2006/06/03 - 2006/06/03
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bambusさん
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掃除をしていたらKLMのバウチャーを発見。以前オーバーブッキングに遭った時にもらったフライトクーポンだった。すっかり忘れていたこのクーポン,見れば有効期限があと2週間にせまっている。早速ヨーロッパのどこか近場へ旅することに決定。という訳で,6月初旬ベルギーへと旅してきました。4日間という短い旅でブリュッセルとブルージュを訪れました。
こちらではベルギーでの休日1日目,ブリュッセルでのアレコレを綴っています。
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ノルウェーの地元空港を早朝6時過ぎに出発。スキポール空港に9時少し前に到着。ブリュッセル行きのフライトまで3時間近くある。私は朝日新聞国際版をD氏はエコノミストを買い込んでいつものように「GRAND CAFE」で時間つぶし。澄まして紅茶をすすっているD氏を横目にベルギーでの休日のオープニングは「AFFLIGEM BLONDE」で。これはベルギーのAbby Aleの1つで,AFFLIGEMというベネディクト派修道院のライセンスの元にハイネケン社が製造しているそう。アルコール度数6.8%と若干高めながら軽い喉ごしで飲みやすい。一緒に注文したチーズとパイナップルのホットサンドとの相性も抜群。朝からhappy!!
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ブリュッセル空港到着。空港から列車でブリュッセルの町へ。空港と列車駅は直結していて便利だがクレジットカードが利用できる券買機が無く窓口の行列に並んだ。駅構内は古ぼけていて電車も古ぼけていて薄暗い車内。他のヨーロッパの都市に比べベルギーの交通機関システムはあまり進歩的でない様子。数十年昔にタイムスリップした様な不思議な気分。町に着いてホテルでチェックイン後,「LA BECASSE」(ラ・べカス)という有名なバーへ向かう。ブリュッセル近郊で作られるビールの代表的なものにランビックという種類があるのだが,このバーでは樽から供されるランビックが味わえる。このバーは巨大な証券取引所の裏通り(Rue de Tabora)にある。矢印付き看板の下,細〜い通りを入っていくと・・・
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その先に写真のような「LA BECASSE」の入り口があります。外はジャケットを羽織っていると汗ばむ位暖かかったのだけれど石造りの建物内のバーの中の空気は心なしかひんやりとしていた。土曜日だったけれどまだ夕方5時頃と早めの時間に出向いたせいか席はそれ程埋まっていなかった。私達の他に5組ほど。
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店内は昔ながらのバーといった感じでどこか懐かしい雰囲気。1877年創業でそれ以来大きな改装はしていないそうだから当然のことだろう。若い男性が数名立ち働いている。オーダーを取りに来てくれた感じの良いハンサムさんに「Lambic Doux」を注文。陶器のジャーにはいってやって来た「Lambic Doux」は黒砂糖のほんのりした甘みとちょっぴり酸味もある。普通のビールに比べると気泡がとても少なくジュースのようだ。当然飲みやすいのでかなりのペースでグラスを空けていくD氏と私。カメラの調子が悪くて写真では店内がとても明るく写ってるが,実際にはもっと寛げる感じの柔らかい照明のトーンだった。
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ビールと一緒に頼んだサラミとチーズの盛り合わせ。8ユーロ程でこのボリューム!サラミ自体は程良い薄味で一緒に添えられた美味しい(けど辛い!)マスタードとセロリサルトと合わせるとこれが絶品。ビールも進むし二人で完食。セロリサルトはかなり気に入ってお土産に買って帰ろうと思っていたのに忘れてしまい残念。
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「LA BECASSE」でビールを楽しんだ後は街の中心部にある広場グラン・プラスへ。まずは目を見張るような市庁舎の1階にある観光案内所へ。3ユーロでガイドブック「guide and map」を購入。この大きな建物をどうにか写真に収めようと離れて見てみると,この建築物が左右対称でないことに気が付いた。いったいどうしちゃったんだろう?意図的なのか何かの間違いなのか・・・
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グランプラスは大きな広場で市庁舎の建物をはじめ四方を写真のような建物に囲まれている。それぞれの建物に歴史があり,建物を目で追いながらガイドブックを読んで飽きることがない。ガイドブックを読んでいて分かったのだけれど,市庁舎の塔をはさんで左右の部分は時代的に隔たりを置いて建築された結果非対称になってしまったのだとか。
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白夜の国北欧ほどではないが,この時期ベルギーの夜も遅くまで明るい。昼間の様に明るいとはいえ夕刻7時半。夕食の事を考え始めても良い頃合い。グラン・プラスを抜け散歩がてら目的地,ラーメン店「やまと」までテクテクと歩くことに。途中で思いがけず「彼」に遭遇。この彼,噂に違わず小粒。片手にとはいかなくとも両手に位は乗ってしまいそう。
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最初の目印であるGran Sablon広場へ抜ける手前の通りで。この辺りはちょっとハイクラスな地域なようで,立ち並ぶお店もレストランもシックな感じ。私がカメラを構えていると,男の子がたたっと駆け寄ってきて写真に納まってくれた。可愛らしい一枚。
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そしてたどり着いたのがラーメン店「やまと」。ヨーロッパ在住者の間では美味しいラーメンが食べれると評判なのだとか。夜8時にお店に着いてじ〜っと待つこと30分。というのもこのお店これだけの人気があって店構えはとても小さいのだ。カウンターがメインの店内は20席あるかなぁと言うくらい。客層は日本人と思われる人達と地元のベルギー人らしき人達と半々位。店員さん達も日本人である様子。このお店で有名なのは味噌ラーメンにトンカツが浮いている「ミソカツラーメン」。今回はこの人気メニューにはチャレンジせず,無難に味噌チャーシューを頂く。久々に日本語で「味噌チャーシュー2つお願いしま〜す!」なんて注文できるのも何だか心地よい。濃い目の味付けでこってり系だけれど私は好きなお味でした。お値段はかなりのボリュームで8ユーロほど。スープまで綺麗に平らげて(スープが美味いのです)ラーメン一杯とアサヒビールでお腹一杯に。
「やまと」Rue Francart 11, 1050 Brussels
営業時間:12:00〜14:00、19:00〜22:00(土曜日18:00〜21:30)
休 業 日:日,月,木の昼 (夏季冬季休みあり) -
2006年6月3日土曜日(一日目)
美味しいラーメンで大満足の後は腹ごなしも兼ねてまた散歩。今度はMont des Arts(芸術の丘)を目指して歩き出す。芸術の丘の手前には写真のようなアールヌーボーの建築物が立ち並ぶ地域がある。夕陽に映えた町並みが綺麗。 -
2006年6月3日土曜日(一日目)
芸術の丘のフランス式庭園。ここのちょっと小高いところからはブリュッセルのごちゃごちゃとしたダウンタウンが夕陽に映える風景が綺麗だった。この庭園の左右には王立の図書館や美術館などが立ち並んでいてその名の通り芸術の丘だ。 -
2006年6月3日土曜日(一日目)
ホテルに戻るまえにグラン・プラスに程近いGaleries St-Hubert(ガルリ・サンチュベール)内の「CAFE DU VAUDEVILLE」で一服。ガルリ・サンチュベールはヨーロッパ最古のアーケードのひとつだそうで,お洒落なお店やカフェが立ち並んでいる。 -
2006年6月3日土曜日(一日目)
「CAFE DU VAUDEVILLE」で頂いたシトロンタルト。ベルギーのお菓子というとコテコテに甘いのを想像していたのだけれど,これはタルト部分はしっかり固めでフィリングはレモンの酸味が程よく効いていて美味だった。
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