2006/02/24 - 2006/02/24
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銀河の帝王さん
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アユタヤに初めて行って見ました。日帰りでした。
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フォアラーンポン駅。これから電車でアユタヤ日帰り旅行に出かけるところ。ふとホームの向こう側を見るとたくさんの人が散髪中であった。駅のホームで散髪屋とはさすがタイだ。
11時発のアユタヤ行きこの2等エアコンに乗り込む。 -
この電車に乗っていくのだ。
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アユタヤ着。
何十回もタイに来ていながらアユタヤは初めてである。意外と小さな駅であった。 -
なんだか絵に描いたような平面的なたたずまいの建物。
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船で向こう側にわたるのであるが値段は3Bだった
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船の中はこんな感じ。生活の足だ。学生もたくさんいる。
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船上で。
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船上で。
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船上で。私の隣に腰かけていた憮然とした表情のおじいさん。
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船上で。
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川の様子。
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川で鍋を洗うおじさん。
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この女性達は生きている魚を川に逃がしてあげていた。そして、同時にいろいろなことを祈ったりするのだ。家族の無病息災を祈ったり、誰かの病気回復を祈ったり。
昔は日本でもこのようなことをする習慣があったそうだ。 -
写真はサムロー。昼食後は、これに乗ってまずは遺跡ワットプラマハタートへ行く。
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サムローをこいでいるのは70才前後のおじいさん。 こんな年配の方に自転車を漕がせてその後ろに乗っていると気が引けてくる。が、おじいさんの収入源になるのだと自分に言い聞かせた。
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遺跡は凄い。が、廻っているとなぜかだんだんとても疲れてくる。今回、当初の予定ではカンボジアのアンコールワットへ行く予定であったのが、北で具合を悪くしたため予定変更となったのであるが、自分にはあまり遺跡は向かないようだという気がした。やはり、ジャングルとか島とか自然の方が、人間の残した残骸(遺跡を残骸と言っては不謹慎なのでしょうが)よりも身体にあっているようだ。
人間は、昔の遺跡や城跡などをとても大切にしている。日本でも江戸城、大阪城、愛媛城、熊本城と美しい城はたくさんある。が、よく考えてみると城は時の権力者の権威の象徴であり、要塞である。時代時代の権力者によって、どれだけたくさんの人々の生命や自由が奪われてどれだけたくさんの血が流れてきたのだろうか。なぜそんな権力の象徴を人は有難がるのだろうか。 江戸時代は封建制度。無数の人たちの犠牲の上で、ようやく言論の自由や平等をその手に勝ち取ったのであるはずだ。それにも拘らず、人々はそんな権力の象徴であるたとえば城を大切にし、かつ、その街の住民はその城を誇りにさえしているのである。人間というものは本当に不思議で不可解な不合理な生き物であると今回も思い巡らせるのであった。 -
とはいったものの、せっかくアユタヤまで来たのだからと、遺跡を歩く。
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ことごとく仏陀の首が切られている。
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なかなかカッコイイサイドカー。
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ワットラチャプラナ。
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地下にタイ最古の壁画がある。
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これがその壁画。この壁画を見に地下にもぐってから後に、体調が悪くなった。そこは、とてもかび臭くてじめじめしていて空気が悪かった。
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外に出てほっとした。
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売店で水を買う。
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最後の遺跡を廻る。
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遺跡は崩れ果てていても木々は大空にその枝を張り生きているのだ。
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ああ、遺跡は凄いし感動したけれど、やっぱり自分には向かないのかなあ、と疲れて腰を下ろした。
この後、アユタヤを囲むように流れるチャオプラヤー川を、船を借り切って時計回りに一周する。デジカメの電池が切れてしまったのでその貴重な風景は撮ることができなかった。が、とても面白いのでお勧めだ。18時45分の電車でバンコクへ向かう。
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