北欧　観光とデザイン入門の旅　フィンランド/Finland ２　２００６

2006/05/05 - 2006/05/06

北欧のシンプルなデザインに興味を持っていざフィンランド、デンマークへ。旅行好きの夫婦の個人旅行。フィンランド2日目。世界遺産・スオメリンナ島やアラビアファクトリーショップ、さらには想わぬハプニングにも遭遇。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

2日目スタート。まず次の宿泊先、SASプラザホテルに移動。朝9時前だったがチェックイン出来た。部屋はイタリアン・アンティーク・スカンジナビアンの3種類から選ぶ事ができ、迷わずスカンジナビアンを希望。想像通り木の温か味が感じられるいい部屋。前泊のSASロイヤルよりも少々狭いが置いてある家具などはこちらの方が良かった。ヘルシンキ中央駅からすぐなのでこちらの方がより便利なロケーションだ。

ヘルシンキからフェリーで約15分の沖合いにある世界遺産スオメリンナ島へ。船から見る大聖堂はやはりランドマークだ。ちなみにこのフェリーはバス、トラム、地下鉄共通の1日乗車券が使える。（5ユーロ）

スオメリンナ島到着。地図を入手したかったが、朝10時前でインフォも空いていなかった。仕方なく立て札を頼りに島の散策開始。15分くらい歩き写真の大砲に到着。大砲のほか、潜水艦なども見る事が出来る。

要塞の島なのであちこち城壁がある。壁には弾丸によると思われる無数の丸い穴があり、実際に戦闘があった事を思わせた。ただ現在は、鳥や小動物が暮らすのんびりした島にだった。

鳥

ピーターラビットを想起した。結構でかい！

フィンランドにてつくしんぼ発見！

再びヘルシンキに戻る。昨日は閉まっていたオールドマーケットホールへ。建物内には、たくさんのカフェや食料店が並ぶ。昼食を求め、いろいろ物色した挙句、魚屋さんでオープンサンドイッチを選択。左の赤いのが鱒で、右が白身魚。ますは少ししょっぱかったが、白身の方は美味しかった。

午後はトラムに乗ってアラビアファクトリーショップへ。
トラムの6番がアラビア行きなのでそれに乗って終点へ。（20分くらい）
某「歩き方」ガイドブックでは終点のひとつ手前となってたが、そこだと結構歩くと思う。

今回のたびの一つの目的、食器選びへレッツゴー！

ショップ内をくまなく探索。もちろん全体的に日本で買うより安いが、B級品などは特に安い！最終的にマグやグラス、食器などを数点購入。レジ横は梱包材がたくさん置いてあり、会計後自分で包む。

気がついたら2時間近く経っていた。ちょっと疲れたので建物内にあるカフェでプッラ（パン）とコーヒーを注文し一休み。カップとソーサーは先程売られてたのと同じ物だった。
休憩後市内中心部に戻り、昨日行けなかったアーリッカ（雑貨）やFORUM（デパート）へ。

夕食タイム。シーホースというフィンランド料理を出すお店へ。写真はトナカイのステーキ。臭みがあるが柔らかく、くせが気にならなければ美味。付け合せのマッシュポテトが大量でおなかは満腹！結構人気のある店で予約席が結構あった。

腹ごなしに店の近くを散歩。映画「かもめ食堂」の舞台となったカフェへ。周りは住宅街で静かな感じ。

映画のポスターが貼ってあった。

再び中心部へ戻ってくると大きな煙がもくもく。何事かとそこへ行ってみると火事だった。昔使われてたという倉庫から凄い勢いで火が上がっていた。たちまち多くの野次馬達が集まってきた。携帯片手に写真を撮っている人も多かった。

サイレンの音は聞こえたが、消火活動は始まらない。みるみる倉庫は火に包まれ、はじから崩れ落ちてきた。
しばらくしてホテルに戻り2日目が終了した。

次の目的地コペンハーゲンへ向かう為、国際空港へ。荷物が多いのでAirport Taxiを利用。（20ユーロ）
乗り合わせた中国人のビジネスマンが話し掛けてきた。彼は風力発電を視察するためフィンランド、デンマークに来ていたとの事だった。