A線・Malostranska駅からプラハ城へ向かって歩いていたら、素敵な庭園に迷い込みました。

ガイドブックにも載っておらず、人の気配のない朝の庭園は、まるで不思議の国のアリスの世界。

孔雀が放し飼いに。

遠くに見える石の壁には、グロテスクで不気味な顔が浮かび上がっています。
時間が早いせいか、人っこひとりいません。

庭園を出たら、ゆるやかな丘をのぼってプラハ城へ。
散歩中のおじいさんに「君たちは日本人か？」と声をかけられました。
おじいさんは15年前日本へきたことがあるそうで、うれしそうに語ってくれました。
「プラハ城はすばらしいよ」と言われて期待。

しかしそれからはめっきり人影がなくなり、迷子になったのではと不安に。
どうなっているの、黄金の都プラハ…。

壁のレンガがすべて手書きです。

ようやく立派な建物が見えた！
あれが噂のプラハ城かー！とうれしさのあまり駆け寄ると、ちょうど教会の9時の鐘が鳴り響きました。開門。

あぁ、なんてグッドタイミング！神様は私たちを歓迎してくれてるのね！と荘厳なきもちで入ろうとしたものの、なんだかガイドブックでみたのと様子が違う。
冷静に確かめてみたら、プラハ城の先のロレッタ教会でした。どうやら歩きすぎてプラハ城を通過していたようです。

でもせっかくなので入ってみました。
ここは写真禁止でしたが、中庭に大きな噴水のあるすてきな教会でした。

パレスチナにあった聖母マリアの家サンタ・カーサが、天使によってイタリアのロレッタ村に運ばれた、という伝説に基づいて、いくつもの教会が作られたそうですが、一番古くて美しいのがこのプラハのロレッタ教会だそうです。

さんざん道草をくったものの、無事にプラハ城へ到着。
道中あんなに人の気配がなかったのに、すごい人人人。

門の下に佇む衛兵さんはぴくりとも動かず、観光客はみんな勝手にツーショットで記念撮影したりしてます。

ダイナミックなゴシック建築の聖ヴィート大聖堂。
カメラに収まりきりません。

ムハ（ミュシャ）作のステンドグラス「聖キリルと聖メトディウス」。

明らかに他のステンドグラスと作風が違います。
繊細で躍動感があって絵画のよう。

聖ヴィート大聖堂内部。
写真撮影する場合は、撮影用のスペシャルチケットを購入しましょう。

聖ヴィート教会の北側には火薬塔があります。
延々と続く螺旋階段はかなりしんどいですが、
がんばって上りましょう。

てっぺんからは、すばらしいプラハの街が一望できます。

プラハ城東側の黄金小路。
16世紀、オカルト狂いの皇帝ルドルフ2世が錬金術師たちを住まわせていたといわれる地区。

今はパステルカラーの可愛らしい土産物屋が建ち並び、入場規制するほど観光客でごったがえしていました。

２階はすべてつながっており、甲冑や衣装が展示されています。

マリオネット屋さんには、ユニークなマリオネットが所狭しと並んでいます。

不気味なcarodejnice（魔女）のマリオネット。

carodejniceワールド。

かわいいkocka （ねこ）の看板。

アンティーク屋さんのショーウィンドウはギャラリーのよう。

古絵葉書はどれもかわいい。

プラハ城を堪能した後、カレル橋へむかいます。
これは通りすがりのカフカミュージアムにいた、小便小僧ならぬ小便大人。
オートメーションで動きます。ハイテクノロジー…！

プラハの街のショーウィンドウにはおもしろいものがたくさん。

こんなマリオネットや

こんなマリオネットや

こんなマリオネットもいます。

絵本の世界に迷い込んだようなプラハの町並み。

ヴルタヴァ川へ到着。

カレル橋。
思っていたより大道芸人はいなかったです。
土産物屋・似顔絵屋は多数。

昼間からヴルタヴァ川のほとりのテラスでビール。
うらやましい。。。

プラハの街を悠々と流れるヴルタヴァ川。