2005/05/29 - 2005/05/30
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Clipperさん
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一日目
5月29日(日)
6:15関西空港にやって来た。
いよいよ、これから一泊二日の飛行機の旅が始まる。
去年のちょうど今日、貯まっているマイレージを航空券に換えてもらっていたのだ。
もっと早く出かけようとは思ってたのだが、なんだかんだで、とうとう今日になってしまった。
本日を過ぎると使用できないし、払い戻しも無いので、2万マイルが消えてしまう。
明日帰ると言う、忙しい日程になったのは、無料航空券用の席は、その次は6月2日まで有りませんと言われたからだ。
しかも、欲張りな私めは、大阪に居るにもかかわらず、往きを福岡から、帰りは東京にして、国内線にも乗ってやろうと目論んでおったのじゃ。
国際線への接続便は、マイル使用なしで乗れるんだって。
2万マイルで、3万5千マイル分を楽しもうと言う切符を持って、カウンターへ。
係りの女性に切符を手渡し、訊いてみる。
「福岡からの便、スルーチェックインは出来ますか?」
「いいえ、承っておりませんので、新たに、お手続きの方をお願い申し上げます」
まあ福岡では4時間もあるし、どうや、ちゅう事もあれへんのやけどな。
搭乗券を受け取り、出発ロビーへ。
まだ40分以上もあるので、スナック売店で、缶チュウハイを買い、プッシュ、グビグビ、プハーッ。
朝からアルコールとは、旅行者の特権でんがな。
ボーディングパスを確認。
NH1701便、19A。 エアーニッポンによる運行とかかれてる。
朝のお酒はすぐに効いてくるのだが、今朝は起き抜けに昨晩の残りのにぎりを、6つばかり収めてきたので、大丈夫なのだ。 なにがや?
搭乗開始の案内があり、機内へと。
B737は空いてて、前方にある程度人がいてる位で、50人も乗ってるかな。暇やし、もうちょっと飲みたかったので、通りかかったCAさんに尋ねてみる。
「すんません、この便にアルコールは載んでますやろか?」
「はい。 ビール、ワイン、缶チュウハイをご用意しております」
「そんなら、チュウハイをたのんます」
「はい、上空へ来てから、お持ちいたしましょうか? それとも、今がよろしいでしょうか」
「そやな、今いけるんやったらそうして頂だい」
と、言う段取りで、テイクオフ前にドリンクをまんまと手に入れ、一杯やりながらベイを離れ、誘導路へと進んでいく。
500円じゃったが、おつまみも4点揃っていて、なかなかのもんやね。
この席からは、主翼後縁が臨め、ランプウェイ上で、3段隙間(トリプルスロッテッド)フラップの擦りだす様子が視える。
南側エンドに来た機体は、滑走路に正対する。
CFM56エンジンの回転が上り、音が大きくなる。
主翼の先端が、少しビリビリと振動し始める。
さらにエンジン音があがり、ブレーキオフ。
加速感と共に、ランウェイのペイントが流れ去る。
さらに速度が出て来て、ゴンゴンとタイヤの離面する音がすると、もうすでに10メートルくらい駆け上っている。
しかし、今日のように後方にいると、離陸時に一瞬沈み込む感覚があって、それから上昇していくのが面白い。
瀬戸内海を飛行し、10分程で瀬戸大橋が見えてきた。
缶チュウハイを終えたころ、飲み物のサービスを開始し始めた。
「僕はもう少し飲みたいなあ。今度は白ワインをお願いね」
地表の様子を酒肴にフライトをたのしむ。
やがて、左前方に白い橋梁が現れた。 機内放送で、関門橋だと案内している。
九州の大地が黒々と伸びてきてくる。新北九州空港も望める。
徐々に高度を下げ、福岡空港へと向かっていく。
再びフラップが引き出され、着陸ギアが降ろされると風きり音が大きくなる。
でも、この機体には主脚カバーは装着されてないので、グゴーン、ガリガリという扉の開閉する音は御座いません。
エンジンが絞られ、ウイング上のボルテックスジェネレーター(低速大仰角時の上面気流剥離による失速防止の為の小突起片)による気流が、白糸の滝の如く筋をなして流れて行く。
エンジン噴気の当たる空間は、その熱で陽炎みたいに揺らいでいる。
空港が迫ってきた。どんどん地面が近づいてくる。
機首を少し起して、接地。
キュキュとタイヤの音。つぎに前輪が滑走路に触れ、水平状態に戻ればリバーサーの機能する音。同時に主翼のスポイラも立てられ、急激にスピードを落とす。
時計を見れば8:20を指している。 次の便までキッチリ4時間。
時間調整に博多駅へ行ってみよう。
-
地下鉄を5分で、博多に到着。
入場券を買いホームへ。
JR九州の特急車輌をいろいろ見学してみよう。
3番ホームにでると、隣の1番にリレーつばめ787系が停まっていたので移動。携帯でカシャ!
つぎに、白いかもめ885系が別のホームにおりましたんで、そいつもカシャ!
ソニック883系もカシャ!。あと783系ハイパーサルーンも入線してきたが、容量があまり残ってなかったので割愛させてもらう。ゴメン、ゴメン。
そうしてたら、エメラルドグリーンに金の帯を締めたオールハイデッカーの、ゆふいんの森?がやってきたので、こいつはカシャ!。
で、本日の撮影会は終了。
駅前広場へ出て、ベンチで一服。 数時間ぶりの煙やったから、よう効きよるわ。夏の陽気で暑いわ。こら台湾は30℃いってるんとちゃうやろか。
再び地下鉄で空港にもどり、無料シャトルで国際線ターミナルへ。
でも、乗り場が分からないので前へ歩いて行く。ビルの端に来たらバス停の看板がありましたぜ。
案内では1時間に7〜8本あるみたいなので、待ち時間もなく来るんだろう。 で、やっぱりすぐに来たけど、けっこう混んでるじゃん。
ドア付近に立ってる人がいるにもかかわらず、奥に空席が。 ハイ、ごめんなさいよと、後ろの椅子に腰をおろす。
国際線ターミナルは、滑走路の反対に建っているので、歩いていける距離では無いわなあ。
バスは10分ほどで到着。
チェックインは10:30からのようなので、暫らく待とう。
列が動き出した。時間になったようやな。
手続きをしようとカウンターへ向かいかけると、全日空の職員さんが、台北へご出発で?、と言ってくるのでうなづくと案内してくれた。
係りの女の子に切符を渡すと、何やら難しい顔をして、ひねくり廻している。
ステッカーを剥がしてみたり、発行日をなぞってみたり、なかなか搭乗券を出してくれない。
後方に居たもう一人の女性が寄ってきた。 彼女に航空券をみせながら、なにか訊ねている。 あとの子がキーボードを叩いて、発券してくれる。
「すみません、彼女はまだ訓練期間中で、お待たせいたしました」
「いや別にかまへんよ。変なステッカー処理やらもしてあるし、発券からもだいぶ経ってるからな」
「本当に今日迄の航空券ですね」
「せやねん、そやから今日を逃す訳にはいかんのんよ」
パスを確認。 BR(エバエア)の運航だからEVAの搭乗券になっていて、BR2105便がオペレートするEL(エアニッポン)2101便、24K,58番ゲートとしてあった。 -
出国審査場はすいてた。 出発ロビーでベンチに座ると船をこぎ始める。
寝ぼけたアホが、アナウンスで目を開ける。初めにCクラス、上級メンバー、妊婦さん等を優先しての搭乗でと断っている。
しゃーないねえ、なんちゅうてもタダ乗りの客やからなあ。まっ、今日は余裕があるので、隣を空けといてくれてる言うてたからゆっくり出来るやろう。
「お待たせいたしました。皆様全員、機内へご案内いたします。」
アナウンスに従って、改札口へ。
ふと、飛行機をみれば、A330-200型だ。B767から替わったのか。
(このページの写真はA330のエバーグリーン、ローレルクラスやて。フン、関係ないわ。)
ピカピカの卸したてみたいで、水垢も付いてなく、メタル地もギラギラと輝いている。
24Kは主翼前縁部分にあり、大きなGE製CF6−80シリーズエンジンがぶら下がっている。
室内に目をやると、YにもTVがセットされている。ヘッドレストも折れて、頭をホールド出来るようになっている。
12:20、オンスケで台北に向け出発。
巡航高度に達したところで、ベルトサインがターンオフ。カートによるドリンクサービスが始まった。
白ワインをお願いしたら、カップに注いで手渡してくれる。
近頃は、瓶を置いていくのが増えたが、この会社は従来からのハンド、バイ、ハンド。ディッシュ、バイ、ディッシュのキャビンサービスを守ってるのかしらん。
ランチトレイが来た。鶏か魚を選べるので、チキンのほうを頂く。 用意されたお昼をパクつき、ワインもなみなみとおかわりをしちゃう。
外を眺めると、いつの間にか下は雲に覆われている。沖縄は入梅したと言うが、台湾迄この雲が延びてるのだろうか。
小1時間も眠ってたかな、耳の違和感で目を覚ます。
だいぶ降下して来てるようだ。もうすぐ雲の中に突っ込んでいくところだ。
一瞬、視界は真っ白になり、直後に出た。
しかし、またまた雲があって、都合、4層に重なっていたそれを過ぎると、やっと地面が表れた。
窓に水滴は付いてないので雨にはなってないようだ。でも湿度は高いんやろな。
13:45、ほぼ定刻にタッチダウン。
ターミナルに進んでいくと、この機体の駐機ゲートの横で全日空機が、出発のためプッシュバックされて、離岸するところであった。
明日、乗って帰るEL2104/BR2192便だ。
第一ターミナルにはアジア航空のテイルフィンも見える。きっと大阪行きの飛行機なんやろう。
おとといの夕方の便で来て、この便で帰るアホがおりまして、多分今頃はチェックインを終えて、ラウンジで一杯やってるハズだ。 そのアホもYのタダ券や言うてたから満席やったらシンドイやろな。
しかも、もう一枚韓国行きのYのタダ券も発行してもろてる、と言うとった。
まあ、いつものように、お茶かなんか買い込んでヨロこんでるとおもうわ。
ゲートに鼻づらを突っ込むと、ブリッジが取り付く。
無事入国審査も終わり、到着ロビーへ。 -
今回は、国賓大飯店(アンバサダホテル)のビジネスパックを予約してあったので、市内との送迎つき。
メルセデスに乗り込めば、冷房が効いてて、また眠ってしまった。
到着ですよと、声を掛けられるともうホテル前だ。
早かったなあ、30分で来ちまったぜ。
部屋に入り、TVを点けると、ホークス対ドラゴンズの交流戦を流してる。延長戦になったので、ひと汗流す。シャワーから出たら、試合は終わっていた。気になるけど、帰国便に積んでる新聞に載ってるやろ。
3時半に、画家として活躍する、林石清氏の紹介で友人となった張さんと、待ち合わせをしてるのでロビーへ降りる。
「忙しネ、明日帰るんでしょ。これからどうする?」
「まあ、色々都合がつかんでな。さて、ほんなら天母温泉(テェンムゥウンチュァン)か何処かへ行って、お風呂と名物の土鶏でも喰べよやないか」
と言う訳で行義路(シンイィルゥ)の「川湯」(チュェンタン)にいく事にした。
ホテル前のバス停で待ってると、とうとうパラついて来よったわいな。
とりあえず、やって来たバスに乗り込む。
天母行きだったので終点まで乗って、そこからタクシー(出租汽車)で温泉へ。
大浴場と個室風呂があるが、当然大きなほうへ。
「川湯」は礦渓に沿って建てられてて、源泉は上の硫黄谷から引かれている。
露天なので雨が湯舟に当たってる。湯温が43.1℃とデジタル表示されている。
タオルを壁に引っ掛けて、包湯(パオタン、入浴の意味)。 浴槽に浸かって、手足をのばす。
小雨は降り続いているが、体はヌクヌク、頭と顔は雨滴があたって、えー気持ちや。ひょっとしたら、こう言う日の入浴が、露天の一番かもな。あとは、雪見風呂やろうけど、この地では出来へんわな。
ウー、極楽、極楽じゃ。
10分浸かって、10分休憩。 これを3回繰り返し、その間に洗髪や打たせ湯もやっちゃう。
さーて、それでは、ぼちぼち甚平さんに着替えて晩ご飯にしまひょかいな。
テーブルに案内される。 ではでは、何をいったろかいな。
まずお酒、安い黄酒を一瓶、名物料理の土鶏。
これは、去勢した雄鶏を放し飼いで育てたんだって。
山芋の葉の炒め物、それに線麺を注文。鶏さんは、小さいのを頼んだのに巨大な半身が現れた。4〜5人前はありそうだ。大きいほうは、丸々一羽出すんですと。団体さんの宴会が出来ちゃうぜ。
「このタレをツケテ、たべるんダヨ」
「そう、でもお塩がよう効いてるから、タレいらんわ。胡椒だけかけて食べとこ」
塩に漬け込んだ地鶏を蒸し、冷やしてブツ切りに。オレンジと唐辛子ソースでいただくようになっている。
満腹になったけど鶏さんは半分しか減ってない。パックして帰る?と聞いて来るが、もういらんわ。そんなに食べられへん。勿体無いけど席を立つ。でも、お酒はしっかりカラッポにしたけどな。
このあと、屋台街を冷やかして廻ろうと考えてたんやが、雨天の夜市は、ちょっとツライもんがあるな。
タクシーを呼んで、ホテルまで直行してもらう。
戻ってみると、市内はほとんど降ってない。
では、ちょいと飲みにいくか。
(後編へつづく)
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