とにかく出発！北海道その１層雲峡

2006/03/22 - 2006/03/26

「次郎」が卒業するので、さあ旅行。「次郎」の希望は北海道か沖縄で、夫の念願は「トワイライト」に乗ること。私は三浦綾子が好きなので、流氷をみたい。三者の思惑がうまく一致した・・・はずでした。羽越線の事故はただでさえとりにくい切符がこれで絶望的になり、それならと出した代替案「カシオペア」は帰りの切符しか取れない。「が、学校を休ませる？！」と悩む教育パパの夫を説き伏せて、終業式前数日欠席させて「カシオペア」のスケジュールにあわせる決断すれば、今度は「太郎」の学校関係で家族揃って出発は無理な状況に。一人「太郎」だけ、後で女満別空港で拾う案でまとめようとすれば、一人旅の経験がない「太郎」は真っ青に。前日までタイム・スケジュールを調整し、なんとか親子揃って出発にこぎつけました。

エリア 層雲峡(北海道)

お久しぶりのセントレア。ＡＮＡ325便名古屋〜旭川で出発。

さあシートベルトを締めて、出発間際。

離陸直後、鈴鹿の山でしょうか。美しい山並みでした。

道東は人の数より熊の数の方が多い。そう聞かされていたので、子どもたちはかなりびびっていました。旭川から車で層雲峡に入り、今日のお宿は「ホテル大雪」。ロビーの熊の剥製におっかなびっくり。

食事は部屋ではなく、棟続きの「大雪山荘」のレストランに移動しましたが、ここのお料理にはみんな舌鼓を打ちました。スタッフのサービスが家庭的で、私はとても気に入りました。この日のお献立です。
四季采八景　春の芽吹き
前菜：層雲峡春の山菜三点盛り（たらの芽天ぷら、独活のたまり寿し、行者ニンニクの醤油漬）
刺身変わり：雄式産帆立貝サラダ仕立て山葵おろしドレッシング
山荘名物：オニオニ（元祖ローストオニオンのビーフシチュー詰め）
凌ぎ：江丹別産わんこ鰊そば
今月の蒸し物：網走産無菌豚と上川産はくちょう米の蒸し団子桜の香り
鍋：上川産大豆の豆腐と湯葉の豆乳鍋　自家製ポン酢とともに
メインディッシュ：道産牛の網焼きキャニオン風か道産魚介類の酒盗焼きのいずれか一品
お食事：カニ山菜飯と赤出汁
デザート＆コーヒー

タイムリーなことに、第31回層雲峡氷爆まつり（1月28日〜3月26日）に間に合い、夜７時からホテルがバスを出してくれたので行ってきました。到着前後は吹雪いていたのに、この時間はあがってつるつるすべる氷にみんな転びながらもきれいなイルミネーションにうっとり。

はじゃいで写真をとりまくる「太郎」と「次郎」。

３つあるお風呂のうち、「天華の湯」。誰もいなかったので撮影。私の住む地域では桜がほころびかけていたのに、ここでは雪が舞う中温泉。風情がありました。

朝食です。バイキング形式ですが、ごはんのすすむおかずが充実していて、鰊や鱈が煮付けてあるおかずは美味でした。