1988/07/25 - 1988/07/29
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ももんがあまんさん
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スペイン編、パート?です、コースは、アンダルシアの町カルモナから、コルドヴァ方面へ向い、メリダ〜カセレスへと北上します、真昼の行動は控えめに(日射病予防です)、ゆっくりと参ります。
写真は、コルドヴァのタブラオの「家族フラメンコ」、マドリードのような、都会の劇場などと違って、踊り手も歌手も、一流とは言い難く、ショーとしての技術はイマイチだと思うけれど、アットホームな感じと、狭い空間での臨場感は、なかなかに魅力的。
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カルモナ、城門(セビーリャ門)
セビーリャからコルドヴァへ向う、幹線道路の途中、この巨大な門が見えます、古代ローマ時代からの城砦を基礎として築かれた町であるとか。 -
カルモナ、サン・フェルナンド広場
1248年、この地を開放した、王の名を冠した、町の広場、パームツリーの良く似合う、明るい広場です、城門のイメージとは少し違う気もしますけれど、やはり、アンダルシアの町です。 -
カルモナの風景
町の建物にも、教会の塔にも、イスラム(ムーア人)の名残が、色濃く残っています、建物が何時建てられたものかは解からないけれど、建築家や大工にしても、すぐにスタイルを変えられる訳でもないだろうし、必ずしも、イスラム支配時代の建物では無いと思う、けれど、いずれにしても、旧いことは、旧そう。 -
カルモナの風景
カルモナの町には、スペインでも1・2を争うほど有名なパラドールがあります、何でも、ペドロ一世と言う人が、14世紀に建てた王宮を改造したもので、多くの有名人も宿泊したそうです。 -
カルモナの風景
有名なパラドールのほうは、勿論、貧乏旅行者には、縁の無い世界なので、立派な門を横目に見ながら、ただひたすらに、ド田舎の雰囲気を楽しみながら、歩く事に専念です。 -
カルモナ、断崖からの風景
パラドールを過ぎると、やがて、断崖の行き止まりに行き尽きます、この町もまた、丘の上の町(城砦)であることが解かります、丘の下には、礼拝所があり、山羊の群れが歩いています。 -
コルドバ ローマンブリッジ
コルドバに残る、ローマ時代の橋、遺跡ではなく、今も現役の橋であります、流れる川は、グアダルキビール河(舌を噛みそう)、川向こうの塔は、イスラム支配時代のモノとか。 -
コルドヴァ アルカサール(庭園)
前の写真、ローマンブリッジの手前の城(アルカサール)の中の庭園です、お城の建物は、殆ど残っていないので、たいしたことは無いけれど、この庭園は、なかなか美しい。 -
コルドヴァ アルカサール(庭園)
プールと噴水にお花畑、グラナダのフェネラリフェ庭園と、スタイルとしては、同じですね、確かグラナダも、階段式になっていた記憶があります、スペイン(ムーア人)様式ですね。 -
コルドヴァ アルカサール(庭園)
良く良く見ると、プールの周りに、植物園のあるような、何の変哲も無い風情ではありますが、シンプルさが美しいとも言えるかも、それにしても、プール脇の彫像は何・・?? 偶像・・ ?? -
コルドヴァ 家族フラメンコ
前日、セビーリャに続いてのフラメンコ見物です、アットホームな感じがとてもグッドな、小さなタブラオです。 -
コルドヴァ 家族フラメンコ
きれいなお姉さん達(おばさんも居るかな?)の記念写真です、一番手前の女性は、表紙の彼女、ソロを踊ってくれたこのお店のプリマドンナ、美人ですね。 -
コルドヴァ 家族フラメンコ
衣装を変えて、もうひと踊りです。
「フラメンコ」と言うのは、ジプシーの踊りを起源とするそうで、本来「下品」と言うような意味合いの言葉であったとか、けれど、踊りと言うのは、どんな踊りでも、元々は、下品なものではないかと思うのですね、タンゴ然り、阿波踊り然り、リオのカーニバル然り、下品なものほど刺激的で面白いと言えるかも・・、上品な踊り(例えば日本舞踊とか)と言うのは、正直、僕には退屈です。 -
レリナ(Llerena)の街並
コルドバから、スペイン最大のローマ遺跡の町と言われる、メリダへ向いました、けれども、電車は、一日一本、乗り継ぎ時間もタップリあって、仕方がないので、ジタバタせず、レリナ(乗換駅)の町を、ゆっくり散策する事に致しました。
此処はまだ、アンダルシアの内でしょうか ? 街並も白く統一されて、なかなかに美しいです。
観光地と言うわけでもない、何の変哲もない田舎町で、勿論、「景観条例」などというものも、無いと思いますけれど・・・ -
レリナ(Llerena)
アンダルシアの町と言うのも、一般に、決して豊かな町では無いと思うけれど、この地へ来る前に見た、ムルシア地方の町のような、殺伐とした悲惨さは、どの町にも、あまり感じなかったです、何故でしょう、ひょっとしたら、町全体にある、こうした統一感、その美しさから来る印象に、違いがあるのかもしれません ?? 。 -
レリナ(Llerena) 鐘楼
教会と鐘楼です、勿論、イスラム(ムーア人)の様式だろうと思います、回廊のアーチの美しい建物です。
イスラム建築を見る時には、多分、誰もが思うのは、その幾何学的デザインの美しさだろうと思いますけれど、多分これには、偶像の禁止と言う、人間の表現力(芸術性)にとってもかなり致命的なタブーが要因としてあるような気もします。
人間の、美(芸術)への欲求が、唯一、許されるデザインへ向ったような、そんな執念さえ感じるような、気がしますね。 -
メリダ (エクストレマドゥラ)
スペイン最大のローマ遺跡の町です、ガリア属州ルシタニアの州都として、BC25年に建設された町であるとか、河を渡る橋は勿論、ローマンブリッジ。 -
メリダ (エクストレマドゥラ)
河の中州の緑地帯では、牛達が草を食んでいる、とてものどかな風景です。 -
メリダ ローマ遺跡(アケダクト)
町外れには、水道橋が、延々と続いています。 セゴビアほどに綺麗じゃないですし、かなり壊れてもいますけれど、そこがむしろ魅力的で、去りし日の繁栄を想像させてくれます。 -
メリダ ローマ遺跡(アケダクト)
草原の中を、遥か彼方へと続いています、見ているだけで、感動ものですね、2,000年の間も、良くぞ立っているものだと思いますけれど、マア、完全に壊してしまうのも一苦労・・・ですね・・・ 。 -
メリダ ローマ遺跡 (劇場)
神殿風の柱廊の美しいテアトル・ロマーノです。
夏になると古代劇が上演されるそうです、僕がこの町へ来たときも(1988年)、舞台に照明用具などが設置されていたし、何か、やっていたのかも知れませんね。 -
メリダ ローマ遺跡 (劇場)
テアトロ(劇場)、神殿、競技場、水道橋にローマン・ブリッジと、この町には、ローマの町を構成する、グッズ一式が、コンパクトに揃っています、ローマの町の姿が良く解かる気がします。 -
メリダ ローマ遺跡(神殿?)
こちらは神殿だと思いますけれど、あまり自信はありません ?? -
メリダ ローマ遺跡(競技場)
陸上競技場のような、楕円形のトラック型の建築物です、ひょっとしたら、「ベンハー」みたいに、戦車競技でもやったのでしょうか ?? -
メリダ 町の風景
町を歩いていたら、こんなアーチがありました、これもローマ時代のものなのかどうか?? 確認はしていませんので、違うかも知れませんけれど、隣の家屋の壁の一部となって、そのまま使用されているようです。 -
メリダ 噴水のある風景
こちらは、メリダの町の広場にあった、ヨーロッパ風の噴水です、多分、だいぶ後年のものだと思うけれど、スペインの町には、必携のアイテムです。
後方に見える鐘楼は、イスラム様式でしょうか?? それとも、スペインゴシック ?? この地域は、次の町、カセレスなどと同じで、かなり早くからレコンキスタの成った地域のようで、建物もアンダルシアとは、だいぶ違うような気がします。 -
メリダ パラドール
この町にも、パラドールがあります。
元僧院でしょうか ? そんな感じの建物だと思いますけれど、勿論、僕の予算では、入れません。 -
カセレス (エクストレマドゥラ)
この地域は、コンキスタドール(征服者)の故郷とも呼ばれているそうです、中南米を荒らしまわった略奪者(強盗)たちですね、スペインのことを強盗国家と呼ぶ、口の悪い人もいますけれど、その悪名の元、ピサロやらコルテスと言った人達が、この地方の出身なのだそうです。 カセレスの町は、そんな、荒々しいイメージが納得の、中世の城塞都市です。 -
カセレス
「光と影の国・スペイン」です、アンダルシアとは、だいぶ違う風景です、新大陸からの富のせいか、華やかさは全く無いけれど、かなり、重厚で頑丈な建物の多い町です。 -
カセレス
サンタ・マリア教会だったと思います、スペインゴシックの建築だそうですけれど、重厚さの印象が強く、華やかさは殆ど感じません、けれど、この町には、とても相応しい教会だと思います。 -
カセレス
教会ですけれど、どの教会だったか ? 全く覚えていません、とにかく、この町は、到る所、こんな建物だらけなのです。
ポルトガルへ向う途中で、半日も滞在出来なかった町なので、詳しくは解からないのですけれど、かなり、強烈な印象の町でした。
後年、町全体が世界遺産になったと聞いて、納得です。 -
カセレス
教会前広場です、暑いスペインですけれど、この町には、到る所に日陰があって、ホント、良い町です、この次来る事があれば、是非、一泊したいです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- おでぶねこさん 2006/04/12 21:22:35
- 未練たっぷりのカルモナです。
- ももんがあまんさん。こんばんは。
おでぶねこと申します。
カルモナ・・・スペインといえばパラドール。
パラドールに憧れてう〜ん!と、奮発したのは去年の1月。
しかぁ〜し、風邪の高熱にうなされ、ヴァ○ァリン飲んで寝てたら
終わってしまった、憧れのカルモナ、パラドール滞在。(TоT)
と、言うわけでカルモナの街は全く散策できませんでした。
覚えているのは窓の外に広がる田園風景と、
ヤギやアヒルののどかな鳴き声。
ずっと、ずっと心残りだったのです。
ももんがあまんさんの旅行記で、やっとカルモナの町を
歩く事が出来ました。いい町だったんですねぇ〜。
ありがとうございました。(*^^*)
おでぶねこ
- ももんがあまんさん からの返信 2006/04/13 14:44:08
- RE: 未練たっぷりのカルモナです。
- こんにちわ、おでぶねこさん。
メッセージありがとうございます。
おでぶねこさんのスペイン旅行記も、拝見しました、風引き、大変だったですね、特に、「ディナー!」 ご愁傷様です。
でも、おでぶねこさんのカルモナの風景は、美しいですね、「こんな緑の豊かな風景、あったかな ?? 」と、思うくらいです、季節の違いもあるし、真昼と、朝・夕の違いも、多少あるかもしれませんけれど、それと、僕が行ってから、もう20年近くも経っていますしね・・・なかなか、感慨無量です・・・ああ、それと、僕には入れなかったパラドールの部屋も見せて戴けて、ありがとうございます。
カルモナは、セビリアとコルドバに挟まれて、便利だけれど、ややジミ系の町で、幹線道路が、町の真ん中を分断しているのも、ちょっと無粋 ? ですけれど、アンダルシアの田舎特有の、のどかさだけはタップリとある、そんな町でした、いまだ、山羊達は、健在のようで、安心致しました。
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