火車旅行（阿里山編・一日目）

2006/04/29 - 2006/05/06

深夜台北に到着し、翌日の自強号で嘉義へ到着。
嘉義は阿里山への玄関口。

エリア 阿里山周辺(台湾)

朝の嘉義駅。
前日に嘉義駅の窓口で阿里山行きのチケットを買おうと思ったのですが、チケットは当日売り出しということで翌朝早く窓口へ行きました。

駅前には何人か阿里山への客引きがいました。
観光客とわかると結構しつこく阿里山のホテルを紹介されました。ホテルはサクラホテルとかいうとこ。話では阿里山鉄道のチケットも持っているようでした。
窓口は朝８時からですが、７時過ぎに行くと開いていたので、聞いてみるとやはり朝８時からでした。

再び８時に行くと売り切れ。あるのは立ち席チケットのみ・・・台湾もやっぱり中国だぁ。
立ち席は嫌なのでどうしようかと迷っていると、再び同じ客引きが寄ってきました。
また、サクラホテルを紹介します。最初の１８００から１０００まで値を下げましたが、泊まる気がなく、阿里山鉄道のチケットだけ売ってくれと言うと、いろいろ言って結局持っていないらしい。
じゃあ意味ないので客引きから逃げて歩いていると、北門駅に行くと売っているとの情報を教えてくれました。
駅から道沿いに歩いて行くとあるらしい。
まあ、情報をくれたので客引きに、謝謝。

歩いても歩いても、駅なんか見当たらない。
１０分程歩いてタクシーに乗り北門駅へ到着。
２、３ｋｍあったようです。
こんな距離を歩けなんて、やっぱり台湾人は中国人だ。
北門駅ではスムーズに阿里山鉄道のチケットが買えました。しかも、朝９時の臨時便が。
一人３９９台湾ドル。
しかし、ここでもサクラホテルの客引きが・・・
ホテルは「不要！」というのにやはりしつこい。
泊まっている嘉義駅前のホテルへ荷物を取りに行くのでタクシーを探していると、駅前に駐車していたタクシーに客引きのおばちゃんが乗って、タクシー運転手に変身しました。

ホテルをチェックアウトして再度北門駅へ到着です。
結局タクシーで１．５往復、料金は３００ちょっとなので殆ど阿里山までの運賃と同額。
でも、なんとか９時の臨時便に間に合いそうです。

乗車です。

阿里山森林鉄路特色
一．世界聞名之三條登山鉄路之一
二．由海抜３０公尺之嘉義運[車専]至２２１６公尺之阿里山
　最高[土皮]度６．２６％、最小曲線半径４０公尺
三．火車以推進方式運[車専]上山
・・・・漢字はわかりやすい

嘉義駅から到着です。

小さい車両なので、座席は２＋１列です。
車内は冷房が効いています。

最後尾の機関車が押しているだけです。
先頭車両に運転席もどきがあるだけ。
操作など何もしてません。

嘉義付近は熱帯風の景色です。

途中の駅。
ホームなどありません。

どんどん高度を上げていきます。

奮起湖駅到着。
ここまでは席が半分程空いていましたが、満席になりました。

「ペンタン、ペンタン」と言いながら弁当売りが乗り込んできます。

名物駅弁らしく、結構売れていました。

トンネルもいくつかあり、ぐるぐる回りながら更に高度を上げていきます。

このあたりまでくると日本と同じような山の景色になりました。

到着

火車は車庫へ戻っていきます。

ＳＬが保存されていました。

海抜２１７０公尺

ホテルを探してチェックイン。
サクラホテルは見当たりませんでした。
天気が悪くなりました。

明日の嘉義への帰りはバスにします。
一日５便あり、値段も半額で時間も半分近く。

山葵（わさび）が名物のようです。
１本１００台湾ドル

素食の鰻串焼き
本物の鰻でなく、豆腐のようなものに海苔をつけて鰻のようにしています。
１、２本ならＯＫ。