コタキナバルで自然と出会う

2006/04/28 - 2006/05/05

“いろんな生き物を見る！”をテーマにコタキナバルに行ってきました。
シャングリ・ラ ラサリアホテルを拠点に、サピ島やキナバル公園を訪問。動植物を中心に、心に残ったものについて綴ります。

エリア コタキナバル(マレーシア)

飛行機はマレーシア航空を利用。
行きはクアラルンプール経由、帰りは成田直行便です。
ホテルに着いたのは0:00近くで、結構疲れました。

ホテルはシャングリ・ラ ラサリアリゾート。
以前フィジーで泊まった時好印象だったので、こちらに決めました。
疲れてはいるけれど、到着したらまずはお部屋のチェック！
部屋は広くて、一段下がったところにソファーがあり、くつろげます。
ウェルカムフルーツのサービスもGOOD!
食べると毎日補充してくれるのです。

部屋にあった小物入れ。
なぜか、この形にひとめボレ。
どーしても欲しくなって、ホテルのスーベニアショップで同じものを買っちゃいました。
約3000円ナリ(高い！）。
外で買ったら、いくらぐらいだったのでしょう？

部屋のテラスからの眺め。
ルームカテゴリーはスーペリアレインフォレスト。
でも、はしっこに立ってう〜んと伸びれば、海だって見えるのです。

2日目はホテル内を散策。
メインのビーチは広くて、砂もきめ細かくてキレイなのだけど、海は少し濁ってました。

プールサイドでゴロゴロしてたら、オオトカゲが現れました。
バーガーとポテトの残りを投げると、キレイに肉だけ選んで食べてました。
やっぱり肉食なんだー、と納得。

ホテル内で。
バナナって、こんな風になるんですね。

こういう色使いの花、日本ではあまりない気がします。
これまで見たことのない形や色の花がたくさんあって、ホテルの中を歩くだけで楽しめました。

ウツボカズラ型ランプシェード。
こういうの、部屋にあったらいいなー。

4日目、コタキナバルから船で20分くらいのところにあるサピ島でシュノーケリング。
魚の数より、まず人の多さに驚きました。
中国からの観光客がたくさんやってくるようです。
前日のスコールのせいか、海はそれほど透明度が高いわけではありませんでした。
魚はたくさんいたけど、トイレもシャワーも水が出ないし、雨にはふられるしでイマイチついてない一日でした。
日頃の行いは良いはずなのに・・・。

ニモ発見！

5日目は現地発着ツアーに参加。
行き先はキャノピーウォーク＆ポーリン温泉＆キナバル公園。
途中休憩地から、キナバル山を望む。
キナバル山は標高4095mもあり、日本からもよく登山客が訪れるそうです。

キャノピーウォークに向かう途中、キノコ発見！
コタキナバルにいる間、この他にも真っ黒いキノコや、黄色い蛍光ペンのような色のキノコを見ました。
キノコを見つけると、何だかドキドキするのは私だけでしょうか？

キャノピーウォーク。
「普段下から眺めるだけのジャングルを、鳥や動物の視点から見てみよう」という文句により、非常に楽しみにしていたつり橋。
確かに樹の間にかけられたつり橋は珍しいけど、それ以上の感動はありませんでした。

温泉に向かう途中、巨大ダンゴムシと遭遇。
丸まってなかったら、絶対触れません。
この状態でも、かなりびびってました。

ポーリン温泉。
第二次大戦中、日本軍が発見したそうです。
完全に観光客向けかと思ったら、地元の人も入りに来るらしい。
日本文化がこんなところにも根づいてるんだー、と何だか不思議な気分に。
今回は浴槽にお湯をはる時間がなかったので、足だけひたしてみました。

コタキナバルに行ったらこれだけは見たい！と思っていた、世界最大の花ラフレシア。
ラフレシアにもいくつか種類があるそうで、今回見たのは直径30cmくらいの小型ラフレシア。
右上にある丸い物体がつぼみです。
悪臭でハエなどを引き寄せ受粉させるのですが、私たちが見たときは無臭でした。
枯れる前にならないと、臭いはしないそうです。
でも、花の中にハエが入っているのが見えました！

キナバル公園の植物園にて。
食虫植物のウツボカズラの1種。
栽培ものではなく、野生のものを見てみたかったです。

葉脈に沿ったブツブツ、何なんでしょう？

リゾート地に行くと、いつも夕日を眺めます。
いつもより時間がゆっくり流れているように感じる瞬間です。

ラサ・リア敷地内で飼われていたトリ。
じっとしていたらすごく近くまでやって来て、私の周りをグルグル回っていました。
かなり御高齢？と思われる動きでした。

最終日、ホテル主催のジャングル・トレッキングに参加。
普段運動をしないものだから、息があがってタイヘン。
でも、頑張って歩いた後のこの景色は最高でした。

ジャングル・トレッキングで山越えをした後たどりついた海岸。
ホテルを背にして右側の岩場を越えたあたりにある、小さな小さなビーチです。
ホテル正面のビーチよりも水が透き通っていてキレイ！
魚もいる！
初日に透明度の悪さにがっかりしていただけに、嬉しい発見でした。
でも、最終日になってこんな良い場所を発見するなんて・・・。
既にカバンにしまってあったシュノーケル道具を引っ張り出し、最後の一泳ぎを楽しみました。

ラサ・リアのオランウータンウォッチングに参加。
最終日なのに大忙し。
この日は1日ホテルで過ごし、「帰りたくないよー」と駄々をこねつつ、深夜発の飛行機で成田へ。
旅行って始まってしまうと、本当にあっという間です。
次の旅行が決まるまでは、「海外旅行行きたい病」に悩まされそうです！