モンサンミッシェル旅行記(ブログ) 一覧に戻る
レストランを出てからは、ずらりとおみやげ屋さんが並んでいます。<br />こういった景色は日本とあまり変わらないなあと不思議な気分ですね。中学の修学旅行で行った清水寺までの道を思い出しました。<br /><br />その小道を抜けて左に曲がってさらに上ると建物の入り口が見えてきました。たくさんの観光客や遠足なのか修学旅行なのか子どもの姿も目立ちます。<br />入場チケットを購入して建物の中に入ります。あまり歴史などを調べて来なかったので、とにかく建物の壮大さにただ圧倒されるばかりでした。<br /><br />まず階段を上ると大きなテラスのような見晴らしのいい場所に着きました。<br />延々と続く干潟が見えていい気持ちです。写真を撮っている間にYちゃんは建物の中に入っていたようでした。しばらく景色を楽しんでから建物に入ると礼拝堂のようです。自然光をいっぱいに取り入れる作りになっていました。Yちゃんが左周りに進んでいるのが見えたので、途中で会えるように反対の右回りに進みました。<br />お祈りをするための小さな祭壇がブースのようになっていくつも続きます。彫像があったりレリーフがあったり十字架があったりするのを写真に収めながら進むと、予定通りYちゃんと会いました。お互いを確認してそれぞれの進行方向に進んでいきました。これが後で災いするのですが…。<br /><br />日頃は熱心な信者でもないくせに、こんな時ばかりは妙に神聖な気持ちになるものです。時間があればお祈りしていきたい所ですが、Yちゃんも先に行ってしまったようだしゆっくりもしていられないと先に進みました。<br />いくつもの部屋を通り過ぎて行ってもYちゃんに出会えません。どんどん進んでるんだなあ、と思いつつ後を追うように進むと空中庭園に出ました。<br />こんな場所に芝生のお庭があるなんて不思議です。回廊の反対側には大きなアクリルボードかガラスの張ってあり、干潟が見えます。<br />天気がよかったので本当に綺麗でした。<br />10代のパリジェンヌ達がここでキャーキャー言いながら写真を撮っていたので、しばらく待っていたのですが場所もわきまえず騒ぐので初老の男性に注意されていました。<br /><br />さらに進むと途中で長い階段があったのですが、突き当たりは行き止まりのようだし、案内板もないし、どうしたものか悩んでおりますと同じように迷っているラテン系の女性と目が合いました。<br />お互いになんの言葉も交わさなかったのですが、目で「どっちに行けばいいのかしら」「困りましたね」なんて曖昧な笑顔を浮かべて意思疎通ができてしまうから面白いですね。結局、階段の上っていくつか目の横道に入ることができました。<br /><br />出口はお土産コーナーになっていてました。<br />ふと日本語が聞こえたので目をやると、日本人のおばさんが10人くらい固まっていて、ガイドさんらしき人が「では集合時間は50分後の○時○分ですよ!」と叫んでいます。50分という単位がすごいなと笑ってしまいました。ツアーでくると分刻みのスケジュールだから大変ですよね。<br />そう思っていると別のおばさんが恐縮した面持ちで「私が時間を勘違いしたばかりにご迷惑をお掛けしてすみません」と謝っていました。<br />きっとこの前の場所で集合時間に遅れてしまったために、スケジュールが押してしまったんでしょう。謝罪するだけ偉いですよね。<br /><br />さてそんなことよりYちゃんとすっかりはぐれてしまったことに焦りました。<br />”建物の入り口の前に出てもいない。まさかおみやげ屋に行ったわけじゃないだろう。さすがにそうなると見つけるのは至難の業だ。”などと考えを巡らせながらちょっと周辺を見てみるが、あまり離れてまたすれ違ったらまずいと思い、建物の入り口のそばを行きつ戻りつしているとようやくYちゃんの姿を見つけることができました。<br />私はてっきり先に行ったものと思い、ずんずん追いかけて行ったつもりでしたが、つい今しがた出てきたと言います。なんで???<br />「kenkenちゃんが礼拝堂見てたから、一度外に戻って干潟を見よったとよ。そうしたらちょうど一緒になると思ったのにもうおらんやったと。」<br /><br />それならそうと言ってくれれば…、と脱力しました。<br />まさか見学ルートを逆走するなどという発想が私にはまるでなかったのです。一番最初の、大きなテラスから干潟を眺める順番が反対になったことで、私たちは一度も一緒に見学することがなかったわけです。とほほ。<br /><br />それからお土産を買ったのですが、ここでもカードが使えず現金払い。すっかり現金もなくなって大ピンチです。せっかくのモンサンミッシェルで、天気にも恵まれてとても楽しいはずなのに、お金の問題は本当に頭が痛いです。どうしたものか…、と悩みながら帰りのバスを待ちました。<br />パリジェンヌがモデルのようなポーズをしてお互いに写真を撮っています。彼女たちだとヘソ出しルックでも汚く見えないから不思議ですね。<br /><br />レンヌに到着してバスを降りた後、Yちゃんがそのバスの写真を撮ろうとすると運転手さんが何かいいながら手で横に振っています。何かと思えば行き先の電光掲示板をわざわざ「モンサンミッシェル」に変えてくれたのです!なんていい人だ!嬉しくなって私も運転手さんと写真を撮ってもらいました。<br /><br />モンパルナスに帰り着いたのは21時近かったかな。駅構内のお店でサンドイッチなどを買ってホテルに帰りました。無事に着いてよかった。

初めてのパリ(3日目) モンサンミッシェルその2

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2006/04/04 - 2006/04/10

1355位(同エリア1888件中)

2

8

misskenken

misskenkenさん

レストランを出てからは、ずらりとおみやげ屋さんが並んでいます。
こういった景色は日本とあまり変わらないなあと不思議な気分ですね。中学の修学旅行で行った清水寺までの道を思い出しました。

その小道を抜けて左に曲がってさらに上ると建物の入り口が見えてきました。たくさんの観光客や遠足なのか修学旅行なのか子どもの姿も目立ちます。
入場チケットを購入して建物の中に入ります。あまり歴史などを調べて来なかったので、とにかく建物の壮大さにただ圧倒されるばかりでした。

まず階段を上ると大きなテラスのような見晴らしのいい場所に着きました。
延々と続く干潟が見えていい気持ちです。写真を撮っている間にYちゃんは建物の中に入っていたようでした。しばらく景色を楽しんでから建物に入ると礼拝堂のようです。自然光をいっぱいに取り入れる作りになっていました。Yちゃんが左周りに進んでいるのが見えたので、途中で会えるように反対の右回りに進みました。
お祈りをするための小さな祭壇がブースのようになっていくつも続きます。彫像があったりレリーフがあったり十字架があったりするのを写真に収めながら進むと、予定通りYちゃんと会いました。お互いを確認してそれぞれの進行方向に進んでいきました。これが後で災いするのですが…。

日頃は熱心な信者でもないくせに、こんな時ばかりは妙に神聖な気持ちになるものです。時間があればお祈りしていきたい所ですが、Yちゃんも先に行ってしまったようだしゆっくりもしていられないと先に進みました。
いくつもの部屋を通り過ぎて行ってもYちゃんに出会えません。どんどん進んでるんだなあ、と思いつつ後を追うように進むと空中庭園に出ました。
こんな場所に芝生のお庭があるなんて不思議です。回廊の反対側には大きなアクリルボードかガラスの張ってあり、干潟が見えます。
天気がよかったので本当に綺麗でした。
10代のパリジェンヌ達がここでキャーキャー言いながら写真を撮っていたので、しばらく待っていたのですが場所もわきまえず騒ぐので初老の男性に注意されていました。

さらに進むと途中で長い階段があったのですが、突き当たりは行き止まりのようだし、案内板もないし、どうしたものか悩んでおりますと同じように迷っているラテン系の女性と目が合いました。
お互いになんの言葉も交わさなかったのですが、目で「どっちに行けばいいのかしら」「困りましたね」なんて曖昧な笑顔を浮かべて意思疎通ができてしまうから面白いですね。結局、階段の上っていくつか目の横道に入ることができました。

出口はお土産コーナーになっていてました。
ふと日本語が聞こえたので目をやると、日本人のおばさんが10人くらい固まっていて、ガイドさんらしき人が「では集合時間は50分後の○時○分ですよ!」と叫んでいます。50分という単位がすごいなと笑ってしまいました。ツアーでくると分刻みのスケジュールだから大変ですよね。
そう思っていると別のおばさんが恐縮した面持ちで「私が時間を勘違いしたばかりにご迷惑をお掛けしてすみません」と謝っていました。
きっとこの前の場所で集合時間に遅れてしまったために、スケジュールが押してしまったんでしょう。謝罪するだけ偉いですよね。

さてそんなことよりYちゃんとすっかりはぐれてしまったことに焦りました。
”建物の入り口の前に出てもいない。まさかおみやげ屋に行ったわけじゃないだろう。さすがにそうなると見つけるのは至難の業だ。”などと考えを巡らせながらちょっと周辺を見てみるが、あまり離れてまたすれ違ったらまずいと思い、建物の入り口のそばを行きつ戻りつしているとようやくYちゃんの姿を見つけることができました。
私はてっきり先に行ったものと思い、ずんずん追いかけて行ったつもりでしたが、つい今しがた出てきたと言います。なんで???
「kenkenちゃんが礼拝堂見てたから、一度外に戻って干潟を見よったとよ。そうしたらちょうど一緒になると思ったのにもうおらんやったと。」

それならそうと言ってくれれば…、と脱力しました。
まさか見学ルートを逆走するなどという発想が私にはまるでなかったのです。一番最初の、大きなテラスから干潟を眺める順番が反対になったことで、私たちは一度も一緒に見学することがなかったわけです。とほほ。

それからお土産を買ったのですが、ここでもカードが使えず現金払い。すっかり現金もなくなって大ピンチです。せっかくのモンサンミッシェルで、天気にも恵まれてとても楽しいはずなのに、お金の問題は本当に頭が痛いです。どうしたものか…、と悩みながら帰りのバスを待ちました。
パリジェンヌがモデルのようなポーズをしてお互いに写真を撮っています。彼女たちだとヘソ出しルックでも汚く見えないから不思議ですね。

レンヌに到着してバスを降りた後、Yちゃんがそのバスの写真を撮ろうとすると運転手さんが何かいいながら手で横に振っています。何かと思えば行き先の電光掲示板をわざわざ「モンサンミッシェル」に変えてくれたのです!なんていい人だ!嬉しくなって私も運転手さんと写真を撮ってもらいました。

モンパルナスに帰り着いたのは21時近かったかな。駅構内のお店でサンドイッチなどを買ってホテルに帰りました。無事に着いてよかった。

  • この階段を上って右に曲がるとチケット売り場です。

    この階段を上って右に曲がるとチケット売り場です。

  • こんなものよく作ったなあ。

    こんなものよく作ったなあ。

  • この景色を見てたのが、Yちゃんとはぐれるきっかけでした…。

    この景色を見てたのが、Yちゃんとはぐれるきっかけでした…。

  • 礼拝堂。厳かな気持ちになります。<br />日の光がたくさん入ってとても明るかったです。

    礼拝堂。厳かな気持ちになります。
    日の光がたくさん入ってとても明るかったです。

  • 空中庭園。いいお天気でよかったです。

    空中庭園。いいお天気でよかったです。

  • 迷いそうになった階段。

    迷いそうになった階段。

  • レンヌ行きは夕方は2本しかありません。(行きも午前中は2本くらいらしい)

    レンヌ行きは夕方は2本しかありません。(行きも午前中は2本くらいらしい)

  • とっても親切なバスの運転手さんと。

    とっても親切なバスの運転手さんと。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • naniwa ladyさん 2006/04/25 08:55:46
    はじめまして 8(*^o^*)8サザエ
    おはようございまーす。モンサンミッシェル、懐かしいです。私が行ったのは、去年の3月だから、もう1年になりますね。何度見てもいいですねぇーー特に修道女が通ったというあの回廊がいいです。

    misskenken

    misskenkenさん からの返信 2006/04/25 12:01:24
    書き込みありがとうございます!
    去年の3月に行かれたんですね!
    私ももっと下調べをして行けばよかったのですが、行く方法ばかり一生懸命で歴史とかあまり見てなかったんです・・・。
    修道院だったんですよね。実際に使われていた時のことを想像するなんていいですね。

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