1980/01 - 1980/01
5112位(同エリア5193件中)
ソフィさん
箕面では、成績が良くなければクラスのリーダーシップは取れないが、ここでは喧嘩が強ければ少々勉強ができなくても、ガキ大将になれる。
ここでは各クラスにそれぞれ僅かだが、箕面では見られなかったいじめ屋と、いじめられ屋とがいて、残りの大多数はそのいずれにも関わらない。
だが、一番驚いたのは、授業時間中の先生いじめであった。
定年間際の、気の弱い男の先生だったが、ときどきカッとなる癖があり、そのときにクラス一同が声をそろえて先生をからかうのである。
すると先生は、ますます顔を真っ赤にして怒るので、皆が面白がっていっそう野次ることになる。
後になって気がついたが、これは子供たちの先生に対する激励でもあったようだ。
箕面では子供たちは先生が大好きであり、心から敬い慕っていた。
箕面と金沢の両極端な体験は、私にとっては素晴らしい宝物だった。
箕面が人口急増地域だったためか、外から入ってきた人に慣れていて、直ぐに仲間に入れる。
一方金沢は金沢に生まれ金沢に育った子供ばかりなので、大阪弁を使う私は、まるで異星人だった。
しかし材木町小学校の友人たちは、肉体的にも精神的にも、大阪の都会人より逞しいように見受けた。
私にとって、このように大きい文化差の経験は、少なからざるショックではあったが、後々になってその有難さが判るようになる。
両校の似たところは、校長先生が、生徒を含めて、全校の敬愛を集めていることだった。
共に人生の達人らしく、いつもニコニコしていて、しかも威厳を備えている。
豊かな人生経験から、落着いていて、自信に満ちた生活態度は、子供たちから見て頼もしく、嬉しかった。
その当時の校長先生は、誰にでも勤まるものではなく、任期が長かったように思う。
私は箕面、材木町両小学校で、校長の交代を経験しなかった。
校長先生の任期は、短くても4年は欲しいものだ。
自分の考えをしっかり全校に植えつけるには、その位の期間が必要のように思う。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
0