2005/08/22 - 2005/08/22
42142位(同エリア46492件中)
あさひさん
例年恒例伏見稲荷。
今回は山を降りたあとに、禅寺の枯山水の庭めぐりをしてみました。
名園と呼ばれる日本庭園は、どの角度から見ても絵になるように計算して造られています。
一箇所で腰を下ろし、一幅の絵のような光景をじっくりと楽しむのも良いですが、同じ庭をさまざまな角度から眺めて、そのたびに変わる印象と、製作者の深い意図を感じてみるのも楽しいと思います。
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伏見稲荷の千本鳥居。
毎年ここで写真を撮るのも恒例です。
今回は途中で雨が降ってしまったので、一番上には行かず途中の山の上の祈祷所で絵馬を納めて帰りました。
途中の茶屋でわらび餅を食べながら雨宿りをしていたら、山を降りたときには雨は止んでいました。 -
南禅寺三門
いつもより早い時間に山を降りたので、南禅寺に行ってみました。
この南禅寺の三門は時代劇ではおなじみの場所。
夜、刺客に襲われるシーンなんかで使われていますよね。 -
南禅寺三門から
ここに上ったら京都市街を眺めて「絶景かな」と、石川五右衛門ごっこをするのがお約束でしょう。 -
南禅寺水路閣
こちらも京都が舞台の二時間サスペンス物ではおなじみの場所です。
待ち合わせ場所としてよく使われていますが、実際問題としてわざわざ拝観料払ってこんな場所で待ち合わせなんかしないですよね……
赤レンガのローマ風建築が古刹の中にあるというのが良いです。
今でも使われていて、上に上れば水が流れているのを見ることができます。 -
水路閣のアーチの向こうにみえるのは南禅寺発祥の地とされる南禅院です。
南禅院は鎌倉時代の回遊式庭園があり拝観できます。 -
南禅寺水路閣
上にのぼって水が流れているのを見ることができます。
今でも上水の水源として使われています。 -
南禅寺方丈の虎の子渡しと呼ばれる庭園。
白砂に六個の石を配した枯山水。 -
南禅寺方丈の庭園
南禅寺の見どころは、庭園以外には襖絵があります。
桃山風の華やかさがあります。
有料で小さな滝が流れるお庭を見ながら抹茶をいただくこともできます。
ご朱印をお願いしようかなーと思ったのですが、南禅寺のご朱印は直接書いてくれるのではなく、すでに書いてある紙をくれるというものだったので、今回はやめておきました。 -
南禅寺
偉い方がいらっしゃったときは、こちらの入口から入るようです。
石畳と緑の苔の混在が趣を感じさせます。 -
東福寺。臥雲橋から通天橋を望んで。
南禅寺の襖絵は見事で、お庭も綺麗でした。
でも……なんというのか、南禅寺の庭は綺麗だけど優等生的な綺麗さなんですよね。
静かに物思いにふけりたいときは、ずっと眺めていたいかいかも。
でも今は、もっとパッション感じる庭が見たーい!!! と、夏の暑さのせいか、急にそんなことを思いたって別の寺に行くことになりました。
京都でたくさん石庭持っている寺といえば……そうだ、東福寺があるじゃないか!
伏見稲荷から東福寺なら近かったのに、行き当たりバッタリで行動しているため、効率悪く移動しています。
秋にはこの通天橋からは紅葉した木々が雲海のように見えるそうです。すごく混みそうですね。 -
東福寺方丈の庭。
東福寺の方丈は四方にそれぞれ趣きのある枯山水の庭園が配置されています。
これは南庭。
白砂の文様で海の荒波を、巨石で蓬莱、方丈など仙人が棲むといわれた島々を表現しています。
白砂と岩、白壁と借景の瓦が織り成すモノトーンの世界が美しい庭でした。
石の並べ方が絶妙〜っ!
東福寺方丈の庭は昭和になってから造られたもので、古いものじゃありません。
でも制作年代なんて関係ない。良い庭はいつ造られたものだって良い。改めてそれを教えてくれる庭です。 -
東福寺方丈東庭。
他の三方に比べて小さな庭。
余った石材を北斗七星の形に配置しています。 -
東福寺方丈の北庭。
石が市松模様に配置され、幾何学的な美と苔の妙が哲学的な印象を与えます。 -
東福寺の塔頭、光明院の庭。波心庭と呼ばれています。
以前から来てみたかった庭のひとつです。
ここでは拝観料は竹筒に志を収めるようになっていて受付に人はいません。
庭を囲む建物は開放されていて、好きな場所から、思う存分庭を眺めることができます。
背後の中華風の東屋を借景にして、色々な表情が楽しめる庭です。
秋の紅葉もすばらしく、隠れた名所となっているそうです。 -
東福寺の塔頭、光明院の波心庭。
別名虹の苔寺。
微妙なグラデーションの苔と白砂が入り混じる曲線、林立する石と池が織り成す庭は、どこからみても絵になるすばらしいもの。
個人的には京都でも屈指の名園だと思っています。
これだけの名園を開放してくれているのはありがたいです。 -
東福寺の塔頭のひとつ霊雲院の九山八海の庭。
白砂の中の石塔に置かれているのは細川家ゆかりの「遺愛石」。 -
東福寺の塔頭のひとつ霊雲院の臥雲の庭。
二色の砂で雲を表した斬新で創造性にあふれる庭でした。
ここも前から来たかったところです。
東福寺の方丈、光明院の波心庭、そしてこの臥雲の庭は全て重森三玲が造った又は修復したものでした。
どうも私はこの方の手による庭がツボらしいです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 倉敷のおじさん 2006/05/29 23:06:59
- 旅行記拝見致しました。
- 旭さん へ
こんばんは、初めて旭さん掲示板にお邪魔致します。
とても綺麗な撮影と解りやすいコメントで、投票・評価させて頂きます。
旭さん今回の旅は、計画されて往かれたのですか…?
何だか京都に詳しく思いましてお訪ね致しました。
当方も、また京都に行こうと計画中ですが、旭さんお進め観光スポットが有ればお教え下さい。
これからもよろしくお願い致します。
倉敷のおじさんより
- あさひさん からの返信 2006/05/31 23:36:20
- ありがとうございます。
- 倉敷のおじさん、はじめまして。
書き込み&投票ありがとうございます。
伏見稲荷に行くことだけは決めていたのですが、その後はいきあたりバッタリでした。
ただ京都は行きたいなって思っている場所が沢山あるので、そのときの状況によって頭の中のリストからチョイスしていくって感じでしょうか。
今回は一緒に行った友人が写真を取れる方が喜ぶかなと思いまして、石庭や水路閣などが絵になる南禅寺に行ってみました。
緑豊かな回遊式庭園は季節によって印象が変わるので、良い季節じゃないと思っていたのと違う……と、いうこともありますが、枯山水は四季を通してそれほどギャップが大きくありませんからオフシーズンでも楽しめます。
京都は詳しい方が多いですし、私なんかは初心者ですよぉ〜。
新撰組の足跡などの歴史の舞台巡りとか、オカルト系名所巡りとか、花や紅葉を楽しみにとか、寺社巡りとか、食べ物とか、いろいろなテーマで楽しめて、何度行っても新しい発見があるところが京都の魅力でしょうか。
これから京都に行かれる検討をされているということですが、いつ頃の季節にどんなテーマで行かれるのか、どんな傾向がお好きかとかで、おすすめも変わってくるので、もしよろしければ教えて下さいませ。
でも、私は桜とか紅葉にのときには京都に行かないので(空いている方が好きなので)花の名所とかはうといですよ(汗)
今のマイブームが仏像なので、仏像を沢山見せてくれる寺とか、ちょっぴり変わったものがある寺社などをめぐっています。
まだ旅行記を書いていませんが、先日善峰寺でお釈迦様の薬草風呂に入ってきました。
年に二回しか無いのですが、是非また行きたい! と思っているので、ある意味おすすめスポットでしょうか。
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