念願の西ウクライナ旅行　カルパチア第九日目　ここが保養地？トゥルスカベッツ編

2005/08/03 - 2005/08/14

ザカルパチアから戻り翌日はみんな休養をとり、さあ次はどこの街へ行くかということになりました。ほとんど人がもう一度リボフに行きたいと思っていたので、またリボフへ行くか、それともウクライナでも保養地として知られているトゥルスカベッツに行くか意見が分かれました。そしてまだ行った事のないところに行こうということでトゥルスカベッツに決まりましたが、それが間違いだったのにあとでみんな気づきました。
行きはバスを乗り継いで行きました。そして着いてそうそうお葬式の行列が！
これにはみんな驚きました。なぜなら今までの旅で女の子たちが結婚式のパレードを見た回数を数えていて全部で１２組ぐらいだったらしく、この街に来ていきなり結婚式じゃなくお葬式だったからです。
バスの中で知り合った人がこの街の鉄道の駅まで案内をしてくれました。そこで帰りの汽車のチケットを買い、さっそく街の中心へ！近づくにつれ異臭、異臭，異臭！みんなで口々に何か臭くない！？と連発。そもそもこの街がなぜ保養地として知られているのか知識が足りませんでした。
この街は天然水が出ることで有名で、その水は腎臓や肝臓の病気や糖尿病にも効くといわれています。たぶん硫黄が入ってるんでしょうか、はっきりいて臭くて飲めなかったです。
飲み方もただ飲むのではなく特別な入れ物で飲みます。最初観光客らしき人たちがみんな変なカップを持って歩いてるので、変な光景だと思っていたら実は水を飲むための容器でした。それはカップの取っ手にストローのようなものがついているんです。それでそこから水を吸って飲むらしいです。普通に飲むと水の成分で歯をやられてしまうらしいからです。普通にお土産としてそのカップは露天などで売られていました。
この街はにはあと広い森林公園があり、それ以外見る物行くとこもなさそうでした。
それでも観光客の数はかなりのものでした。本当にただこの水を飲むためだけにしか来る必要のない街だと思います。
だから僕たちも水だけを持ち帰り、この街に来たことは忘れようと思いました。
実際リボフに行ったほうが良かったと思える旅でした。もう少し年をとって体の不調を感じたらこの水を飲みにでも行こうかな！？

エリア その他の都市(ウクライナ)

トゥルスカベッツ駅

この町にまつわる物などを展示してある博物館。

広場にある水を汲む場所らしいけどこのには行きませんでした。

森林公園の入り口です。
入り口付近はちょっとした公園になっていて、スケボーやＢＭＸをやっていたり、変わった自転車などをレンタルしていたりしました。

公園にいたリス。

公園内あって結構人が並んで水を汲んでいました。
でもこの水は全然臭くないです。

ここがその水を汲むところです。

必要な分のボタンを押せば水が出てくるようです。
無料なのが不思議でした。

ウクライナの民族衣装などを販売していたお土産屋さんのお姉さん。
最近はこうやってジーンズ等とあわせてきたりします。このシャツで大体２０ドル程度。もっと高いのもありました。