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台湾旅行回顧編

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1994/02/03 - 1994/02/08

30112位(同エリア30518件中)

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渡部一太さん

台湾ゴルフ旅行と夜附旅行に就いて
私は東北の都市に在住している。
そしてこの地に生活の根をおろしてから、既に30有余年を経過している。
SNCと言うゴルフの同好会に入会したのは、昭和50年(1975)で、今まで暮らしていた東京と余りにも違う生活環境に、一日でも早く溶け込もうと思ったからに他ならない。
SNCの会員は大半が地元の中小企業経営者で、個性の強い人たちおよそ30人が、ゴルフを中心として親睦を図る事を目的としていた、そしてSNCでは殆ど毎年一回は海外旅行に行っていた。
台北市内
今回は平成6年(1994)に台湾旅行に行った際の出来事に就いてペンを執る。
2月3日に台北の空港に降り立った会員は10名、大半の会員は既にこの地には過去数回ゴルフを目的に来ている。
毎回思う事だが、台北市はスクーターが多く圧倒される。
二人乗りは当たり前で、運転の父親の前に子供が一人、更に後ろに一人、それを挟むように母親が乗る、その母親の背中に赤ちゃんが居る、合計5人乗りである。
これらは決して珍しくも無く当然の事ながらヘルメットは着用していない。
余り深く観察をしていると胃が痛くなるので、極力バスの中からは、薄着の女性を観察しているに限る。
特別な旅行
さて今回の中型バスには屈強な若者二人が運転手並びに助手として乗っている、そしてガイドとしては、自称60歳と言う日本語の達者なこれまた一癖有りそうな人物が乗っている。
実は今回の旅行責任者、若手の高井さんは、SNC会員の丸暴対策会員と言われて、叔父にあたる人がその筋のお方、更にその方の奥様が台北のご出身でそちらの家計も立派な?その筋のお方、という訳でこれはもう、怖い物なしの旅行計画。
運転はかなり強引である、前方の車は近づくと遠慮なくクラクションを鳴らし続けて避けさせる。
たまに抵抗する車が居ると、信号で止まった際に降りていって窓から怒鳴る。
怒鳴られた運転手はすごすごと交差点に侵入しながら避けると言う具合だ。
お〜とそんな話をしている内に、今度はバスは交差点の赤信号を強引に進み、交差点内でUターンを強行した。
だがしかし周辺の数十台の車両や、数え切れないスクーターは、無謀ともいえるUターンを大人しく待っている・・・少し怖いなこれは。
ホテルに到着すると何故かフロントのお嬢さんが緊張している、ガイド氏はニコリともしないで2,3言話をすると、こちらを振り向いてロビーのソファーに座るよう促す。
数人のボーイがさっと来てバッグを手際よくカートに乗せる、そしてカウンターからはわざわざ女性がキーを持参して各部屋に誘導する、明らかに特別待遇だ。
しかし何だかこの雰囲気は慣れないぞ、だって私達はこの小さい善良な市民なんだ。
でも反面気持ちの良い面も有るのが不思議な感覚だな。

ゴルフ場へ
初日は淡水GCでプレー、二日目林光GCでプレーを行ったが、両ゴルフ場ともバスで到着後支度が整い次第のスタートには、さすがに周囲から冷たい視線が注がれ皆下を向いたままティーグランドに向かった。
そんな訳でゴルフに関しては特筆するべき事も無く経過してしまった。
帰国後遠征コンペに行かれなかった人の為に、何か書けとの会長命令が有り、何か書こうと思ったが、やっぱりと言うべきかゴルフより夜附が中心になってしまった。
台北の町並み
始めて台湾に行った昭和55年(1980)頃は空港からホテルに到着するまでの間、バスから眺める町並みは非常に良く見えた物で有った。
とにかく車が少なくて、走っているのはスクーターと自転車やリヤカーばかり、従って信号が何処に行っても良く見えたものだ。
しかし暫く振りに来た台湾は車両も増えて、町並みもみえ難くなっていた。
当時の台湾の夜遊び事情その1
当時の夜遊びには大きく分けて二通り有ったと思う。
一つは門構えがクラブ風で、中に入るとお義理にテーブルとソフャーが置いてあり、正面は舞台になっていて、ひな壇になっており女性が何段にも渡って座っていた。
彼女達は思い思いに趣向を凝らして目立つような派手な衣装と、ツタンカーメンの如き化粧で、にこやかに客席を見つめて居た、その数およそ7〜80名。
客はその中からピックアップして自分の席に呼ぶ、各テーブルにはやり手ババーのような、もはや干乾びた感じの、ひな壇卒業生のようなおばちゃんが居る。
そのおばちゃんに告げて自分の席に来て貰い、気に入らなければお断りする訳だ。
しかし一旦テーブルに来てしまうと何故か非常に断り難い、厚化粧で目じりには工事中のモルタルが今にも落っこちそうな感じだが、気が小さい小生などはつい我慢してしまう。
当時の台湾の夜遊び事情その2
空港に出迎えに来た旅行社手配のガイドには、その道何十年と言うベテランガイドが多く、様々な情報を持っていた。
このようなガイドには専門のルートを持ち、夜の社交嬢などはホテルに直接呼びつけてロビー等で紹介する、しかし我々の経験したガイドは桁違いの情報を持っていた。
彼は私達にブロマイドを見せて誘惑する、そして今写っているテレビの画面を指差してブロマイドと見比べろと言う。
なんと正しくテレビに出ている女優ではないか、平然とガイド氏は言う。
「彼女達はタレントなので泊まってはいけませんが、呼べますよ」・・・・と
くつろいでいたそれぞれの顔が輝く、そして申し合わせた様に喉の渇きをビールで潤す。
2時間後本当にテレビタレントはやって来た、しかし似た女性かも知れない、でも似ている、ッマこの際似ていれば良いではないか、ブラボー・・・と言う特別なルートも有った。
チェンジ林さん
さて今回の遠征コンペで有名になった会員がいます、その名も「チェンジ林氏」いきなり本題に入るが、今回の台湾クラブの話であるソファーに腰を掛けるや否や、社交嬢が隣に座って接待をしてくれる。
そしてそれらの世話を頼みもしないのに仕切るババー(失礼)が各コーナー専属に付いている。
とにかく初めに隣に腰掛けたパートナーは凄かった、SNC一のスリムな林氏になにもそんなに、無情とも云うべきか、神のいたずらか超巨漢の女性が座った。
たぶん100キロは優に有るだろう、かなり離れた場所に座った私からも、その巨体が確認できたし、隣の林氏は傾いている。
社交嬢はその豊満な胸を揺すってしばらくは氏の横に居たが、知らん顔の氏に変わって、仕切りババーがチェンジの合図。
2回目のチェンジ
変わって下つぼみの今度は極端に細い女が登場、又しても「チェンジ林氏」チラッと一蔑してシランカオ、目は向い側の木場さんの席を向いている。
3回目のチェンジ
再びババーが登場して林氏になにか二言三言云うと、又してもチェンジの合図、段々ババーの目が険しくなる。
3人目登場、メイッパイ愛想笑いを浮かべて、一見農家のおばちゃん登場、たくましい手足をしている、「林氏」またも足を見ただけで拒否反応、目は相変わらず向い側の木場さんのパートナーにくぎ付け、しかも心なしか潤んでいる。
4回目のチェンジ
ついにババーは必死の形相で声高にワメクと、またもチェンジの合図、なんと今度は林氏の奥様に似たふくよかな感じのパートナー参上、さすがの「チェンジ氏」も知らん顔できず、手を右左に振ってはっきりとお断り。
5回目のチェンジ
緊張度が増す、ついにババーは般若の形相で、取って置きの女を奥のほうから引っ張ってきた、ついにイヤあいだにもう一人居たかな?「あまり多いので忘れたカモ」・・
とにかく今度はなかなかのベッピンなのでさすがの「チェンジ氏」も目がキラッと光った。
とうとう年貢の納め時か、表情はいまひとつ冴えないが、シブシブ長〜い攻防戦も終わりを見た、吉野氏と薄木氏を除いて全員がパートナー決めて楽しいひと時を過ごした。
ここで全員の名誉?のため云っておくが、両氏は前日張り切り過ぎてこの日はタネギレ、即ちケムリも出ないのでお休みしたものである。
バスに乗りホテルへ向かう
そんなことはともかくバスが走り出したら、やけに後ろのほうが騒々しい、ついにアタマに来たか「チェンジ林氏」・・訳の分からない事を云っている。
「止めてくれ〜〜」「Uターンしてくれ」
何時も穏やかな木場さんが説明する、「林さんは私の隣に座ったお嬢さんに一目惚れだったんですって」・・・「僕は林さんの後ろに立っていたブルーのドレスを着た娘を指名したんです」と言うではないか。
それを聞いた林さんは恥も外聞も無く「止めてくれ〜〜戻ってくれ〜〜」と騒いだわけでした。
ガイド氏は笑いながら運転手に命じて、又々強引な交差点Uターンをしたのです。
いざ店の前に戻ると林さんは、先程のババーの顔を見たくないし、恥ずかしいし、戸惑って中々店に入りません。
若い高井さんは「何ですか???では僕が行ってきますから」と中に入って交渉する。
その間林さんは、恥ずかしそうに出入り口の扉から、中を覗き込むように待っていたのであります。
「林さん大丈夫ですよ決めて来ました」「モーマンティー」「無問題」ですワッハッハ・・・
「謝謝々々々々々」と林さんは細い身体を折りながら台湾の夜風に吹かれながら言いました。
その夜何が有ったのかわ文字に出来ませんが、私は詳しく知っている・・・ア〜ア〜奥歯に物が挟まっている・・・でも書けない。
謎の飲み物
たしか二日目の夕食時だった、円卓の上に得体の知れない飲み物が出ていた。
各々ススッテ見ては「マズーイ、何だこの酒は」と拒否反応、吐き出さんばかりの顔。
その内席に来た添乗員にマズーイ飲み物の説明を求めると、「皆さんこれこそ究極の性的強壮酒で、飲んだら今夜はコレですよコレ」と言って万国共通の、こぶしを握って腕を突き上げるあの仕草をする。
一瞬全員の目がキラリと光る、アット言う間に飲み干したのは若い高井さん、2番手は何時も静かで紳士な吉野さん、3番手最年長の間垣さん、4番そつのない木場氏、5番酒が大好きな豊田さん、6番は新会員の福山氏、7番タバコを吸っていた為出遅れた薄木さん、8番何時も皆を待たせる、オマタセ塩田さん、と続いた。
しかしトップから8番手まで僅か1.5秒程度で完飲、顔を見合わせて大笑い、飲めない私と林さんは「フン」と冷ややかに鼻で笑った。
さて食事も進み
酒が入るとお決まりの昨夜の成果発表となる、若い高井氏「イヤー私はトリッコと云われますよいつも」・「若いっていいなー、しかし早いのがとりえか」???「というと一夜2回戦だナ」・・「エッ違いますよ3回ですよ」と高井氏さらに・・「3回合わせても皆さんの1回の時間ですよアッハッハッ・」豪快な高井氏、もしかしたらミエ張ってるんじやないかな。
どうもこの高井氏、見るからに精力的で元気がありそうだが、ホントはたいした事ないかも・・だってゴルフは途中リタイアしたし、薬屋でやたら精力剤かっていたもン。
ブッシュ福山氏
福山氏は新会員です、お酒も女性ももちろん好きです、女性のどこが好きかって、「云いにくいなー、ブッシュが好きだなんて」。 私は特に六竹筒(ローソー)くらいがイイネーとか、次がサンソー、でパーソーもいいか大人の雰囲気で、7、5、9ソーはだめ赤が混じるから、2ソーは子供でもっとダメ、1ソーは険しくて相手にならない、中は使用禁止でダメ、白は・・珍しいからチョット好き・・・マージャンの話ではありません、ブッシュのはなしです。
薄木氏は
この例会でも団長の立場で、隅々まで全員に気を使って頂きまして本当にご苦労様でした。
さて昨年のグアム遠征の時もそうでしたが、現地に到着するとすぐ、タンパンにアロハ調のシャツ、娘が履くような派手なサンダルと、地元ではいくら暑くてもとても恥ずかしくて外を歩けません。
しかし氏はヘーキで現地にいち早くトケコムのです。
もう結構いい年ですが関係無く変身します、「髪が白くなってんだからイイ加減にしなさいよ」・・・なんてとても云えません。
なにしろ本人はすっかりスケコンでいるのですから・・・ヨーロッパの人種には確かに多いナこんな中年。

間垣氏の人格
とにかく立派である、すでに齢、還暦を迎え一般的には線香花火のチリギワの世代である。
しかし間垣氏は違う、若いノダ、何をしても若いのだ、強精剤など不必要、女性友達がたくさ〜ん居る、女性にやさしい、今回の旅行でもタイヘンだった、アア喋りたい、書きたい真実を・・・でも差しさわりが。
お元気で、お元気で次回も是非ご一緒させてください、なにしろ貴方は私達の10年後の姿なのですから。
吉野さんの裏表
吉野氏は日頃から笑顔を絶やさず、穏やかな紳士だ、どちらかと云えば控え目な方ですが、旅行中は違いました。好きなダジャレも少なく、バスに乗ると眼光スルドク町並みを観察。アレ良く見ると町並みではなくて、近くを歩くジーパン娘のケツ(失礼)、臀部を観察しておられる。
吉野氏のノートにはあらゆる資料が書いてある、食べ物屋、床屋、観光的床屋、マッサージ屋・・次第に怪しくなる、更にボーイのチップ船代、バス代金、マッサージ嬢へのチップ、ナニ「秘密的按摩」の場合4千元だと・・ムム参考になる、マニアック的に詳しい、何時もの人柄からは想像できないゾ。しかしチップの額など参考になったな。
塩田氏のヘルメット回顧録
塩田氏はいつも心の準備が出来た人だ、海外へ行くときはヘルメットを必ず持参する、かつて素敵なパートナーに恵まれて、エエ過去の話ですよ。
誤解のないように云いますが、今回の旅行ではありませんよ、くどいかな、とにかく素敵な人とその夜すぐに結婚式を迎えたのでした。
シャワーを浴びて気分はもり上がり、いよいよ・・手順を踏んでヘルメットを・・待てよ、その前に口頭試問をしなくては、「ンなぜ口頭試問用のヘルメットは無いのだろうか」拒めば男がスタル、と悩んでいる塩田氏の背中をパートナーはグッと下に押したのです、「アー神様仏様、罪深い私はノーヘルで事を行います、何卒ご加護を」
と頭を掻きながら話をした氏の唇に、ポツンとポリープがあるのを私は見逃さなかった。
今回は心静かに眠りましょう。
豊田氏の悲しい一夜
豊田氏は会員の中でも最も温厚な方だと思う、決して大声を出したり怒りを顔に出したりはしない。しかし皆でカラオケに行ったところ、豊田氏の隣に座ったホステス壌が何故か怒っている。
なにやら豊田氏に向かってブツブツと云っている、時には大声をあげてナジっている、たまに一言応戦するもたちまち空しく返り討ち。
「どうしたのナニ怒られているの」と尋ねると「ワカラン」と一言、私の方を向いたのが悪いらしく、更に大声で叱られている。
とうとうカラオケが終わるまでの3時間の間ズート叱られていた。
まさか縄で縛って、ムチでひっぱたいたりしたんじゃ・・エ反対に縛られたって・・まさか・・でも人間何かしら秘密が有るというから!!
とにかく帰国したら詳しく聞いてみたいネ、でもどうも消化不良だな。
木場さんの行動
木場さんこの度は会計の重責を果たし、ご苦労様でした、ご苦労ついでに次回もよろしくお願いします、これはみんなの声です。
今回は常に単独行動のため、行動が定かでない、どうも察するに別のホテルに泊まっていたらしい、だって朝食のときいつも寝坊したと言って遅れて来るし、しかも目の回りが黒ずんで、アヤシイ雰囲気だった。
ウンそうだこの人にも帰国したらよ〜く聞いてみなくては。

後記:差し障りの無い文章に書いている本人も、些か消化不良である、だが私の子供たちも何れ、この文章を見るに違いないのだ、コレ位にして置こう。

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