2006/03/22 - 2006/03/28
50位(同エリア204件中)
タピラピさん
昆明(クンミン)からバスにて5時間。
私が乗ったバスは74元(1100円くらい)でした。
朝6時くらいから夜の8時位まで頻繁に出てるみたいで、
元陽から昆明のバスステーションに着いた私は、
そのまますぐにそのバスステーションから出てる大理行きのバスに乗れたのでした。ラッキー。
昆明滞在時間わずか20分ほど。
このバスの車内には、ちゃんと「禁煙」シールみたいなのがでっかく貼ってて、「あ、やっぱ都会はちゃんとしてるんだねー。」と感心してました。
なんせ中国入って今まで乗ったバスは、みんな吸いまくり&窓から吸殻捨てまくりだったんでね。
そんなこんなでバスが走り出したんですが・・・・
速攻で運転手が喫煙開始!スパーッ
・・・ええーーーー!
しかも乗客にたばこをおすそ分け、と来た。
そしてなんとそのおすそ分けした相手は、どっから見ても未成年。悪の連鎖だこれ。
「おまえ、悪だな・・・」とコソっと思ってました。
いつも思うんですが、中国のバスの運転手のスピード狂は半端ないです。
飛ばしてなんぼだろうがぁオラァ!って感じの運転する。
1車線でも、前の車を追い抜かすのは当たり前。ちょっとウィンカー出せばいいと思ってるきっと。
高速乗ったもんなら、あれですよ。ある程度スピード出したら、
ピーピー、と警戒音みたいなのがなるじゃないですか。
あれが鳴りっぱなし、みたいな。
ほんとろくに寝れない、神経が逆立って。
全員が全員そうじゃないけど、率高し。あと、角刈り率も。
そんなこんなで大理、とてもいいところでした。
ついた瞬間から「あ、好き。」と感じさせてくれた町です。
なにがあるわけじゃないけど、とても気に入ってます。
そして、大理郊外に行って大自然と素朴な人たちに触れ合うこともできました。
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到着したのは夜遅く。
バスは新市街の下関(←本来は門構えをとった字)に着いて、
そこから大理旧市街までバスで30分ほど。
タクシーのおっさんが「バスはもうない。40元で連れて行ってやる」
というんだけど、「無理!」っつって無視して
とりあえずバス停を探すことに。
ガイドブックに深夜でもバスはあるって書いてたから。
歩いてると、バスステーションで客引きしてた女の子が来て、
片言の英語で案内してくれた。この子も最初はみんなとグルになって「もうバスないから泊まったほうがいいよ」とか言ってたのに。
なんだおまえいいやつじゃーん。
ほどなく2元(30円)で乗車でき、30分ほど走って、大理古城到着ーーーー。
すでに夜11時30分くらいだった。
降りた途端、直感で好きになりました。 -
大理で泊まったのは、NO.3ゲストハウスって言って、
韓国人経営のところ。ドミ1泊20元。
あたしここのドミ好きです。
きれいだし、それぞれすだれカーテンあるし、
1ベッドずつランプもついてるし。いいっす。
ゲストハウス自体、広くてゆっくり座ってぼーーっとできるところがたくさんです。
そしてネット無料!(大理はそういうとこ多い)
ここで、同部屋だったシンガポール人(ミイラ)と出会いました・・・ -
中国はお茶があるから最高ですね。
どんな辺境なところだろうが、どういう時だろうが
みんなお茶を飲んでます。
そして、必ずどこにもお湯がある。無料。
だから、お茶っ葉を買えば、どこでもお茶が飲めるというすばらしい環境。
しかもお茶、ぜんぜん癖がなくて美味。やっすいし。
この入れ物は、上の方に網がついてて、お茶っ葉が口に入らない心遣いポット。
こういう入れ物、中国人みんな持ってる。
わたし、常にがぶ飲みです! -
夕方の大理古城
ここも中国人観光客が多い。人気スポットみたいだね。
わたし、この町で日本人を見ませんでした。
韓国人の人に「2年前くらいにきたときは、
たくさんの日本人いたのに、今回はぜんぜんいない。
なぜですか??」と聞かれましたよ。
みなさん、やっぱ鳥ですか!? -
発見!
100円ショップならぬ「1元ショップ」in大理。
一番大きな通り沿いにある。
1元つったら「15円」ですからね、非常にお買い得ですよ奥さん。
まあ置いてるものは日本のものと大差ないですが、
靴下を1足しか持ってきてなかった私は、
ここで靴下をバカ買い。サラリーマンのおじさんが履くようなストッキング調の黒いやつですが、ぜんぜんいいです。
あとコップとか。旅行者にはかなり使えるところです。 -
屋台で大量のじゃがいもを揚げてたので買ってみた。
1串(一口サイズ5個くらい)1元(15円)
普通にフライドポテト。
中国人はこれに香辛料をミックスした真っ赤な唐辛子を
まんべんなくかけますが、さすがに「不要!」と言って塩で食べました。あれはいらん。 -
写真が暗いですが、ご愛嬌。
大理では近くの湖で採れる魚も名物料理で、
同部屋のシンガポール人(以後ミイラ)と一緒に食べにいきました。
いけすから生きた魚を選んで、それをカラーい汁で野菜とともに煮たものがこれ。
すんごいおいしかったー。
汁は真っ赤だけど、うまみがあって辛いけどやめられない味。
しかも激安だった。いくらか忘れたけど。
ただね、一回料理待ってるときに奥の調理場通ったんですが、わたしたちの魚が地べたにポイッ!ってされてました。
しかもさばき途中で。そこみんな土足で行き来してるのにーー。ま、こういうのも気にしてはいけません。
とってもおいしかったしね! -
私、大理にてなぜか「80kmサイクリング」をすることになったんです。
前日にミイラから「一緒にサイクリング行こう」と言われて。しかも80kmとか言われて。
いやいや、その距離は無理だろ・・・と思ってたら、何の根拠もなく「You can!」とか言うし。
うるせえ!
80kmって言われても、その距離が一体どのくらいなのかまったく判断できません。
できかねます!
ちなみにコースは、大理にでかい湖があってその周りを行く、というもの。
サイクリング当日、まずは湖に出てこのボートで対岸のスタートラインまで。そのときに乗ったボート。 -
これ、同行チャリ。大理にて、一日1レンタル10元。
この尻のところ、ぜひ見ていただきたい。
超固くって、超小さくて、超鋭くて、本気で最悪でした。激痛。股が漕ぐたびに激痛。
このミニシートの利便性って一体なんすか?理解しかねます!
朝9時に出まして、夜7時前戻り。
死亡。 -
コース。
こういう湖のコースをずーーーーっと行きます。
とても気持ちよかった。
途中で、少数民族の古い町をいくつか通過しました。
最初は良かったんだよねーーー・・・
80kmってやっぱ無謀だったんだよねーー・・
続きはまた後日。まだまだあります -
サイクリングにて。
たっくさんの人が一斉に畑で作業してました。
なんかのイベント?? -
湖沿いの道を一本挟んだ岩壁のところにあった小屋。
ミイラによると、ここは漁師の家らしいです。
人が住んでるとのこと。
ぼろ切れなどで覆ってるだけの家。
漁師は非常に貧しい生活を強いられてるそうです。 -
途中にいたロバ。
今回のインドシナ巡り旅では、牛と同様にロバもよく見ます。
ロバは牛と違って、こっちを凝視せず、横目で見てくる。
「なんですか・・・」みたいな感じ。
見てないふりして見てる感があって、超かわいい。 -
休憩したところにいた修理屋さん?でしょうか。
桶を作ってました。 -
途中にいた牛。
珍しく、わたしたちが頭の中に描く「牛!」がいました。
黒に白の模様。
よく見るのは、白か茶色一色の牛。
わたしは茶色が好きです。(どうでもいい) -
サイクリング途中の村で、青空マーケットをしてた。
採れたてのカリフラワーとかじゃがいもとか、
あと「いらねえだろ・・・」と瞬間に思わせるガラクタばかりを売ってる露店とか。
果物も沢山売ってて、けっこう賑わってました。
ま、直径50mくらいしか店並んでないんですけどね。
おもしろかったのは、卵。
卵売ってるそばから、鳥が待機!みたいな。
たまご売ってる横ににわとりがいるの。
きっと、ぽんっと生まれたらそのまま並べてる。
どれだけ新鮮なのよ・・・・と圧巻。
しかも放し飼いが普通なんで、割るとすごい盛り上がった黄身を拝めそうです。
すんごい割りたい衝動に駆られました。
写真は、その市場にいたおばあちゃん。
写真いい?って仕草したら、快く撮らせてくれた。 -
大理古城のほうは、だいぶ新しい建物なども建って栄えてますが、
湖周辺の町は、まだ昔ながらの街並みが多数存在してました。
趣があってわたしはとても好きです。
タイ・カンボジア・ベトナムときて中国に入りましたが、この国に入ってまったく違う風景や町並みに触れることができます。 -
同じく古い町並。
ちなみに、なんという町か忘れました・・。
とにかく湖の向こう側の町。 -
路地。
ほんとに昔のまま、と言った感じでした。
トイレ、どうなってるんだろ・・・。
すごい気になる。 -
昼ごはんで立ち寄った村にいたおばあちゃん。
手にしてるのは、肉まんでございます。
お昼で入った店の軒先に、おっきなせいろがあって、
中を見てみたら超超超おいそうなでっかい肉まんが蒸されてました。
町の人が何人も買いにきてました。
きっとおいしいんだろうなあーーー。
わたしは麺を食べたんで、さすがに食べられなかった。。
バカでもいいから大食いになりたい。 -
このおばあちゃんも昼ごはん食べたところにいたのでパチリ。
写真とっていい?とジェスチャーしたら、
「無理!」みたいな感じで手を振られたんだけど、
笑顔だったのでちょっと撮らせてもらいました。
おばあちゃんたち、みんなおしゃれさんでしょ。
民族の人たちってほんとにクール。
かっこよすぎ。
写真、ぶれてるのがかなり残念。
液晶の画面見たときは
「やったー・・・これかなりキテるわ」と思ったのに。。。 -
これがサイクリング時のお昼ご飯。
もうすでに乳酸がたまりまくって、
食欲がなかなか沸かなかったんですが、
一口食べてみたら・・・・・ウマーー(・д・)!!
あいたたたー、また素敵な麺との出会い。
ほんとうまかったーー。
麺の上にのってるのは、辛目のたっぷりそぼろ肉と高菜を炒めてあるもの。
高菜なんて味は日本の高菜と一緒でおいしすぎ。
このスープもまた美味でねえ・・・・。
雲南のどこでも食べられるこの類の麺は米麺(ミーシェン)と言うんですがね、
店によって具や味付けや麺の太さとかが変わるんです。
しかし、共通してすべて辛目。坦坦麺みたいな感じかな。
今回の旅の私のナンバーワン大好き食べ物ですわ。 -
ここからは別の日になります。
大理古城から自転車で20分ほど漕いだところにあった、これまた古い町。
家という家が、「いったいいつ建てられたのかしら」と思わせるほど古くてぼろいのですが、しかしながら独特の趣があって決して古めかしい感じではなく、雰囲気に飲み込まれるような感じがして好きでした。
あ、ちなみにここは喜州ではありません。 -
ミイラとこの町を歩いてたときに、
ミイラが勝手に古い家の門をくぐって中庭に入っていったんです。
「え、あんたいいの!?」と思いながら、一緒に入って見てたら、このおばあちゃん登場。
ミイラは中国語ぺらぺらなんで、このおばあちゃんとなにか話してたんだけど、このおばあちゃんがね、「昼ごはんをごちそうしてくれるんだって。」とのこと。
うわぁ・・・いいんですか。最高にうれしい。
手には、近くにある自分の畑から取ってきた豆を持ってて、その料理を作ってくれるそうで。
幸せです。 -
おばあちゃんの手。
かごには、採りたて新鮮の豆がいっぱい! -
おばあちゃんち。
すんごい味がありますでしょう。
確か、60年前くらいに建てられた家って言ってた気がする。
そして、トイレはどうなってんだろう・・・。それ、すごい気になる。 -
あらあ、ベストショット。この写真が一番のお気に入りです。よく撮れてる(自画自賛)。
一緒に厨房小屋(電気のない、2畳スペースくらいのところ。)に入っていって、ミイラと3人でお話ししてました。
ていうか、わたし分かんないのでその場に座ってただけだけど! -
おばあちゃんはお話ししながら、膝かけの上に豆を置いて、さやから豆を取り出す作業をしてました。
手伝ってみたんですが、ただ邪魔してる感じでしたよ、わたくし。
おばあちゃん見てると、いとも簡単に取り出せてるんだけど、わたしがやると全然スルスルいかない。
ペースは、私1個に対しおばあちゃん5個、くらい。
わたし意味なし!!
あ、ちなみにごちそうしてくれたときの料理の写真はありません・・。
なんか撮りづらかったんで撮らなかった。
豆は、辛く炒めたもの。すごーーーーーく美味でした。感動した。やっぱ採りたてはおいしいや!
そのほか、なんか肉の煮込みみたいなのと大根のスープ。
食べろ食べろ、わたしのお椀にどんどんつがれるので、必死に食べたよ・・。
ごちそうさまでした。 -
おばあちゃんがご飯を作ってくれてる間、わたしたちはまた近くを散歩に。
野菜や肉を売るとこがあったんだけど、
やっぱここも常温販売でしたね、肉。
わたし、今回の旅で5ヶ国行ってますが、すべての国で常温で売ってたね!青空販売。
ところによれば冷蔵庫でやってるとはおもうんだけど、田舎行くと常温でした。
そして部位は、こういうロースとかだけじゃなくて、しっぽとか顔とか様々な部位がね・・。
とにもかくにも迫力ありますわ -
この町にあった、老人クラブみたいな場所。
門をくぐるとじいさんたちがたむろってて、みんなで麻雀してた。
みんな好きねー。
この建物も半端なく古くて味があった。
わたしたちが入っていっても特に気にすることもなく、みんな麻雀に夢中。
座ってたら、一人のじいさんがお茶出してくれたり、たばこ一本おすそわけしてくれたり。
見ず知らずの人間に非常にやさしい町でした。 -
老人クラブの建物。
見て、なんか今にも崩れそうでしょ。
中はもう廃墟みたいになってて、使ってないみたい。
みんなは軒先で麻雀やってた。
ドリフの家だね。
四方から倒れてバターーーンって崩れるみたいな。
ブパパー -
はい、出ましたこれ!!!
わたし、雲南省に入ってから、
おそらく10回以上は米麺(ミーシェン)を食べたんですが、これがナンバーワン。
大理にあるお店。
たまらん美味い・・・。ほんっとにおいしい。
上に乗ってるのは、羊の肉で、これがまたおいしい。
まわりの緑の葉はミント。
すごいいいアクセントになってて、これまた最高。
赤いのは、唐辛子を油につけてるもの。
大量に入れるととんでもなく辛い。これをスープに混ぜながら食べるんですが、ほんとたまげるくらいおいしかった。また食べたい。毎日食べたい。
わたしはここを知ったのが出発の2日前だったんで、2回しか食べられなかった。
ここのおじさんが、最初運んできたときに気をきかせて、赤いのを抜いて出してくれた。
1回目はミイラと一緒だったんで、赤いのが最初から入ってだんだけど、2回目は私一人だったんで、気にしてくれたらしい。
おじさん、やさしい。
でもわたしはこの赤いのが大好きで。
1杯4.5元(67円)くらい。
ほーーーーーーんとにおいしかった。 -
ここ!この店です。
中心からちょっと離れてるんだけど。
中に入るとテーブルの下は、ちり紙やら箸の袋やらがそこら中に散らばってて、めちゃくちゃなんだけどそれがおもしろかった。 -
最後に、これが昆明から大理へやってきたバス。
74元。
このタイプのミニバス、雲南省ではいたるところで走ってました。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ひがしさん 2011/12/31 07:30:14
- こんにちは
へー
このカーテンに何だか日本のカプセルホテルを思い出しました。
- タピラピさん からの返信 2012/01/09 18:36:42
- RE: こんにちは
- ゲストハウスのドミトリーのことですか?
ここは、きれいだったし部屋も広くて、中庭もゆったり。
のんびりしててとてもいいところでした。
-
- いっくんさん 2009/06/06 17:46:34
- コメント
- コメントがおもしろくて笑ってしまいました!!
写真もお上手ですね^^
私もこんど雲南省の昆明や大理に行ってみようかと計画中です。
- タピラピさん からの返信 2009/06/08 00:01:13
- RE: コメント
- こんばんはー。
楽しんでもらえたようでなによりです。
雲南省!いいですね。
わたし、こないだまわった東南アジアの中で、一番好きなところでした。
麗江もいいですよ。行ったことありますか?
なかったら、大理から3時間くらいで着くので一度見るのもいいんじゃないでしょうか。
楽しいたびを。
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