1989/08 - 1989/08
217位(同エリア267件中)
ソフィさん
自動車の発達で、いったん路面から消え掛けた市電(トラム)は、1970年代になって再び注目され始め、LRT(新型軽快電車)に衣替えして、再登場する。
バッファローのトラムは、新時代の都市公共交通機関として意欲的に計画され、都心では街路電車、都心から離れれば地下鉄と、従来の常識を超えるものだった。
車両は国際コンペで決められ、世界から数社の参加がある中で、日本のメーカーが選ばれた。
ロスアンゼルスでも、市電や地下鉄の建設、鉄道の郊外電車化などが進められている。
公共輸送機関に投資する代わりに、高速道路の建設は中止されたとも聞いている。
町の美しい空気を取り戻そうとしての、決断だろう。
ニューオリーンズのトラム、「セント・チャールズ・ストリート・カー」は、現在走り続けている市電としては世界最古であり、電車もその時代の車が走っているようだ。
もしそうならば、19世紀の終わりころの車両だが、その割にはスマートに見える。
150年前の電車と書かれた資料もあるが、信頼できない。
テネシー・ウイリアムの戯曲「欲望と言う名の電車」で、そのドラマ性が注目されながら、訪れる客に昔のよき時代を思い起こさせようとしている点、機能を追うほかの都市のトラムとは一味違っている。
カナル通りとアップタウンを結ぶ路線で、木のベンチに豆電球とクラシックなスタイル。
農場経営で繁栄した南北戦争前の豪邸が並ぶ通りを、そんなレトロな市電がゆっくり走る。
24時間運転で、町の賑やかさを支えている。
運賃は1.25ドル、一日券は5ドル。
だが、このトラムが1835年開業と言う説や、世界最古という情報には、疑問が多い。
もう少し調べなければならないと、思っている。
日本最古の市電は、京都で1895年、次いで東京と大阪のいずれも1903年開業である。
その当時の電車の形を思い出して欲しい。
ニューオリーンズのものよりも、ずい分古典的に見える。
写真はミラノ(イタリア)の市電
後ろに最近投入された新型が走っている
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
1