2006/03/24 - 2006/03
289位(同エリア421件中)
ねんくすさん
モロッコへの旅、漠然と憧れていた旅のようで、長い間暖め続けていた旅のようで、けれど現実になる時がやってきたのです。
パリから僅か3時間ほどのフライトなのに、そこはアフリカの異郷。
イスラムの国、フランスの植民地だった国、砂漠の民の国、全てを一度の旅で見届けるのは短い休暇では難しい。
僅か10日間の旅程とは、煎じ詰めれば現地最大7日間。
モロッコ周遊8日間なぞというパッケージツアーの効率も検討はしました。
結局パッケージではかなえられない訪れたい場所もあったので
「何をあきらめ何を欲張るか」、、
悩みに悩んで、
こんな旅程となりました。
1日目 関空→パリ経由→カサブランカ カサブランカ泊
2日目 カサブランカ →電車→フェズ フェズ泊
3日目 メクネス、ヴォルビリス フェズ泊
4日目 フェズ近郊温泉 フェズ→電車→ カサブランカ泊
5日目 カサブランカ →飛行機→ ワルザザード泊
6日目 ワルザザード →タクシー→ マラケッシュ泊
7日目 マラケッシュ泊
8日目 マラケッシュ →飛行機→パリ パリ泊
9日目~10日目 パリ→関空へ帰国
-
3月24日関空からAF291
でパリ経由カサブランカに向かいます。 -
モロッコへの空の旅は、殆どカサブランカin outになります。
ヨーロッパ系のキャリアの殆どが同日着が可能ですが、到着は深夜。
カタール航空やエミレーツ航空なら明るい内に到着できるのですが、、
帰国便が早朝になるのを嫌い、outをマラケッシュからとれるエールフランスで行くことにしました。
が、この帰国便マラケッシュ→パリ間が、混み混みで、一日2本ある内の早い方のフライトは2か月以上前にキャン待ちも入らない位の満席。
パリに夕方6時半に着く遅い方のフライトの残席が丁度2席という状態でブッキングできました。 -
モロッコ国内の交通は、マラケッシュ→カサブランカ→フェズ間に鉄道があります。全線乗ると丁度7時間ちょいですね。
後はバスか、タクシーか、という事になります。
国内線の飛行機、何故、パッケージで使われてないんだろう?と不思議だったのですが、タイムテーブル調べてみて良くわかりました。
全ての国内線はカサブランカとのフライトです。
だから、例えば、先のマラケッシュからフェズに飛ぶにも、間でカサブランカ乗り継ぎになるのですね。この待ち時間が長い!!
なるほど、それで電車移動か、貸し切りバスで大周遊しちゃうツアーになっちゃうんだわ、、>納得。
砂漠もとても行きたかったのです!
砂漠をあきらめてでも見たかった景色に、
本当に出会えるのでしょうか。 -
パリは、雨。
乗り継ぎ時間が3時間半で、、カサブランカ到着は23時10分の予定。
パリの空港で持参のPCクンで、今頃、映画「カサブランカ」を見て暇つぶし。
そして、予定通り??
いやいや、、、カサブランカ行きはディレイのお知らせ。
機材の到着が遅れている??
ん〜〜〜。
そうでなくても、到着時間遅いのにねえ、、と。
やってきた飛行機、、でも、、まだまだ飛ぶ気配なし。
かくして、2時間ほども待って、到着機材には不備があり、代わりの機材で飛ぶとのアナウンスが、、。
沖止めの飛行機に、乗客はバスで向かいます。が、、代替機の準備はまだ間に合っていないようで、バスの中から準備を見守るというテイタラク。
ま、、いいよね、今夜は欠航っていわれると明日からの予定狂っちゃうし、
今晩中に飛んでくれればさ。 -
で、カサブランカ到着は夜中1時過ぎ。
ちぇっ、同日着じゃなくなっちゃったわよね、これ。
もちろんこの時間、バスも電車も終わってるので、タクシーでホテルに向かいます。
深夜にタクシー!?ひょっとしていきなりタクシー料金の交渉からはじまるにはキツイと思われる時間・・・。
でもご安心、空港構内で声をかけてるGood Priceは無視して、標識に沿って正規のタクシー乗り場に行きましょう。
市内までは幾らという法定料金が昼間、深夜共に決まっているのです。
もちろん、「市内まで」ですので、若干ホテルの場所が「市外」だったり、ラバト方面だったりするとタクシーさん大喜び!するらしいですが、、、。
それでも一応乗車前に料金を確認したところ、調べていた法定料金そのものでした。
今回、「楽しくタクシーに乗ろうプロジェクト」として、私たちがやってみたことですが、料金はともかく、チップの額が難しいです。
タクシー運転手さんはスモーカーが多いですよね。
モロッコではタバコは一本ずつ買う貴重品なので、「チップ代わりにタバコを渡してみよう!」と、免税店でマルボロを買って行きました。
この空港からホテルまでのタクシーの運転手クンが、栄えある第一号!
メルシーとタバコを数本渡したところ満面の笑み!
何度も何度も御礼を言って夜の町に消えていきました。 -
ようやくホテルにチェックイン。夜中の2時を回っております。
本日のお宿はSheratonカサブランカです。
楽○トラベル経由で週末料金、朝食付きツイン15430円なりでした。
お部屋は、SheratonだからSheratonかな?という普通に広いお部屋。特に豪華ということもなくシンプルな落ち着いたお部屋、でした。 -
3月25日(土曜日)
おはようございます♪
まずは朝ご飯とまいりましょうか。
朝ご飯はブッフェでした。
ツアー客が多く、日本のツアーの方もいらっしゃいました。
お話したツアーの方は今日が最終日で帰国とのこと。
「どこがよかったですか?」
と伺ったところ、
「エルフードの砂漠かなあ?」と。
「お買い物好きだったら、マラケッシュの市場も面白いよ。
でもさ、やられちゃったよ。東京の感覚でいえばさ、2割も負けて貰えば上等じゃない?それで、うんとぼられちゃったよ。」
とニコニコお話しして下さったのは、ちゃきちゃきの江戸っ子?なオジサマでした。
ちなみに写真にうつっているジェラバを着た男性はドイツのツアーのガイドさんで、このあと偶然フェズのホテルで出会う事になります。 -
さあ、私たちは今日からが旅行!
しっかり食べましょう!! -
スイカ美味しかったです♪
朝食はホテル代に込みになっていたので払わなくてよかったのですが、一人160MDH(2160円)。
まだモロッコの物価に慣れていなかったのでSheraton価格の朝ご飯は万国共通なのね、、とか思ってましたが、、モロッコの物価考えるとスゴイお値段です -
ホテルをチェックアウトして、
本日は電車でフェズへと向かいます。
「駅に行きたい」とホテルのベルさんに告げると、タクシーを止めてくれました。
モロッコの市内専用のタクシーはこんな赤い車。
プチタクシーと申します。
駅までは10MDHでした。
130円??安いなあ。。 -
Casablanca Voyageurs 駅。
町はずれにポツンという感じですね。
ちなみにカサブランカにはこのボヤージュ駅と、Port駅があります。
距離がとても離れているので、電車に乗る場合、どちらの駅なのか確認しておくのが必要。 -
FES行きの電車は10時15分発。
14時35分到着予定。
その前の8時15分発に乗れたらよいなあ、、と思っていたのですが、
昨日のディレイの時点であっさりあきらめました。
モロッコ国鉄の時刻、料金は、
ホームページで調べられます。
http://www.oncf.ma/
電車移動をお考えの方は、出発前に一応調べておきましょう。 -
駅舎の中のタイル細工がイスラムしていて綺麗。
が、、
駅舎内、撮影禁止
なんだそうで、
この後、駅の人に怒られちゃいました。
空港内も禁止らしいので、軍事上の理由なんでしょうかね? -
「駅舎内」にはプラットホームは含まれるんでしょうか??
と思いつつ、、
旅に出るワクワク感
どこの国の人でも一緒ですよね。 -
電車を待つモスリムの人達のお衣裳、
モロッコの青空に映えて綺麗です。 -
電車がきました。
ほぼ時間通りです。
一等車は、コンパートメントに6席でした。
先客のイギリス人の20代と思われるカップルは前日までマラケッシュで泊まって今日、一気にメクネス、フェズ方面に移動するとか・・。
「やっとカサブランカか〜、半分だね。」
「砂漠には行かない組」のトラベラーはマラケッシュ、フェズの2大古都を鉄道で7時間チョイの移動をこなす日が必要になるのですね。 -
電車はカサブランカ → ラバト →メクネス →フェズ
(間の駅にも、もちろん停まります)
というルートを走ります。
町を離れると、カントリ〜な車窓。
羊たちが草を歯み、
農夫達が地を耕す。
時に、ぼ〜っと線路脇に座り込んでいる男達がいます。
それが、あっちこっちに何人も。
何してるんだろ?
ヒマなのかなあ???
と思ったりしてたのですが、
あとで気がつきました。
彼らは「羊飼い」。
羊たちが線路にはいって事故にあわないように、
線路の脇で見張っているらしいです。
羊が見えないと、タダの暇人??に見えちゃったんですけどね。 -
日本語のモロッコガイドブックといえば「○球の歩き方」くらいしかなく、「Lonely Planet」をamazonで買おうかどうしようか、迷っている内に時間切れ。
イギリス人カップルが「Lonely Planet」を
持っていたので、ちょこっと貸してもらいました。
これが、あとで役にたったんですねえ(謎・笑)。
私たち4人だけのコンパートメントにモロッコ人の青年がやってきました。
曰く、フェズで陶器職人?芸術家?をやっているとかなんとか、、
彼が英語がペラペラ!
すんごいペラペラ。
モロッコ人の多くは外国語としてフランス語を話します。フランス語ペラペラの方は当たり前に近いですが、
英語ペラペラの方は珍しいのです。
イギリス人の彼が、「英語上手いねえ。」と誉めると
「大学で習ったから」
とのたまう。
うん、そういうものなのか??
さ〜て、彼の出現でコンパートメントの空気一転。
イギリス人カップルに彼はしゃべりまくります。
最初は、
「マラケッシュはどうだった?」から、
「これから何処へどう旅行するの?」みたいな、
当たり前な会話。
聞くともなく聞きながら、た〜まに私達が言葉を挟んでも、
あんまりモロッコ人の彼、
私達とはお話したくないみたい。
この人、日本人嫌いなのかなあ?? -
駅で買っておいた、サンドウィッチ。
ぱさぱさしてあまり美味しくなかったです。
は、ともかく〜〜
車内で、段々話の雲行きが変な方に向いて行ってるのですよ。
最初、イギリス人カップルは
「まずメクネスで降りて観光してからフェズの駅前のイビスホテルにとまる」
と言うことだったのです。
が、モロッコ人の彼曰く、
「メクネスなんて行ってもしょうがないよ。
フェズに先に行った方がいいよ。」
ん〜〜〜、フェズの人は、メクネスの悪口言うって何かで読んだけど本当だったのかな〜〜???
で、モロッコ人の彼、熱弁を振るう。
「モロッコに来たら、もっとモロッコな生活を知って欲しいんだ。
メディナだけがモロッコじゃない、青い海の町、日曜市、普通の家庭の日曜日の楽しみ」
ん〜〜〜それ良いよね。
そんなんだったら私らも見たい。
が。
「僕が案内してあげたいんだけど、仕事でね。でも、もし君たちがそんなモロッコに興味があるんだったら、僕の友達を紹介するよ。プロのガイドなんだ」
あれ〜〜〜??
このパターンはどこかで読んだことがあるような。
もっとも設定が日本語ペラペラのモロッコ人と日本人観光客だったけど。
かくしてイギリス人カップルは、
彼の友達氏と夕方フェズの駅で会う約束をしたらしく、
友達氏が目印に持つという、彼らの名前とメアドを書いたメモをモロッコ人氏に渡していました。
そして、電車は、
イギリス人カップルが「降りる筈だったメクネスの駅」へ。
何故か、ここで電車は離合待ちとかで30分以上、停車しっぱなしという状態。
この間、モロッコ人氏、イギリス人カップル相手に喋りまくるの図。
さすがに、聞いてるのもあほらしくなってちゃんと聞いてなかったけど、話題はサダムフセイン氏から、アメリカ、9.11まで飛びまくる。
ホント、彼、英語上手いよねえ。
ようやく、電車が動き出し、、
突然、モロッコ人氏、
「ちょっとタバコ吸ってくるわ」
とおしゃべりをやめた。 -
モロッコ人氏、本当に良いイギリス人好きな人なのか、
下心をもってイギリス人カップルに近づいたのかわかりません。
確信がありません。
でも、、、くますけとねんくす、
彼が「怪しい人」に80点賭けます〜
な推理。
その1.モロッコ人氏、英語が上手すぎます。
その2.モロッコ人氏が、メクネス停車中喋りまくっていたのは、、、当初、メクネスで下車する予定にしていたイギリス人カップルが、
「いつ電車が動くかわからないし、やっぱり当初の計画通りメクネスで下車しよっか。」
って思わないように・・・なのではないのか?と。
どうすっかなあ??
「こういう事例ネットで読んだことあるよ」
ってイギリス人カップルに言うかなあ??
でも〜〜〜確立は低そうだけど、モロッコ人氏が単なるイギリス人好きな人でないという確証もありません。
それも、「旅」かもしれませんね。 -
色んな思いをのせて、
ようやく電車はフェズの駅に到着しました。
「本、見せてくれてありがとね。」
ひたすら、モロッコ人氏が、イギリス人好きの人であることを、祈りつつ、
と、イギリス人カップルに別れを告げました。
真実は、ヤブの中。
トコロデ、
推理その3
何故、私達ではなく、彼らだったのか?ですが、
くますけ、イギリス人達とおしゃべりが始まる前に、隣の車両でタバコを吸いながら、そのモロッコ人氏と言葉を交わしたんだそうです。
で、夕べ、カサブランカでSheratonホテルに泊まったとかしゃべったんだそうな。
ナルホド、、、5つ☆ホテルに泊まる人種は、ガイドだって幾らふっかけられようが、雇いたければ雇っちゃう人種に分類。
イギリス人カップル、夕べのマラケッシュの宿が、二人で6000円位とかって言ってましたよね。丁度よいのですよね、好奇心も強くて、、、ひょっとして、あんまりお金をかけないで人よりちょこっと良い思いをできたら、、、って人種に分類。 -
フェズの駅のプラットホームは
オレンジが鈴生りで、
よい香りでした。
私たちのフェズでの旅が始まります。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
カサブランカ(モロッコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
22