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(表紙の写真は是非拡大して、見てください)<br />この写真を大きくして見ても、あまり岩のような物が見えませから、この山は全部黄土の堆積物かもしれません。それで、平らな畑に作り替え易いのかもしれません。ここにこれだけ黄土が積もっているかと考えると、それも凄い風景です。黄土の堆積は数mから100mあり、深いところでは400mも有るといいます。しかしここの黄土は多くの黄土地形と違うような気もします。多くの黄土地形とは、本来雨が少ない処にある日どっと雨が降り、その雨は垂直に染み込んでいき、黄土を底からパカッと割るそうです。ですから黄土地形の特徴としては、縦に裂けた深い亀裂ができます。地面が割れているという感じで、絶壁ができます。しかしここにはそう言う地形は見えません。他の地区と雨の降り方が違うのかもしれません。そのかわり、なんだか風が強そうです。実は数年前、春に青海湖に行って猛烈な風に遭いました。この村も春には猛烈な砂嵐に襲われるのかもしれません。もしかしたらこのあたりが黄砂の発生地かもしれません。<br /><br />ここに水はあるのでしょうか。生活するに足る最小限の水はあるのしょう。しかし写真からは乾ききった大地のように見えます。この時期(4月29日)でも全く緑が見えないようです。こんな処に人が住んでいるかと思うと感動的でもあります。また等高線状に延びる畑を見ていると、山を削ってこれだけの耕地にするのには相当時間が掛かったのではないかと想像できます。人間の営みにも圧倒されます。<br /><br />中国の南には凄い水田の段々畑があって、そこを世界遺産に申請したと聞いたことがあります。そこの水田も、祖先が営々と長い時間を掛けて築いた水田だとのことです。しかし南の方の水が有り余っている水田と違って、ここには灌漑設備などは全く無いようで、たまに降る雨だけが頼りではないかと思われます。しかしこの写真の畑もまた、これだけ山を刻むには、世界遺産に値するだけの、長い間の人間の営みが有ったのかもしれません。しかし水の少ないこの場所に、何故住まなければならなかったのか、どんな歴史があったのか、聞いてみたくなります。<br /><br />この近くの甘粛省出身の社員に聞いてみましたが、こう言った村では、水は何時も不足していて、ゴミも出ないといっていました。そもそもビニール袋なんか無いらしいです。元々スーパー何か無いわけですから。カンブラーというところに行った時、チベット族の村を通過したのですが、運転手は下の村には水が無いのだと言っていました。丁度上の村から下の村まで水を運んでいるチベット人の女性を見たとき、運転手が説明してくれました。やはりこの村でも水運びは重要な仕事なのでしょう。同じ中国人であっても、北京に住む人々とはあまりの落差です。<br /><br />こういう処にも行ってみたいものですが、北京での飽食生活で太ってしまった体では、とても山の上迄は登れそうにもありません。それとも連絡が取れれば、ロバでも迎えに来てくれるでしょうか。ロバに乗って登るとしても大変そうなところです。もしそう言うことが可能ならば、ある種の人にとっては、感動的旅になるかもしれもしれません。でも私にはもうチャンスはないのではないかと思います。<br />

黄土高原の上にある村−2

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2006/04/29 - 2006/04/29

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2

牛街

牛街さん

(表紙の写真は是非拡大して、見てください)
この写真を大きくして見ても、あまり岩のような物が見えませから、この山は全部黄土の堆積物かもしれません。それで、平らな畑に作り替え易いのかもしれません。ここにこれだけ黄土が積もっているかと考えると、それも凄い風景です。黄土の堆積は数mから100mあり、深いところでは400mも有るといいます。しかしここの黄土は多くの黄土地形と違うような気もします。多くの黄土地形とは、本来雨が少ない処にある日どっと雨が降り、その雨は垂直に染み込んでいき、黄土を底からパカッと割るそうです。ですから黄土地形の特徴としては、縦に裂けた深い亀裂ができます。地面が割れているという感じで、絶壁ができます。しかしここにはそう言う地形は見えません。他の地区と雨の降り方が違うのかもしれません。そのかわり、なんだか風が強そうです。実は数年前、春に青海湖に行って猛烈な風に遭いました。この村も春には猛烈な砂嵐に襲われるのかもしれません。もしかしたらこのあたりが黄砂の発生地かもしれません。

ここに水はあるのでしょうか。生活するに足る最小限の水はあるのしょう。しかし写真からは乾ききった大地のように見えます。この時期(4月29日)でも全く緑が見えないようです。こんな処に人が住んでいるかと思うと感動的でもあります。また等高線状に延びる畑を見ていると、山を削ってこれだけの耕地にするのには相当時間が掛かったのではないかと想像できます。人間の営みにも圧倒されます。

中国の南には凄い水田の段々畑があって、そこを世界遺産に申請したと聞いたことがあります。そこの水田も、祖先が営々と長い時間を掛けて築いた水田だとのことです。しかし南の方の水が有り余っている水田と違って、ここには灌漑設備などは全く無いようで、たまに降る雨だけが頼りではないかと思われます。しかしこの写真の畑もまた、これだけ山を刻むには、世界遺産に値するだけの、長い間の人間の営みが有ったのかもしれません。しかし水の少ないこの場所に、何故住まなければならなかったのか、どんな歴史があったのか、聞いてみたくなります。

この近くの甘粛省出身の社員に聞いてみましたが、こう言った村では、水は何時も不足していて、ゴミも出ないといっていました。そもそもビニール袋なんか無いらしいです。元々スーパー何か無いわけですから。カンブラーというところに行った時、チベット族の村を通過したのですが、運転手は下の村には水が無いのだと言っていました。丁度上の村から下の村まで水を運んでいるチベット人の女性を見たとき、運転手が説明してくれました。やはりこの村でも水運びは重要な仕事なのでしょう。同じ中国人であっても、北京に住む人々とはあまりの落差です。

こういう処にも行ってみたいものですが、北京での飽食生活で太ってしまった体では、とても山の上迄は登れそうにもありません。それとも連絡が取れれば、ロバでも迎えに来てくれるでしょうか。ロバに乗って登るとしても大変そうなところです。もしそう言うことが可能ならば、ある種の人にとっては、感動的旅になるかもしれもしれません。でも私にはもうチャンスはないのではないかと思います。

  • 飛行機から撮った耕地はもしかしたこんなところかも。

    飛行機から撮った耕地はもしかしたこんなところかも。

  • 直ぐそばにこんな色の山があるかもしれない。とにかく乾いた大地らしいです。

    直ぐそばにこんな色の山があるかもしれない。とにかく乾いた大地らしいです。

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