憧れのイランへ一人旅！其の壱＠ペルセポリス＆シラーズの巻

2006/03/02 - 2006/03/07

ここ数年行きたくて行きたくって仕方なかったイラン。丁度一年前に一旦イラン行きを計画し、出発前日に突然のアクシデントにより泣く泣くキャンセル。丁度一年後にようやくイラン旅行実現の運びとなりました。今回も出発当日に熱を出すと言う何とも先行き不安なスタートとなりましたが、終わってみれば楽しい旅行となりました。以下、５泊６日のイラン旅行の旅程です。

３月２日（金）夕方、テヘラン空港(IKA)着、テヘラン泊。
３月３日（土）朝、テヘラン(THR)発、空路シラーズへ。シラーズに９時間滞在。
夜、シラーズ発、空路イスファハンへ。イスファハン泊。
３月４日（日）終日イスファハン観光。
３月５日（月）終日イスファハン観光。
３月６日（火）イスファハン発、空路テヘラン(THR)へ。テヘラン泊。
３月７日（水）テヘラン空港(IKA)発、帰国。

エリア イラン

テヘラン空港到着後、税関前にある銀行で早速両替。ホテル代は全て米ドルで支払うつもりだったので、取り敢えず100米ドルをイランリアルに。噂には聞いていたものの、札束が戻ってきました。３月２日現在、100USD=912,000Rls。小額紙幣を頼んだつもりはなかったのですが、全て5000Rlsで戻ってきた為（180枚以上）、財布に入りきらずに困りました。この5000Rlsは何かと使いやすい紙幣でした。

乗り継ぎの関係でテヘランに１泊した後、朝の飛行機でシラーズへ。ホテルのレセプションにパスポートを置き忘れると言うハプニングもありましたが、何とか予定の飛行機に間に合いました。テヘラン→シラーズ間はイラン航空(IR427)。１時間半のフライトです。第３国で購入した航空券で約5,000円也。

昼の１２時にシラーズに到着。同日の夜９時の飛行機でイスファハンに移動予定を立てていた為、出来るだけ効率良くシラーズ＆ペルセポリスを周れないかと考え、結局ドライバー付のガイドさんをアレンジしました。色々考えましたが、短い滞在時間を効率良く周るには良い選択だったと思っています。

個人ツアー内容…専属日本語ガイド＋運転手さん付き。昼の１２時から飛行機出発１時間前の８時まで８時間のアテンドで料金は５０米ドル（全ての入場料、お菓子代込み、運転手さんとガイドさんそれぞれへのチップ別途要）。時間内であれば観光場所は当日でもかなりフレキシブルにアレンジしてくれます。自分の場合は、ペルセポリス（約２時間）、ナグシェ・ロスタム、ナグシェ・ラジャブ、シラーズ市内２〜３ヶ所観光（約１時間）でした。時間がない方にはお勧めです。

クセルクセス門のレリーフ。頭部は破壊されています。

クセルクセス門の人面有翼獣神像。

イランと言えば…ホマーです。

ライオンと牛のレリーフ。ライオンは王様、牛は敵を表しているとの事。王の権力を誇示するために、このライオンは正面からの顔がばっちりと刻まれているとの事。

レリーフ。

謁見の間の様子。

動物の彫像が至るところにゴロゴロしていました。

教科書等でおなじみのダレイオス１世の宮殿。すごくキレイに残っていますが、修復中で外観だけの見学でした。

アルタクセルクセス２世王墓。ペルセポリスの遺跡群の東側、小高い丘の岩肌に作られています。大した距離ではないのですが、急斜面を登るので結構疲れました。

この小高い丘まで登るとペルセポリスの遺跡群が一望できます。

良い眺めです。

３月のイランは思っていた程寒くもなく、特にこの日のシラーズは汗ばむ程の陽気でした。

ペルセポリスの次に、ナグシェ・ラジャブに連れて行ってもらいました。

ナグシェ・ラジャブのレリーフ。

次に、ナグシェ・ロスタムに連れて行ってもらいました。

ナグシェ・ロスタムの様子。

観光に来ていたイラン人の家族連れ。

中東にしては自然の緑が多く驚きました。

ペルセポリス周辺を観光した後は、シラーズ市内に戻りました。名前を覚えていないのですが、シラーズ市内の庭園の様子です。

シラーズは庭園が多く、緑と花のとてもきれいな街でした。夕暮れの庭園をのんびり散歩するイラン人の家族連れ、カップルもたくさんいました。

夜になり、シラーズ市内にあるハーフェズ廟に行きました。ハーフェズはイランで元も偉大であり、愛された詩人の１人だそうです。生涯の殆どをシラーズで過ごし、没後600年以上経った今でもシラーズ在住のイラン人から絶大な人気と敬愛を受けています。この日も男性、女性を問わず本当にたくさんの人たちがここを訪れていました。

ハーフェズ廟奥の中には中々良い感じのチャイハーネがあり、楽しそうに歓談するイラン人に混じってお茶を飲む事も出来ます。

ハーフェズと共に絶大な人気を誇る抒情詩人サアディーが眠る、サアディー廟です。こちらも800年以上経った今でも絶大な人気を誇っています。

サアディー廟の地下はチャイハーネになっています。チャイハーネ中央には金魚が泳ぐ水槽があり、良い感じです。

分かりづらいですが、その金魚水槽。コインを投げ入れたりしてました。

飛行機まで若干時間が余ったので、ガイドさんとこの地下チャイハーネで休憩。シラーズ名物のアイスクリームセット。ガイドさんにおごってもらったのでいくらかは分からないのですが、ここのチャイハーネではみんなこれを食べてました。おいしかったです。

この旅行記へのコメント （5）

• 魔女ランダさん 2006/06/21 00:13:40

  ･*:由ヽ(*´∀｀)･*:･ﾟΗарру Βiятнdау.･*:･(´∀｀*)ﾉ┌┐.･*:

  お誕生日〇(＞∀＜)〇オメデト〜〜 ございます！！
  
  ｍｔｎさんのイラン、私が10年前に行ったイランと同じで、嬉しかったです〜。でも、私はシラーズ名物のアイスは食べなかったな〜・・・。
  とっても美味しそうですね♪
  
  イランはまた訪れたいところなのです。
  イスファハンに入り浸りたいな〜〜〜。
  
  
  今日一日が、ｍｔｎさんにとって、素敵な一日でありますように!
  
  この一年もよい旅を！
  
  魔女ランダ(´･ω･`)/~~

  mtnさん からの返信 2006/06/28 22:33:01

  RE: ･*:由ヽ(*´∀｀)･*:･ﾟΗарру Βiятнdау.･*:･(´∀｀*)ﾉ┌┐.･*:

  魔女ランダさん、こんばんは。
  
  お返事遅くなってしまいまして申し訳ありません。
  昨年に引き続きのお誕生日メッセージ恐縮です。
  今年もまた一つ歳を重ねてしまいました…涙。
  
  今年も常にアドベンチャー！で行きたいと思っております。
  また魔女ランダさんの旅行記にもお邪魔しますね。
  
  mtn

• nicolekさん 2006/05/19 00:40:18

  イラン旅行に目がとまりました

  はじめまして
  旅行計画があり、イランの旅行記が、とっても参考になっています。
  全てをパッケージされたツアーにするか、現地手配するかで検討しているところです。
  最大の目的は、やはりイスファハン滞在です。
  教えていただきたいのですが、シラーズでのペルセポリス観光は、どちらで手配されましたか？
  ぜひ、教えて下さい。よろしくお願いします。
  
  

  mtnさん からの返信 2006/05/19 12:45:51

  RE: イラン旅行に目がとまりました

  nicolekさん、こんにちは。掲示板への書き込みありがとうございます。
  
  シラーズ観光は、地球の歩き方にも記載されている、
  Gasht Tourと言う所にメールをし、手配をお願いしました。
  幾つか直接メールをし見積もりをお願いしたのですが、
  Gasht Tourは返信も早く比較的しっかりした印象を持ちました。
  英語でメールのやりとりが可能であれば、お勧めします。
  
  シラーズ市内からペルセポリスまでは距離がありますし、
  効率良くシラーズとペルセポリスを周れたため、非常に満足しています。
  私の時は、日本に数年住んでたと言う女性の若いガイドでした。
  
  イラン国内は非常に物価が安く、個人手配の旅行は非常に安くあがります。
  また常識の範囲で気をつけて旅行さえすれば
  個人旅行が非常にしやすい国だと思います。
  旅行会社の連絡先やその他、必要な情報がありましたらご連絡ください。
  
  mtn
  

  nicolekさん からの返信 2006/05/21 23:30:42

  RE: RE: イラン旅行に目がとまりました

  Gasht Tourのこと有難うございます！
  問い合わせてみます。
  ペルセポリスは、ちょっとじっくりと見てみたいと思います。
  イスファハンは、２泊くらいになる予定なので、見所をよく
  考えてから行こうと思ってます。
  検討している会社から、イスファハン半日観光も薦められて
  いるのですが、個人で見てまわること出来そうですね。
  写真が鮮明ですごく綺麗ですね。
  ホテルのクチコミも、参考にさせてもらっています。